拝上帝会

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拝上帝会(はいじょうていかい)は中国の民間宗教組織で、洪秀全をリーダーとし、太平天国の前身となった。

洪秀全は広東省花県(現在の広州市花都区)の人。キリスト教の宣教師から小冊子を受け取り、その中に梁発の『観世良言』があった。洪秀全が4回目に科挙に落第した後の1843年に故郷の花県に宗教組織を作った。これが「拝上帝会」である。自らをヤハウェの子、イエス・キリストの弟とし、四方に布教活動を行った。当時の広西省は土地はやせ民は貧しく、連年の災害で飢民であふれていた。拝上帝会はそれらの民衆を吸収し、1851年に広西省桂平県金田村で反清の蜂起を行い、太平天国を建国した。参加した信者は約1万人であった。