敦賀地域鉄道部

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敦賀地域鉄道部
基本情報
鉄道事業者 西日本旅客鉄道
帰属組織 金沢支社
所属略号 金ツル、敦
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敦賀地域鉄道部(つるがちいきてつどうぶ)とは、福井県敦賀市敦賀駅構内にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の地域鉄道部の一つである。

概要[編集]

国鉄時代は敦賀機関区と称し、民営化後は敦賀運転所を経て、鉄道部制度の発足後は福井地域鉄道部の一組織となり、敦賀運転センターとなっていた。その後、2010年に敦賀地域鉄道部が発足し、小浜鉄道部を合併して現在に至る。

敦賀駅、小浜駅、敦賀運転センター、敦賀施設管理センター、敦賀施設管理室、小浜施設管理室、敦賀電気管理センター、敦賀運転センター車両管理室から構成される。

2008年度の組織変更以降、福井県内のJR現業機関は、北陸本線の県内全区間と越美北線を管轄する福井地域鉄道部と、小浜線を管轄する小浜鉄道部の2鉄道部制となっていた[1]。しかし、2010年6月1日に行われた組織改正により、敦賀駅・敦賀運転派出・敦賀施設管理室は福井地域鉄道部と切り離して、小浜鉄道部と合併し、敦賀地域鉄道部が新設された[2]

これにより、福井県内のJR現業機関は、県嶺北エリアの福井地域鉄道部と県嶺南エリアの敦賀地域鉄道部の2鉄道部制となった。

管轄路線[編集]

所属車両の車体に記される略号[編集]

旅客車は、金沢支社を意味する「金」と、敦賀の電報略号である「ツル」から構成された「金ツル」となっている。機関車は敦賀を示す「」となっている。

所属車両[編集]

2020年4月1日現在[4][5]の所属車両は以下の通りで、敦賀運転センター車両管理室に配置されている。

電車 気動車 機関車 貨車 合計
24両 9両 3両 6両 42両

電車[編集]

  • 521系電車(10両)
    • 2両編成(E編成)5本、合計10両が所属している。2020年3月14日付で金沢総合車両所から転入した。
    • 北陸本線と湖西線近江今津駅 - 近江塩津駅間で運用される。
    • 2016年4月1日時点ではワンマン運転対応の2両編成(E編成・J編成)24本、合計48両が所属していたが、2017年3月4日付で全車金沢総合車両所へ転出した。
    • 2015年2月 - 3月にはIRいしかわ鉄道実質的な新造編成2本(55/J20 → IR04・56/J21 → IR05)が開業までの35日間本区に所属していたが、この間JRでの営業運転には使用されなかった。

気動車[編集]

機関車[編集]

  • EF81形電気機関車(3両)
    • 0番代3両が所属している。
    • 3両とも寝台特急トワイライトエクスプレス」の牽引に使用されていた。「トワイライトエクスプレス」牽引用であった4両(2017年廃車の1両を含む)は、塗色を同列車の緑2号に黄色を配したものに改め、連結器を密着自動連結器に交換、緩衝器も交換し、乗り心地の向上を図っている。また、2015年(平成27年)4月30日付で京都鉄道博物館への展示保存として103号機は廃車扱いになっている[9][10]2017年(平成29年)3月31日付で「トワイライトエクスプレス」牽引用であった43号機と一般機の106号機・108号機は廃車された[8]
    • 東日本旅客鉄道(JR東日本)管内で使用されるATS-Ps型を装備している車両もある。

貨車[編集]

過去の配置車両[編集]

  • 419系電車
    • 3両編成(D編成)1本が所属していたが、2011年3月12日のダイヤ改正で運用を外れ、2012年9月29日付で廃車された[11]
  • DE15形ディーゼル機関車
    • 2016年4月時点では1両(1532)が所属していたが、2017年3月4日付で金沢総合車両所富山支所へ転出した[8]
  • DD15形ディーゼル機関車
    • 2016年4月時点では1両(10)が所属していたが、2017年3月31日付で廃車された[8]
  • DE10形ディーゼル機関車
    • 2017年4月時点では1両(1119)が所属していたが、2017年5月16日付で金沢総合車両所富山支所へ転出した[12]

乗務範囲[編集]

敦賀地域鉄道部所属の乗務員は鉄道部内の「敦賀運転センター」に所属している。

歴史[編集]

  • 2010年(平成22年)6月1日:福井地区の鉄道部体制見直しにより、福井地域鉄道部の一部区間の組織と小浜鉄道部とが統合して発足。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ データで見るJR西日本 2009”. 西日本旅客鉄道. pp. 83-84 (2009年4月1日). 2010年3月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月20日閲覧。(データブック)
  2. ^ データで見るJR西日本 2010”. 西日本旅客鉄道. pp. 83-84 (2010年4月1日). 2012年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月20日閲覧。(データブック)
  3. ^ データで見るJR西日本2015:鉄道部・地域鉄道部 (PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2016年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月19日閲覧。
  4. ^ ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2020夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2020年、p.141。ISBN 9784330050201。
  5. ^ 「JR旅客会社の車両配置表」『鉄道ファン(別冊付録)』第60巻第7号、交友社、2020年7月、 21-27,38。
  6. ^ 鉄道ファン編集部、2016、「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』56巻(通巻663号(2016年7月号))、交友社 p. 30(別冊付録)
  7. ^ 【JR西】越美北線キハ120-201、朱色塗装で出場”. 鉄道ホビダス(RMニュース ). ネコ・パブリッシング (2011年4月21日). 2012年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月19日閲覧。
  8. ^ a b c d 「JR旅客会社の車両配置表」『鉄道ファン(別冊付録)』第57巻第7号、交友社、2017年7月、 37,39,40。
  9. ^ 鉄道ファン編集部、2016、「JR旅客会社の車両配置表」、『鉄道ファン』56巻(通巻663号(2016年7月号))、交友社 p. 46(別冊付録)
  10. ^ railf.jp(鉄道ニュース) (2015年4月24日). “EF81 103が京都鉄道博物館へ”. 交友社. 2015年4月24日閲覧。
  11. ^ 「JR電車編成表2013冬」ISBN 9784330331126 p.355。
  12. ^ 「JR旅客会社の車両配置表」『鉄道ファン(別冊付録)』第58巻第7号、交友社、2018年7月、 21-27,40。

関連項目[編集]