斗山ベアーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
斗山ベアーズ
Doosan Bears
会社名 株式会社斗山ベアーズ
創設 1982年
ロゴデザイン
Doosan Bears insignia.svg
所属リーグ

KBOリーグ

歴代チーム名

  • OBベアーズ(1982年 - 1998年)
  • 斗山ベアーズ(1999年 - )
本拠地
蚕室野球場ソウル特別市松坡区
Jamsil Baseball Stadium panorama (April 28 2017).jpg
収容人員 30,500人
ソウル特別市
フランチャイズの遍歴

  • 大田広域市・忠清南道・忠清北道(1982年 - 1984年)
  • ソウル特別市(1985年 - )
永久欠番

2154

獲得タイトル
シリーズ優勝(6回)

1982・1995・2001・2015・2016 • 2019

成績(タイトル以外)
シリーズ出場(14回)(太字は勝利した年)

6勝8敗 19821995・2000・2001・2005・2007・2008・2013・20152016・2017・2018・2019・2020

プレーオフ(15回)(太字は勝利した年)

9勝6敗 1986・1987・1999・20002001・2004・200520072008・2009・2010・2013201520172020

準プレーオフ(10回)(太字は勝利した年)

7勝3敗 1993・1998・2001200420092010・2012・201320152020

Aクラス(22回)

1982・1984・1993・1995・1998-2001・2004-2005・2007-2010・2012-2013・2015-2020

Bクラス(17回)

1983・1985-1992・1994・1996-1997・2002-2003・2006・2011・2014

球団組織
オーナー パク・チョンウォン朝鮮語版
運営母体 斗山
監督 金泰亨
株式会社斗山ベアーズ
주식회사 두산베어스
Doosan Bears Co., Ltd,
種類 株式会社
本社所在地 大韓民国の旗 大韓民国
ソウル特別市松坡区オリンピック路25
蚕室野球場内 斗山ベアーズ
設立 1983年3月24日
(株式会社OBベアーズ)
業種 サービス業
事業内容 プロ野球チームの運営、フィットネス機器・日用雑貨卸売・小売、不動産賃貸
代表者 チョン・プン
資本金 150億5,031万ウォン(2020年)
売上高 452億6,067万ウォン(2020年)
営業利益 △17億6,024万ウォン(2020年)
純利益 △31億3,625万ウォン(2020年)
従業員数 81人(2020年)
主要株主 斗山
外部リンク http://www.doosanbears.com
テンプレートを表示
トゥサン・ベアーズ
各種表記
ハングル 두산 베어스
漢字 斗山 베어스
発音 トゥサン ベオス
英語 Doosan Bears
テンプレートを表示

斗山ベアーズ(トゥサン・ベアーズ、韓国語: 두산 베어스英語: Doosan Bears)は、KBOリーグに所属する大韓民国プロ野球チームである。韓国プロ野球発足時の1982年から存在するチームのひとつ。カタカナのまま「トゥサン・ベアーズ」と表記することもある。本拠地はソウル特別市蚕室野球場

概要[編集]

親会社の斗山は韓国の財閥のひとつで、ソウル・東大門にある総合ファッションモールの通称である「DOOTA」の管理・運営も手がけている。日本では韓国焼酎の「鏡月GREEN」の製造元としても有名であったが、2009年1月に斗山の酒類事業を韓国ロッテに売却し現在は「ロッテ酒類」となっている[注 1]。KBOの初代チャンピオンチームでもある。ハンドボール部門もあり、同じく「斗山ベアーズ」のチーム名でハンドボール韓国リーグに参加している。

縁故地(ホームタウン)は、球団創設当初はソウル特別市を希望していたものの、大田市(現:大田広域市)に本拠を置く球団がなかったことから、1982年から1984年までの3年間は大田市をホームタウンとし、1985年のピングレ・イーグルス(現:ハンファ・イーグルス)の創設(リーグ参加は1986年)に伴い、ソウル特別市に移った。

スタジアムは、球団創設から1984年まで大田広域市の大田ハンバッ運動場野球場。1985年にソウル特別市中区東大門野球場、翌1986年以降は同市松坡区蚕室野球場LGツインズと共用する形で使用している。球団事務所は球場内にある。二軍の本拠地は、京畿道利川市栢沙面の「ベアーズ・パーク」である。

歴史[編集]

1982年OBベアーズとして発足(OBは斗山グループのビール会社)。当時の本拠地球場は大田ハンバッ運動場野球場。野球場の改修が間に合わなかったため、1982年4月4日、本拠地開幕戦は清州総合運動場野球場で開催された。大田での試合開催は同年5月15日からとなった。

1985年に縁故地をソウル特別市に移転、当初は東大門野球場を本拠地球場として使用、1986年以降は蚕室野球場を本拠地とした。

1999年にOBの斗山グループからの分離に伴い名称変更。斗山ベアーズになる。

2001年は金寅植監督に率いられ韓国シリーズを制覇。その後2002年5位、2003年は7位と低迷した。

2004年はゲーリー・ラス(2005年東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍)の最多勝をとる活躍などで優勝争いに残り、結局レギュラーシーズン3位で準プレーオフを勝ち抜きプレーオフに進出したが、三星ライオンズに敗れた。

2005年は三星、SKワイバーンズと激しい首位争いを繰り広げ、レギュラーシーズン2位でプレーオフに進出しハンファ・イーグルスを破り三星との韓国シリーズに臨んだが、4連敗を喫してしまった。

2006年は終盤起亜タイガースとの激しい4位争いに敗れ、5位に終わったが、観客動員数は増加し、同じ蚕室野球場を本拠地としているLGツインズが長く保ってきた1位の座を奪った。

2007年は観客動員数1位の座をLGに奪い返されたが、上位争いを続けレギュラーシーズン2位でプレーオフ進出し、韓国シリーズにも進出したが、SKに敗れた。

2008年は2年連続の公式戦2位となり、プレーオフでは三星に勝利し韓国シリーズに進出したが、2年連続でSKに敗れた。

2009年はかつてないプロ野球人気の波に乗り、球団史上初めて観客動員数が100万人を突破した。レギュラーシーズンでは3位となり、ポストシーズンは準プレーオフから出場し、ロッテに勝ちプレーオフに進出したが、ポストシーズンで3年連続の対戦となったSKの前にプレーオフでまたも敗れ去った。

2010年もレギュラーシーズンでは2年連続3位で、準プレーオフではロッテ相手に第1,2戦と敗れたが、第3戦以降3連勝して4年連続プレーオフ進出を決めた。プレーオフではサムスンに2勝3敗で敗れた。

2004年から斗山を率いた金卿文(キム・ギョンムン)監督は、2007年3月に北京五輪・野球韓国代表監督に選任され、同国史上初めての五輪野球金メダル獲得に成功した。だが2011年6月、成績不振によりシーズン途中で監督を辞任し、金光洙コーチが監督代行に就任した。同年は5位に終わり、5年ぶりにポストシーズン進出に失敗した。2011年オフ、1軍バッテリーコーチだった金鎮旭が監督に就任し、ヘッドコーチにはNPB西武の元監督で野球評論家の伊東勤が就任した(2012年限りで退任)。

2012年はレギュラーシーズン3位で2年ぶりにポストシーズンへ進出し、準プレーオフでロッテに敗れた。

2013年はレギュラーシーズン4位で2年連続ポストシーズン・準プレーオフへ出場、ネクセンに勝利しプレーオフへ、そしてLGをやぶり韓国シリーズへ進出したが、サムスンに敗れた。同年11月金鎮旭監督が解任され、在日韓国人の石山一秀(韓国名:宋一秀、ソン・イルス)が監督に就任した。

2014年は6位で3年ぶりにポストシーズン進出に失敗し石山一秀も監督を退任した。

2015年より金泰亨監督が指揮を執り、レギュラーシーズンでは3位だったもののポストシーズンでは準プレーオフでネクセン・ヒーローズ、プレーオフでNCダイノス、韓国シリーズで三星を倒し、14年ぶりの年間総合優勝となった。

2016年は前身のOBベアーズ時代の1995年以来21年ぶりのレギュラーシーズン優勝を達成し、韓国シリーズでNCを4勝0敗で下し、チーム史上初の同シリーズ2連覇を達成した。

2017年はレギュラーシーズン2位でポストシーズンへ進出、プレーオフでNCをやぶり3年連続で韓国シリーズに進出したが起亜タイガースに敗れた。

2018年はレギュラーシーズンで優勝するも韓国シリーズでSKに敗れ、年間2位で終わった。

2019年はシーズン最終戦でSKに勝率で並び直接対決で勝ち越していたためレギュラーシーズン優勝となり、5年連続出場となった韓国シリーズでキウムに4連勝し3年ぶり6度目となる総合優勝を達成した[1]。第1戦からの4連勝でのシリーズ制覇は通算8度目。

2020年はレギュラーシーズン3位でポストシーズンに出場、準プレーオフでLG、プレーオフでKTに勝利、6年連続で韓国シリーズに出場するもNCに敗れた。

主な在籍選手[編集]

投手[編集]

捕手[編集]

内野手[編集]

外野手[編集]

軍服務選手[編集]

主な退団・引退選手[編集]

永久欠番[編集]

DoosanBearsRetired21Flag.png
朴哲淳
DoosanBearsRetired54Flag.png
金榮伸
  • 21 朴哲淳(パク・チョルスン、1982 - 1996)
  • 54 金榮伸(キム・ヨンシン、1985 - 1986)

他球団所属の韓国人選手[編集]

引退・無所属・現役外の韓国人選手[編集]

  • 金泰亨(キム・テヒョン、1990 - 2001)現在、斗山の一軍監督。
  • 李到炯(イ・ドヒョン、1994 - 2001)現在、斗山の一軍打撃コーチ。
  • 鄭載勳(チョン・ジェフン、2003 - 2014 \ 2016- 2017)現在、斗山の一軍ブルペンコーチ。
  • 高永民(コ・ヨンミン、2002 - 2016)現在、斗山の一軍走塁コーチ。
  • 姜東佑(カン・ドンウ、2006 - 2007)現在、斗山の二軍打撃コーチ。
  • 裵英洙(ペ・ヨンス、2019)現在、斗山の二軍投手コーチ。
  • 金尚珍(キム・サンジン、1990 - 1998)現在、斗山の残留リハビリコーチ。
  • 韓大化(ハン・デファ、1983 - 1985)
  • 金榮伸(キム・ヨンシン、1985 - 1986)
  • 崔一彦(チェ・イルオン、1984 - 1989)
  • 曺凡鉉(チョ・ボムヒョン、1982 - 1990)
  • 金卿文(キム・ギョンムン、1982 - 1989 \ 1991)
  • 姜永寿(カン・ヨンス、1991 - 1994)
  • 張浩淵(チャン・ホヨン、1983 - 1995)
  • 金益宰(キム・イクジェ、1991 - 1995)
  • 朴哲淳(パク・チョルスン、1982 - 1996)
  • 宋在勇(ソン・ジェヨン、1995 - 1996)
  • 姜炯碩(カン・ヒョンソク、1990 - 1997)
  • 黄一權(ファン・イルグォン、1993 - 1997)
  • 尹琪秀(ユン・ギス、1994 - 1998)
  • 柳澤鉉(リュ・テクヒョン、1994 - 1998)
  • 秋性建(チュ・ソンゴン、1993 - 1999)
  • 陳甲龍(ジン・ガビョン、1997 - 1999)
  • 沈正洙(シム・ジョンス、1995 - 2000)
  • 姜赫(カン・ヒョク、1999 - 2000)
  • 全炯道(チョン・ヒョンド、1995 - 2001)
  • 金元燮(キム・ウォンソプ、2001 - 2002)
  • 鄭守根(チョン・スグン、1995 - 2003)
  • 崔勳載(チェ・フンジェ、1999 - 2003)
  • 韓太均(ハン・テギュン、1999 - 2003)
  • 金京泰(キム・ギョンテ、2002 - 2003)
  • 洪敏球(ホン・ミング、2003)
  • 車明珠(チャ・ミョンジュ、1999 - 2004)
  • 文東煥(ムン・ドンファン、2004)
  • 表成大(ピョ・ソンデ、2000 - 2004)
  • 尹泰洙(ユン・テス、2001 - 2004)
  • 全炳斗(チョン・ビョンドゥ、2003 - 2005)
  • 朴明桓(パク・ミョンファン、1996 - 2006)
  • 姜仁權(カン・イングォン、2002 - 2006)
  • 崔景煥(チェ・ギョンファン、2002 - 2006)
  • 鄭鍾秀(チョン・ジョンス、2003 - 2006)
  • 李慶弼(イ・ギョンピル、1997 - 2007)
  • 蔡相秉(チェ・サンビョン、2003 - 2008)
  • 琴民鐡(クム・ミンチョル、2005 - 2009)
  • 池承珉(チ・スンミン、2009 - 2010)
  • 兪在雄(ユ・ジェウン、2002 - 2011)
  • 朴廷培(パク・チョンベ、2005 - 2011)
  • 高昌成(コ・チャンソン、2008 - 2012)
  • 孫時憲(ソン・ジホン、2003 - 2013)
  • 林載哲(イム・ジェチョル、2004 - 2013)
  • 李鍾旭(イ・ジョンウク、2006 - 2013)
  • 崔俊蓆(チェ・ジュンソク、2006 - 2013)
  • 金善宇(キム・ソンウ、2008 - 2013)
  • 李恵践(イ・へチョン、1998 - 2008 \ 2011 - 2013)
  • 金東柱(キム・ドンジュ、1998 - 2014)
  • 李在雨(イ・ジェウ、1998 - 2015)
  • 林泰勳(イム・テフン、2007 - 2015)
  • 張珉碩(チャン・ミンソク、2014 - 2015)
  • 洪性炘(ホン・ソンフン、1999 - 2008 \ 2013 - 2016)
  • 金剛(キム・ガン、2014 - 2016)
  • 高源浚(コ・ウォンジュン、2016 - 2017)
  • 金成培(キム・ソンべ、2003 - 2011 \ 2016 - 2017)
  • 李顯鎬(イ・ヒョンホ、2011 - 2019)
  • 金承會(キム・スンフェ、2003 - 2012 \ 2017 - 2020)
  • 權奕(クォン・ヒョク、2019 - 2020)

外国人選手[編集]

歴代監督[編集]

  • 金彦任重(韓国名:金永徳(キム・ヨンドク)、1982-1983)
  • 金星根(キム・ソングン、1984-1988.9)
  • 李廣煥朝鮮語版(イ・グァンファン、1988.9-1990) - 監督代行を経て監督
  • 李在宇朝鮮語版(イ・ジェウ、1991-1991.9)
  • 尹東均朝鮮語版(ユン・ドンキュン、1991.9-1994.9) - 監督代行を経て監督
  • 金寅植(キム・インシク、1994.9-2003) - 監督代行を経て監督
  • 金卿文(キム・キョンムン、2004-2011.6)
  • 金光洙 (内野手)朝鮮語版(キム・クァンス、2011.6-シーズン修了) - 監督代行
  • 金鎭旭朝鮮語版(キム・ジヌク、2012-2013)
  • 石山一秀(韓国名:宋 一秀(ソン・イルス)、2014)
  • 金泰亨(キム・テヒョン、2015- )

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 日本国内での販売元はサントリー

出典[編集]

  1. ^ “4タテ優勝”. https://news.yahoo.co.jp/byline/muroimasaya/20191026-00148456/ 
  2. ^ 一度は現役引退を発表したが、それを撤回し現役復帰を希望したことによる。
  3. ^ 一度は現役引退を発表したが、それを撤回し現役復帰を希望したことによる。

関連項目[編集]

  • ミスターGO! - 2013年の韓国・中国共同制作の映画作品(日本国内では2014年公開)。ベアーズに入団した代打専門のゴリラを描くコメディ作。