新村出賞

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新村出賞(しんむら いずる しょう)は、新村出記念財団が主催して表彰している学術賞である。

概要[編集]

日本における言語研究の草分けであるとともに、日本を代表する国語辞典「広辞苑」を著した新村出の業績を称え、出の没後15周年に当たる1982年から、国語学日本語学)や言語学への重要な貢献について、研究者団体に対して毎年表彰している。賞金は100万円と副賞。

なお、同財団では研究補助も行っている。

受賞者[編集]

第1回から第10回[編集]

  • 第1回(1982年) - ウラル学会:『ウラリカ5号』の研究業績、国語語彙史研究会:『國語語彙史の研究』第2集及び第3集の研究業績
  • 第2回(1983年) - 法宝義林研究所:仏教辞典『法宝義林』の研究業績に対して
  • 第3回(1984年) - 石塚晴通:『図書寮本日本書紀 研究篇』、遠藤潤一:『「伊曽保物語」の原典的研究 正編・続編』
  • 第4回(1985年) - 山口幸洋:『新居町の方言体系』、山口佳紀:『古代日本語文法の成立の研究』
  • 第5回(1986年) - 峰岸明:『平安時代古記録の国語学的研究』
  • 第6回(1987年) - 大高順雄:Marie de France : Oeuvres complètes竹内和夫:『トルコ語辞典』、鎌倉時代語研究:『鎌倉時代語研究』第1輯〜第10輯
  • 第7回(1988年) - 福田昆之:『満洲語文語辞典』
  • 第8回(1989年) - 青木晴夫:『ネズ・パース民話集』の転写と翻訳
  • 第9回(1990年) - 日本方言研究会:『東条操先生生誕100年記念日本方言研究の歩み 論文篇・文献目録』
  • 第10回(1991年) - 秋永一枝:『古今和歌集声点本の研究』、吉田和彦:The Hittite Mediopassive Endings in-ri

第11回から第20回[編集]

  • 第11回(1992年) - 馬瀬良雄:『長野県史』方言編
  • 第12回(1993年) - 松田正義・糸井寛一・日高貢一郎:『方言生活30年の変容』
  • 第13回(1994年) - 中島幹起:『現代廣東語辭典』
  • 第14回(1995年) - 酒井憲二:『甲陽軍鑑大成』、武内紹人:Old Tibetan Contracts from Central Asia
  • 第15回(1996年) - 添田建治郎:『日本語アクセント史の諸問題』
  • 第16回(1997年) - 該当者なし
  • 第17回(1998年) - 米川明彦:『日本語‐手話辞典』、蜂矢真郷:『国語重複語の語構成論的研究』、迫野虔徳:『文献方言史研究』
  • 第18回(1999年) - 沼本克明:『日本漢字音の歴史的研究: 体系と表記をめぐって』、松田清:『洋学の書誌的研究』
  • 第19回(2000年) - 山口康子:『今昔物語集の文章研究: 書きとめられた「ものがたり」』
  • 第20回(2001年) - 該当者なし

第21回から第30回[編集]

  • 第21回(2002年) - 室山敏昭:『「ヨコ」社会の構造と意味: 方言性向語彙に見る』、小林千草:『中世文献の表現論的研究』
  • 第22回(2003年) - 加藤重広:『日本語修飾構造の語用論的研究』
  • 第23回(2004年) - 小林隆:『方言学的日本語史の方法』
  • 第24回(2005年) - 渡辺己:『スライアモン語形態法記述、統語法概説』、由本陽子:『複合動詞・派生動詞の意味と統語』
  • 第25回(2006年) - 山本真吾:『平安鎌倉時代における表白・願文の文体の研究』、金水敏:『日本語存在表現の歴史』
  • 第26回(2007年) - 該当者なし
  • 第27回(2008年) - 該当者なし
  • 第28回(2009年) - 佐々木勇:『平安鎌倉時代における日本漢音の研究』
  • 第29回(2010年) - 該当者なし
  • 第30回(2011年) - 上野和昭:『平曲譜本による近世京都アクセントの史的研究』、宮井里佳・本井牧子:『金蔵論 本文と研究』

第31回から第40回[編集]

関連項目[編集]