新竹機務段

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新竹機務段
富岡車両基地(奥右側の丸数字の建屋が新竹機務段の電車検修庫、奥左側は台北機廠。)
富岡車両基地(奥右側の丸数字の建屋が新竹機務段の電車検修庫、奥左側は台北機廠。)
基本情報
所在地 台湾新竹市東区竹蓮里東南街2巷2号(組織として)[1]
鉄道事業者 台湾鉄路管理局
帰属組織 機務処
併設区所 本段(桃園市楊梅区富岡車両基地新竹機務段区)、
南新竹機務分駐処(新竹市東区)、
苗栗機務分駐所(苗栗県苗栗市
最寄駅 新竹駅
管轄路線 西部幹線、内湾線、六家線など
管轄車両 #配属の項を参照
旧称 台湾総督府交通局鉄道部運転課新竹機関庫
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新竹機務段
各種表記
簡体字 新竹機務段
拼音 Xīnzhú Jīwù duàn
通用拼音 Sinjhú Jiwù duàn
注音符号 ㄒㄧㄣ ㄓㄨˊ ㄐㄧ ㄨˋ ㄉㄨㄢˋ
ラテン字 hsin chu2 chi wu4 tuan4
発音: シンチュー チーウードゥァン
日本語漢音読み しんちくきむだん
英文 Hsinchu Locomotive Depot
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新竹機務段[2](しんちくきむだん)は台湾台湾鉄路管理局機務処に所属する車両検修組織。桃園市楊梅区富岡車両基地を主要な拠点とし、主に縦貫線 (北段)および内湾線六家線の旅客車両、北部の貨物車両の検修、洗浄を担当している。

組織[編集]

旧・新竹機務段、現・南新竹機務分駐所
同上
苗栗機務分駐所の電気機関車庫
  • 新竹機務段 - 2018年から富岡車両基地に新竹機務段区として台北機廠とともに入居する。
  • 南新竹機務分駐所 - 初代新竹機務段。縦貫線開業時から2018年まで新竹駅構内にあり、富岡移転後に格下げとなった。
  • 苗栗機務分駐所 - 苗栗鉄道文物展示館を管理している[3]

新竹検車段[編集]

1942年2月に新竹機関庫内の部署として車両検修業務を担当する新竹検車分所が発足[4](p882)。その後台北検車区新竹検車分区となり、戦後は新竹検車分所を経て1948年5月に新竹検車分段へ改組[4](p882)。 2004年7月の組織再編施行により新竹検車分段とともに新竹機務段に合併された[5][6]

沿革[編集]

新竹駅には元々戦前の台湾総督府鉄道時代から車両整備の拠点として機関庫があった[4](p881)

1943年12月に交通局鉄道部運転課に属する『新竹機関庫』から鉄道部業務課および台北鉄道事務所傘下の『新竹機関区』となった[4](p881)。 戦後は台湾省鉄路管理委員会機務処および台北弁事処所属を経て[4](p881)、台湾鉄路管理局機務処新竹機務段となった[4](p881)

構内にはかつて扇形機関庫があったが、通勤電車の導入に伴い撤去され、1990年に電車検修線となった[4](p873)

2017年11月に泥酔した運転士が構内で脱線事故を起こしている[7]

富岡移転[編集]

2018年3月より移転業務に着手、4月9日に工具や設備の移動を行い[8]、11日から代用行李車(荷物列車)としてEMU400型による専用列車(R20型機関車牽引)が27日まで運転された[8]。 4月20日富岡に正式移転し[8]、 新竹駅構内にあった元の機務段は南新竹機務分駐所に格下げとなった。

配属[編集]

以下の区間車用電車が配属されている[9][10]

  • EMU400型電車2編成8両[11](EMU405、EMU410) - 定期列車からは退役、富岡基地に留置されている。
  • EMU500型電車7編成28両[11](EMU580~EMU586) - 主に蘇澳~八堵、基隆~三義、六家~新竹など。
  • EMU600型電車9編成36両[11](EMU601~EMU609)- 主に六家線、三義~基隆・瑞芳、蘇澳~八堵など。
  • EMU700型電車40ユニット20編成160両[11](EMU701+EMU702~EMU739+EMU740) - 基隆~新営(山線経由)、通宵~彰化、成功~追分(山線経由)、成追線宜蘭線
  • EMU800型電車40ユニット20編成160両[11](EMU807+808~EMU833+834、EMU881+882~891+892)主に蘇澳~八堵、基隆~新営(山線経由)、通霄~彰化、成功~追分、および大型連休中の北迴線樹林~花蓮間臨時復興号

脚注[編集]

  1. ^ (繁体字中国語)交通部臺灣鐵路管理局新竹機務段”. DATAGOVTW 資料臺灣 臺灣政府資料開放平臺. 2019年5月19日閲覧。
  2. ^ (繁体字中国語)交通部臺灣鐵路管理局新竹機務段辦事細則”. 中華民国交通部. 2019年5月5日閲覧。
  3. ^ (繁体字中国語)鐵道文物館 苗栗市公所
  4. ^ a b c d e f g (繁体字中国語)童勝男、林松、周宜昌、陳清和、張永堂 (1995). 新竹市志卷四 經濟志下 第五篇、交通 第一章、鐵路. 新竹市政府. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000304594 2019年5月19日閲覧。.  国家図書館
  5. ^ (繁体字中国語)立法院公報 第九十三巻 第十六期 委員会記録 立法院智庫知識平台
  6. ^ (繁体字中国語)交通部臺灣鐵路管理局組織條例 法務部全國法規資料庫
  7. ^ (繁体字中国語)台鐵司機員「酒駕」 新竹機務段內車輛出軌 2017-11-11,TVBS
  8. ^ a b c (繁体字中国語)林宜潔 (2018). “『新竹機務段入厝富岡基地』”. 鐵道情報 (春臨臺灣文化事業房) (第236期): pp.6-9. 
  9. ^ (繁体字中国語)街貓鐵道網-臺鐵各機務段機動車輛配屬表”. 2016年7月4日閲覧。
  10. ^ (繁体字中国語)何泰源、韓光曙 (2018-04-30). “臺鐵車輛維修基地之整體規劃及運用”. 中華技術 (財団法人中華顧問工程司) (第118期): p.110. ISSN 18184464. http://www.ceci.com.tw/WebBook/CET/118/all.pdf 2019年5月19日閲覧。. 
  11. ^ a b c d e (繁体字中国語)107年統計年報 動力車輛數經用情形”. 台湾鉄路管理局. 2019年5月26日閲覧。

関連項目[編集]