日切焼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索

日切焼(ひぎりやき)とは、愛媛県松山市の澤井本舗が製造販売している、小豆の粒餡入りの大判焼(ないしは今川焼、太鼓焼)様の焼き菓子。

一般の今川焼きや大判焼きとは異なり肌目に細かい気泡が多く寧ろどら焼きに近い焼き上がりである。「お日切さん」として松山の人に親しまれている、松山市湊町5丁目(松山市駅前)の日切地蔵(浄土宗善勝寺)の境内で売られていたことに由来する。

歴史[編集]

創始は定かでないが、大正時代からあったとされ、太平洋戦争前には境内の3軒で販売していた。戦争中に原料の統制令により休業、戦後の区画整理で境内は大幅に縮小されたが、懐かしむ声に応え1949年(昭和24年)に復活した。現在は一社のみとなっているが、根強い人気があり、数箇所の店舗で売られている。日切地蔵に近い、地下街まつちかタウン」の「泉」の前の店が最も良く知られている。

労研饅頭等とともに古くから親しまれた松山のお菓子の一つである。

注釈・出典[編集]