日月潭ロープウェイ

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日月潭ロープウェー
Sun Moon Lake Gondola 01.JPG
概要
通称 Sun Moon Lake Ropeway
現地表記 日月潭纜車
種別 索道
所在地 台湾南投県魚池郷
起終点 日月潭駅
九族文化村駅
駅数 2
運営
開業 2009年12月28日 (2009-12-28)
所有者 九族文化村公司
運営者 日月潭䌫車公司
使用車両  オーストリアドッペルマイヤー 8-MGD
路線諸元
路線総延長 1.877 km (1.166 mi)
運行速度 21.6 km/h (13.4 mph)
テンプレートを表示
路線図
凡例
九族文化村
BUS
九族文化村駅
lGIPl uLSTR
BUS uKBHFe
日月潭駅
WDOCKSa-R WDOCKSlg
WDOCKSm
日月潭
WDOCKSe-R WDOCKSrf
uexKBHFa
向山
lGIPl uexLSTR
KBHFa uexKBHFe
車埕駅 集集線

日月潭ロープウェイ(にちげつたんロープウェイ、繁体字: 日月潭纜車英語: Sun Moon Lake Ropewayサオ語:Zintun Klhiw a barimbin[註 1])は台湾南投県魚池郷日月潭九族文化村中国語版を結ぶ索道路線

概要[編集]

台湾で初の例となるPFIが導入され、BOO方式英語版(Build-Operate-Own、民間による自主建設、自主運営)となる公共索道路線で、中国青年救国団(救国団)が運営するアクティビティーセンター(日月潭青年活動中心)前の日月潭湖畔から卜吉山の2つの尾根を越えてテーマパーク「九族文化村」までの全長1.877kmを結び、途中駅はない。

2008年4月18日に着工[1]2009年3月に完工、試運転を開始[2]。同年12月28日に正式開業した[3]2010年4月、累計利用者数が100万人に到達した[4]。文化村には園内を循環する別のロープウェーもある。車窓からは日月潭と埔里盆地中国語版の絶景が堪能できる。集集線車埕駅まで約4.72km延伸する構想がある[5]

2016年8月、日本かんざんじロープウェイと包括友好提携を締結[6]。これは静岡県南投県の間で交わされた浜名湖と日月潭の包括的観光友好協定に基づくものであり[7]、同時期に天竜浜名湖鉄道台湾鉄路管理局集集線の姉妹協定も実現している[8]

仕様[編集]

九族文化村が10億台湾ドルを全額出資して建設され日月潭纜車公司が運営している。本線延長は1877.15メートル2001年に園内で既に導入していたオーストリアドッペルマイヤー・ガラベンタ・グループ製の同じ8-MGDシリーズを採用している[9]。定員8名のゴンドラ86両が二線自動循環式で運行している。輸送力は毎時片道3,000人に達する。 最高速度は秒速6メートルで、片道6.8~10分程度で到達する。全線直線で16塔の支柱があり、支柱の高さは58.86~60.6メートル。7番目と8番目の支柱間隔は786メートルに達する。登坂斜度は最大で43度、海抜高度の最高地点は1,044メートル。ゴンドラ屋根にはソーラーパネルが設置され、緊急時の連絡に用いられている。九族文化村内のゴンドラとは接続されておらず、互いに独立している。運行時間帯は平日10:30~16:00、土休日が10:00~16:30で、乗車券販売と改札の開始・終了時刻はそれぞれ30分前。

路線[編集]

現在2駅が営業している

駅名 英文表記 所在地
日月潭纜車
日月潭(地図 Sun Moon Lake 南投県魚池郷
九族文化村(地図 Formosan Aboriginal Culture Village

運賃[編集]

日月潭纜車の車両

九族文化村の入場券と往復乗車券がセットになっており、入場しない乗客は日月潭駅の窓口で乗車券のみ購入する。全票は小学生以上65歳未満の成人、優待票は65歳以上の高齢者と障害者、妊婦、6歳未満で身長100cm以上の幼児が対象。身長100cm未満の幼児は大人1人につき2人まで無料で同乗できる。

個人
  • 全票300元、優待250元
団体(20名以上)
  • 全票270元、優待225元

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Zintunは日月潭、Klhiwは縄、(aは連接詞)、barimbinは車子すなわち車両を意味する。

出典[編集]

関連項目[編集]