日本劇作家協会新人戯曲賞

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日本劇作家協会新人戯曲賞
日本の旗 日本
授与者 日本劇作家協会
初回 1995年
最新回 2018年
最新受賞者 ピンク地底人3号
公式サイト 公式サイト

日本劇作家協会新人戯曲賞(にほんげきさっかきょうかいしんじんぎきょくしょう)は、日本劇作家協会が主催する戯曲の賞。 演劇界の未来を担う才能に道を拓くことを期し、1995年より開催。新人劇作家登龍門となっている。 一次審査と二次審査を経て最終候補作を選出したのち受賞作を決定。最終選考会が一般公開で行われている。審査員は応募者の希望により選出され、受賞作が最終選考会の場で発表される。例年の最終候補作は、単行本にまとめて出版されている。

受賞者・受賞作品一覧[編集]

受賞作 佳作 最終選考作品
1995 1 長谷川孝治
『職員室の午後』
くまがいマキ
『彼岸から 水波の隔て 神の旅』
楠本幸男『天神町一番地-広島・あの頃・消えた町』
長谷川孝治『職員室の午後』
永山智行『空の月、胸の石-それでもきみといつまでも』
赤井俊哉『大走者網』
高見亮子『-新編-遠くを見る癖』
くまがいマキ『彼岸から 水波の隔て 神の旅』
丸尾聡『INAMURA走れ!』
1996 2 杉浦久幸
『あなたがわかったと言うまで』
永山智行『北へ帰る』
萬雄一郎『月光に死す』
杉浦久幸『あなたがわかったと言うまで』
長谷基弘『私のエンジン』
田中守幸『その時ぼくはコインを高く投げた』
佃典彦『KAN-KAN』
1997 3 泊篤志
『生態系カズクン』
門肇『こころゆくまで。』
なかじょうのぶ『カイゴの鳥』
大森寿美男『男的女式』
泊篤志『生態系カズクン』
吉村八月『AGE OF "CHAIN-SAW"〜ナイチンゲールの終わり』
長谷基弘『この藍、侵すべからず』
1998 4 夏井孝裕
『knob』
角ひろみ
『あくびと風の威力』
EMI『ペナルティ・マリア』
角ひろみ『あくびと風の威力』
宇都宮裕三『TOGETHER AGAIN‐ゴッホからの最後の手紙』
篠原久美子『マクベスの妻と呼ばれた女』
夏井孝裕『knob』
1999 5 高野竜
『ハメルンのうわさ』
中田満之『ファミリータイム・セミナー』
高野竜『ハメルンのうわさ』
岡田望『無敵』
林万太『自然薯とニワトリ』
石沢克宜『進め!ウルトラ整備隊』
はせひろいち『不測の神々』
2000 6 小里清
『Hip Hop Typhoon‐少女には死にたがるクセがある』
大岩真理
『ほどける双子』
小里清『Hip Hop Typhoon‐少女には死にたがるクセがある』
佐分克敏『丘の上のハムレットのバカ』
大岩真理『ほどける双子』
佃典彦『精肉工場のミスター・ケチャップ』
芳崎洋子『桜桃ごっこ』
田辺剛『letters』
2001 7 棚瀬美幸
『帰りたいうちに』
芳崎洋子
『沙羅、すべり』
芳崎洋子『沙羅、すべり』
高井鴎『この世の果て』
自由下僕『蛇口』
文月奈緒子『風の通る場所』
棚瀬美幸『帰りたいうちに』
2002 8 芳崎洋子
『ゆらゆらと水』
吉田小夏『うちのだりあの咲いた日に』
明神慈『ピン・ポン』
芳崎洋子『ゆらゆらと水』
田辺剛『あたたかい棺桶』
石原美か子『魚眼パノラマ』
2003 9 黒岩力也
『カナリア』
岩崎裕司『僕の言葉に訳せない』
黒岩力也『カナリア』
遠藤晶『ごちそうさん』
松井周『通過』
詩森ろば『紅き深爪』
山本貴士『エコー、傷』
2004 10 ひょうた
『東おんなに京おんな』
竹田和弘『自動娘』
澤藤桂『蔵』
新井哲『或女の石々』
吉田小夏『時計屋の恋』
山本真紀『人生はバラ色だ〜なっちゃん空を飛ぶ〜』
ひょうた『東おんなに京おんな』
2005 11 田辺剛
『その赤い点は血だ』
やまうちくみこ
『アナザー』
下西啓正『汚い月』
田辺剛『その赤い点は血だ』
松井周『ワールドプレミア』
やまうちくみこ『アナザー』
井上こころ『笑うタンパク質』
2006 12 嶽本あゆ美『ダム』 岩崎裕司『突端の妖女』
山之内宏一『宮さんのくんち』
松田清志『風穴』
新井哲『返事』
嶽本あゆ美『ダム』
島林愛『マトリョーシカの鞦韆(ふらここ)』
2007 13 黒川陽子
『ハルメリ』
スエヒロケイスケ『犬目線/握り締めて』
柳原和音『テンマ船の行方』
黒川陽子『ハルメリ』
吉田小夏『おやすみ、枇杷の木』
森馨由『春の鯨』
2008 14 ナカヤマカズコ
『しびれものがたり』
乾緑郎『SOLITUDE』
金塚悦子『葉子』
三谷智子『長男』
ナカヤマカズコ『しびれものがたり』
宇野正玖『俯瞰する庭園』
2009 15 横山拓也
『エダニク』
横山拓也『エダニク』
中澤日菜子『石灯る夜』
吉田小夏『雨と猫といくつかの嘘』
田川啓介『誰』
福田修志『マチクイの詩』
2010 16 平塚直隆
『トラックメロウ』
鹿目由紀
『ここまでがユートピア』[注釈 1]
肥田知浩『どどめジャム』
秋之桜子『猿』
咲恵水『朔日に紅く咲く』
滝本祥生『春の遭難者』
平塚直隆『トラックメロウ』
2011 17 柳井祥緒
『花と魚』
広田淳一『ロクな死にかた』
佐々木充郭『ねぼすけさん』
三谷るみ『元禄夜討心中』
咲恵水『娘帰る』
登米裕一『スメル』
柳井祥緒『花と魚』
2012 18 原田ゆう
『見上げる魚と目が合うか?』
広田淳一『うれしい悲鳴』
鈴木アツト『グローバル・ベイビー・ファクトリー -Global Baby Factory』
長谷川彩『メガネとマスク』
原田ゆう『見上げる魚と目が合うか?』
宮園瑠衣子『偽りのない町』
2013 19 刈馬カオス
『クラッシュ・ワルツ』
服部紘二『獏、降る』
春陽漁介『ト音』
刈馬カオス『クラッシュ・ワルツ』
山田百次『東京アレルギー』
森馨由 『血の家』
2014 20 角ひろみ
『狭い家の鴨と蛇』
くるみざわしん『蛇には、蛇を』
角ひろみ『狭い家の鴨と蛇』
八鍬健之介『龍とオイル』
清水弥生『ブーツ・オン・ジ・アンダーグラウンド』
岡田尚子『さよならアイドル』
2015 21 象千誠
『畳と巡礼』
岡田鉄兵『南吉野村の春』
國吉咲貴『アキラ君は老け顔』
象千誠『畳と巡礼』
ハセガワアユム『少年は銃を抱く』
南出謙吾『ずぶ濡れのハト』
藤原佳奈『夜明けに、月の手触りを』
2016 22 南出謙吾
『触れただけ』
守田慎之介『もものみ。』
高石紗和子『プラヌラ』
南出謙吾『触れただけ』
長谷川源太『カミと蒟蒻』
太田衣緒『the Last Supper』
2017 23 出口明・大田雄史
『うかうかと終焉』
くるみざわしん『精神病院つばき荘』
ピンク地底人3号『黒いらくだ』
八鍬健之介『アカメ』
長谷川彩『下校の時間』
出口明・大田雄史『うかうかと終焉』


2018


24 ピンク地底人3号

「鎖骨に天使が眠っている』

守田慎之介『あくたもくた』

大西弘記『へたくそな字たち』

ピンク地底人3号『鎖骨に天使が眠っている』

中村ノブアキ『焔ーほむら』

清水弥生『リタイアメン』

小高知子『光の中で目をこらす』

第一次選考通過作品[編集]

1995年(第1回)
1996年(第2回)
1997年(第3回)
1998年(第4回)
1999年(第5回)
2000年(第6回)
2001年(第7回)
2002年(第8回)
2003年(第9回)
2004年(第10回)
2005年(第11回)
2006年(第12回)
2007年(第13回)
2008年(第14回)
2009年(第15回)
2010年(第16回)
2011年(第17回)
2012年(第18回)
2013年(第19回)
2014年(第20回)
2015年(第21回)
2016年(第22回)
2017年(第23回)

最終選考会・選考委員[編集]

井上ひさし別役実斎藤憐山崎哲鴻上尚史横内謙介平田オリザ渡辺えり子(書面参加)、北村想(書面参加)
井上ひさし別役実清水邦夫小松幹生渡辺えり子鴻上尚史坂手洋二
別役実斎藤憐清水邦夫如月小春横内謙介坂手洋二平田オリザ
井上ひさし別役実清水邦夫鴻上尚史横内謙介平田オリザ渡辺えり子
別役実鴻上尚史斎藤憐坂手洋二清水邦夫横内謙介渡辺えり子
別役実鴻上尚史小松幹生斎藤憐清水邦夫永井愛横内謙介
別役実鴻上尚史斎藤憐坂手洋二清水邦夫永井愛横内謙介
永井愛清水邦夫別役実斎藤憐坂手洋二鴻上尚史松田正隆
坂手洋二永井愛平田オリザ松田正隆横内謙介渡辺えり子川村毅
川村毅斎藤憐坂手洋二永井愛マキノノゾミ松田正隆横内謙介
川村毅斎藤憐土田英生永井愛平田オリザ横内謙介渡辺えり子
川村毅鴻上尚史斎藤憐坂手洋二永井愛マキノノゾミ横内謙介
川村毅小松幹生斎藤憐坂手洋二佃典彦土田英生平田オリザ
川村毅鴻上尚史斎藤憐坂手洋二佃典彦土田英生横内謙介
川村毅斎藤憐坂手洋二佃典彦マキノノゾミ横内謙介渡辺えり
ケラリーノ・サンドロヴィッチ斎藤憐坂手洋二佃典彦マキノノゾミ横内謙介渡辺えり
川村毅坂手洋二佃典彦土田英生マキノノゾミ横内謙介渡辺えり
川村毅坂手洋二佃典彦土田英生マキノノゾミ横内謙介渡辺えり
川村毅鴻上尚史坂手洋二鈴江俊郎佃典彦マキノノゾミ渡辺えり
鴻上尚史佃典彦土田英生永井愛マキノノゾミ横内謙介渡辺えり
鴻上尚史坂手洋二鈴江俊郎佃典彦土田英生マキノノゾミ渡辺えり
川村毅鴻上尚史坂手洋二鈴江俊郎佃典彦土田英生マキノノゾミ
川村毅坂手洋二佃典彦土田英生永井愛マキノノゾミ渡辺えり

出典[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 賞の開設以来初めての、2作同時受賞。
  2. ^ 「日本劇作家大会'99」開催中に行われた。