日本大学文理学部・大学院文学研究科及び総合基礎科学研究科

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日本大学文理学部(にほんだいがくぶんりがくぶ、College of Humanities and Sciences , Nihon University )は、日本大学にある14学部のうちの一つの大学学部である。文学研究科・総合基礎科学研究科(ぶんがくけんきゅうか・そうごうきそかがくけんきゅうか)は文学基礎科学の理論および応用を教育・研究する大学院研究科である。通称、日大文理。2001年4月に学部創設百周年記念式典が挙行された。

文理学部校舎風景。
下高井戸駅から世田谷区桜上水(文理学部キャンパス)へと続く桜並木

概要[編集]

起源は法文学部(現在の法学部)の文学科である。その後、文学科が文学部として分離・独立し、理学的要素を持つ学科を増設し、文系理系の複合した人文系6学科、社会系5学科、理学系7学科の計18学科ある学部となった。これら諸学科の協力によって総合的な研究・教育を進めているのが特徴。唯一の人文系・社会系・理系からなる総合学部を構築している[1]

哲学から社会学化学にいたるまで「学びと知の共同体」を構成している。伝統の教員養成(東京都の中学校教諭数、大学別で東京学芸大に次いで二番目に多い)、図書館司書司書教諭社会福祉士アクチュアリー(保険数理士)、日本心理学会認定心理士社会教育主事社会調査士学芸員等が充実し、資格取得とともに活かした専門職業人の育成に力を入れている[2]

なお、日本大学は宗教系の学部を有してはいないが、新学制による大学設置時に開設されていた(本学部の前身となる文学部の)宗教学科、倫理学科、哲学科を起源とする哲学科において宗教科の中学校高等学校教諭1種免許状取得可能[3]

沿革[編集]

高等師範科 → 法文学部文学科 → 文学部文理学部へと改称している。

年表[編集]

  • 1901年 - 高等師範科(文理学部の前身)の設置
  • 1924年 - 法文学部に文学科を設置
  • 1937年 - 現在の敷地に大学予科文科世田谷校舎(現在の文理学部1号館)が落成
  • 1949年 - 新学制による大学(第1部・第2部)設置、専門部・高等師範部募集停止。世田谷教養部設置。文学部第1部を宗教学科・社会学科・哲学科・倫理学科・教育学科・心理学科・国文学科・英文学科・史学科とし、新学制による大学第2部を文学部第2部を宗教学科・社会学科・国文学科・英文学科・史学科・人文地理学とする
  • 1950年 - 日本大学世田谷高等学校を併置(定時制
  • 1951年 - 新学制による大学院設置。文学研究科を心理学専攻・国文学専攻・英文学専攻・史学専攻(各修士課程)と変更
  • 1953年 - 大学院文学研究科心理学専攻、東洋史学専攻(各博士課程)設置
  • 1954年 - 大学院文学研究科社会学専攻、人文地理学専攻(修士課程)設置
  • 1955年 - 大学院文学研究科哲学専攻(修士課程)設置
  • 1956年 - 専門部各科、高等師範部各科廃止
  • 1956年 - 日本大学人文科学研究所設置(38年4月、日本大学文理学部人文科学研究所と改称)
  • 1958年 - 文学部に理系の学科を設置し、文理学部と改称。第1部を哲学科(哲学・宗教学・倫理学各専攻)・史学科・国文学科・中国文学科・英文学科・社会学科・教育学科(教育学・体育学各専攻)・心理学科・地理学科・数学科・物理学科とし、第2部を哲学科・史学科・国文学科・英文学科・社会学科・地理学科とする
  • 1958年 - 文学専攻専攻科設置
  • 1959年 - 独文学科設置
  • 1959年 - 世田谷高等学校に全日制課程を設置(1961年に櫻丘高等学校に改称・1963年に定時制を閉課)
  • 1961年 - 大学院文学研究科に教育学専攻 (修士課程)、哲学専攻、国文学専攻、英文学専攻、教育学専攻(各博士課程)設置 応用地学科、応用物理学科設置
  • 1963年 - 日本大学文理学部自然科学研究所設置
  • 1964年 - 大学院文学研究科に独文学専攻(修士課程・博士課程)設置
  • 1965年 - 大学院文学研究科教育学専攻に体育学コース設置
  • 1973年 - 大学院文学研究科中国学専攻(修士課程)設置
  • 1975年 - 大学院文学研究科中国学専攻(博士課程)設置
  • 1976年 - 大学院文学研究科修士課程及び博士課程を大学院文学研究科博士課程と改称し、前期課程(旧修士課程)・後期課程(旧博士課程)とする
  • 1976年 - 文理学部第2部廃止
  • 1977年 - 文学専攻科廃止
  • 1983年 - 文理学部情報科学研究所設置
  • 1991年 - 文理学部創設90周年記念式典挙行
  • 1996年 - 文理学部応用地学科を地球システム科学科に学科名称変更
  • 1997年 - 大学院総合基礎科学研究科(修士課程)設置 - 地球情報数理科学専攻・相関理化学専攻
  • 1999年 - 大学院総合基礎科学研究科博士後期課程設置 - 地球情報数理科学専攻・相関理科学専攻
  • 2000年 - 大学院総合基礎科学研究科博士後期課程開設に伴い、修士課程を博士前期課程とする
  • 2001年 - 文理学部創設100周年記念式典挙行。中国文学科を中国語中国文化学科に学科名称変更
  • 2002年 - 文理学部独文学科をドイツ文学科に学科名称変更・大学院文学研究科独文学専攻(博士前期課程、博士後期課程)をドイツ文学専攻に専攻名称変更
  • 2004年 - 物理生命システム科学科を設置し、応用物理学科は学生募集停止。大学院文学研究科東洋史学専攻(博士後期課程)を外国史専攻に専攻名称変更
  • 2013年 - 社会学科を分割し、社会福祉学科を新設
  • 2016年 - 地球システム科学科を地球科学科に、物理生命システム科学科を生命科学科に学科名称変更

学科[編集]

人文系[編集]

社会系[編集]

理学系[編集]

大学院[編集]

  • 文学研究科
    • 哲学専攻
    • 史学専攻
    • 国文学専攻
    • 中国学専攻
    • 英文学専攻
    • ドイツ文学専攻
    • 社会学専攻
    • 教育学専攻
    • 心理学専攻
  • 総合基礎科学研究科
    • 地球情報数理科学専攻
    • 相関理化学専攻

※地理学専攻の場合のみ

付属機関[編集]

所在地[編集]

文理学部キャンパスの所在地・アクセス

関係者[編集]

著名な出身者
その他

電力見える化プロジェクト[編集]

電力削減と教育環境整備の両立を目標に省エネルギー型キャンパスの構築を目指した、文理学部の教職員を中心とした研究が、2012年度の日本大学理事長研究として採択され、本研究は学内において既に行われている再生可能エネルギーと省エネルギーのための技術に関する研究資源を活用し、実用化を進めている[5]

動画[編集]

文理ラジオ[編集]

2014年4月1日に日本大学文理学部が発信するインターネットラジオ番組を開設した。

脚注[編集]

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  1. ^ “文理学部の歩み”. College of Humanities and Sciences , Nihon University. http://www.chs.nihon-u.ac.jp/about_chs/history/ 2015年11月20日閲覧. "文理学部は文系と理系の複合した学部。人文科学、社会科学、自然科学の諸分野にわたる18学科があり、諸学科の協力によって総合的な研究を進める。" 
  2. ^ 日本私立学校振興・共済事業団. “進路・就職情報”. http://up-j.shigaku.go.jp/department/category04/00000000266201022.html 2015年11月20日閲覧。 
  3. ^ “教職コース”. http://www.chs.nihon-u.ac.jp/about_chs/curriculum_select_teacher/ 2015年11月20日閲覧。 
  4. ^ 文理学部心理臨床センター. “日本大学文理学部心理臨床センター”. http://www.psych.chs.nihon-u.ac.jp/~center/ 2015年11月20日閲覧。 
  5. ^ “平成25年度再生可能エネルギー熱利用高度複合システム案件形成調査事業成果報告書(要約版)”. http://www.nepc.or.jp/topics/pdf/140725/140725_1_7.pdf 2015年11月20日閲覧。 

関連項目[編集]

公式サイト[編集]