日産・クエスト

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日産・クエスト
Nissan Quest E52.jpg
4代目
販売期間 1992年-2017年
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本
ボディタイプ 3/5ドアミニバン
駆動方式 前輪駆動
先代 日産・アクセス
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クエストQUEST)は、日産自動車がかつて販売していたミニバンである。

概要[編集]

初代V40型の一部の年式は日本でも販売された。それ以後のモデルは日本では販売されなかったが、北米ではマイナーチェンジ、モデルチェンジを経て、販売が続けられていた。2011年登場の4代目からはエルグランド姉妹車になった。 モデルイヤーの都合上、2003年式、2010年式クエストは存在しない。

初代 V40型(1992年-1998年)[編集]

日産・クエスト(初代)
V40型
1992年発売型
93-95 Nissan Quest.jpg
1996年改良型
1996-98 Quest.JPG
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オハイオ州
販売期間 1992年4月 - 1998年7月(生産終了)
デザイン トーマス・センプル
乗車定員 7名
ボディタイプ 3ドアミニバン
エンジン V型6気筒 3L VG30E
駆動方式 前輪駆動
変速機 4速AT
サスペンション 前: 独立懸架ストラット式
後: ビームアクスル式リーフスプリング
全長 4,823 mm
全幅 1,872 mm
全高 1,666 mm(1993-1995 XE)
1,714 mm(貨物)
1,727 mm(GXE及び1996-98 XE)
ホイールベース 2,850 mm
車両重量 1,820kg
製造事業者 フォード・モーター
先代 日産・アクセス
プラットフォーム フォード・VX54プラットフォーム
-自動車のスペック表-
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1993年
北米国際オートショーで発表。
初代は日産の北米専用MPVとして登場。日産・プレーリーの北米向けである、アクセスの後継車として発売された。
1998年モデルのカタログには、日産車体の製造による、コクーンコンセプトがこのモデルのコンセプトカーとされている。
初代クエストは、フォード・モーター社と共同開発であった。当時フォードは、マツダと共同開発をする予定であったが、マツダが、静粛性や快適性、ハンドリングに優れるFR方式(初代MPV)にこだわったため、日産と手を組むことになった。
このジョイントベンチャーは、1987年に「日産CR」として、日産が人材、フォードは開発資金を提供する形で進み、開発は日産リサーチ&デベロップメント、搭載されるV6OHC VG30Eエンジンの生産は、北米日産会社 (NNA) がテネシー州スマーナ工場で行い、最終組み立てはフォードのオハイオ州エイヴォン湖工場がそれぞれ担当した。
日産では日産クエストとして販売され、フォードではマーキュリーブランドを使用し、マーキュリー・ヴィレジャーとして販売された。
サスペンションとスプリングは、フロントは一般的なマクファーソンストラットコイルスプリングであるが、リアはリジッドアクスルとリーフスプリングの組み合わせである(クライスラータウンアンドカントリーも同様にリアはリーフスプリングである)。
日本市場には1995年4月から左ハンドル仕様のまま、逆輸入販売が開始された。日本国内における車種拡充と日産専用船の北米輸出船の帰り便の空きを有効活用する為に、日産車体が輸入元、オーテックジャパンが発売元となり、北米専売車種である車に国内法規にあわせる為に最低限の改修を行い一部の日産ディーラーで販売した。
同クラスの国産ミニバンと比べ、少数枠での輸入車であったこともあり割高だった。また、左ハンドルのみであり、スライドドアも右側のみ。結果として販売台数は極めて少数に留まった。1998年12月に日本国内での生産を、翌年5月[1]に販売を終了している。
その他、並行輸入業者によりクエスト、ヴィレジャー共に並行輸入の形で少数が輸入されている。
1996年8月
マイナーチェンジ。フロントグリル、ヘッドライトバンパーテールライトなどが変更され、フェイスリフトが施された。


2代目 V41型(1998年-2002年)[編集]

日産・クエスト(2代目)
V41型
1998年発売型
2nd Nissan Quest.jpg
2001年改良型
01-02 Nissan Quest.jpg
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国オハイオ州
販売期間 1998年8月 - 2002年6月(生産終了)
デザイン 田中伸賢
ダイアン・アレン
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン V型6気筒 3.3L VG33E 180hp
駆動方式 前輪駆動
変速機 4速AT
サスペンション 前: 独立懸架ストラット式
後: ビームアクスル式リーフスプリング
全長 4,948 mm(1999-2000)
4,943 mm(2001-2002)
全幅 1,902 mm
全高 1,631 mm
1,709 mm
ホイールベース 2,850 mm
製造事業者 フォード・モーター
プラットフォーム フォード・VX54プラットフォーム
-自動車のスペック表-
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1998年モデルイヤー
発売。プラットフォームを先代の流用としながらも、スライドドアを左右に装備し、エンジンもV型6気筒 OHC VG33E型となった。
2001年モデルイヤー
フェイスリフトが施され、フロント・リアともにデザインが変更された。
2002年
クエストとヴィレジャーの生産を終了し、ヴィレジャーはモンテレーにモデルチェンジしたため、ミニバンでのフォードとのジョイントも終了した。また、カナダでは2001年モデルで販売が終了された。


3代目 V42型(2003年-2009年)[編集]

日産・クエスト(3代目)
V42型
2004年発売型
04-06 Nissan Quest.jpg
2007年改良型
2007-Nissan-Quest.jpg
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カントン
販売期間 2003年5月 - 2009年(生産終了)
デザイン アルフォンソ・アルバサ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン V型6気筒 3.5L VQ35DE 240hp/235hp
駆動方式 前輪駆動
変速機 4速AT/5速AT
サスペンション 前: 独立懸架ストラット式
後: 独立懸架マルチリンク式
全長 5,184 mm
全幅 1,971 mm
全高 1,778 mm(2004-2006)
1,826 mm(2007-2009)
ホイールベース 3,150 mm
プラットフォーム 日産・FF-Lプラットフォーム
-自動車のスペック表-
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2002年1月
北米国際オートショーに日産デザインアメリカ会社(カリフォルニア州)でデザインがなされた「Next Generation Quest Concept」を出品。
2003年1月
北米国際オートショーに新型クエストを出展。その後、2004年モデルとして発売。なお、2003年モデルのクエストは存在しない。
3代目は日産の独自車種となり、北米を中心に販売されているアルティマ、およびアジアを中心に販売されているティアナと共通のFF-Lプラットフォームを使用している。搭載するユニットは、V6 DOHC VQ35DE型に4速および5速のオートマチックトランスミッションを組合わせる。
センターメーターと楕円状のセンタークラスターを備えた独特なデザインのインテリアを採用したが、これは顧客には不評で、2007年モデルより改められることとなった[2]
生産は北米日産会社のミシシッピ州キャントン工場。
2003年4月
上海モーターショーに「クエスト コンセプト」を出展。
2005年4月
上海にて中国向け「クエスト」(中国名:貴士)を発表。同月開催された「オート上海 2005」に出展。
2005年8月
台湾、中国などへ輸出開始。
2006年2月
シカゴモーターショーに2007年モデルを出展。北米市場での販売不振の一因でもあったインテリアをオーソドックスかつ質感の高いものに一新している。また、エクステリアデザインについても変更が施され、フロントグリルなどが変更された。
2007年
『Forbes』誌の「2007年 性能が最も低い車種」第8位に、この車が選ばれた。上位10車種のうち、日本企業は日産だけであり、この1台のみランクインとなっている。しかし、同年のオート・パシフィック社による調査では、ミニバン顧客満足度No.1を獲得している。
2007年2月2日の日産車体のプレスリリース:[1]で、2009年より日産車体九州工場にて4代目クエストの生産が開始されると発表された。
2009年
NISSAN USA発表の、The 2010 Nissan Lineup: Charting the Changes(英語) にて、V42モデルは2009年にて生産終了と発表。

4代目 RE52型(2010年-2017年)[編集]

日産・クエスト(4代目)
RE52型
2011年型
2011 Nissan Quest LE -- 12-22-2010.jpg
製造国 日本の旗 日本苅田町日産車体
販売期間 2010年 - 2017年12月(生産終了)
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
エンジン V型6気筒 3.5 L VQ35DE 260HP
駆動方式 前輪駆動
変速機 エクストロニックCVT
サスペンション 前: 独立懸架ストラット式
後: 独立懸架マルチリンク式
全長 5,100 mm(ナンバープレートブラケット付きは5,110㎜)
全幅 1,970 mm
全高 1,855 mm(ルーフレール付き)
ホイールベース 3,000 mm
姉妹車 日産・エルグランド
プラットフォーム 日産・Dプラットフォーム
-自動車のスペック表-
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Dプラットフォームが採用され、ボディ・内装全般含め多くの部分を3代目エルグランド(E52型)と共有化されている。両車のデザイン上の違いは前後ランプ類程度だが、エルグランドからは全幅と全長が拡大されている。

本モデルよりエルグランドとともに2010年竣工のれた日産車体九州で生産され、主戦場となる北米市場の他、中国でも販売された。

2008年
北米国際オートショーにて、「日産・フォーラムコンセプト」を発表。
2010年
The all new NISSAN QUEST(英語) ティザーサイト開設。
2010年7月7日
北米日産により写真が公開された[2]
2010年12月
ロサンゼルスオートショーにて正式発表
2016年12月
北米市場での販売を終了。
2019年4月
中国版公式サイトがリニューアル、販売車種リストから外れ、旧サイトの車種一覧から開いてもアクセスできなくなる。(事実上中国市場での販売を終了)
エルグランドとの主な相違点
  • エルグランドは日本国内で高級車の扱いだが、クエストは大衆車クラスである(日本でのセレナと同一クラスに相当する)。
  • ホイールベースは同寸だが、オーバーハングが大きく、ボディシェルは全長が185 ㎜、全幅が120 ㎜拡大されている。全長は5.0 mを超えている。
  • エンジンはV6・3.5 LのVQ35DEのみで、直列4気筒QR25DEの設定は無い。
  • 外観では、前後のデザインが異なり、バンパーも奥行きが深くされている。またエルグランドでは設定のないルーフレールが標準もしくはオプション装備として用意されている。
  • インパネデザインは共通だが、全幅が広い分両端がエルグランドより少し長い。その他にアメリカ人の体格に合わせてシートの大きさや足下の広さが異なっている。
  • シートはエルグランドの助手席や2列目に搭載されているオットマン機能が省略されており、また2列目シートを前に折りたたんで3列目用のテーブルとして使用できる。

販売台数[編集]

暦年 アメリカ
2010 177[3]
2011 12,199[3]
2012 18,275[4]
2013 12,874[4]
2014 9,833[5]
2015 11,018[5]
2016 11,115[6]
2017 4,950[6]

脚注[編集]

注釈[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]