日進町 (川崎市)

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日進町
川崎ルフロン
川崎ルフロン
日進町の位置(神奈川県内)
日進町
日進町
日進町の位置
北緯35度31分29.07秒 東経139度41分37.31秒 / 北緯35.5247417度 東経139.6936972度 / 35.5247417; 139.6936972
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Kawasaki, Kanagawa.svg 川崎市
川崎区
設置 1964年(昭和39年)
面積
 • 合計 0.2967km2
人口
2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 • 合計 7,294人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
210-0024[3]
市外局番 044 (川崎MA)[4]
ナンバープレート 川崎

日進町(にっしんちょう)は、神奈川県川崎市川崎区町名である。住居表示は実施されておらず、丁目は設けられていない[5]。面積は296654.7m2[1]で、郵便番号は210-0024[3]

地理[編集]

川崎区の北西部に位置し、県道川崎町田線の北東側では、川崎駅東口の駅前広場南側のJR東海道本線京急本線に挟まれた一角、県道の南西ではJRの線路から国道15号(第一京浜)の間に町域をもつ。北西はJRの線路を挟み幸区に接する。駅前広場に面し、川崎日航ホテルと大型商業施設川崎ルフロンが建つ。川崎ルフロンは、1988年のオープン当初は丸井西武百貨店を核テナントとしていたが、西武百貨店は2003年に撤退し、2004年からはヨドバシカメラと専門店街が入居した。川崎ルフロンに隣接して、オフィスビルのキューブ川崎(旧 日本アイ・ビー・エム川崎ビル[6])と興和川崎東口ビル[7]が建つ。両ビルは日本アイ・ビー・エムが拠点を置いていた。興和川崎東口ビルの中層部はピロティ構造で、駅前広場から住宅団地サンスクエア川崎まで、車道と平面交差しない歩行者動線を構成する。キューブ川崎、興和川崎東口ビルと県道の間はUR賃貸住宅「サンスクエア川崎」、太田総合病院、川崎能楽堂[8]があり、JRの線路沿いにNTTDoCoMo川崎ビルが建つ。県道の西側は、旧堤根地区を中心に簡易宿所が軒を連ねていた[9]

京浜急行の高架橋が上並木公園を斜めに横断し、その南方に旧東海道が通る。江戸時代前期の俳人松尾芭蕉1694年元禄7年)5月に江戸深川から伊賀国に旅立った際、川崎宿門人らと別れた。その時に詠んだ「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」の句碑が残る[10]。旧東海道と国道15号の間には川崎市立川崎小学校があり[9]、旧東海道沿いの八丁畷駅近くには2003年南町から川崎警察署が移転してきた。

歴史[編集]

1964年昭和39年)に、土地区画整理事業に合わせ川崎市砂子古川通堤根、上並木、池田町、新宿、見染の一部から設立された。町名は、この地が日進月歩発展することを願って付けられた[11]

2015年5月17日簡易宿所「よしの」から出火。死者11人を出す被害となった(川崎市簡易宿泊所火災)。火災後、町内から簡易宿泊施設および施設を利用していた高齢の生活保護受給者が減少し、街並みに変化が生じた[12]

上記の火災に象徴されるように、かつては日雇い労働者が多く集まる地区であった。近年では川崎市中心部に近い立地条件を生かして、川崎市が簡易宿泊施設に外国人観光客を呼び込んだり、地元企業が古いビルをオフィスやスポーツ、飲食などのための複合施設「unico」(ウニコ)[13]にリノベーションしたりするなどの動きが見られる[14]

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
日進町 4,636世帯 7,294人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15][16]

番地 小学校 中学校
全域 川崎市立川崎小学校 川崎市立川崎中学校

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2015年10月26日). 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口”. 川崎市 (2018年1月25日). 2018年2月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月15日閲覧。
  5. ^ 区別町名一覧表(川崎区)”. 川崎市市民文化局市民生活部戸籍住民サービス課 (2016年2月16日). 2017年3月5日閲覧。
  6. ^ 日本アイ・ビー・エム川崎ビル”. 松田平田設計. 2017年3月12日閲覧。
  7. ^ 興和川崎東口ビル”. 松田平田設計. 2017年3月12日閲覧。
  8. ^ 川崎能楽堂”. 公益財団法人川崎市文化財団. 2017年3月12日閲覧。
  9. ^ a b 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p1078
  10. ^ 文化財さんぽ 芭蕉の句碑”. 川崎市教育委員会 (2013年9月19日). 2017年3月12日閲覧。
  11. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p687
  12. ^ 11人死亡、2年、変わる川崎の簡宿2割廃業、転居拒む高齢者 毎日新聞(2017年5月15日)2017年5月15日閲覧
  13. ^ unico(2018年2月7日閲覧)
  14. ^ 【イキイキ地域】川崎市日進町/歴史残しリノベで再生『日経MJ』2018年1月22日(街づくり面)
  15. ^ 川崎市立小学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  16. ^ 川崎市立中学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『県別マップル14 神奈川県道路地図』昭文社、2016年、7,10。ISBN 978-4-398-62683-7。
  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日、687,1078頁。