早稲田文学新人賞

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早稲田文学新人賞(わせだぶんがくしんじんしょう)は、早稲田文学会によって主催されている公募新人文学賞である。

概要[編集]

早稲田大学文芸科の教授であった平岡篤頼の尽力によって、1984年に創設された。1984年の第1回から2000年の第17回までは小説評論短歌の4部門制で毎年1回受賞作を発表していたが、2001年の第18回から2004年の第21回までは小説、評論の2部門制となった。2005年から2007年までは掲載誌である『早稲田文学』が休刊となっていたため、休止されていた。2008年の『早稲田文学』復刊とともに不定期ながら本賞も再開され、小説の1部門制、選考委員を各回1名のみとすると定められた。

受賞作一覧[編集]

特に但し書きのないものは小説。

第1回から第10回[編集]

  • 第1回(1984年) - 岸山真理子 「桂とライラとカガンダンハン」、安久昭男 「悲しいことなどないけれどさもしいことならどっこいあるさ」
  • 第2回(1985年) - 該当作なし
    • 佳作 - 白鳥達也 「樹雨」、盛田隆二 「夜よりも長い夢」、清田由井子 「古今の花」(短歌)
  • 第3回(1986年) - 織田百合子 「まほし、まほろば」、伊東貴之 「変奏する人生――八木義徳「私のソーニャ」をめぐって」(評論)
    • 佳作 - 望月信昭 「おやすみは小さな声で」、西山翳 「風の棲み家」(短歌)、坂口恒 「都会の標本箱」(詩)
  • 第4回(1987年) - まきのえり 「プツン」、北原耀子 「青炎」(短歌)
    • 佳作 - みつ山すず江 「スカスカにしてやる」(詩)、上田かおる 「ゴールデン街 一九八七年 真夏」(短歌)、小笠原和幸 「馬の骨」(短歌)
  • 第5回(1988年) - 該当作なし
    • 佳作 - 内海恵理子 「アクセルとブレーキ・娼婦」(詩)、行場沙羅 「海峡の方向に踏みだして」(詩)
  • 第6回(1989年) - 波多野杜夫 「東京一景」、松崎美保 「まり子のこと」、引間徹 「テレフォン・バランス」
  • 第7回(1990年) - 林和太 「アプカサンペの母(ハポ)」
    • 佳作 - 磯村健 「蓼莪」(短歌)
  • 第8回(1991年) - 該当作なし
    • 佳作 - 矢水由起彦 「湾岸street」(詩)、田中綾 「人間呼格」(短歌)
  • 第9回(1992年) - 麻田圭子 「モーニング・サイレンス」、羽根田康美 「シングルマザー」、小笠原和幸 「テネシーワルツ」(短歌)
  • 第10回(1993年) - 森田候悟 「曝野」、正山千夏 「忘却セッケン」
    • 佳作 - 古井ミト 「夕焼けの測り方」

第11回から第21回[編集]

  • 第11回(1994年) - 小軌みつき 「月蝕名簿」(短歌)
    • 佳作 - 小倉倫子 「熱帯魚の水」
  • 第12回(1995年) - 向井豊昭 「BARABARA」
  • 第13回(1996年) - 大久秀憲 「葛西夏休み日記帳」
  • 第14回(1997年) - 該当作なし
    • 佳作 - 岡田親義[要曖昧さ回避] 「かなさあたんど」、男沢一 「徘徊する男」
  • 第15回(1998年) - 阿部公彦 「荒れ野に行く」
    • 佳作 - 鈴木佐知 「センプリニ」(短歌)、城戸武墾 「必然」他二篇(詩)
  • 第16回(1999年) - 松本薫 「ブロックはうす」、高橋秀行 「影の眼差し」
  • 第17回(2000年) - 城殿智行 「吐き怒る天使--大岡昇平と「現在形」の歴史」(評論)
    • 佳作 - 鶴岡一生 「サイヨーG・ノート」
  • 第18回(2001年) - 該当作なし
  • 第19回(2002年) - 仙田学 「中国の拷問」
  • 第20回(2003年) - 萩田洋文 「ロマン戦」
  • 第21回(2004年) - 雅雲すくね 「不二山頂滞在記」

~休止期間(2005~2007年)~

第22回から第30回[編集]

選考委員[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]