春名幹男
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春名 幹男 (はるな みきお) | |
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生誕 | 1946年10月14日(74歳)![]() |
国籍 | ![]() |
別名 | 元早稲田大学政治学研究科客員教授 元共同通信社論説副委員長 |
教育 | 大阪外国語大学ドイツ語学科 |
職業 | ジャーナリスト |
活動期間 | 1969 – 現在 |
代表経歴 | ボーン・上田記念国際記者賞(1995年) 日本記者クラブ賞[1](2004年) |
春名 幹男(はるな みきお、1946年10月14日[2] - ) は、日本の国際ジャーナリスト。共同通信社記者、共同通信社論説副委員長、名古屋大学大学院特任教授、早稲田大学客員教授を歴任。
来歴[編集]
1946年、京都府京都市生まれ。1969年、大阪外国語大学ドイツ語学科卒業後の4月、共同通信社に入社。
1971年まで大阪支社社会部、1971年から京都支局、1974年から本社外信部へ異動。1979年から外信部ニューヨーク支局特派員となり、1984年に帰国。その後、再び渡米し1987年からワシントン特派員となり、1990年に帰国。1993年から再び渡米し、ワシントン支局長。1997年に帰国し、編集委員兼論説委員となる。それと並行し、母校である大阪外語大の大学院言語社会研究科の非常勤講師を2004年まで務める[3]。1998年から論説副委員長。2004年、共同通信が初めて「特別編集委員」制度を導入し、特別編集委員となる。
2007年、共同通信社を退社し、名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授に就任。2009年、鳩山由紀夫内閣時の外務省にて「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」[4]の有識者委員に任命される。2010年から2012年まで名古屋大学大学院国際言語文化研究科特任教授。2010年から2017年3月まで早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース客員教授。
出演[編集]
テレビ[編集]
- サンデープロジェクト(テレビ朝日)- 2000年8月
- 筑紫哲也 NEWS23(TBSテレビ)- 2001年11月
- ワイド!スクランブル(テレビ朝日)不定期
- ひるおび!(TBSテレビ)不定期
ラジオ[編集]
- ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB(文化放送) - 2010年10月17日、24日
- 斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!(文化放送) - 2017年4月11日
- Jam the WORLD(J-WAVE) - 2017年7月25日
映画[編集]
著書[編集]
単著[編集]
- 『核地政学入門—第三世界の核開発競争』(日刊工業新聞社、1979年)
- 『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書、1985年)
- 『スクリュー音が消えた』(新潮社、1993年)
- 『秘密のファイル―CIAの対日工作』(上・下)(共同通信社、2000年/新潮文庫、2003年)
- 『スパイはなんでも知っている』(新潮社、2001年)
- 『米中冷戦と日本』(PHP研究所、2013年)
- 『仮面の日米同盟』(文春新書、2015年)
共著[編集]
脚注・出典[編集]
- ^ NSK ニュースブレチン オンライン 2004年5月
- ^ 『著作権台帳』
- ^ 名古屋大学 講師紹介
- ^ 外務省 いわゆる「密約」問題に関する有識者委員会 2009年11月24日
- ^ 映画「戦車闘争」公式HP