春日町 (鹿児島市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
日本 > 鹿児島県 > 鹿児島市 > 春日町
春日町
—  町丁  —
春日神社
春日町の位置(鹿児島県内)
春日町
春日町
座標: 北緯31度36分22.1秒 東経130度34分0.2秒 / 北緯31.606139度 東経130.566722度 / 31.606139; 130.566722
Flag of Japan.svg 日本
都道府県 鹿児島県
市町村 鹿児島市
地域 中央地域
地区 上町地区
人口 (2014年(平成26年)9月末現在)
 - 計 1,076人
等時帯 JST (UTC+9)
郵便番号 892-0804

春日町(かすがちょう Kasuga-Chō)は、鹿児島県鹿児島市町名鹿児島郡鹿児島近在坂元村の一部、鹿児島府下春日小路町、鹿児島市春日小路町郵便番号は892-0804。人口は1,076人、世帯数は489世帯(2014年9月末現在)[1]。春日町の全域で住居表示を実施している。

地理[編集]

鹿児島市中部、稲荷川下流域に位置している。町域の北方には池之上町、北方から東方にかけては清水町、南方には浜町柳町、西方には大竜町がそれぞれ接している。

町域の中部には薩摩藩士で、第1次伊藤内閣において初代文部大臣となった森有礼の誕生地があり、石碑が設置されている[2]

春日神社の裏の通り付近には春日町遺跡がある[3]。春日町遺跡からは縄文時代前期頃のものと見られる土器が1962年と1963年の調査の際に発掘されており、胴部で窄まり、口縁部に向けて広がりながら口縁端部で窄まる形状をした土器は春日式土器と命名された[4]。春日式土器は瀬戸内地方に多く分布する船元式土器と同様な形状であり、南九州を中心に出土している[5]

町域の南端を東西に国道10号が通る。

歴史[編集]

古くは坂元村の一部であったが、明治初期には鹿児島府下のうちとなり、「春日小路町」(かすがしょうじちょう)と称した[6]1889年(明治22年)に市制が施行されたのに伴い、鹿児島城下47町及び近在の3村の区域より鹿児島市が成立し、江戸期の春日小路町は鹿児島市の町名「春日小路町」となった。1899年(明治32年)には町名より小路を取り、「春日町」に改称した[6]

1967年(昭和42年)に鹿児島市柳町の一部を編入し、春日町の一部が柳町となった[6]

町域の変遷[編集]

分割・統合実施後 分割・統合実施年 分割・統合実施前
春日町の一部 1967年(昭和42年) 柳町の一部
柳町の一部 春日町の一部

施設[編集]

公共
  • 春日交番
郵便局
  • 鹿児島春日郵便局
寺社
  • 春日神社
    安和2年に長谷場氏が薩摩に入国した際に大和国春日郷(現在の奈良県奈良市の一部)の春日神社より分祀し、春日神社として創建された[7][6]鹿児島五社(上町五社)のうち第四にあたる[8]。また、1688年頃の現在の春日神社付近には御船手や船魂神社が置かれていた[9]

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである[10]

町丁 番・番地 小学校 中学校
春日町 全域 鹿児島市立清水小学校 鹿児島市立清水中学校

交通[編集]

道路[編集]

国道

鉄道(廃止路線)[編集]

鹿児島市電上町線
  • 春日町電停
    1951年昭和26年)に鹿児島市電上町線の柳町~春日町間が開通したのに伴い[11]、春日神社付近の国道10号上に春日町電停が設置されたが[3]1985年(昭和60年)に上町線が全線廃止され、春日町電停も廃止された[11]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 統計情報 - 鹿児島市ホームページ。
  2. ^ 森有礼誕生地 - 鹿児島市 2012年2月29日閲覧。
  3. ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.682 角川書店
  4. ^ 春日式土器をめぐる研究の現状と課題 (PDF) p.35 - 松永眞由美(鹿児島県立博物館研究報告8号) 2012年2月29日閲覧。
  5. ^ かごしま考古ガイダンス 第4回 - 鹿児島県上野原縄文の森 2012年2月29日閲覧。
  6. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.193 角川書店
  7. ^ 春日神社 - 鹿児島県神社庁 2012年2月29日閲覧。
  8. ^ 上町五社 - 鹿児島市 2012年2月29日閲覧。
  9. ^ 薩摩水軍港跡 - 鹿児島市 2012年2月29日閲覧。
  10. ^ 小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年7月29日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年7月18日閲覧。
  11. ^ a b 『日本鉄道旅行地図帳 12号 九州・沖縄』 p.52 新潮社

関連項目[編集]

座標: 北緯31度36分22.1秒 東経130度34分0.2秒