昭陵 (清)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
北陵の方城の門

昭陵(しょうりょう、満州語ᡝᠯᡩᡝᠩᡤᡝ
ᠮᡠᠩᡤᠠᠨ
、転写:eldengge munggan)は、中国遼寧省瀋陽市皇姑区隆業山(市街地北部)にある後金の2代目、の初代皇帝である太宗ホンタイジとその妻・孝文端皇后の陵墓である。瀋陽市の北部にあることから北陵とも。陵墓、建築物などは現在でも良好な状態を残し、清朝初期の技術・建築文化の一端を知ることができる。2004年ユネスコ世界遺産明・清王朝の皇帝墓群の一部として追加登録された。規模は清の関外三陵(他の二陵は福陵永陵。)のうち最大。また現在、周囲は瀋陽で1番大きな公園・「北陵公園」となっており、自由な散策が可能である。

沿革[編集]

ホンタイジの死亡した崇徳8年(1643年)に着工し、完成をみたのは順治8年(1651年)のことである。その後康熙乾隆嘉慶の各年間にもそれぞれ多少の改築・増築工事が為されている。陵墓のみならず、城壁・建築群は清朝初期の中国東北地域の気風をよく残しているが、の陵墓をまねた部分もおおく見られる。この部分が康熙期以降の建設であると考えられている。

区画[編集]

参道と、祭りをとり行う建物が四角形の城壁で囲まれた方城と、皇帝が埋葬されている円丘を囲む円い城壁円城に分けられる。方城の床にはかつて金箔が敷き詰められていた。

関連項目[編集]

※上記のほか、遼陽にヌルハチの一族を葬った東京陵がある

座標: 北緯41度50分57秒 東経123度25分17秒 / 北緯41.84917度 東経123.42139度 / 41.84917; 123.42139