昼顔 (1967年の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
昼顔 | |
---|---|
Belle de jour | |
監督 | ルイス・ブニュエル |
脚本 |
ジャン=クロード・カリエール ルイス・ブニュエル |
原作 | ジョゼフ・ケッセル |
製作 |
ロベール・アキム レーモン・アキム |
出演者 |
カトリーヌ・ドヌーヴ ジャン・ソレル |
撮影 | サッシャ・ヴィエルニ |
編集 | ルイゼット・オートクール |
配給 |
![]() |
公開 |
![]() ![]() ![]() |
上映時間 | 100分 |
製作国 |
![]() ![]() |
言語 |
フランス語 スペイン語 |
次作 |
『夜顔』 (監督マノエル・デ・オリヴェイラ、2006年) |
『昼顔』(ひるがお、フランス語: Belle de jour, 「三色朝顔」「日中の美女」「昼間に稼ぐ娼婦」の意)は、1967年のフランス・イタリア合作映画である。ルイス・ブニュエル監督作品、原作はジョゼフ・ケッセルの同名小説である。第28回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を受賞した。
ストーリー[編集]
美しい若妻のセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、医師である夫のピエール(ジャン・ソレル)とともにパリで幸せな生活を送っていた。その一方、マゾヒスティックな空想に取り付かれてもいた。ある日セヴリーヌは友人から、上流階級の婦人たちが客を取る売春宿の話を聞き、迷った後に「昼顔」という名前で娼婦として働くようになる。
キャスト[編集]
- セヴリーヌ - カトリーヌ・ドヌーヴ(吹き替え:平井道子)
- ピエール - ジャン・ソレル(吹き替え:中田浩二)
- ユッソン - ミシェル・ピッコリ(吹き替え:田中明夫)
- アナイス - ジュヌヴィエーヴ・パージュ(吹き替え:初井言榮)
- マルセル - ピエール・クレマンティ(吹き替え:納谷六朗)
- ルネ - マーシャ・メリル(吹き替え:山田早苗)
- 吹き替え初回放映 - 1976年6月4日(金) フジテレビ『ゴールデン洋画劇場』
続編[編集]
2006年、マノエル・ド・オリヴェイラ監督による続編『夜顔』 (フランス語: Belle toujours, 「つねに美女」の意) が製作され、第63回ヴェネツィア国際映画祭にて上映された。アンリ役はミシェル・ピコリのままだが、カトリーヌ・ドヌーヴが演じたセヴリーヌ役はビュル・オジェが演じた。オリヴェイラはブニュエルのわずか8歳下の同世代の監督だが、満97歳で同作を監督し、約40年ぶりの続編となった。
関連項目[編集]
- 昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜 - 本作から着想された、2010年代日本における主婦の不倫を描くテレビドラマ。
外部リンク[編集]
- 昼顔 - allcinema
- 昼顔 - KINENOTE
- Belle de jour - オールムービー(英語)
- Belle de jour - インターネット・ムービー・データベース(英語)
|
|