まんがタウン

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月刊まんがタウン』(げっかんまんがタウン)は、双葉社発行の4コマ誌(4コマ漫画専門雑誌)。創刊号は2000年12月号(2000年平成12年)11月5日発売)で、漫画アクションファミリー増刊『クレヨンしんちゃん特集号』から改題されての創刊となった。現在は原則として毎月5日に発売されている(但し、地域によっては発売日が異なることがある)。B5判、中綴じである。

定価は『まんがタウンオリジナル』休刊による統廃合で、2006年10月号より定価300円(たまに付録や内容によって特別定価320 - 330円になることもある)となる。消費税率の8%への増加に伴い、2014年5月号より定価340円となる。なお、『まんがタウンオリジナル』連載作品の一部は、双葉社他誌もしくはケータイサービスへ連載誌変更。

概要[編集]

かつて双葉社では『まんがタウン』のほかに『まんがタウンオリジナル』や『もえよん』といった4コマ雑誌を発行していたが、いずれも休刊し、その後新たな4コマ誌が創刊されていないことから、これらの雑誌の連載陣が集約される形となった。このような経緯から、現在では定番作品からファミリーもの・オフィスもの(お仕事系)・萌え系4コマまでが満遍なく掲載されており、バランスの取れた誌面構成となっている。

『クレヨンしんちゃん』『かりあげクン』『鎌倉ものがたり』といったキラーコンテンツを抱えているが、連載陣は一部の大御所を除いて中堅クラスの作家が大半を占める形となっており、ゲスト作品や新人作家の作品の掲載は少ない。このため、安定感があり安心して読める作家陣で構成されている反面、各月号ごとの変化に乏しいという一面も持っている。

メイン作家の臼井儀人が不慮の事故により急逝したため、『クレヨンしんちゃん』は2010年3月号で未完のまま連載が打ち切られた。4月号から8月号までは『かりあげクン』を中心とする複数作品が表紙を飾り、『クレヨンしんちゃん』の過去作品を再掲載する「クレヨンしんちゃんメモリアル」の他、映画版の公開前後にはコミカライズ版が相庭健太の執筆により掲載された。また、2010年以降新人・若手作家の新連載もいくつか開始しており、少しずつではあるが世代交代が進められようとしている。

2010年9月号からは臼井の元スタッフの作画で『新クレヨンしんちゃん』が連載されている。

現在連載されている作品[編集]

過去に連載されていた主な作品[編集]

  • アキナイ☆ダマシイ(胡桃ちの)- 2015年2月号 ※単行本1巻発行に合わせて『商☆魂』より改題
  • 明日屋のカルメちゃん(南ひろこ
  • 居間には今外国人がいます。(駒倉葛尾)- 2015年12月号
  • うちの大家族重野なおき)※『まんがタウンオリジナル』にて連載開始後に並行連載化、2011年9月まで『コミックハイ!』でも連載
  • うちのばーちゃん超絶(めっちゃ)かわいいんですけど?(胡桃ちの)※幅広4コマ漫画
  • 岡Gの徒然絵日記(岡田がる)- 2008年11月号
  • 押しかけ時姫(東屋めめ)
  • オタケン(さかもとみゆき)- 2008年10月号
  • おどりませんっ!(たかまつやよい)- 2011年5月号
  • 俺の生徒は神メイド(桐原小鳥
  • おやじの道(タケダミツヒロ) - 2011年4月号 ※コラム
  • かしこみっく(池尻エリクソン)- 2012年9月号
  • かぞくのあした(おおた綾乃)- 2008年10月号
  • 飼っちょるハムスター(鹿嶋ヒロオ)- 2011年4月号
  • かめびより(松田円
  • かわしい先輩と残業めし(梨尾)
  • 飼われもの夫婦(田中なつ)- 2008年10月号
  • きぐるめくるみ!(うず)- 2015年4月号
  • 偽装男子(東屋めめ)- 2012年12月号
  • くるりのこと。(富永ゆかり)- 2010年11月号
  • クレヨンしんちゃん(臼井儀人)- 2010年3月号 ※ストーリー漫画。2010年6 - 8月号に「クレヨンしんちゃんメモリアル」として一部再掲
  • ケイくんとアヤメさんがルームシェア(ボマーン)- 2014年12月号
  • けいちゃんに一本!(高田ミレイ)
  • 子連れ☆おおがみ(関根亮子)- 2008年9月号
  • コトちゃんの空(大原なち)- 2009年3月号
  • 子供失格(松山花子)- 2011年7月号
  • コドモの味方(松本藍)- 2013年3月号※ストーリー漫画
  • 小春さん、ずれてない?(東屋めめ
  • こわれたてのレディオ(武井達人)- 2013年1月号
  • 今夜も家呑み! ご当地グルメでカンパーイ!(カツヤマケイコ)- 2013年5月号 ※エッセイ漫画、非4コマ
  • 彩陽(さいよう)女子高 食物調理科(青山だいじろう)- 2014年12月号
  • 三色だんご(山田まりお)- 2012年5月号
  • 思春機13号(池尻エリクソン)- 2014年5月号
  • シスコなふたり後藤羽矢子)- 2011年3月号
  • 純喫茶のプリムラさん(ほっぺげ
  • しょーがくせれぶ(中村カンコ)- 2014年6月号 ※『漫画アクション』より移籍
  • 少年アシベ森下裕美)- 2013年1月号※『週刊ヤングジャンプ』初出作品をより抜いて4C改稿掲載したもの
  • 少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん(原作:森下裕美、作画:おぎのじゅんこ、監修:Team Goma)- 2018年4月号※『月刊アクション』より移籍
  • しましま日誌(佐野妙)- 2013年8月号
  • 少女よ漫画の星となれ(松山花子)- 2014年1月号
  • すてきなムコさま富永ゆかり)- 2008年4月号
  • 節約家(セツヤカー)・カオルさん(くらた美香) - 2012年4月号
  • 70's愛ライフ(吉田美紀子)- 2016年1月号
  • セレブリティ麗子さん(神奈川のりこ
  • せんせといっしょ!(笹野ちはる)- 2012年1月号
  • そんな2人のMyホーム樹るう)- 2011年7月号
  • 大正 乙女カルテ(野広実由)- 2015年10月号
  • だめよめにっき私屋カヲル)- 2010年7月号
  • だらだら毎日のおでかけ日和(とぽすけ)- 2010年2月号
  • ちこはゲーセン一番星!(とく村長)- 2019年5月号
  • ちっちゃいナース荻野眞弓)- 2011年9月号
  • チビでも大ちゃん(大原なち)
  • 中華なOLめいみん。(高田ミレイ)- 2012年8月号 ※鶉社よりKindle本として刊行開始
  • 中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます(吉田美紀子)※不定期連載
  • ちょい能力少女あゆむ(佐野妙)- 2016年6月号
  • 蝶のように花のように!(柳瀬ルカ→ヤナセルカ)- 2012年7月号
  • チワ(たかはしけんじ)
  • 照子ちゃんは恥ずかしがり屋(沼江蛙)
  • 天下無双! 恋メガネ(富永ゆかり)- 2010年2月号
  • てんしんらん漫!(柚原有里/原作:天津 向清太朗)- 2014年10月号
  • ど先端ナース(ÖYSTER
  • 突撃!第二やまぶき寮岩崎つばさ)- 2008年12月号
  • となりの工学ガール(梅川和実) -2014年5月号 ※『まんがタイムファミリー』(芳文社)より移籍[1]
  • 涙の数だけ輝いて!(柳瀬ルカ)- 2015年4月号
  • 2年2組のスタジアムガール(須賀達郎)※幅広4コマ漫画
  • はいぱー少女 ウッキー!むんこ)- 2011年10月号
  • 花やか梅ちゃん師走冬子)- 2008年8月号
  • パラダイス・ホテル(小笠原朋子)- 2008年10月号 - 『さくらハイツ102』の小川さやかを主人公としたスピンオフ作品。
  • はるうらら(たかまつやよい)- 2008年7月号
  • パンクかあさんとロリータむすめ。(阿部川キネコ)- 2013年7月号 ※2012年11月号まで隔月連載
  • 光の大社員(ÖYSTER)- 2013年10月号
  • ひなたの総務メイト(佐野妙
  • 漂流系女子高生(えのきづ
  • ふぅわり花便り おはなちゃん(たかはしみき
  • 不思議くんJAM小池田マヤ)- 2011年4月号、『ミルククラウンの王子様』の石狩不思議を主人公としたスピンオフ作品。
  • プッチプチひまわり(臼井儀人)- 『クレヨンしんちゃん』の野原ひまわりを主人公としたスピンオフ作品。基本的に前月の「JOURすてきな主婦たち」掲載分の再掲載。- 2010年2月号
  • フミちゃんの東大受験日誌(松本勇祐)- 2015年10月号
  • ぼくの奥さん(樹るう)- 2013年10月号
  • ぽこぽこコーヒー気分(笹野ちはる)- 2008年4月号
  • ほほかベーカリー(ボマーン)- 2011年7月号
  • ほぼほぼ商店(東屋めめ)- 2017年10月号
  • ぽよ・ぺた(美月李予
  • 末裔学園☆おとぎ組(関根亮子)- 2011年1月号
  • 松井雪子の今月のおとりよせ(松井雪子)- 2012年4月号 ※コラム
  • 魔法少女は笑わない(ボマーン
  • 魔法女子高生 トラノイー カルナ(後藤羽矢子)- 2012年11月号
  • ままごと少女と人造人間(瀬田ヒナコ)- 2017年10月号
  • まゆげ犬コータロー(はやし利枝)- 2008年8月号
  • みねちゃんぷるー(岩崎つばさ)- 2011年6月号
  • みんな猫に恋してる(唐草ミチル)
  • 無敵常人グータラ奥さん(森島明子
  • 無敵なおかん(神奈川のりこ)- 2013年2月号
  • メイドのお仕事(佐藤ゆうこ)
  • めざせ!山カゾク♪(たかせシホ)- 2013年8月号 ※エッセイ漫画、非4コマ。単行本は「高瀬志帆」名義
  • メタボリックダーリン(湖西晶
  • 妄想しがちなすみれさん(野広実由
  • 喪女が勇者と暮らしたら(瀬田ヒナコ
  • 山本さんちのガン・ガール(ていお亭ていお、 監修:会津佐哲)
  • 夢からさめても(王嶋環
  • 湯宿若草物語OKAMI-おかみ-(胡桃ちの)- 2009年11月号
  • ようこそ!スマイリーバーガーへ(乃花タツ)
  • よせ☆あげ(笹野ちはる)- 2010年3月号
  • 嫁の名はキリコ(佐藤ゆうこ)- 『メイドのお仕事』のキリコを主人公としたスピンオフ作品。- 2011年8月号
  • 楽天ファミリー(新田朋子
  • 研究所(ラボ)ライフ(坂巻あきむ)- 2015年6月号
  • りさいくるくる繁盛記(田中なつ)※ゲスト扱いだが掲載多数
  • 龍天寺夫妻の生活(たかまつやよい)- 2010年4月号
  • RIRIKA☆ビューティフル(神奈川のりこ)- 2010年9月号
  • 我が名はウェルシュ(よこ)- 2012年2月号
  • わるがKIDS(植田あきら)

表紙のデザイン[編集]

4コマ誌においては、他のジャンルの漫画雑誌と異なり、表紙イラストの中心キャラクターが1名の作家によって複数月連続して担当される(その他の漫画のキャラクターが小さく周りにいくつか配置されることが多い)、という特徴がある。『まんがタウン』では基本的に『クレヨンしんちゃん』(臼井儀人)がメインである。

2010年4月号と2011年2月号は『かりあげクン』(植田まさし)が中心に配され、2010年6月号から8月号までは『かりあげクン』と月替わりでもう1作品のキャラクターが合同で中心に配される構図が基本となった。以下、月替わりイラストを担当していた作家・作品と、その担当していた期間を記す。

  1. たかの宗美(派遣戦士 山田のり子)(2010年6月号)
  2. 私屋カヲル(だめよめにっき)(2010年7月号)
  3. むんこ(はいぱー少女 ウッキー!)(2010年8月号)

2011年1月号以後は、『新クレヨンしんちゃん』が表紙を飾ることが多いものの、固定にこだわらない月替わり表紙にやや近い状況になっている。※2011年7月号は多数の作品イラストが同等に小さく配された合同表紙

  1. 西岸良平(鎌倉ものがたり)(2011年1月号、2013年7月号)
  2. 植田まさし(かりあげクン)(2011年2月号、2015年4月号)
  3. UYスタジオ(新クレヨンしんちゃん)(2011年3,5,8-10,12月号、2012年1-3,5-6,8-10月号、2013年1,5-6月号、2014年6月号、2015年1-2,5-6,8月号、2016年1月号)
  4. たかの宗美(派遣戦士 山田のり子)(2010年4月号、2013年11月号)
  5. 森下裕美(少年アシベ)(2011年6月号)
  6. 東屋めめ(偽装男子)(2012年12月号(最終回))
  7. うず(きぐるめくるみ!)(2013年2月号(新連載),4月号,12月号(佐藤両々と合同))
  8. 東屋めめ(押しかけ時姫)(2013年3月号,8月号(佐藤両々と合同),10-11月号)
  9. 佐藤両々(あつあつふーふー)(2013年8月号(東屋めめと合同),9月号,12月号(うずと合同),2014年3-4月号,11月号)
  10. 相庭健太(ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん)(2013年10月号(新連載)、2014年5月号,12月号(最終回))
  11. ÖYSTER(ど先端ナース)(2014年1月号(新連載))
  12. 瀬田ヒナコ(ままごと少女と人造人間)(2014年2月号(新連載),8月号、2015年7月号、2016年3月号)
  13. 野広実由(大正 乙女カルテ)(2014年7月号)
  14. 王嶋環(夢からさめても)(2015年3月号)
  15. 西炯子(ちはるさんの娘)(2015年9月号)
  16. 佐野妙(ちょい能力少女あゆむ)(2015年10月号)
  17. 師走冬子(あいたま)(2015年12月号)
  18. 塚原洋一(野原ひろし 昼メシの流儀)(2016年2月号)

2012年1月号は渡り廊下走り隊7グラビアが表紙を飾っている。

ときに『新クレヨンしんちゃん』ともう1作品のキャラクターが合同で中心に配されることもある。

  1. たかの宗美(派遣戦士 山田のり子)(2011年11月号、2012年4月号)
  2. 樹るう(僕の奥さん)(2012年7月号)
  3. 佐藤両々(あつあつふーふー)(2012年11月号)

兄弟誌[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『まんがタイムファミリー』初出分を双葉社公式サイト上の試し読みコンテンツ上で公開中である。