朝劇 西新宿

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朝劇 西新宿(あさげき にししんじゅく)は、2014年に発足した日本演劇プロデュース団体。主宰は俳優の野村龍一が務める。

概要・背景[編集]

朝劇とは[編集]

俳優・右近良之があたため続けてきた朝・芝居・街・人への想いをもとに、2013年5月、渡部将之と共に丸ノ内で旗揚げした演劇ユニット(通称:朝劇 丸ノ内)。作、演出は御笠ノ忠次が務め、その他の創設メンバーは原将明野村龍一が所属。食事を摂りながら朝から観劇という稀なスタイルを特徴とし、当時の演目が1年6ヵ月のロングランを記録して2500人以上を動員した。

しかし本拠のビルを解体する事情で、丸ノ内での興行は終了。その間以降、「朝劇 下北沢」「朝劇 西新宿」「朝劇 渋谷」「朝劇 センター街」「朝劇 浅草」「朝劇 明大前」「朝劇 恵比寿」などの企画や派生劇団が誕生した。本家の右近良之は「朝劇 早稲田」を経たのち、日本橋 朝男芝「オハヨウ劇場40分!」として別名義に移行している[1]

朝劇「西新宿」[編集]

2014年9月、「朝劇 丸ノ内」の創設メンバーだった野村龍一が、新たに「朝劇 西新宿」を旗揚げ[2]。野村が籍を置く「天才劇団バカバッカ」メンバーが協力の元、野村が演出を兼任した最初の演目『RISING SUN』は半年間続いた。

5カ月の充電期間を置き、2015年8月から第2の演目『恋の遠心力』の上演を開始。岡本貴也が脚本や演出で協力をしている。以来ロングランとなり[3]2016年に演劇情報サイト「CoRich[注釈 1]」にて注目ランキング1位、お客様満足度ランキング3位を獲得するなど評価され[4]、2017年9月には公演100回を迎えた[5]2018年には朝劇生誕5周年記念として、「朝劇 下北沢」のメンバーを招聘したコラボが実現している。

2017年10月から「恋の遠心力」と並行して、第3の演目『愛の回転式』がスタート。脚本は同じく岡本貴也が務めた。一年後の2018年秋から、新キャストが加わっている。

朝劇「恵比寿」[編集]

2018年11月、恵比寿 (渋谷区)の店舗に「朝劇 恵比寿」を増設。第2の演目『恋の遠心力』を上演し、「朝劇 西新宿」と並行した開催を試みている。

公演場所[編集]

西新宿[編集]

水曜日・土曜日・日曜日(例外もあり)のいずれかで、新宿野村ビルにある「GRASS DANCE新宿」にて演劇を行っている。(2018年6月から)通常11:30に開演(以前は水曜日7:30、土・日曜日9:00)し、上演時間は約45分。チケットにはモーニングサービスもついており、開場以降から食事を摂る事ができる[6]

モーニングサービスメニューの一例
  • 自家製デミグラスソースのハンバーグ・ボイルドポークソーセージ・サラダ・日替わりスープ・胚芽ロール×2・ヨーグルトベリーソース
  • お好きなドリンク(アルコールは別途有料)

恵比寿[編集]

恵比寿 (渋谷区)にある「NOS恵比寿」にて演劇。通常は9:00に開演し、上演時間は約45分。西新宿と同様にモーニングサービス付きである。

モーニングサービスメニューの一例
  • 赤ワインソースのハンバーグ・北あかりとベーコンのスパニッシュオムレツ ・シーザードレッシングのミックスサラダ・小麦かおるバゲット×2
  • お好きなドリンク(アルコールは別途有料)

演目[編集]

※2019年2月時点。☆はヒロイン。配役の6名をローテーション制で運用している

公演名 演出 脚本 期間 場所 現レギュラー 過去出演者
第1回 RISING SUN 野村龍一 ゆるボーイゆるガール 2014年9月14日 - 2015年3月22日 GRASS DANCE新宿 岩井七世
白倉裕二
レノ聡
赤間直哉
津賀保乃
など
第2回 恋の遠心力 野村龍一 岡本貴也 2015年8月19日 - 現在 GRASS DANCE新宿
NOS恵比寿
関谷真由
柴小聖
大野清志
橘輝
船戸慎士
塩口量平
森谷勇太
瀬尾タクヤ
鎌田亜由美
馬場史子
野村龍一
岩井七世 ☆
レノ聡
津賀保乃
木村昴
白倉裕二
伊藤慧
赤間直哉
西郷豊
八木麻衣子
太田希望 ☆
田部圭祐
木野るる
森田涼花
第3回 愛の回転式 野村龍一 岡本貴也 2017年10月1日 - 現在 GRASS DANCE新宿 正木航平
服部杏奈
栗生みな
佐瀬弘幸
大野清志
堤千穂
坂本康太
山崎洋平
蔭山ひろみ
塩口量平
小谷嘉一

第2回公演「恋の遠心力」[編集]

当日ゲスト出演者[編集]

レギュラー出演者以外に日替わりゲストが出演する。(※後にレギュラーになった演者も含む)

や・ら・わ

ほか多数

あらすじ[編集]

(※オフィシャルより抜粋)

この瀟洒なカフェは、巨大な“宇宙エレベーター”の中にある。

現在、地表に向かって下降中だ。五ヶ月間、宇宙空間で過ごした日々も今日で終わり。大勢の乗客たちが、お別れパーティに興じている。だが、若き研究者、伊吹だけは地球に帰りたくなかった。

彼は恋をしてしまったのだ、エレベーターのクルーである、アンドロイドに…!研究者、アンドロイド、医者、芸術家、パイロットたちが、叶わぬ恋を巡って大騒動。

『”恋の遠心力”を打ち破ることはできるのか!?』

登場人物[編集]

  • あすか:女性型のアンドロイド。宇宙エレベーターにやってくる研究者・科学者に対して、作業効率を上げるモチベーターとしての役割を持つ。年齢は不詳。
  • 伊吹:真面目な生物科学者。宇宙エレベーター内の五ヶ月間の研究を終える。年齢は30歳。
  • 大隅:予備パイロット。年齢は40歳。
  • ダイチ:宇宙エレベーター内の医師、フライトサージェント。年齢は35歳。
  • 神代:演出家。年齢は35歳。
  • さくら:神代とともに一緒に仕事をしているレーザー技師。年齢は28歳。

第3回公演「愛の回転式」[編集]

「恋の遠心力」と同様に日替わりゲストも出演する。(※記載は割愛)

あらすじ[編集]

(※オフィシャルより一部抜粋)

ここは未来の街のとある酒場。

冴えない音楽家のジンは、歌姫のマリーに想いを告白しようとしていた。その時、一発の銃声が鳴り響く。

凶弾に倒れたマリーを救うため、ジンは禁断の薬を飲み込む。それは数分間だけ時間を戻せるという薬「ダークマター」。

しかし何度過去に介入しても一向に変わらない運命。その中で、徐々に明らかになるマリーやバーテンダー姉弟の秘めたる想いが…。

『回転する物語に、撃たれよ』

登場人物[編集]

  • ジン:主人公。音楽家。
  • マリー:ヒロイン。酒場の歌姫。
  • リッキー:ジンの知り合い。
  • シャーリー:酒場の店員。マルキの姉。
  • マルキ:拳銃の男。シャーリーの弟。
  • ギムレット:街の殺し屋。

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]