木下博勝

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きのした ひろかつ
木下 博勝
生年月日 (1968-01-20) 1968年1月20日(52歳)
本名 木下博勝
出身地 日本の旗 日本 北海道深川市
学歴 杏林大学医学部
職業 医師タレント大学教授
ジャンル 医療
活動期間 2004年 -
ジャガー横田
木下 大維志

木下 博勝(きのした ひろかつ、1968年1月20日 - )は、日本の医師タレント鎌倉女子大学教授。元パーフィットプロダクション所属。

杏林大学医学部卒業、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。

経歴[編集]

北海道深川市生まれ。北海道深川西高等学校卒業後、杏林大学医学部に進学、医師国家免許を取得する。その後、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了し、財団法人癌研究会研究生やスマックガールリングドクター、東京大学医学部附属病院第一外科、埼玉県所沢市の所沢胃腸病院(現・佐々木記念病院)に副院長として勤務。自らも診察を担当していた。

専門は消化器外科。社団法人日本外科学会専門医、日本大腸肛門病学会会員、日本癌学会会員、日本消化管学会認定医。日本抗加齢医学会専門医。2007年9月に、東京大学より博士(医学)の学位を取得した。所属学会は、日本外科学会、日本癌学会、日本大腸肛門病学会、日本消化管学会、日本抗加齢医学会、日本禁煙学会。2011年(平成23年)より日本禁煙学会学術顧問に就任。

東京大学医学部附属病院第一外科に勤務していた2004年7月に、女子プロレスラージャガー横田と結婚。横田とは、女子総合格闘技スマックガールのリングドクターを務めていた際に、横田がトレーナーを務める“亜利弥’”から紹介された事がきっかけで知り合った。横田とのおしどり夫婦ぶりは有名となり、夫婦揃ってテレビや講演などで活動している。押しが強く怖い妻と対照的に、「良い人だが気弱で、ちょっと頼りない恐妻家」というキャラで人気を博している。2007年4月14日には、横田と共に講談社主催の「ナイス・カップル大賞」を受賞した。

2006年11月29日(現地時間、日本では11月30日)に妻の横田がアメリカハワイ州ホノルルの病院にて長男・大維志を出産、一児の父となる。

2009年4月に鎌倉女子大学家政学部家政保健学科教授に就任し、医師とあわせて教授としての顔を持つほか、日本全国での各種講演活動やテレビ出演も行っている。

情報番組などではコメンテーターを務めている。TBSの番組『リンカーン』の企画「持病でガッテン 急性すい炎」(2012年4月24日放送)では医師の立場で急性すい炎についてスタジオで解説を行った。2011年より東京東ロータリークラブに所属。

2011年9月〜2020年7 月パーフィットプロダクション所属。

人物[編集]

趣味など[編集]

交友関係[編集]

  • 2007年6月2日に行なわれた旭鷲山昇断髪式にも登場し大きな声援を受けた。大の巨人ファンで、東京ドームのライトスタンドで応援する姿が、度々目撃されている。元巨人の前田幸長とは友人関係で、同じプロダクションに所属していた。
  • ムッシュかまやつの長男であるTAROかまやつとは学生時代からの友人であり、木下と同じく巨人ファンとして知られるかまやつがジェネラルマネージャーを務め、元プロ野球選手や甲子園優勝、準優勝経験者などの経歴の選手が集まり、駐日キューバ大使館員などから構成される在日キューバ人チームに連勝するなどの実績を持つ草野球チーム「麻布おもいやり軍」の選手兼チームドクターを務める。他にも医学会や広告業界、金融業界など幅広い交友関係がある[3]。最近では安全保障問題に強い関心を持ち、小谷哲男とも友人関係にある。

パワーハラスメント疑惑[編集]

2019年12月、2017年4月から2019年8月31日まで自身が勤務していた医療法人で助手に対して暴言や暴行を働いていたと『文春オンライン』で報道される。木下は2年間で医師2人、看護師3人、事務員2人をパワーハラスメントによって退職に追い込んだとされており、助手の1人は「慰謝料300万円の損害賠償請求と、それに応じない場合には法的措置も辞さない」という内容の通知書を木下に送った[4]。暴言、暴行の証拠音声も残っており[5]、助手によると木下にはパワーハラスメントを肯定するような物言いもあったとのこと[6]。木下は他の常勤の医師に書類仕事を押し付けたり、同僚の医師の悪口を言って医師と患者の信頼関係を壊したりしたともいい、2019年には同僚が木下のパワハラを苦に自殺未遂に至ったとも伝わる[7]。さらに木下は、緊急の案件も私用を理由に無視するなど医師としての姿勢も疑問視されており、患者の多くから「木下先生には診察してもらいたくない」といったクレームが寄せられた。医療法人の経営陣は木下に対して2019年5月頃に自主退職するよう求めたという[8]

木下への告発者の1人で、医療法人の管理職に就く人物の主張によると「オンコールではその日に患者さんを診た医師が駆けつけるルールなのですが、木下先生は緊急の場合でも『看護師に行かせろよ、わざわざおれが行く必要あるか』などと言って行こうとしてくれないんです。僕らがなんとか頼み込んで行ってもらうのですが、患者さんの前でも不機嫌さを隠すことはなくずっと無愛想なまま。患者さんに聴診器すら当てずに帰ることもありました」という[9]

木下の所属事務所はパワーハラスメントについて「事実無根」と否定したが、助手に対して怒ったり怒鳴ったりしたことは事実と認めた[8]。録音されていた音声には「障害者なんじゃないか、お前」と恫喝した発言が記録されていた。

パワハラ疑惑を受けて、木下はインスタグラムのコメント欄を閉鎖した。最終更新日は疑惑報道の2019年12月17日である[10]

2014年には不倫報道もされており、予てより木下の人間性を懐疑視する報道はあった。恐妻家のイメージはあくまでメディア向けの演出であり、実際は妻との立場が逆であるとする見解も存在する[11]

保有資格[編集]

医学者[編集]

主な論文[編集]

  • Kinoshita H, Yanagisawa A, Watanabe T, Nagawa H, Oya M, Kato Y, Muto T.
    • Increase in the frequency of K-ras codon 12 point mutation in colorectal carcinoma in elderly males in Japan: the 1990s compared with the 1960s.Cancer Sci. 2005 Apr;96(4):218-20.
  • Kinoshita H, Watanabe T, Yanagisawa A, Nagawa H, Kato Y, Muto T.
    • Pathological changes of advanced lower-rectal cancer by preoperative radiotherapy. Hepatogastroenterology. 2004 Sep-Oct;51(59):1362-6.
  • Hayashi T, Arai M, Ueno M, Kinoshita H, Tada Y, Koizumi K, Miki Y, Yamaguchi T, Kato Y, Utsunomiya J, Muto T, Sugihara K.
    • Frequency of immunohistochemical loss of mismatch repair protein in double primary cancers of the colorectum and stomach in Japan.Dis Colon Rectum. 2006 Oct;49(10 Suppl):S23-9.
  • 新井正美 上野雅資 小泉浩一 小口正彦 二宮康郎 関誠 畦倉薫 太田博俊 板谷新 木下博勝 山下孝 石川雄一 柳澤昭夫 山口俊晴 三木義男 宇都宮譲二 加藤洋 武藤徹一郎
    • マイクロサテライト不安定性を示した放射線誘発大腸癌の1例 胃と腸 2002.07 37巻8号 1081-1087
  • 加藤洋 木下博勝
    • 大腸癌の疫学 病理 組織診断の問題点 内科 2003.05 91巻5号 809-812
  • 大矢雅敏 上野雅資 山口俊晴 武藤徹一郎 水沼信之 畠清彦 小口正彦 山下孝 木下博勝 加藤洋
    • 大腸癌と化学療法 消化器内視鏡 2004.12 16巻12号 1797-1803
  • 木下博勝 大矢雅敏 加藤洋 武藤徹一郎
    • 大腸癌のすべて 外科治療 附 直腸間膜検索法 消化器外科 2005.04 28巻5号 793-798
  • 加藤洋 木下博勝
    • 大腸sm癌のリンパ節転移を予測する組織学的因子 消化器内視鏡 2005.08 17巻8号 1189-1196
  • 森田博義 塩川大介 秋山欣丈 湖山信篤 木下博勝 柳澤昭夫 加賀美尚 加藤洋 田沼靖一
    • 表面型隆起性早期大腸癌の発生過程に関する研究 逓信医学 2000.01 52号1号 37-43
  • 木下博勝 濱辺祐一 澤野誠 園崎秀吉
    • 特異な内視鏡所見を示した水酸化ナトリウム服用の一例 日本救急医学会関東地方会雑誌 1998.12 19巻2号 608-609
  • 博士論文:「進行下部直腸癌に対する術前放射線照射療法の病理組織学的検討」(東京大学、2007年)

学会発表[編集]

  • 「大網原発類上皮平滑筋肉腫の1例」 (1996 臨床外科学会)
  • 「開腹術後33年目で発症した大網膿瘍の1例」 (1996 臨床外科学会)
  • 「若年者 高齢者大腸癌は予後不良か?」 (1999 臨床外科学会)
  • 「肺間質性子宮内膜症の1例」 (2000 肺癌)
  • 「日本における過去と現在の進行大腸癌の組織発生に差はあるか?K-ras遺伝子分析から」 (2001 日本癌学会)
  • 「30年前と現在の高齢者進行大腸癌に違いはあるか?」 (2001 大腸肛門病学会)
  • 「HNPCC症例に随伴した腺腫におけるDNAミスマッチ修復蛋白(hMLH1,hMSH2)発現」 (2002 日本癌学会)
  • 「大腸癌(非有茎性)の浸潤亜分類とリンパ節転移“実測方式”と“癌研方式”の比較」 (2002 大腸肛門病学会)
  • 「下部進行直腸癌に対する放射線照射の病理組織学的検討」 (2002 消化器外科学会)
  • 「新しい分子生物学的手法を用いた大腸癌所属リンパ節微小転移の術中迅速診断に向けた基礎的検討」(第61回大腸癌研究会口演)
  • 「下部進行直腸に対する術前放射線化学療法のリンパ節微小転移」(2005 大腸癌研究会)
  • 「早期大腸癌の増殖形式に関するマイクロアレイを用いた遺伝子発現解析」 (2004 大腸肛門病学会)
  • 「大腸カルチノイド腫瘍の治療方針とサーベイランスにおける臨床的検討」(第62回大腸癌研究会口演)
  • Pathological changes of advanced lower rectal cancer (2004.6.アメリカ癌学会)

主な役職[編集]

  • 鎌倉女子大学家政学部教授
  • 日本外科学会会員 専門医
  • 日本禁煙学会 Scientific Advisor
  • 日本抗加齢医学会会員 専門医
  • 日本大腸肛門病学会会員
  • 日本癌学会会員
  • 日本消化管学会会員 認定医
  • 青色申告会確定申告スタートキャンペーン一日広報部長

タレント活動[編集]

主な出演番組[編集]

CM出演[編集]

著書[編集]

  • 「ボクに宇宙一の幸せをくれたジャガー―ボクらの出産顛末記」日本テレビ放送網 ISBN 4820399799

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ TBS系列『水トク!』2007年6月13日「激闘ジャガー横田45歳 壮絶出産36時間から涙と笑いの子育て全記録スペシャル!!」内にて18歳当時のライブ映像を放送。
  2. ^ 木下博勝『珍しく(?)、大相撲に対する考えが、やくみつるさんと同じでした。』(2018年2月12日)” (日本語). 木下博勝オフィシャルブログ「一燈照隅 万燈照国」Powered by Ameba. 2019年4月1日閲覧。
  3. ^ 木下博勝 公式ブログ”. 木下博勝 公式ブログ. 2012年4月22日閲覧。
  4. ^ 《暴言音声公開》ジャガー横田の気弱な夫“木下医師”が壮絶パワハラ「ドアの開閉音にも激高し恫喝」元スタッフが損害賠償請求(1/5ページ) 文春オンライン 2019/12/17(2019年12月23日閲覧)
  5. ^ 《暴言音声公開》ジャガー横田の気弱な夫“木下医師”が壮絶パワハラ「ドアの開閉音にも激高し恫喝」元スタッフが損害賠償請求(2/5ページ) 文春オンライン 2019/12/17(2019年12月23日閲覧)
  6. ^ 《暴言音声公開》ジャガー横田の気弱な夫“木下医師”が壮絶パワハラ「ドアの開閉音にも激高し恫喝」元スタッフが損害賠償請求(3/5ページ) 文春オンライン 2019/12/17(2019年12月23日閲覧)
  7. ^ 《暴言音声公開》ジャガー横田の気弱な夫“木下医師”が壮絶パワハラ「ドアの開閉音にも激高し恫喝」元スタッフが損害賠償請求(4/5ページ) 文春オンライン 2019/12/17(2019年12月23日閲覧)
  8. ^ a b 《暴言音声公開》ジャガー横田の気弱な夫“木下医師”が壮絶パワハラ「ドアの開閉音にも激高し恫喝」元スタッフが損害賠償請求(5/5ページ) 文春オンライン 2019/12/17(2019年12月23日閲覧)
  9. ^ ジャガー横田も知らない》木下医師が病院からの”呼び出し拒否”の夜に悪質セクハラ疑惑【写真入手】
  10. ^ パワハラ疑惑の木下博勝、インスタのコメント欄を閉鎖 最終更新日は疑惑報道の17日
  11. ^ 【エンタがビタミン♪】ジャガー横田に「一番我慢している」の声 不倫騒動から5年、木下博勝氏は変わっていないのか Techinsight 2019.12.18 16:23(2019年12月23日閲覧)

関連項目[編集]