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本好きの下剋上

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本好きの下剋上
〜司書になるためには手段を選んでいられません〜
ジャンル ファンタジー
小説
著者 香月美夜
イラスト 椎名優
出版社 TOブックス
掲載サイト 小説家になろう
発売日 2015年1月25日 -
連載期間 2013年9月23日 - 2017年3月12日
巻数 既刊26巻(本編24巻+外伝1巻+短編集1巻)
(2020年9月時点)
話数 全677話(完結)
漫画:第1部
原作・原案など 香月美夜
作画 鈴華
出版社 TOブックス
掲載サイト comicコロナ
発表期間 2015年10月30日 - 2019年2月19日
巻数 全7巻
漫画:第2部
原作・原案など 香月美夜
作画 鈴華
出版社 TOブックス
掲載サイト comicコロナ
発表期間 2018年9月24日 -
巻数 既刊4巻(2020年10月現在)
漫画:第3部
原作・原案など 香月美夜
作画 波野涼
出版社 TOブックス
掲載サイト comicコロナ
発表期間 2018年4月30日 -
巻数 既刊3巻(2020年6月現在)
アニメ
原作 香月美夜
監督 本郷みつる
シリーズ構成 國澤真理子
キャラクターデザイン 柳田義明、海谷敏久
音楽 未知瑠
アニメーション制作 亜細亜堂
製作 本好きの下剋上製作委員会
放送局 WOWOWプライムほか
放送期間 第1部:2019年10月 - 12月
第2部:2020年4月 - 6月
話数 第1部:全14話
第2部:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学・漫画・アニメ

本好きの下剋上』(ほんずきのげこくじょう)は香月美夜による日本の小説。正式名称は『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』。初出は小説投稿サイト「小説家になろう」。2013年9月から連載投稿され、2017年3月に全5部677話で完結した。TOブックス椎名優の挿絵をつけて商業出版した。「小説家になろう」に多く投稿されている、異世界でのものづくりのよろこびを描いた作品の一つ[1]。本好きの現代人が死後に生まれ変わった中世ヨーロッパ風のファンタジー世界で、現代知識を駆使して本作りを目指していく。

書史

書籍版がTOブックスから発売され、電子版を含めたシリーズ累計発行部数は2020年10月の時点で350万部に達した[書 1]。『このライトノベルがすごい!』では、2017年版で単行本・ノベルズ部門第5位、2018年版・2019年版で同部門第1位、2020年版で同部門第2位を獲得。2020年版で発表された「2010年代総合ランキング」でも第7位(単行本・ノベルズ部門の作品としては最上位)に入った。

2015年10月30日から、ニコニコ静画内『comicコロナ』で第I部が漫画化されている。電子書籍のコミック1巻が2015年12月18日、書籍のコミック1巻は2016年6月25日に発売され、TOブックス初のコミック販売になる。2017年9月9日にドラマCDも発売された。同じく『comicコロナ』にて、第3部が2018年4月30日から、第2部が2018年9月24日から漫画化されている。

本編は完結したが、2017年4月28日から主人公以外の別人物視点で後日談を語るストーリーが始まっている。

執筆

『本好きの下剋上』はそれまで恋愛小説を執筆してきた著者が、他のジャンルへ挑戦しようとして執筆された。ありがちな王道異世界物として執筆され、異世界の雰囲気が重視された。連載中は一日一話ずつ執筆され、小説家になろうに毎日投稿されるのが常態であった[2][3]

批評

評論家の飯田一史は作中に、時代による書物観の違いや権力構造も変えうる本の力が描かれていることを見出し、「人類にとって書物とは何だったのか」を改めて気づかせてくれたと評価している。また、Web小説という媒体で書籍への愛着を語り、読者がそれをWeb上で読むことに特異性があるとし、「ウェブネイティヴな作品で言われるからこそ紙の本への憧れが際立つ」と批評している。さらに、作品の時代性について、「デジタルデータでテキストを読み書きする時代になったからこそ、匂いと手触りのある本が、想像の世界でも価値あるものとされる」と述べている[1]

あらすじ

現代日本に暮らす本須麗乃(もとすうらの)は、念願である図書館への就職が決まった日に亡くなってしまう[注 1]。もっと多くの本を読みたかった、そんな未練を抱いた彼女は気が付くと異世界の幼女マインとしての体を持っていた。 物語の主な舞台となるのは、魔法の力を持つ貴族に支配される中世然とした異世界の都市エーレンフェスト。厳格な身分制度の中、現代日本の知識を持つ少女マインが、本を手に入れるために出世していく。

第一部

第一部では、平民の娘マインが幼馴染の少年ルッツとを発明した後、神官長フェルディナンドと出会い巫女見習いとなるまでが語られる。

マインはこの世界で意識を持ってから大好きな本を探すが、紙がなく、羊皮紙による本も高価であることを知り、本作りを志す。マインは病弱で家族も貧しく紙を作るための材料集めにも不自由するが、現代知識を活かして身の周りを改善するうちに、ルッツと親しくなる。マインは商人を志すルッツを助けるため、ルッツと共同で植物紙を開発することを大商人ベンノに提案する。ベンノは平民離れした身綺麗さと年齢不相応の知識を持つマインに特異性を見出し、マインとルッツの工房に出資し、商人見習いとして教育する。以後、ベンノは二人のために親身でありつづける。

紙は完成したが、マインは自身が身食いと呼ばれる不治の病であることを知る。身食いは体内に魔力が限界を超えて蓄積される症状で、その多くは短命で亡くなり、生き延びるためには魔力を必要とする貴族に服従を強要される。マインは洗礼式で神殿と一悶着の後、高い魔力が評価されて、魔力を放出できる神殿の巫女となる。第一部の終わりでは、神殿長にマインの身柄を召し上げられそうになるが、マインの家族が命をかけて抗議し、自由な身を保証される。

第二部

第二部では、神官長フェルディナンドに庇護され神殿で貴族のように遇されるマインが、印刷技術を開発して本作りの集団グーテンベルクを結成したことと、愛する家族を陰謀から守るために絶縁して領主の養女となったことが語られる。

マインが入った神殿は、貴族の血筋の青色神官 / 巫女と、孤児出身で青色に仕える灰色神官 / 巫女による身分社会だった。平民でありながら青色巫女見習いとなったマインは神殿内部や貴族から敵意を受けるが、マインの能力を認める神官長フェルディナンドに擁護される。マインは工房長として印刷技術の確立に動き、また、高い魔力を大勢に示したことで、その能力・知識を独占しようとマインを拉致する企みもあった。

フェルディナンドはマインの身を案じて貴族との養子縁組を斡旋する。しかし、前世での母との薄い関係を悔いたために今世での家族を大切に思うマインにとって、養子縁組は受け入れがたい選択だった。マインの周囲の大人は、マインを守るために協力するが防ぎきれず、貴族の害意は家族にも向けられる。第二部の終わりでは、印刷技術の革新性を理解した領主ジルヴェスターが、マインに偽造された身分を与えた上に自身の養女とすることで、マインとその家族の安全を守る。そのためにマインは愛する家族との絶縁を余儀なくされる。

第三部

第三部でマインは、貴族としての偽の身分とローゼマインの名が与えられ、領主の養女になる。神殿長を務め、印刷業やレストランを経営する傍ら領主家族とのふれあいや問題に向き合っていく。また、虚弱体質を治せる魔法薬ユレーヴェを知り、素材を求めて冒険する。最後には陰謀で命を落としかけ、二年の眠りにつくまでが語られる。

フェルディナンドの診察により幼少時にマインが一度死んだことが明かされ、それによる魔力の塊を治すために特殊な魔法薬ユレーヴェが必要だと知らされる。素材を採取する一方で、神殿長として仕事をするも前神殿長が残した問題と向き合っていく。兄ヴィルフリートに絡まれ一日入れ替わることを提案しヴィルフリートはローゼマインが神殿長、孤児院長、工房長の仕事を平然とこなすことに驚き、ローゼマインはヴィルフリートがかなり甘やかされてきたことに驚き、それを改善させようと躍起になる。

冬になり貴族の子供が集まる子供部屋で聖書をかみ砕いた内容の絵本やかるたによる反応は上々で購入する貴族がいる中、購入できない貴族にはローゼマインが知らない物語を提供することで貸し出されることが決まり喜ぶ子供がいたことに安堵する。春になり前神殿長の姪かつ領主の姉ゲオルギーネの来訪で領主夫婦に緊張が走るも問題は起こらず過ぎ去って行く。秋の素材採取でダームエルに教授した魔力圧縮がエーレンフェストに必要だと領主の口から語られ、魔法薬の製作を優先することを条件に教授すると、大人でも有効であると太鼓判を押される。妹のシャルロッテとお茶をしていると飛び込んできたヴィルフリートに中断されひと騒動となる。シャルロッテの洗礼式にシャルロッテが誘拐されかけるもローゼマインが体を張り救出する。しかし、毒薬を飲まされ生死の境を彷徨う。フェルディナンドはマインを魔法薬ユレーヴェに浸らせ治癒のための眠りにつかせる。

第四部

第四部では、貴族院へ進学したローゼマインが図書館の魔術具を再生し図書委員を自称したこと、派閥の対立を越えて領地の生徒たちを協力させ敵対派閥の子供たちから信用を得たこと、他領地の貴族や王族と交流を持ったこと、また、王の権力の源泉である聖典グルトリスハイトが失われており新たな政治紛争が起きうることや領地間の対立などが語られる。フェルディナンドはローゼマインとの家族としての強い絆を得ていたが、第四部の結末では対立する領地アーレンスバッハへ婿入りせよとの王命が下り、二人は離れ離れとなる。

毒薬を飲まされ目覚めなかった二年間で成長した兄ヴィルフリートと妹シャルロッテに戸惑いを感じながらも貴族院へ入院するための教育が施され、無事に入院するも王族や他領の領主候補生に嫌味を言われてしまう。図書館へ早く行きたいローゼマインにヴィルフリートの提案で初日の講義で全員合格を目指すこととなった新一年生。努力の甲斐もあり初日全員合格をもぎ取り図書館に入ったローゼマインは喜びのあまり多大な祝福を振りまき王族専用の魔道具シュバルツとヴァイスの主となるも、王族から奪ったと言いがかりをつけられ他領と問題を起こしてしまう。帰還命令が出されエーレンフェストへ戻るローゼマインを待っていたのは養父とフェルディナンドのお説教と尋問だった。

神殿へと戻り神殿長としての仕事をこなす傍ら、印刷業の仕事を本格的に始めるため様々な事をオティーリエと相談する。貴族院へと戻り王族と他領とのお茶会をこなし一年目が終わりローゼマイン式魔力圧縮の講座を終え、祈念式を各地で行う中、聖典の通りに行うことで今以上の効果を発揮することが判明する。二年目の貴族院でもローゼマインはシュタープを神器へと変化させ、回復薬の調合と優秀な成績を収め昨年同様、初日全員合格の快挙を達成する。魔石採取の途中、魔獣に襲われ退治するも採取場所が荒れていることに気付き再生の儀式を行ったローゼマインに帰還命令が下される。養父から祈念式で行った儀式が聖典とどう違うのか調べるよう命令される中、採取場所で行ったことを聞くため呼び出され聖典の問題にまで発展する。王命でフェルディナンドがアーレンスバッハのディートリンデに嫁ぐよう下されエーレンフェスト内は困惑する。そんな中、エーレンフェストの神殿からローゼマインとフェルディナンドを恨む貴族一派により聖典が盗み出されてしまう。

第五部

第五部では、フェルディナンドがいなくなった状態で奮闘するローゼマインの姿が語られる。

粛清が前倒しになり、貴族院では旧ヴェローニカ派の子供たちが名捧げを強要されることになる。神々のご加護を受ける実習でエーレンフェストの学生が多数の神々のご加護を受けたことで、神事の重要性が見直されることになる。そこでダンケルフェルガーと共同研究を行うことになるが、レスティラウトと諍いになりローゼマインと婚約を賭けてダンケルフェルガーと嫁取りディッターを行うことになる。卒業時の奉納舞で起こったアクシデントにより、ディートリンデが次期ツェント候補であると中央神殿が発表してしまう。エーレンフェストに戻ったローゼマインに待ち受けていたものは、上位領地としての地位や立場についていけない領内の貴族の大人たちの姿だった。

王族の要請により貴族院の図書館の古い資料を調べているうちに、ローゼマインこそが最も次期ツェントに近い存在であることが判明し、ジギスヴァルト王子との婚約を強要される。交渉の末、1年の猶予を勝ち取ったローゼマインたちはその間に領内改革を進め引き継ぎを終える。4年生の貴族院で神事を行いローゼマインはエアヴェルミーンからグルトリスハイトを授かるが、同時にフェルディナンドを殺せと命じられる。エーレンフェストに戻ったローゼマインは領内の貴族とともにアーレンスバッハからの侵攻に備える。ディードリンデがフェルディナンドに毒を盛った上でランツェナーヴェと組んで中央に侵攻し、同時にゲオルギーネがエーレンフェストへの侵攻を開始したことを知ったローゼマインは、フェルディナンドを救出するためにダンケルフェルガーの協力を取り付けてアーレンスバッハに逆侵攻をかける。

登場人物

担当声優はテレビアニメ版・ドラマCD版(第3弾以降) / ドラマCD版(第1弾・第2弾)順に表記。一人しか記載がない場合は、テレビアニメ版・ドラマCD版(第3弾以降)のキャスト。

第一部 兵士の娘

マイン
声 - 井口裕香[4][ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 沢城みゆき[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
この物語の主人公。エーレンフェストの下町の兵士ギュンターと染物工房で働くエーファの次女。紺色のストレートの髪に金色の瞳。
同年代の子供と比べ小柄。非常に病弱で、謎の熱病を患っている(後に「身食い」と判明)。本須麗乃としての記憶が蘇ってからは下町の不潔さに戸惑っていたが、徐々に環境に適応していく。トラブルメーカーであり、本に執着すると後先考えずに行動するため、頻繁にトラブルを引き起こす。マインとしての生活が長くなるにつれ、マインとしての家族にも親愛の情を抱くようになる。
自分を取り巻く環境に本が存在しないため、本作りを志す。本を作成するために必要な紙(羊皮紙)が非常に高価なため、ルッツの協力を得ながら、前世の知識を元にパピルス、粘土板、木簡・竹簡の製作を試みるも失敗、最終的にベンノの援助を得て、植物から(製法的には和紙に近い)を開発に成功する。
身食いであることが神殿関係者に知られたことがきっかけに、青色巫女見習いとして神殿に務めるようになる。神殿に入ってからも、神殿の人物や下町の職人たちを巻き込みながら、インクやステンシル印刷などを印刷技術の確立にまい進する。印刷技術の開発資金、神殿で必要な費用を稼ぐために菓子のレシピや髪飾りの製法などを商人相手に売るなど、多くの面で前世の知識を活用している。ベンノに売った商品から得る利益は大きく、かなりの額を所持している。
マインは襲ってきた他領の貴族に反撃したが、マインが平民の立場であれば連座で処刑されてしまう家族を守るために領主の養女になることを決めたため、契約魔術により家族との縁を切られ、便宜上は死亡した扱いとなった。
本須 麗乃(もとす うらの)
声 - 井口裕香 / 沢城みゆき[ドラマCD 3]
マインの前世だった人物。本が好きで本を読むことを生き甲斐としており、いつかは世界各国の図書館を回り本を読んでみたいと思っていた。大学を卒業し図書館の司書勤務が決まっていたが、地震により自室に積み上げられた本が倒壊し本に埋もれる形で死亡する。
麗乃が本以外に興味を示さなかったので、母親が何か別の物にも興味を持つよう自らの趣味に付き合わせていた。それらの経験や知識がマインとなった後の人生で大きく役立つことになる。
トゥーリ
声 - 中島愛[5] / 中原麻衣[ドラマCD 4]
マインの実姉。ギュンターとエーファの長女。当初はマインに振り回されることもあったが、それでもマインのことを大切に思っている。洗礼式を迎えてから針子として働いている。
エーファ
声 - 折笠富美子[5] / 依田菜津[ドラマCD 4]
マインとトゥーリの母親。染色職人。ギュンターとは今でもラブラブで第二部でカミルを授かる。
ギュンター
声 - 小山剛志[5] / 伊達忠智[ドラマCD 4]
マインとトゥーリの父親。エーレンフェストの兵士。南門の班長を勤め、後に東門に異動、マインが死亡扱いとなった後に東門の士長に昇進する。親馬鹿でトゥーリの洗礼式に仕事が入り気になってそわそわして上級貴族から睨まれるも気にしなかった。身分差も顧みず家族を守ろうとするローゼマインの理想の男性。
ルッツ
声 - 田村睦心[5] / 堀江瞬[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
マインと同じ歳の幼馴染。金髪に翡翠色の瞳。マインの性格や体調を熟知しており、マインが暴走した際に掣肘することも多い。
マインの中に異世界の人間の記憶があることを知った最初の人物。第一部の中盤でマインの言動から彼女の中に別の人間の人格が入り込んでいると薄々感づいており、本人にそれを問い質したことで確信した。
四人兄弟の末っ子で、食べ物を兄に取られるなど家庭内では肩身の狭い思いをしていた。マインが作ったパルゥケーキに感動し、以降マインの面倒を見るようになる。当初は旅商人に憧れていたが、ベンノの指摘を受けてマインと共に商人見習いを目指す。マインと共に紙作りに励み、課題をクリアし商人見習いとして働くこととなる。マインに振り回されるもマインのアドバイスや様々な経験により成長していく。
ザシャ
声 - 日野まり
ルッツの1番目の兄。建築関係の仕事をしている。
ジーク
声 - 八重畑由希音
ルッツの2番目の兄。木工職人の仕事をしている。
ラルフ
声 - 生天目仁美
ルッツの3番目の兄。
カルラ
声 - 橘U子
ルッツの母。
フェイ
声 - 花守ゆみり
ルッツの従兄弟で、ラルフやトゥーリと同い年の少年。2歳年下の妹がいる。マインが作った粘土板を壊してしまい、彼女を怒らせてしまう。
オットー
声 - 日野聡[6] / 浜田洋平[ドラマCD 4]
ギュンターの同僚である門番の兵士。焦げ茶の髪に茶色の瞳。重度の愛妻家で、嫁自慢が始まると長い。
かつては市民権を持たない旅商人だったが、コリンナに一目惚れし、持ちうる財産を全て使ってエーレンフェストの市民権を得てコリンナと結婚した。この話は有名で、吟遊詩人らが語るほど。識字率の低い世界で読み書きができるため、門では書類作業の担当として重宝されていた。門番に通うマインに石板を与えたことで、マインの異質さに気付き、徐々に書類作業を任せるようになる。
後にマイン関連でベンノが忙しくなり始めたころから仕事を割り振られるようになり、ベンノがプランタン商会を立ち上げるのと同時にコリンナと一緒にギルベルタ商会の経営に携わることになる。
ベンノ
声 - 子安武人[6] / 武内駿輔[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
主に服飾を扱うギルベルタ商会の主。親が亡くなってから、妹を育てながら商会を守った若手の実力者。商売人・工房長としてのマインを後見する。
マインの価値に逸早く気づき商会に取り込んで、マインの知識から得た商品が高値で売れ商会も急成長していく。マインはベンノにしばしば騙されそうになるが、ベンノはヒントを与え、マインを商人として成長させようとしている。本以外に対する関心の無さや商人向きでない性格、マインがあまり注目されないように骨を折っているにもかかわらずマインは市場を揺るがすような案件を次々と発案することに業を煮やすことも多い。服飾専門の店が植物紙などを取り扱うことを嫌うギルド長と対立するなど既得権益に嬉々として喧嘩を売る。
元々服飾を扱う店だったが、マインの商品を取り扱うようになってから手を広げすぎて貴族との取引も一気に増えたことで、ひどくやっかみを受けるようになる。ギルベルタ商会をコリンナとオットーに譲り、書籍や紙を主に取り扱うためのプランタン商会を立ち上げる。ギルベルタ商会と印刷関係を請け負う店を分けて、ローゼマインからプランタンの名を与えられて独立した。また、グーテンベルク(植物紙のベンノ)の称号を与えられている。
身食いで亡くなった恋人のリーゼが未だに忘れられず、それ以上に好きになれる女性がいなかったため結婚する気はないらしい。
マルク
声 - 前野智昭[6] / 菊地達弘[ドラマCD 4]
ギルベルタ商会のダプラでベンノの懐刀。ベンノがプランタン商会の立ち上げるとプランタン商会の所属となる。
コリンナ
声 - 衣川里佳 / 小原好美[ドラマCD 4]
ベンノの妹でオットーの妻。トゥーリが憧れる針子。ギルベルタ商会の本来の跡継ぎで、ベンノから厳しく躾けられた。ベンノがギルベルタ商会から独立しプランタン商会を立ち上げたことでギルベルタ商会の経営者になる。マインから商売相手として考えるとフリーダより怖いと評される。ベンノは甘い対応をしていると指摘してくれるが、コリンナは一切指摘しないで笑顔で会話の延長から情報を得ようとするからやりにくいという。長女レナーテ、長男クヌートを授かる。
グスタフ
声 - 中博史 / 伊達忠智[ドラマCD 4]
商業ギルドのギルド長であり、オトマール商会の主。白髪に薄いオレンジ色の瞳。
強引な性格であり、マインの商才を見込んでからは、フリーダと共に度々オトマール商会に引き入れようとする。ベンノとは犬猿の仲で、特にマインを取り込んでからの好景気に沸くギルベルタ商会は目の上のタンコブとなっている。ベンノには親切心から口出しをする(ベンノの母親に夫が亡くなった直後に後添えを紹介したり、恋人を亡くしたばかりのベンノに結婚相手として打診したり、ベンノより年上の息子をベンノの妹達の結婚相手として打診したり)が、全て裏目となりベンノに疎まれる要因となっている。
自分の子供や孫娘のフリーダを溺愛しており、身食いのフリーダのために伝手を辿り条件に見合う貴族と契約し、成人後に貴族街へ行っても困らないよう貴族に見合う生活をさせる。マイン曰く、フリーダに関しては完全に孫娘しか見えていないただのおじいさんだったと評されている。
マインが領主の娘となって以降は、ベンノや他の商人共々ローゼマインに振り回されることとなる。
フリーダ
声 - 内田彩[6]
ギルド長の孫娘。桜色のツインテール
身食いであるがマインと出会った時点で下級貴族のヘンリックと契約して、いずれ愛妾として貴族街で店を持つ予定。マインが自分と同じ身食いと知ってから自ら活発的に行動するようになり、カトルカールの試食会などを行う。お金を数えることが趣味であり、それについて語る時はルッツ曰く本について語るマインと同じ顔をしているという。
初めての友達のマインが倒れたと知り、友達を助けるためと数少ない魔術具を使う。出会った切っ掛けは冬の洗礼式に使う髪飾りの注文。夏に行った洗礼式でトゥーリが着けていた髪飾りをギルド長にねだり、作ったのがマインと知り注文。髪の色や衣装に合わせた物を作るために出会った。マインからカトルカールを教わって以降、何かとマインを招いこうとするもマインは冬仕度等の予定があるため家に招くことが出来なかった。
マインが領主の養女となりローゼンマインと改名したことを、とある出来事がきっかけで自力で突き止めた。後にイタリアンレストランの共同出資者兼経営者としてローゼマインと関わる。
イルゼ
声 - 山口眞弓
ギルド長の家のお抱え料理人。実家が飲食店で店を渡り歩いて腕を磨いていた。貴族の館で働いていたところを、貴族の館の料理長の推薦でギルド長の家の料理長に就いた。

第二部 神殿の巫女見習い

ベーゼヴァンス[7]
声 - 星野充昭
神殿の神殿長。先代領主夫人であるヴェローニカの同腹の弟であり、ジルヴェスターの叔父にあたる。領主に近い家系としては魔力が低く、物心が付く前に神殿に入れられる。ヴェローニカの後ろ盾を得て、不正を犯しても揉み消してくれるために好き勝手している。
マインを富豪の娘だと誤解していた時は好々爺然とした態度だったが、貧民の娘だと知ると傲慢な態度でマインの神殿入りを強要し、激怒したマインに魔力による威圧で気絶させられた。その後もマインが神殿の巫女見習いになったことを疎んじ、マインを追い出そうと様々な手を打つ。第二部の終盤においてビンデハルト伯爵にマインを売り飛ばそうと画策するが、直前にマインが領主の養女となる契約が結ばれていたことで罪に問われ処刑される。
貴族の家を訪れてはことあるごとにマインに対する愚痴をこぼし、マインの悪印象を植え付け事件の切っ掛けとなる。フェルディナンドやジルヴェスターに問い詰められると、マインが神殿の秩序を乱したなどと責任転嫁する見苦しい態度をとる。
フェルディナンド
声 - 速水奨[4][ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 櫻井孝宏[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
神殿の神官長。神殿でのマインの保護者。水色の髪に薄い金色の瞳。美形だが苦労性のためか、もしくは常に仏頂面のせいか実年齢より遥かに上に見える。神殿の実務を一手に引き受けている。貴族として育ちながらも神殿にいるなど、謎の多い人物。感情を表情に出すのが苦手。マイン曰く「魔王」「マッドサイエンティスト」。
神事や文官、騎士としても仕事をこなす文武両道で美声で楽器まで演奏できる完璧超人。マインが巻き起こす騒動に頭を悩ませるが、それを利用し邪魔者を片付けるなど腹黒い一面も持つ。マインの教育係も兼任しており、マインに貴族としての嗜みや知識を学ばせる一方で、巫女としての仕事も要求するなどスパルタ。要求するレベルが高いためマインのようにこなせる人物がいないことが不満。何だかんだ文句を言いつつも、虚弱故手がかかるマインを気に入っている。
第二部の終盤、シキコーザが原因で起きた事件を機に「どう考えても普通の少女ではない。君(マイン)は一体何者なんだ」と訝しみ、魔術具を用いてマインと意識を同調させたことで麗乃の生前の記憶を断片的に垣間見ることになり、彼女が別世界の人間の記憶を持つ存在だと知った。
領主の異母弟。領主の母から迫害を受け、生みの母に助けて貰えずに育ったため女性不信(そのため神殿での側仕えに女性がいなく、本人曰く不要。しかし、無償の優しさを見せるマインは例外)。しかし異母兄でもある領主とは仲は良好。貴族院時代は領主候補、騎士見習い、文官見習いの全てのコースを最優秀で卒業。卒業後、命の危機を察した領主により神殿へと移動する。本人としては領主の座に興味はなかった。
ローゼマインの後見人で庇護者。ローゼマインの主治医的立場であり、薬師でもある。体調を整えるにも自家製薬を使うなど生活面、健康面で危ない。ローゼマインが引き起こす問題に頭を抱える。ローゼマインが引き起こす数々の出来事に研究者として興味津々のマッドサイエンティスト。後にとあることで引き起こされた王命によりアーレンスバッハに婿入りすることになる。
フラン
声 - 狩野翔[ドラマCD 2] / 伊達忠智[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
神殿の灰色神官。元はフェルディナンドの側仕えだったが、教育係を兼ねてマインの筆頭側仕えとなる。フェルディナンドに対する忠誠心を持ち、当初はマインの側仕えを命じられたことに落胆していたが、フェルディナンドの真意を悟った以後はマインに協力的になる。
ギル
声 - 三瓶由布子[ドラマCD 2]
孤児院からマインの側仕えに召し上げられた灰色神官見習い。素行が悪く、これまでに何度も「反省室」行きになっている。側仕えになれば神の恵み(食事)が与えられると思っていたが、マインが下町からの通いを条件に神殿入りしたため、ひと悶着が起きる。 これをきっかけに、「働かざるもの食うべからず」というマインの哲学に触れることになる。ちょっと口が悪くて喧嘩っ早いが、根は素直で仲間思い。
デリア
声 - 都丸ちよ
神殿長に付けられたマインの側仕えの灰色巫女見習い。マインの情報を神殿長へ流すように言われている。神殿という特殊な環境で育ったため、権力者に媚びるのが最良の生き方という価値観の持ち主。そのため、幼くても女を武器にすることが当然と思っている。夢は神殿長の愛人になること。
アルノー
声 - 伊藤良幸
フェルディナンドの側仕えの灰色神官。優秀だが融通が利かない。フランが前孤児院長のマルグリットに気に入られ可愛がられ寵愛を受けていたのに、それを裏切るようなことをしたことが許せないでいる。そのため、嫌がらせで新しく青色巫女になるマインの側仕えにギルを推薦したり、トロンベ討伐の時や奉納式の時も気付かれないように嫌がらせをし、不快な表情を浮かべる様を楽しんでいた。しかしビンデバルト伯爵のマイン襲撃の際に、フラン憎しの感情からわざとフェルディナンドに連絡せず、一歩間違えば領地のためである一大計画を潰すところだったほどのミスを犯し、処分されてしまう。
ヴィルマ
声 - 安野希世乃[8]
マインの側仕え。灰色巫女。以前はクリスティーネの側仕えで絵が得意だった。後にマイン工房の絵師として活躍する。過去のある出来事から男性恐怖症になり、孤児院の女子棟に引きこもっている。孤児たちのことをいつも気にかけている、孤児院の母的存在。
ロジーナ
声 - 鈴木みのり[8]
音楽の教養のためにマインの側仕えに召し上げられた灰色巫女見習い。マインの前に仕えていた青色巫女見習い(クリスティーネ)が芸術を好んでいたため、そこでフェシュピールの手ほどきを受けた。フェシュピールの名手で、音楽を何より愛している。クリスティーネの意向で貴族のお嬢様らしい所作を身につけているため、マインのお行儀見習いの手本としても重用される。
エラ
マイン/ローゼマイン直属の調理人。
叔父が経営する酒場で料理人見習いをしていたが、成人後に女給を兼ねる家業を嫌い、貴族の料理人を目指していた。料理人を探していたベンノに自分を売り込み、マイン専属の料理人となる。料理にかける情熱は本物で、マインのレシピの魅力に惹かれ、フーゴに追いつくためにより多くのレシピを学ぼうと頑張る。マインが領主の娘となった後は、フーゴと共に領主の城で働くことになる。
フーゴ
ニコラ
モニカ
カイ
声 - 島田愛野
孤児。ギルの友人。
リコ
声 - 宮本佳那子
孤児。
カルステッド
声 - 森川智之[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 浜田賢二[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
騎士団長。領主一族に近い上級貴族。ちょっと額が広めの赤茶の髪、薄い青の瞳。領主の護衛も務める。
トロンベ退治の不祥事で新人教育を厳しくすることに加えボロボロになったマインの衣装を新たに仕立てる代金の四分の一を負担する処分を受ける。剣さばきは堂に入ったもので洗練されている。横笛が得意。
マインを養女とする予定だったが、ジルヴェスターの養子とするために実子として引き取ることになった。子供が全員男だったため、娘が出来て嬉しい。
ダームエル
声 - 梅原裕一郎[ドラマCD 1] / 田丸篤志[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
下級貴族の騎士。おとなしくて地味な色合いの茶色の髪に灰色の瞳。
トロンベの討伐でマインの護衛を任命されるが、共に護衛を務めるシキコーザがマインを傷付けたことで処分を受ける。マインの弁護もあり重い処分は回避され、一年間の騎士見習いへの降格とボロボロになったマインの衣装を新たに仕立てる代金の四分の一を負担することになる。その後はマインの専属護衛となり、他領の貴族にマインが攫われそうになり抵抗した際に重傷を負うが、マインの祈りにより回復する。マインがローゼマインとなったことで彼女の護衛騎士となり躍進が期待され、掃き溜めで魔石を拾った幸運な男と言われる。
ローゼマインの素性を知っている側近であり、側近達をうまくまとめ、ローゼマインからの信頼は厚い。平民との関わりも多く、下町の兵士達からの評価も高い。下級貴族でも下位だが、ローゼマインの魔力圧縮により中級貴族の中から下の魔力量となっている。しかし、女性には縁がなく降格処分で婚約を解消されたり、同僚の中級貴族の女性騎士ブリギッテと破局(自分の意志で断っている)。加護の再取得で縁結びの女神リーベスクヒルフェの加護を授かるも別れの女神ユーゲライゼの加護も授かり落ち込んだ。また、フィリーネの好意に気づかないなど鈍感でもある。
ローゼマインの中央移籍では、ローゼマインからは同行か残留かどちらを選んでもうれしいと言われ、下級騎士の未婚の男性の重用しているとローゼマインの体面が悪いことから、フィリーネと結婚する場合はフィリーネとともに中央へ行き、そうでない場合はエーレンフェストに残留すると決めた。
シキコーザ
声 - 石谷春貴
騎士団の騎士。トロンベ討伐戦でマインの護衛を担うが、平民であるマインを見下し危害を加えたため、処罰される。
ジルヴェスター
声 - 井上和彦[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 鳥海浩輔[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
アウブ・エーレンフェスト(エーレンフェストの領主)。青味の強い紫の髪を後ろで一つにまとめ、銀細工の髪留めで留めてある。きりっとした意思の強そうな眉と深緑の目。
ヴィルフリートとシャルロッテ、メルヒオールの実父。初対面のマインをからかって遊ぶなど中身は小学生男子。ここぞというところでは領主の役目と責任を果たすが、執務をサボりがちでよく異母弟であるフェルディナンドに押し付けている。目新しいことや面白いことを好んであり、平民が住んでいる下町にお忍びで行くようなある種の変わり者でもある。
フェルディナンドからマインの価値を知らされ、身分を隠して青色神官としてマインの春の祈念式に同行した。その後、孤児院や工房を見学し、ベンノやルッツ、孤児たちからマインの詳細を聞き、領地のためになると判断してマインにとある魔術具を渡す。他領の貴族からマインを守るため自分の養女とし、家族と縁を切らせた。
基本的には身内に甘い。ヴィルフリートの教育は母ヴェローニカに任せており、ヴィルフリートも自分と同じ様になるのだと信じていたが、ローゼマインとヴィルフリートが生活を交換した際に、ヴィルフリートが孤児院の子供や商人見習い、灰色神官見習いより劣ることを突きつけられるも認められず、ヴィルフリートの教育に関してフロレンツィアから役立たずの烙印を押された。一方で、他領の貴族をエーレンフェストへ引き入れてマインを略取させようとした叔父の神殿長を処刑、エーレンフェストに入るための書類を偽装した母でもあるヴェローニカを幽閉させるなど領主としての冷徹な面も持ち合わせる。
ディルク
カミル
ディード
声 - 竹内想
ヴォルフ
インク協会の会長。貴族と繋がりがあるとされ、マインの情報を探っていた。
ダールドルフ子爵夫人
クリスティーネ
ヨハン
鍛冶工房の見習い。明るいオレンジ色の癖毛の髪を後ろで縛っている。職人肌で繊細な金属加工が得意だが、こだわりすぎて客に細かく質問するためにあまり評価されていなかった。
マインとは鉄筆の依頼で知り合い、以降微細な器具を必要とするマインに重宝されるようになる。成人間近でもパトロンが決まらず注文の実績があるマインを頼り、パトロンになってもらうと同時に金属活字の依頼を引き受ける。
ハイディ
ヨゼフ
インゴ
ビアス
レオン
マルグリット
エグモント
声 - 岡井カツノリ
ザーム
声 - 岡井カツノリ[ドラマCD 2]
ビンデバルト
声 - 未登場 / 林大地[ドラマCD 3]

第三部 領主の養女

ローゼマイン
声 - 井口裕香[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 沢城みゆき[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
マインの貴族としての名前。貴族では短い名前は外聞が良くないため設定上の生母とマインから名付けられた。
設定上はカルステッドと故人である第三夫人のローゼマリーの娘。魔力が豊富なローゼマインをいらぬ争いから避けるために神殿に預けられていたが、事情を知らない前神殿長が何を勘違いしたのか平民と嘯いていただけなのだ、という話になった。孤児院の惨状を憂いたローゼマインは工房を建てて孤児達が自立できるよう仕事を与え、幼いながら懸命に孤児達に教育する姿を見たジルヴェスターは心打たれ、また彼女の工房の仕事にこの領地の未来を見いだしたが、魔力の豊富な彼女を狙って他領の貴族に襲われてしまう。確固たる地位を与えて守るために、ローゼマインを養女とすることに決めた。――という筋書きになっている。マインとしては洗礼式を受け一年が経過しているが、カルステッドの実子として洗礼を受けるため、ローゼマインとなる際に洗礼式前の7歳(本来は8歳)とされた。またカルステッドの第二夫人と第三夫人の実家同士の争いを再燃させないために生母は公表せず、第一夫人であるエルヴィーラの娘として洗礼を受け、直後に領主の養女となることが発表された。
領主の養女となった後は神殿長、孤児院長、工房長を兼務し、養女としての教養の勉強、神殿長としての神事、孤児院長としての仕事、工房長としての仕事に加え魔術の訓練と、ジルヴェスターらに成人前の子供がする仕事量でないと驚かれるほど多忙な生活を送る。シャルロッテの洗礼式後の襲撃で、シャルロッテを助け出す上で攫われ毒薬を飲まされてしまう。身食いで成長が遅かった原因を取り除くため、ユレーヴェに浸かることになるが、毒薬の影響もあり、二年間も眠りについてしまう。初めは義兄となったヴィルフリートや義妹となったシャルロッテをフォローする立場であったが、二年間の歳月が経ち目覚めると、フォローされる側になっていた。発明品による契約で、眠っている間に子供部屋で使われる予算が増えていたことにフェルディナンドも驚くほどだった。
目覚めてから貴族院に入るまでの短期間でフェルディナンドに鍛えられたおかげで貴族院で学ぶ内容は全て把握するも、貴族としての対応を間違えていたりと危ない面もあり、何かとトラブルの中心にいる。報告を聞いている保護者たちが頭を抱えていることを知らない。三年生以上では領主候補生コースを取りつつ、司書になるため文官コースを取っている。三年時に四十以上もの加護を得たことで祝福が溢れるようになる。シュタープを神具に変えることが出来、一人で再生の儀式を行い成功させるなど中央神殿に目を付けられることとなる。騎士がシュタープを剣と盾に分けられるように、同時に神具を二つ使用することが出来る。扱う魔力が多く加減しなければ魔石を金粉化させてしまうほどで、加護を得てから祝福を行ってもなかなか減らず制御が甘くなっている。アンゲリカの成績向上のため騎士コースの内容も把握しており、ルーフェンに騎士コースを受講するよう要望されるが体力がないと断っている。三年連続最優秀の成績を維持していたが、四年目はとある出来事から最優秀になれなかったことをエグランティーヌは惜しいと零している。
社交関係は授業では一発合格をとるほど知識では問題ないが、実際の場になると本が絡むとテンションが上がり気絶したり、王族相手に無礼ともされる行為を自覚なく行うなど問題が多い。一方、王族相手の不敬ともとれる行為は良くも悪くも王族に悪意や関心がないということが伝わっており、エーレンフェスト上層部に王族には関わるな・逆らうなと言い含められるも王族側から接触するようになったため関わりを断てず、本人の洞察力も合わさって王族の心中の望みを叶えていく結果となり逆に親交を深めるようになる。その魔力量と聖典やフェルディナンドから得た知識を駆使することで廃れた神事を復活したりその価値を周囲に再認識させたことで、ユルゲンシュミット全体にも影響をおよぼすようになっている。ダンケルフェルガーと共同研究で神々の加護の取得についての発表では注目を集め一位となり、加護の取得の重要性が見直される結果となった。
フェルディナンドの進言によりジルヴェスターの命で一年時にヴィルフリートと婚約する。下位領地ばかりではなく、クラッセルブルク、ダンケルフェルガーを始め上位の領地からもかなりの優良物件と認識されており、婚約がなければ上位領地から圧力がかかるところであった。レスティラウトやアウブ・ダンケルフェルガーの第一夫人からはローゼマインがエーレンフェストに釣り合わないことを指摘される。
ユレーヴェで眠っていた二年間の間に「エーレンフェストの聖女」としての噂を広められ有名になる。これはローゼマインを領主の養女とするにあたって、貴族たちに説得力をもって説明するため、都合よくまとめた美談から生み出されたローゼマイン像のこと。しかし、美談のほとんどが嘘ではなく実力と実績が伴っており、領主の養女となったあとも新たな聖女伝説を生み出し続けている。
アーンヴァックスの加護を受け、年相応に成長する。子供らしい丸みを帯びていた顔は少しほっそりと輪郭を変え、愛らしさのあった顔立ちは玲瓏とした美しさに変わり、すんなりと伸びた指先に子供の丸みはなく、しなやかさを持つ。その体は女性らしい柔らかさを帯びているけれど、未完成という雰囲気で、成人を前にした少女だけが持つ特有の儚い美しさを持つ姿になる。中身を知らない人が見たら、聖女とか女神と言われても信じそうな美人。ある事情から英知の女神・メスティオノーラを一時的に宿らせ、本当に「女神の化身」になってしまう。
フロレンツィア
声 - 未登場 / 長谷川暖[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
ジルヴェスターの第一夫人。二男一女の母親で、後に女の子を出産。養子縁組によりローゼマインの義母となる。一見しておっとりとした美女だが、ミニジルヴェスターであるヴィルフリートの手綱を取る様子からローゼマインは肝っ玉母ちゃんの印象を持つ。ジルヴェスターを押さえられるだけではなく、フェルディナンドにも釘を刺せる人物。
ジルヴェスターより二つ年上で、貴族院時代のジルヴェスターのなりふり構わない求愛でフレーベルタークから嫁いできた。余所から来た者にはひどく厳しい義母のヴェローニカに疎まれ、ヴィルフリートを生んだ直後にヴェローニカに取り上げられてしまい、何もしてやれなかったことを恨んでいる。ヴィルフリートがローゼマインの提案で一日生活を取り換えたことで、ヴィルフリートが洗礼式を終えても文字もかけない状態を知った時は、怒りを押し殺してローゼマインの意見に真剣に耳を傾けた。ヴィルフリートを廃嫡の危機から救い、派閥の勢力図を塗り替えたローゼマインに感謝している。
ヴィルフリート
声 - 寺崎裕香[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 藤原夏海[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
ジルヴェスターとフロレンツィアの長男。ローゼマインと同い年だが、洗礼式がヴィルフリートは春、ローゼマインは夏のため、義兄になる。ジルヴェスターにそっくりな性格で、ローゼマイン曰く、ミニジル様。
自らの姉弟間での争いに辟易したジルベスターの意向により次期アウブに内定していたが、ヴェローニカに甘やかされて育ち、勉強嫌いで側近から逃亡するため、洗礼式後にもかかわらず、文字が読めず、フェシュピール(楽器)の音階すら押さえられない有様だった。ヴィルフリートからは自由気ままをしているように見えるローゼマインに嫉妬して突っかかっていたが、ローゼマインの策略で生活を入れ替えてみると、孤児達や商人見習いや灰色神官見習いより劣ることを自覚し、フェルディナンドが廃嫡をちらつかせたことで、勉強に取り組むようになり、貴族のお披露目では領主の子の面目を保つことができた。しかし、ヴェローニカ派の貴族に唆され幽閉されたヴェローニカに無断で会う罪を犯したことで、次期アウブの内定を取り消された。
貴族院では優秀者に選ばれるほどだが、空気を読めないことがあり、ローゼマインが社交ができない自分よりも社交に向いてないと感じたほど。ローゼマインを上位領地に奪われないために10歳でローゼマインと婚約し、これにともなって次期アウブに復帰したが、ローゼマインの後ろ盾と考えられているライゼガング系の不興を不用意に買ったり、ライゼガング系の支持を取り付けるために粛正直後で根回しができていないライゼガングへ向い年寄り達を厳しい言葉を投げかけられるなどし、次第にローゼマインとの婚約を不快に感じるようになっていく。ローゼマインがジギスヴァルト王子の第三夫人になることが内定して婚約を解消することになったが、肩の荷が下りたのかローゼマインが戸惑うほどローゼマインへのギスギスした態度が消え去った。
シャルロッテ
声 - 本渡楓[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 小原好美[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
ジルヴェスターとフロレンツィアの長女で、ローゼマインの義妹。
会う前からローゼマインに憧憬の念を抱いており、洗礼式で神殿長であるローゼマインから祝福を与えてもらう。お披露目と社交の後、北の離れへ戻るところを誘拐されるが、ローゼマインが追跡してシャルロッテは救助されるも、今度はローゼマインが別者に誘拐され、その時飲まされた毒の影響で長い眠りについてしまう。シャルロッテはローゼマインの代わりを務めようとするが、ローゼマインと同じようにできない自分に自信をなくしてしまう。ローゼマインが激マズの回復薬を飲みながら領地を巡って神事を行っていることを知り、ローゼマインは憧れや嫉妬などを超越した存在になる。ローゼマインからの恩義に報いるべく、ローゼマインに不足している社交面をサポートする。
ヴィルフリートが次期アウブ内定が取り消されたにもかかわらず、ローゼマインとの婚約によって次期アウブに返り咲いたことを不服に思うものの、それ以外の解がないことも理解している。ヴィルフリートとの兄妹仲は良いが、ヴィルフリートの側近達の増長やそれに気付かないヴィルフリートに不満を溜め込んでいる。
エルヴィーラ
声 - 未登場 / 浅野真澄[ドラマCD 4]
カルステッドの正妻。深緑の髪、黒の瞳。
前ギーベ・ハイデンツェルの娘であり、前ギーベ・ライゼガングの孫娘でもある。そのためライゼガング系貴族の出身であるが、フロレンツィアやフェルディナンドなどヴェローニカに迫害されている貴族を守るためにフロレンツィア派を立ち上げた。
貴族としては情が厚い方で、血のつながらないローゼマインのことを実の娘のように優しく見守っている。その一方で貴族としての心構えもしっかりしており、第三夫人であるローゼマリーの娘の(ということになっている)ローゼマインを裏の事情を呑み込んだうえで母親として洗礼式を受けさせたり、家中のバランスをとるためには敢えて警戒している第二夫人のトルデリーデに肩入れすることもある。
ローゼマインが来るまではヴェローニカの天下だったため、エックハルトは名捧げの主のフェルディナンドが神殿入り、ランプレヒトは家族を守るためにヴィルフリートの護衛騎士に、コルネリウスは兄二人の苦労を見てやる気なしとなっており、しかも第二夫人のトルデリーデが息子のニコラウスを跡継ぎにしようと画策するなど先行きの見えない状況に陥っており苦労していた。ローゼマインが来てからはヴェローニカの失脚もあって状況が変わり、息子たちの立ち位置も好転、カルステッドとの仲も政略結婚からの義務感ではなく心を通わせることができるようになった。このことから、ローゼマインには感謝している。
本人はフェルディナンドの熱烈なファンであり、ローゼマインが印刷業の寄付金集めでフェルディナンドのイラストを販売することに乗り気である。派閥の同志と共謀してフェルディナンドには内緒で彼をテーマにしたイラストや書籍を販売している。売り上げは上々らしい。
エックハルト
声 - 小林裕介[ドラマCD 2]
カルステッドの長男。濃い緑の髪に青の瞳。ハイデマリーという妻がいたが、耐性のあった自分は助かったものの、お腹の子供とともに毒殺されている。
フェルディナンドの護衛騎士。フェルディナンド至上主義で、信頼を得るためにフェルディナンドに名捧げをしている。ローゼマインの出生を知っており、同腹の妹となったローゼマインが何かとフェルディナンドを煩わせるにも関わらず、名捧げすることなくフェルディナンドの信頼を得ていることを妬ましく思ったこともあるが、ローゼマインとフェルディナンドの関係性に驚きの連続であり、ローゼマインが領主一族・神殿長という立場でフェルディナンドの負担を減らし、フェルディナンドを心配して小言を言うなど、嫉妬心は吹き飛んでいる。
ランプレヒト
声 - 未登場 / 鳴海和希[ドラマCD 3]
カルステッドの次男。父親に似た赤茶の髪に明るい茶色の瞳。
ヴィルフリートの護衛騎士。ヴィルフリートの廃嫡問題でオズヴァルトから辞任を持ちかけられて心揺れたが、エックハルトから誡められ、ヴィルフリートに仕え続けることを決意する。
アーレンスバッハの上級貴族アウレーリアと結婚したかったが、情勢の変化で別れざるを得なくなった。しかし、アーレンスバッハから圧力がかかり結婚を認められている。
コルネリウス
声 - 山下誠一郎[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 依田菜津[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
カルステッドの三男。若葉のような明るい緑の髪に黒い瞳。
兄二人の苦労を見て上級貴族としてそこそこ頑張ればいいというやる気なしの状態に陥っていた。ローゼマインの護衛騎士となったのもエルヴィーラから頼まれたからという側面が大きく、当初は乗り気ではなかった。しかしローゼマインが襲われてからは覚悟を決め、今度こそ守る、と魔力の増幅、勉強を頑張っていた。ローゼマインの騎士となったことで主であるローゼマインに恥ずかしくない成績を収めるようになる。現在ではローゼマインとの仲もとても良好で、主を守るためならたとえ保護者のフェルディナンドや異母弟のニコラウスでも必要以上の接近は拒むなど極度の過保護状態に陥っている。
トルデリーデ
カルステッドの第二夫人。ヴェローニカの元側仕えで、名捧げをしている。ヴェローニカによりカルステッドの第二夫人となり、ヴェローニカはトルデリーデの子ニコラウスをカルステッドの跡継ぎにしようとしていた。生前のローゼマリーと対立しており、平民上がりという噂が立つようなローゼマインも嫌っている。
ヴェローニカを幽閉したジルヴェスターに反感を持っており、カルステッド家に集まる情報をゲオルギーネに名捧げした貴族に流していたため、旧ヴェローニカ派の粛正で捕らえられた。
ローゼマリー
カルステッドの第三夫人。故人。ローゼマインの設定上の生母。
ブリギッテ
中級貴族の騎士。ギーベ・イルクナーの妹。
兄を殺害して家を乗っ取ることを企てていた婚約者との婚約を破棄。しかしそのことでギーベである兄が苦境に立たされることになったため、兄の力になるべく、なり手のいないローゼマインの護衛に就いた。復縁を迫る元婚約者から庇い、中級貴族並に魔力を増やしたダームエルに惹かれ、ダームエルからも求婚を受けるが、イルクナーに戻って故郷を発展させたいブリギッテと、ローゼマインの護衛として忠誠を貫かなければならないダームエルで条件が合わなかった。その後エルヴィーラの紹介で結婚し、イルクナーに戻って製紙業に奮闘している。
アンゲリカ
声 - 未登場 / 浅野真澄[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
中級貴族の騎士見習い、騎士。淡い水色の髪に深い青の瞳。護衛騎士には見えないお嬢様然とした外見のため、ローゼマインの社交界・お茶会での護衛騎士を務める。
勉強が嫌いだからという理由で騎士を目指す。貴族院での座学がさっぱりで退学の危機にあったため、ローゼマインが側近を巻き込み「アンゲリカの成績上げ隊」を結成し、課題とそれぞれに報酬と成功報酬を定め鼓舞する。無事補講を合格したアンゲリカは、自らの剣にローゼマインの魔力を注いでもらった結果、魔剣シュティンルークとなる。ローゼマインが魔力を注ぐ際にアンゲリカに足りないのは知識だ、と思いながら注ぐもエックハルトに止められ、それを調べるためフェルディナンドが魔力を流した結果生まれたため説教臭い魔剣となる。
典型的な脳筋タイプの騎士で本能に従った戦いをし、スピード特化の戦い方を得意とする。アンゲリカは何も考えていない分、相手がフェルディナンドであっても躊躇することなく武器を向けてローゼマインを守ろうとする。シャルロッテ救出時にローゼマインが捕らえられてしまったことを反省するアンゲリカをボニファティウスが弟子として鍛えようになった。
アンゲリカを一族に縁づかせたいボニファティウスの意向で、トラウゴットと婚約したがトラウゴットの辞任で破談、次にエックハルトと婚約するがエックハルトのアーレンスバッハ行きにともなってトラウゴットもしくはボニファティウスと婚約予定になるも、ローゼマインの中央行きで白紙となった。ローゼマインとフェルディナンドの婚約により、互いの主がともに歩むことになったエックハルトと再び婚約した。
リヒャルダ
声 - 宮沢きよこ[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 中根久美子[ドラマCD 3][ドラマCD 4]
上級側仕え。淡い灰色の髪に黒い瞳。夫は他界していおり、すでに孫もいる。
ジルヴェスターの依頼でローゼマインの筆頭側仕えとなる。フランが神殿での筆頭側仕えなら、彼女は貴族関係に於いての筆頭側仕えになる。ガブリエーレ、ヴェローニカ、カルステッド、ゲオルギーネ、ジルヴェスターらに仕えたことがあり、ジルヴェスターやフェルディナンドを叱り飛ばせる人物。突飛な行動をするローゼマインもしばしば苦言を呈されている。
旧ヴェローニカ派の粛清で自らの基盤を削る形になったジルヴェスターを支える人間が必要だという判断から、ローゼマインの側近を辞して、ジルヴェスターの側仕えに戻る。
オティーリエ
上級側仕え。エルヴィーラの友人で、ローゼマインが領主の養女となるにあたってエルヴィーラからの依頼でローゼマインの側仕えに就く。リヒャルダが側近を辞任後は筆頭側仕えとなる。
息子のハルトムートの暴走を簡単に抑えられるが、クラリッサが加わると一度に抑えるのには骨が折れるらしく、ハルトムートとクラリッサのローゼマインへの名捧げでは「ローゼマイン様が扱いやすいようになさるのが一番ではないでしょうか?」と投げてしまった。
ダミアン
ベンノの下でダルア契約をしているギルド長の孫でフリーダの兄。淡い栗色の髪と琥珀のような瞳。
様々な商会でダルアとして働いてきたため経験豊富。
ノーラ
ハッセの孤児。売られる予定だったため、孤児院入りを希望し、ハッセの小神殿の灰色巫女見習いとなる。エーレンフェストの神殿での冬籠りの際、年長者のノーラは適応できずにいたが、自分が知っている編み物を教えることで自身を取り戻すことができた。
トール
ハッセの孤児。姉のノーラとともに孤児院入りを希望し、ハッセの小神殿の灰色神官見習いとなる。
リック
ハッセの孤児。妹のマルテを守るために孤児院入りを希望し、ハッセの小神殿の灰色神官見習いとなる。
マルテ
ハッセの孤児。孤児院に入り、ハッセの小神殿の灰色巫女見習いとなる。エーレンフェストの神殿での冬籠りではハッセの小神殿の孤児院の4人の中で一番最初に馴染んだ。
ユストクス
声 - 関俊彦[ドラマCD 2] / 間島淳司[ドラマCD 4]
オズヴァルト
上級側仕えで、ヴィルフリートの筆頭側仕え。ヴィルフリートの教育不足の責めを負って解任の恐れがあったが、「いきなり全員の顔ぶれが変わるのも落ち着かない」というローゼマインの意見によりヴィルフリートの側近を継続する。
内定を取り消されたヴィルフリートがローゼマインとの婚約により再び次期アウブに内定するとなると、シャルロッテに功績を譲らせるようになり、シャルロッテとその側近がヴィルフリートとその側近に反感を持つようになる。また、ローゼマインとフェルディナンドの距離感や、ローゼマインがヴィルフリートに印刷業などの成果を献上しないことを指摘し、ヴィルフィリートがローゼマインに不信感を抱くようになる。
ヴェローニカに名捧げをしており、ヴィルフィリートに名捧げしたバルトルトに対してヴェローニカ派の再興を託す。自らは粛正によりライゼガング系に付け入る隙を作ったとしてヴィルフィリートの側仕えを辞任した。
モーリッツ
ヴィルフリートとローゼマインの教師で、冬の子供部屋では子供達にも教える。ローゼマインがユレーヴェで眠りについた際、ローゼマインが残していたメモを参考に子供部屋の運営に四苦八苦する。本を読むかお話を書き留めている印象しかないローゼマインが細々とした子供部屋の采配を振るっていたことに驚いた。
リヒト
ハッセの町長の親戚で補佐する立場。町長一派が小神殿を襲撃(領主一族への反逆罪と見なされる)したことを知ると青ざめ、町を反町長でまとめ上げて町長派を孤立させることで住民が連座されることを防いだ。町長が処刑されると町長に就くが、貴族特有の言い回しの意味を理解せずに使っており、手紙を初めて受け取った貴族が良い感情を持たない可能性があっため、ローゼマインは教師役として灰色神官を派遣する。
カンフェル
青色神官。フェルディナンドの仕事量を減らすための要員としてローゼマインが推薦する。
フリターク
青色神官。フェルディナンドの仕事量を減らすための要員としてローゼマインが推薦する。
フィリーネ
声 - 石見舞菜香[ドラマCD 1]
ヘンリック
イルクナー子爵
ボニファティウス
声 - 未登場 / 石塚運昇[ドラマCD 3]
ゲオルギーネ
声 - 三瓶由布子[ドラマCD 2] / 中原麻衣[ドラマCD 3]
ヴェローニカ
エーレンフェストの先代領主夫人。ジルヴェスターの母で、前神殿長の同腹の姉。マインを追い出そうと他領の貴族を呼び寄せ、領内へ入るための書類を偽装したため幽閉される。
アーレンスバッハからやってきた元領主候補生ガブリエーレの娘であり、権力欲の塊のような女性である。ジルヴェスターが生まれるとそれまで次期領主として育ててきたゲオルギーネから乗り換えたため、彼女からは内心恨まれている。その実ジルヴェスターを傀儡の領主として権力をふるっていた。先代アウヴ・エーレンフェストがフェルディナンドを連れてきたときも排除しようとしていた。
フロレンツィアから生まれたばかりのヴィルフリートを取り上げ、抱くことも教育することも禁じ、自ら甘やかせて育てる。当然、フロレンツィアと仲は良くない。幽閉されたこととローゼマインに再教育が必要と進言されたことで距離を置かれる。
コンスタンツェ
アヒム
エゴン
フォルク
リリー
ジョイソターク子爵

第四部 貴族院の自称図書委員

レオノーレ
声 - 諸星すみれ[ドラマCD 1]
トラウゴット
声 - 内田雄馬[ドラマCD 1]
ユーディット
声 - 寺崎裕香[ドラマCD 1]
ブリュンヒルデ
声 - 石見舞菜香[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 依田菜津[ドラマCD 4]
リーゼレータ
ハルトムート
声 - 内田雄馬[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 堀江瞬[ドラマCD 4]
上級貴族の文官見習い、文官でローゼマインの側近。オティーリエの末息子。特徴的な朱色の髪に橙のような明るい瞳。
他人に興味を持たない冷めた子供だったが、ローゼマインが洗礼式で行った祝福返しを見て彼女に傾倒する。貴族院では熱心な程にローゼマインの素晴らしさを説き、エーレンフェストの聖女が他領にまで広まるようになる。ローゼマインを研究テーマとし、ローゼマインが起こす祝福などを事細かにまとめた物には、フェルディナンドが興味を持つ。
熱心なローゼマイン信者で忠誠心が高く、後に望んでローゼマインに名を捧げたほど。フェルディナンドは使い方を誤らなければ、強力な味方だと評価している。フェルディナンドがアーレンスバッハへ向かうことが決まり、後任として神官長を務めた。ローゼマインが神事で祝福をする度に起こる奇跡を見たいと願うも神官長の仕事や文官の仕事があり機会を逃している。
ローデリヒ
声 - 遠藤広之[ドラマCD 1]
マティアス
声 - 梅原裕一郎[ドラマCD 1]
イグナーツ
声 - 遠藤広之[ドラマCD 1]
アナスタージウス
エグランティーヌ
ジギスヴァルト
アドルフィーネ
ヒルデブラント
声 - 本渡楓[ドラマCD 2]
ハンネローレ
声 - 諸星すみれ[ドラマCD 1]
レスティラウト
クラリッサ
ダンケルフェルガーの文官見習い。茶髪に碧眼。
騎士見習いを目指していたが、選抜試験にギリギリで落ちてしまったために文官となった。本人曰く「武寄りの文官」。
ローゼマインがダンケルフェルガーとのシュバルツとヴァイスを巡るディッターで勝利したことに感動し、心酔。以後ローゼマインに仕えるために奔走する。
年回りの近いエーレンフェストの上級貴族で相手がいないという条件に当てはまるハルトムートにダンケルフェルガー式の求婚を行い、婚約。
ローゼマインからはハルトムート2号といった感想を抱かれている。
リュディガー
両親が姉弟、兄妹の従兄弟同士なので髪の色も面差しもヴィルフリートとよく似ている。目の色が藍色。
フレーベルタークの領主候補生。ローゼマインが眠ったことで魔力を回して貰えなくなった。領主候補生が祈念するエーレンフェストを参考にし、自身も祈念式では領地を回り、収穫高向上を報告する。
オルトヴィーン
ライムント
マリアンネ
ディートリンデ
ヒルシュール
声 - 未登場 / 田中敦子[ドラマCD 4]
ルーフェン
声 - 山下誠一郎[ドラマCD 1][ドラマCD 2]
フラウレルム
パウリーネ
ソランジュ
声 - 宮沢きよこ[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 長谷川暖[ドラマCD 4]
シュバルツとヴァイス
声 - 本渡楓(シュバルツ)、石見舞菜香(ヴァイス)[ドラマCD 1][ドラマCD 2] / 小原好美(シュバルツ)、中原麻衣(ヴァイス)[ドラマCD 4]
図書館へ入れる喜びからローゼマインの祝福の魔力が溢れ、再起動した一対の魔術具。
ローゼマインの肩ほどの大きさで、うさぎに似た魔獣シュミルを象るが、魔獣と違い二足歩行する。白い方がヴァイス、黒い方がシュバルツ。額に濃い金色の魔石が付いている。目は金色。色違いのワンピースに魔術的加工を施されたベストを着ていた。ひょこっと立ち上がり、ほてほて歩く。 起動させた者が新たな主となり新しい衣装を用意しなければならない決まりとなっている。その衣装には防護用魔法陣が刺繡されており、魔石による魔術の付与をしたりと様々な効果があり、前の衣装は研究の対象となったりとその価値は計り知れない。それぞれの体にも製作者であるかつての王族が刺繍した魔法陣がある。主の許可なく触れることは出来ないため、着替えや採寸などの際は主の許可が必要。
ギーベ・ハルデンツェル
エルヴィーラの兄。
エーレンフェストで最北の土地を治めている。ローゼマインがユレーヴェに眠った際にエルヴィーラが印刷業を引き継いで、いち早く印刷を取り入れた。ヴェローニカによって税を上げられたことで、ハルデンツェルは他の土地より被害が大きく、民の生死にかかわった。ローゼマインが神事に携わって魔力の満たされた小聖杯が届くようになり、ヴェローニカが退けられたことで息を吹き返した。
ローゼマインから祈念式の古い儀式で聖典と違う部分を指摘されて再現してみたところ、春を呼ぶ儀式が復活した。本当の春を呼んだため、本来はハルデンツェルの者以外に与えるのは禁じられているブレンリュースの実をローゼマイン達に捧げた。ハルデンツェルの民が何の憂いもなく過ごせるようになったため、冬の社交の場でローゼマインに最大の感謝の意を示して跪く。祈念式で古い儀式を行ったことで雪が解け、春の訪れが早まり収穫量が増えた。
コンラート
ギーベ・ライゼガング
前ライゼガング伯爵
アウレーリア
アウブ・アーレンスバッハの姪。ランプレヒトの恋人だが、アーレンスバッファを警戒するエーレンフェストにより結婚は許されなかった。
アーレンスバッハから圧力がかかり、ベティーナとともにエーレンフェストに嫁いできた。きつい顔をしているが小心者であり、ライゼガング系の古老に嫌われているガブリエーレに似ている顔を隠すためにいつもアーレンスバッハのヴェールを被っている。ローゼマインの提案でエーレンフェストの染め物でヴェール作ることとし、エルヴィーラと話してエーレンフェストの女として生きることを決意する。アーレンスバッハからはエーレンフェストの情報収集が期待されていたが、当たり障りのない手紙しか送らないため、妹のマルティナは役に立たないと評している。
フロイデン
アーレンスバッハからやってきたベティーナと結婚。
旧ヴェローニカ派。
ベティーナ
ハイスヒッツェ
イマヌエル
声 - 森川智之[ドラマCD 2]
ラオブルート
声 - 関俊彦[ドラマCD 2]
中央の騎士団長。出身地はギレッセンマイアー。
レリギオン
声 - 井上和彦[ドラマCD 2]
中央神殿の神殿長。

第五部 女神の化身

ラウレンツ
エーレンフェストの騎士見習い。旧ヴェローニカ派のギーベ・ヴィルトルの息子で、フロイデンの弟。
マティアスの親友で、二人で貴族院における旧ヴェローニカ派の子供たちを取りまとめていた。マティアスとともにエーレンフェストの情勢を見定めていたが、ローゼマインたち領主候補生の様子がおかしいと覚るや、親と道をたがえてゲオルギーネの陰謀を密告する。家族がゲオルギーネに名捧げをしていたため、ローゼマインに名捧げを行うことで連座を免れた。
性格に軽いところがあり、てらいもなく口説き文句を読むことができる。主であるローゼマインを含めて女性をからかうところがあるため、グレーティアからは敬遠されている。
ベルトラムという洗礼式前の異母弟がおり、彼の身を案じていた。
ベルトラム
ラウレンツの異母弟。生母がすでに他界しているため、ラウレンツの母が引き取って洗礼式を迎える予定だった。しかしラウレンツの親が粛清されたため、神殿の孤児院に引き取られた。
貴族社会に戻るために勉学に励み、ラウレンツの説得もあって領主一族に対する感情も飲み込むところを見せたことで、アウブ・エーレンフェストを後見人として中級貴族として洗礼式を迎えることができた。ただし、洗礼式によって両親が決まる貴族社会では、公的にはラウレンツと兄弟ではなくなってしまう。
孤児院では孤児出身のディルクと張り合っていたが、貴族社会に復帰してからは貴族の常識を知らないディルクの面倒をみるようになった。
ミュリエラ
エーレンフェストの中級文官見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。
親がゲオルギーネに名捧げしていたことで領主候補生に名捧げを行わなくてはならなくなったとき、恋愛小説が好きなためエルヴィーラへの名捧げを希望していたが、貴族院を卒業するまでローゼマインに名捧げを行うことになる。のちに加護の取得に名捧げが関係するかの実験のために、前倒しでエルヴィーラに名捧げを行った。
グレーティア
エーレンフェストの中級側仕え見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。
実は神殿の青色神官と青色巫女の間に生まれた子供であり、外聞を気にした貴族の実家に母親ともども引き取られた。魔力があったため洗礼式は貴族の両親のもとで貴族として行われたが、その生い立ちのため貴族の家族とは仲が良くない。内気で引っ込み思案なため男子にからかわれやすく、そのため他人の顔色を伺うことと悲観的なものの見方をするようになる。
計算高いところがあり、旧ヴェローニカ派の粛清では名捧げの強要を利用してローゼマインに名捧げをすることで、実家との縁を切ろうとしていた。しかし名捧げをする必要がなくなったとき、ローゼマインにその計算高いところも含めて事情を話したことにより、名捧げを受け入れてもらえることになる。
灰色の髪と年齢の割には豊満な胸をからわかれてきたため男子が苦手で、ローゼマインには一生独身で仕えることを希望している。
バルトルト
エーレンフェストの文官見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。
旧ヴェローニカ派の粛清では、ヴィルフリートに名捧げを行った。ただしアウブやヴィルフリートには反感を抱いていたらしく、名捧げで命令に逆らえないという信用を利用して甘言を吹き込んだり、領主候補生どうしの情報交換ができないように裏で工作をしていた。
カサンドラ
エーレンフェストの側仕え見習いで、旧ヴェローニカ派の子供の1人。
旧ヴェローニカ派の粛清では、シャルロッテに名捧げを行った。
イージドール
エーレンフェストの側仕え見習いで、ヴィルフリートの側近。
側仕え見習いの中ではブリュンヒルデと並んで魔力量が多かったため、嫁取りディッターに参加して後方支援を担った。
ニコラウス[注 2]
カルステッドの息子でローゼマインの異母弟だが、母親のトルデリーテが旧ヴェローニカ派であるため接触を避けられていた。
旧ヴェローニカ派の粛清でトルデリーテが拘束されたため、青色神官として神殿に入ることでローゼマインとの接点ができた。本人はローゼマインの護衛騎士になることを望んでおり真面目に頑張っているが、コルネリウスたちから警戒されているため希望がかなわないでいる。
ラザファム
エーレンフェストの下級側仕えで、フェルディナンドの館の管理人をしている。
貴族院時代にヴェローニカの嫌がらせでフェルディナンドの側近につけられたが、主の信頼を勝ち取るために名捧げをした。しかしフェルディナンドがアーレンスバッハに移動したときには、戦闘力がなく自分の身を守れない者は危険だからと置いて行かれた。それ以降はローゼマインの図書館となった館の管理をしながら、情勢が落ち着いてフェルディナンドに呼ばれる日を待つ生活を送っている。
リュールラディ
ヨースブレンナーの上級文官見習い。
おっとりとした性格で領主候補生の側近には向かないため、祖母に古い言葉を教えられた。
エーレンフェストとダンケルフェルガーの共同研究である奉納式の儀式に参加し、そこで本当の神事を再現したローゼマインの姿を見て感激する。恋愛小説が好きなものどうしでミュリエラと仲がよく、ローゼマインとフェルディナンドの仲を一緒に妄想するほどである。そこでミュリエラに2人をモデルにした物語を書いてみることを勧められ、2人の仲をメスティオノーラとエアヴェルミーンに仮託した切ない恋物語を構想する。
オルタンシア
中央の上級文官。クラッセンブルク出身でラオブルートの第一夫人。
貴族院の図書館からローゼマインを引き離し、王族の魔導具であるヴァイツとシュバルツの新たな主となるためにラオブルートから送り込まれた。本人はまじめに司書を務めあげているが、図書館の維持には上級貴族が3人は必要で彼女1人では魔力が足りないため、ローゼマインたちは引き続き図書委員として協力することになる。
夫であるラオブルートのことは職業上人を疑うことが仕事であると理解を示してはいるが、ローゼマインたちにそれとなく彼がアーレンスバッハとつながっていることを伝えるなど、夫の行動に完全に従っているわけではない。そのためか次の年は病気を理由に貴族院から引き離され、貴族院攻防戦の時点ではラオブルートに魔石にされていた。
マグダレーナ
ツェント・トラオクヴァールの第三夫人で、ヒルデブラントの母親。
ダンケルフェルガー出身の元領主候補生。貴族院にいるときにダンケルフェルガーをディッターで打ち負かしていたフェルディナンドとの婚約話が持ち上がったが、本人がトラオクヴァールとの縁談を取りまとめてしまったため立ち消えになった経緯がある。マグダレーナの評によると、フェルディナンドは感情を抜きにした人の配置ができても、対人関係がからっきしだったという。
政争の終盤で第五王子だったトラオクヴァールのもとに嫁いだため、中立だったダンケルフェルガーが第五王子側について政争に勝利した経緯がある。ただしそれまでトラオクヴァールを支えていた中領地出身の第一夫人や第二夫人に遠慮して、大領地出身であるにもかかわらず第三夫人の地位に納まった。また息子であるヒルデブラントを王位に就けることを望まず、臣下として育てることに異を唱えていないことからも、権力欲はもっていない。
貴族院攻防戦では、ラオブルートに毒を盛られて動けないトラオクヴァールの代わりに鎧を着て参戦した。
フェルディナンドが王命でアーレンスバッハに赴いた件では、婚約者であるディートリンデの横柄な態度に「躾がなっていない」と評した。その後ヒルデブラントがラオブルートに唆されてシュタープを取得した上にランツェナーヴェの者たちにもシュタープを取得するのに利用されていた件では、逆にフェルディナンドに「躾がなっていない」と返されている。
トラオクヴァール
ユルゲンシュミットのツェント。
先王の第五王子で、中領地出身の第三夫人の子供であるため臣下となるべく育てられたが、グルトリスハイトが失われた先の政変でクラッセンブルクに担ぎ出されて勝利し、そのまま王位に就いた。そのため聖典原理主義者や負け組の領地の貴族たちからは、「グルトリスハイトを持たぬ偽りの王」として正統性に疑問を抱かれている。
物腰が柔らかく生真面目な性格ではあるが、自己評価が低くどこか投げやりな部分も持ち合わせている。
グルトリスハイトをもたないまま薬漬けになってまで魔力を捧げているが、それでも国の維持や統治に無理がきていることを誰よりも承知している。そのためディードリンデであろうが(トルークで洗脳されていたとはいえ外国の侵略者である)ジェルヴァージオだろうが、正統な王が起つならばそれで構わないという態度をとってしまう。またローゼマインが最もグルトリスハイトに近い次期ツェント候補であると判明した時は、彼女にすべてを丸投げにするような意見をだしていた。ただし、ローゼマインの統治能力を不安視して押し込めに近い案を出したアナスタージウス王子には激怒し、ローゼマインと接触禁止にしている。
貴族院攻防戦ではラオブルートの裏切りによって毒を盛られて動けずにいた。
またその戦後処理では、フェルディナンドがメスティオノーラの書を持っていると判断して彼にツェントを押し付けようとしたため、その自分にとって都合のいい態度が息子であるジギスヴァルト王子にそっくりであると返された。最終的には中央が治めていた土地と廃領地の一部を切り分けて大領地のアウブとなる。
ジャンシアーヌ
クラッセンブルクの領主候補生。ローゼマインの3学年下にあたる。
アウブ・クラッセンブルクの提案によりエーレンフェストと共同研究することになった、奉納式をはじめとする古い神事の再現のクラッセンブルク側の責任者となった。
レティーツィア
アーレンスバッハの領主候補生。アウブ・アーレンスバッハと第一夫人の養女にして血縁上の孫にあたる。
政変によって領主候補生の数が足りなくなってしまったため、ドレヴァンヒェルに嫁いだ娘の子供を第一夫人が引き取り、アウブ・アーレンスバッハと第一夫人を親として洗礼式を受けた。そのため、公的には二人の娘ということになる。
アウブに就任すると同世代の領主候補生は上級貴族に身分を落とすというアーレンスバッハの慣習を避けるため、ディートリンデが中継ぎのアウブとして就任するとともにフェルディナンドと王命により婚姻して二人の養女になること、さらに王命によってヒルデブラント王子と婚約し、成人とともに婚姻してアウブに就任することが決定している。フェルディナンドがアーレンスバッハにやってきてからは、彼の厳しい教育にくじけそうな日々をおくっている。
フェルディナンドの教育の一環としてエーレンフェストにいるローゼマインとの文通をおこなうようになり、心配したローゼマインからはフェルディナンドを諫める言葉や実の両親の声を録音したシュミルのぬいぐるみを贈られるようになるまで親しくなる。
ランツェナーヴェの侵攻ではディートリンデとゲオルギーネに誘導され、フェルディナンドに毒を盛ることに利用されてしまう。さらにランツェナーヴェの船に拉致されて連れていかれそうになるが、アーレンスバッハに逆侵攻をかけたエーレンフェスト・ダンケルフェルガーの連合軍に他の人質とともに救出される。ランツェナーヴェ戦のあとはローゼマインとフェルディナンドの温情により反逆した領地の領主一族ではなく被害者の一人として扱われ、そのまま新領地アレキサンドリアの領主候補生の地位に留まった。
ロスヴィータ
レティーツィアの筆頭側仕え。アーレンスバッハの出身だが第一夫人の娘がドレヴァンヒェルに輿入れしたときに側近として同行し、レティーツィアがアーレンスバッハ引き取られたときに側近につけられてアーレンスバッハに戻ってきた。そのため、養父母がすでに亡く実の両親から離れて暮らすレティーツィアにとっては母親代わりの存在である。
貴族らしく神殿への偏見や平民への無知があり、レティーツィアが祈念式への参加を要請されたときは怒ったが、ディートリンデの側にいるよりは安全だと受け入れた。
ランツェナーヴェの侵攻が開始される数日前から行方不明になる。実際にはその時点でもうランツェナーヴェ側に魔石にされていたが、ロスヴィータの身を心配したレティーツィアがフェルディナンドに訴えるためにランツェナーヴェからの玩具を持ち出し、結果としてフェルディナンドに毒を盛るきっかけとなってしまった。
ゼルギウス
アーレンスバッハの側仕え。レティーツィアが引き取られたときに、母親のロスヴィータとともにドレヴァンヒェルから同行してきた。
アーレンスバッハにやってきたフェルディナンドに側近として付けられた。フェルディナンドの監視役であると同時に、レティーツィア派の貴族たちとの連絡役でもある。
シュトラール
アーレンスバッハの騎士団長だったが、国境門の警備に関してディートリンデよりもフェルディナンドの意見を優先して警備の騎士を配置したことでディートリンデの不興を買い、騎士団長を解任された。その後、フェルディナンドの護衛騎士として側近に引き立てられる。
ランツェナーヴェの侵攻ではレティーツィア派の貴族たちに隠し部屋に隠れるよう指示した。またローゼマインが領地の礎の魔石を乗っ取ると降伏し、そのままエーレンフェスト側の戦力として連れ去られた貴族たちの救出、ベルケシュトック系騎士の摘発をおこない、アーレンスバッハの騎士団を率いてゲルラッハ防衛戦や貴族院防衛戦にも参戦した。
マルティナ
アーレンスバッハの上級側仕え。ディートリンデの側近でアウレーリアの妹。
主であるディートリンデのことは、レティーツィア派からもゲオルギーネ派からも中継ぎとしか見られないことには哀れに思っているが、同時にその考えなしの言動には内心呆れてもいる。要領の良い部分があり、ディートリンデの言動を諫めて不興を買うようなことはせず、むしろ彼女と調子を合わせている。
姉のアウレーリアについては、せっかくエーレンフェストの騎士団長の息子に嫁いだのに情報の一つも送ってこれない役立たずと見下している。また主の婚約者であるフェルディナンドについても、神殿にいたという経歴から軽んじている。
アルステーデ
アーレンスバッハの上級貴族で元領主候補生。ゲオルギーネの長女でディートリンデの姉にあたる。
政変により上級貴族に身分に落とした元領主候補生のブラージウスに嫁いでいる。彼との娘であるベネディクタはゲオルギーネ派の貴族たちからディートリンデの次のアウブとなることを期待されている。
主体性がなく母親のいうことに従順なタイプ。レオンツィオに熱を入れ上げたディートリンデの監視役だったが、実際には母親と妹の陰謀に加担していた。
レオンツィオ
ランツェナーヴェの王孫にしてアーレンスバッハとの通商と外交における使者。シュタープを持たないため王位継承権はない。
ランツェナーヴェの姫の受け入れをユルゲンシュミット側に申し入れるが、それを拒絶されるとディートリンデを誘惑してランツェナーヴェ側に引き入れる。翌年の領主会議の時期の前にアーレンスバッハに再びやってきて、ディートリンデと組んで中央の貴族院に侵攻をかける。ディートリンデとしては次期ツェントの後ろ盾としてランツェナーヴェを選びレオンツィオを王配とするつもりだったが、レオンツィオはシュタープを手に入れてランツェナーヴェの王になるためにディートリンデを利用しているにすぎなかった。
ジェルヴァージオ
ランツェナーヴェの王族。幼名はテルツァ。ユルゲンシュミットの傍系王族として育てられ、シュタープを入手して次の王としてランツェナーヴェに返された経歴を持つ。
もともとランツェナーヴェはユルゲンシュミットの王族が作った国であり、ユルゲンシュミットへの侵攻では帰還を望む貴族たちを率いていた。エアヴェルミーンからグルトリスハイトを授かる最中にローゼマインの妨害にあい、完全なメスティオノーラの書を得ることができなかった。その後ユルゲンシュミット側と戦闘になり、さらにエアヴェルミーンの介入とメスティオノーラの仲裁もあってローゼマインやフェルディナンドとツェントレースを行うことになる。
エアヴェルミーン
ユルゲンシュミットの建国神話に登場する、元命の神の眷属にして縁結びの神。現在は神の力を失っており、始まりの庭で白い木に姿を変えている。
もともとユルゲンシュミットでは、次期ツェントはエアヴェルミーンからメスティオノーラの書を授かる習わしとなっていた。現在ではグルトリスハイトが失われており、ユルゲンシュミットが崩壊することを案じている。人の話を聞かない傾向があり、ローゼマインは3回エアヴェルミーンに会っているが、3回とも大変な目にあわされている。
メスティオノーラ
風の女神の眷属にして英知を司る女神。図書館の女神でもあるため、ローゼマインが一番祈りを捧げている。エアヴェルミーンをじじさまと慕っており、ユルゲンシュミットの建国にも関わっている。
エアヴェルミーンとフェルディナンドの仲裁のため、ローゼマインの体を借りて降臨する。その際ローゼマインに体を貸してもらうため、女神の図書館への入室と大切な記憶の封印を行った。

用語

ヴェローニカ派
エーレンフェストの派閥の一つ。ヴェローニカが幽閉され、権勢を落としてからは旧ヴェローニカ派と呼ばれる。
アーレンスバッハから輿入れしてきたガブリエーレが作り上げ、アウブの第一夫人になったヴェローニカが引き継いだ。ヴェローニカが幽閉されるまではエーレンフェストにおける主流の派閥だった。ジルヴェスターやヴィルフリートの支持派閥でもあるが、ヴィルフリートを白の塔へ誘い込んだり領主候補生を襲撃したりなど問題行動が多く、アーレンスバッハの第一夫人であるゲオルギーネと通じている者もいるためエーレンフェストの首脳陣からは警戒されている。派内の結束と高めるためにガブリエーレがアーレンスバッハから名捧げの慣習を持ち込んだため、中核となる貴族にはヴェローニカやゲオルギーネに名捧げしている者が多い。
フロレンツィア派
エーレンフェストの派閥の一つ。フロレンツィアやフェルディナンドなどヴェローニカに迫害されている者たちを守るため、エルヴィーラが中心となってまとめ上げた。
シャルロッテやメルヒオールなどが属する。ローゼマインやヴィルフリートなど支持派閥が違うが、本人はフロレンツィア派に属しているものもいる。ライゼガング系貴族とは構成員が重なるが、全く同じわけではない。ヴェローニカ派の対抗派閥であるため、ヴェローニカ派が権勢を落としてからは話中の存在感が無くなってくる。フェルディナンドのファンクラブとしての側面もあり、エルヴィーラの趣味からフェルディナンドをモデルとした恋愛小説を(本人に隠して)作成している。次期アウブの支持に関しては特に明言されておらず、フロレンツィアの子供なら誰でもよい立場だと思われる。
ライゼガング系
エーレンフェストの派閥の一つ。ライゼガング派とも。ギーベ・ライゼガングを中心に、婚姻と血族によってまとめ上げている。
ボニファテウスやハルトムート、ブリュンヒルデなどが属する。カルステッドやエルヴィーラも本来はこの派閥の出身である。ガブリエーレが輿入れしてくるまではエーレンフェストの主流派閥であったが、それ以降はヴェローニカ派に権勢を抑えられていた。そのためシャルロッテを次期アウブに擁立してヴィルフリートを廃嫡に追い込むという陰謀を企てていたこともある。
ヴェローニカが幽閉されてローゼマインがアウブの養子になってからは、ライゼガング系出身のローゼマインの支持派閥として活動を始める。特に旧ヴェローニカ派が粛清されてからは、ローゼマインをアウブにするために無理難題を領主一族に持ち込むようになった。保守的な者たちが多く、エーレンフェストが順位をあげて上位領地として扱われることについてこれない大人も多い。
下町
平民が住む地域。街は城壁で囲まれ、街の外へ出入りするには門を通る必要がある。貴族街との間に神殿がある。
貴族街
直轄地の貴族が住む地域。また、ギーベ達の別荘も存在する。貴族は騎獣で移動をするのが主であるため、下町と比べ目に見える人通りは圧倒的に少ない。
神殿
貴族街と下町の間に位置する施設。様々な魔術具があり、魔力を奉納することで様々な儀式を行う。礼拝室、平民が泊まるための部屋、聖典を収める図書室、孤児を引き取って育てる孤児院などがある。神殿を構成するのは貴族の血を引く青色神官と元孤児である灰色神官だが、儀式を行えるのは魔力を持つ青色神官のみ。最高権力者は神殿長、それに次ぐ役職の者は神官長と呼ばれる。
貴族、平民と両方から忌避の対象とされている。しかし、生活に直結する儀式がある村などでは信仰が深いことがマインから指摘されている。
神殿のあちこちに大神の顔などが施されているがそれに気づく者は少ない。後のキーポイントになる。
青色神官/青色巫女
貴族に生まれるも魔力量が少なかったり家庭事情などで神殿に預けられた貴族一族の出身者を指す。貴族街から通う者もいればそうでない者もいる。何かしらの理由で実家に戻れる場合もある(政変が理由で実家へ戻ったシキコーザがそれにあたる)。青色の衣を纏うことが出来るのは貴族のみとされている(マインは例外)。平民からすれば貴族のようなものであるため、灰色神官や灰色巫女などに身の回りの世話をさせている。実家からは多少の寄付がされており神殿を運営する資金源となっている。貴族だからと横暴な態度や行動をするのは当たり前。
灰色神官/灰色巫女
神殿に併設されている孤児院から成人した孤児がなる。貴族や平民から蔑まれることが多い。貴族と区別するため灰色の衣を纏う。基本的には青色神官や青色巫女に仕える。仕える人物から指名され側仕えとなるが、仕事内容は仕える人物によりけり。灰色巫女は「花捧げ」と称して貴族に身体を要求されることが多々あったが、ローゼマインが神殿長に就いてからは自発的な場合を除き禁止された。自由に結婚することはできない。その場合は権利を買い取ることで還俗し平民に戻れるが、有能さに応じて価格が上がる。
洗礼式
七歳の子供を市民として登録し、市民権を付与する儀式。エーレンフェストの下町では、年に四回、季節ごとに神殿で、農村では秋の収穫祭の際に行われる。平民は洗礼式後に見習いとして働き始めることが多い。春・夏・秋生まれの貴族の子供は屋敷に神官を招い行い、冬生まれの貴族の子供は城でのお披露目式で執り行われる。貴族の場合は、洗礼式を行った親が正式な親と扱われる。
成人式
十五歳を迎え成人になったものを祝う儀式。成人を迎えた女性は髪を結い上げるのが決まり。洗礼式同様、エーレンフェストの下町では、年に四回、季節ごとに神殿で、農村では秋の収穫祭の際に行われる。貴族は貴族院の卒業式の一部として実施される。
星結び
結婚を祝う儀式(合同結婚式)。エーレンフェストの下町では夏の3の鐘(9時半〜10時)から神殿で、農村では秋の収穫祭の際に行われる。エーレンフェストの貴族は、下町の星結びと同日の7の鐘(20時)から城で実施される。王族および領主候補は春に行われる領主会議の初日の3の鐘から貴族院の神殿で執り行われる。
星祭り
エーレンフェストの下町で行われる結婚を祝う祭り。神殿での星結びの儀式の後、新郎は男の甲斐性が試され、特にその年に結婚できなかった成人を中心とした住民から投げつけられるタウの実から、新婦を守りながら、新居にたどり着かなければならない。新郎新婦に投げつけるタウの実は色々な人にあたるため、街中で住民同士でもタウの実をぶつけ合うことになる。新郎新婦がいなくなると、広場には祝いの食べ物が並んでみんなで食べ、日暮後は酒が出されて成人だけの祭りとなる。
貴族
貴族街に住む、魔力を持つ人間のこと。舞台となる世界では支配階級に当たり、魔力が多いほど階級が上。生まれつきの魔力の総量は母親の魔力量によって決まるとされる。
厳密には貴族院を卒業しシュタープを持つものが貴族。
魔力量に応じて上級、中級、下級の序列があり、アウブの資格を持つものは領主候補生として扱われる。
平民
職人や兵士、商人など。下町に住む、魔力の少ない人間のこと。生産階級に当たる。貴族のいない町や村では、平民の代表が神殿とやりとりして豊穣の儀式などを行う。
身食いみぐい
貴族並みに強い魔力を宿して生まれてきた平民、および体内に溜まった魔力がその人間の許容量を超えることで体調に異変が生じる症状の名前。
平民には実態を知るものは少なく、知っていても貴族が持つ非常に高価な溜まった魔力をうつすための魔術具が必要であるため、洗礼式までの死亡率はほぼ百パーセントとされている。稀に貴族の養女として迎えられる場合もあるが、生きていくには魔道具を使うために貴族の飼い殺しになる必要がある。
魔力は薄い全属性で、生まれた土地の属性がやや強め。また、他者の魔力に染まりやすい。一般的には時間が経つと相手の魔力の影響は薄れていくが、本来であれば死んでから生じる魔力の塊ができているローゼマインは薄めようとしても非常に薄まりづらい体質。青色巫女の時記憶を探る魔道具を使用するための薬が使われた際フェルディナンドの魔力に完全に染められた状態になってしまっている。
魔力圧縮
魔力を押し縮め、嵩を減らすことで、魔力最大量を増加させる方法。基本的には、魔力の制御がある程度コントロールできる位に成長した、貴族院に入ってから習う。全身に魔力を行き渡らせ、それを精神力で抑え込んでいくのは死の危険と隣合わせ。
ローゼマイン式魔力圧縮法
青色巫女見習いとなる前のマインが、体の中で暴れる熱(魔力)を押さえ込んでいたことが始まり。三段階で圧縮を行い、一般的な魔力圧縮法より多くの魔力を格納でき、一般的な魔力圧縮と異なり成長が止まっている大人でも魔力を伸ばすことができる。保護者達から求められ、エーレンフェストの首脳陣6人の同意を得た貴族でかつ、ローゼマインと敵対しないことなどの契約魔法を結ぶ条件で、講義することになった。また、ローゼマインは貴族院の魔力圧縮の試験中に四段階の圧縮に成功する。
聖典
魔石で守られ神殿長にしか読むことが出来ないが、神殿長が許可を与えれば神殿長以外でも読むことが出来る。読める範囲は、魔力登録した者と閲覧許可を得た者の魔力の質(推定:属性と祈り)で異なる上、登録者の魔力の質で可読範囲が決まる。条件をクリアした者には、王を選別する魔法陣と王に至る手段を記した文字が読めるようになる。ローゼマインとフェルディナンドは内容を全て読める人物。祝福についての記載もあり、これを使用したローゼマインが中央神殿に呼び出されるきっかけとなる。
聖典の鍵
代々の神殿長に引き継がれている、鍵の魔石に魔力を登録したもののみが使用可能な鍵。聖典の錠と、神殿から礎に入るための扉の錠を開けることができる。礎の魔術と対になっており、聖典と鍵に登録されている魔力が同じであれば聖典は開けるが、礎に繋がる扉はその領地の鍵でなければ開かない。
ユレーヴェ
仮死状態や魔石化の毒薬を浴びるなど体内に出来た魔石を溶かす為の青い液状の薬。飲むまたは体ごと浸かることによって効果を発揮する。薬の素材は、春夏秋冬それぞれの季節に本人が採る必要があり、本人や採集環境の魔力的条件により質が変わる。上級貴族は貴族院にいる間に予め作り常時携帯する常備薬である。薬に浸かった場合は生命活動が著しく低下した状態でしばらくの期間意識を失う。
シュタープ
自分の魔力を最も効率よく扱うための道具。一生に一度だけ、貴族院の最奥の間から通じる洞窟で取得できる「神の意思」と呼ばれる魔石を体に取り込む事で使えるようになる。ローゼマインの貴族院入学から10年くらい前は三年生でスタープを取得していたが、政変後は入学とほぼ同時期に取得するようになった。ローゼマインが聖典を解読した結果、神の加護を受けてから取得するほうが良いことが判明し、ローゼマインが四年生時の新入生からは三年次に行うように変わった。
神具
神殿にある魔力を奉納するための道具。神殿の神具はツェントが領地の礎を設置する際に、聖典とともに作り出される。神々に祈りながら神殿にある神具に魔力を奉納し、一定量を超えると、シュタープで神具が作れるようになる。ただし、シュタープの神具は維持に多大な魔力が必要となる。ローゼマインは神殿の神具はシュタープの神具を作るための補助具のような物と推察している。
祝福
魔石やシュタープなどから魔力を出すだけの行為もしくは神の名の下に祈りを捧げ効力のある加護を得ることを指す。前者は貴族間にて挨拶などで用いられ、後者は神に祈り魔力を奉納することで与えられる神の祝福であり別物と考えられている。加護を得る祝福は本来神に祈りを届けやすくなるシュタープを得なければできないが、ローゼマインは指輪の魔石でも加護を与えることができたため同じものと考えている。
奉納する魔力量によって祝福の効果は変わり、複数の神に一度に祈ると魔力はごっそりと削られて、成功率は著しく落ちる。特に命の神は土の女神を隠すので女神の兄弟神に疎まれて、まとめて祈って成功した例を領主のジルヴェスターでも知らなかった。
加護
神の名の下に祈りを捧げその効果を発揮したものを指す。何の神の加護を授かるかはそれぞれ。その人物の傾向により授かる加護に差異があることが判明する。
ローゼマインは神殿長として大神を含めた多くの神に祈りを捧げていたため多くの加護を授かる。加護を授かることで消費する魔力量に違いが出ることが判明し、エーレンフェストとダンケルフェルガーが主体となって加護についての研究を発表し高評価を受けた。
貴族院で三年生になると加護の取得の実技がある。自分の属性の大神と、自分がしっかりと祈りを捧げた眷属神からは加護が得られやすい。卒業式に加護の取得を再び行い、前回足りなかった加護の再取得を行う。神に祈りを捧げ必要な準備や手順を踏めばもう一度再取得ができることをローゼマインは突き止める。
魔石
魔獣を討伐したり、魔木の実や魔魚の鱗に魔力を込めることで得られる石。魔力を蓄積することができる。飽和するほど魔力を流し込むと金粉化する。他国では弱い魔物からとれるクズ魔石すらろくに取れないため、外国との主要な交易品となっている。
魔剣
最初はナイフ程の刀身で自らの魔力を注いで成長させる魔術具であり武器。魔剣には属性の適性が付き、その適性によって魔物が倒しやすくなったり加護を授かりやすくなったりする。
正確には礎の魔術、国や領地を維持する魔力の源となる巨大な魔石の魔術具、通常は城にある供給の間から魔力を供給される、供給の間には入り口に7つの魔石をはめる事が出来、領主一族の及び候補生7人まで同時に入ることが出来る、登録の魔石は幾らでも作れるので大領地は交代要員がたくさん居る、本来の場所は秘匿されており領主のみ隠し通路から入る事が出来る、ユルゲンシュミットの礎は貴族院各領地の礎は神殿に有りそれぞれの図書館にあるメスティオノーラの像が直接入れる裏口で聖典の鍵が無いと入れない、領主が常に魔力で満たして置くことで領地や領主の作る白の建物を維持する事が出来る、つまりこの礎を魔力で染めた者がその領地の領主であり、領主一族以外の者にこの礎を染められると領地を乗っ取られたり魔力枯渇すると領地は砂漠の様になる、その戦いを競技化したのが宝取りディッターである
騎獣
貴族が魔石を変化させて造る飛行できる乗り物。従来は騎乗型だったが、ローゼマインが貴族院でスカートでも乗り込める乗り込み型を公表してからは、女性を中心に乗り込み型を作る者もでてきている。
ディッター
騎士見習いの訓練のための競技。魔獣を狩る訓練のための速さを競うディッターや、領地の礎の争奪の模擬戦の宝盗りディッターなどいくつかの種類がある。
グーテンベルク
本を印刷・出版するために中心となっている人達にローゼマインがつけた称号。活版印刷を発明した偉人ヨハネス・グーテンベルクに由来する。
ツェント
ユルゲンシュミットを治める王の称号。
基本的には王族が代々継いできた。その証が後述のグルトリスハイトになる。ただ脈々とシュタープを介して継いできたため本来の取得方法が失われ、政変が起きグルトリスハイトが失われたことで現王は立場が危うくなっている。
グルトリスハイトの所有者は全属性で貴族院にて祈りを捧げる事でエアヴェルミーンから与えられるが、貴族院防衛戦後に王族の中から全属性で有ったエグランティーヌが中継ぎとして一代限りの魔術具のグルトリスハイトを女神の化身より与えられた。王族の廃止により次期ツェントは競争制になり、大神の加護と属性を増やすことが重要視され神殿を見直すきっかけとなる。
アウブ
各領地を納める領主の称号。 アウブ・(領地名)
ツェントによって土地を下賜され、承認を受ける。
基本的には各領地の領地候補生が継ぐが、領地の礎の魔術を直接奪うことでもなることはできる。
ギーベ
各領地のうち、アウブの直轄地以外の土地の管理を行う貴族の称号。ギーベ・(地名)。
グルトリスハイト
グルトリスハイトは、英知の女神メスティオノーラが持つ最古の聖典であり、初代ツェントが書き写すことを許されたと伝えられるツェントの象徴である書物。「メスティオノーラの書」とも呼ばれる。前の政変でグルトリスハイトは失われたことで、現在のツェントはグルトリスハイトのないユンゲンシュミットの統治を余儀なくされ、様々な無理が出てきている。
本来のグルトリスハイトは、メスティオノーラの書をもとにツェントの執務で必要な情報をまとめたもの。時代とともに肥大化していくメスティオノーラの書をもらすことなく取り込むことは困難であるため、グルトリスハイトから自分の聖典に不足している内容を書き写していた。メスティオノーラの書を得なくても、中央でグルトリスハイトを取得できれば十分であることに気付いた候補がいたことで、本来のメスティオノーラの書は忘れられていき、さらに時代が流れ、グルトリスハイトを王族がシュタープで引き継ぐようになったことでグルトリスハイトの取得方法も失伝してしまう。病床にあった当時のツェントからグルトリスハイトを受け継いだ第二王子が政変で殺害されてしまい、グルトリスハイトの行方が分からなくなっている。
メスティオノーラの書
本来のメスティオノーラの書はツェント候補の条件を満たした者がエアヴェルミーンから授けられるメスティオノーラの英知。一定以上の魔力を持った貴族が死んで魔石になった時、その者の知識がメスティオノーラ英知に加わっていく。元々は自力でメスティオノーラの書を得た候補の中からツェントが選ばれていた。
政変
十年数年前に発生したツェント継承をめぐる国を二分した争い。当時のツェントからグルトリスハイトを受け継いだ第二王子を、異母兄の第一王子が殺害したことで勃発。第一王子と第三王子(第二王子の同母弟)の争いになり、共に亡くなったあとは、それぞれの後ろ盾が第四王子と第五王子についてさらに対立が激化した。最終的に第五王子だったトラオクヴァールが勝利してツェントに就いた。
魔木まぼく
魔力を宿し特性を持った樹木のこと。種類によっては討伐するために騎士団が必要になる場合もある。ローゼマインは魔木の特性(トロンベなら燃えにくい特性を持つ)を利用して製紙し、魔木の特性を持った紙を作り出すことに成功する。魔力を必要としない魔術具として注目を集める。
魔獣
魔力を持つ獣。死ぬと魔力が固まり魔石となるため、魔石以外の素材を得る場合は瀕死状態にする必要がある。通常の獣と魔獣は平民と貴族くらい差がある。
魔獣同士で捕食し合ったり、魔木を食べるなどで魔力を得て成長、場合により進化する。魚型の魔獣は魔魚と呼ばれる場合もある。
名捧げ(名を捧げる)
名を刻んだ名捧げの石を渡し、相手に自らの生殺与奪を委ねる行為。絶対的な忠誠を示すために主に捧げたり、生涯の愛を誓い合うために結婚相手と交換する。実行する者は少なく、通常は立会人のもとで人知れず行われる。

国家・領地

ユルゲンシュミット
本作の舞台となる国家。ツェントを中心とした封建制の王政国家。魔力を持つ人間を神々が保護するため、白い砂に覆われた大地にできた文字通りの円形の国土をもつ。国や領地に魔力を注がないと国そのものが維持できないため、より大きな魔力を持つ家柄の人間ほど身分の高い貴族として扱われる。
エーレンフェスト
領地色 山吹色
規模 中領地
順位 13位(ローゼマイン1年時点)、10位(同2年時点)、8位(同3〜5年時点)
領主候補生 ローゼマイン、ヴィルフィリート、シャルロッテ、メルヒオール
貴族院寮監 ヒルシュール
本作の主要な舞台となる領地、あるいは街(領都)。舞台はエーレンフェストという領地のエーレンフェストという街で、日本風に言うとエーレンフェスト県のエーレンフェスト市。
底辺に近かったが、政変の際には中立の立場だったことで、順位を真ん中ほどまで上げた。勝ち組の領地からは政変で何もしなかったために負け組のように思われ、負け組領地からは何もしなかったのに順位を上げたことを疎まれている。
中央
領地色 黒
順位 番外
王族 アナスタージウス、ジギスヴァルト、ヒルデブラント
貴族院寮監 なし
王族の住まう領地。王族の離宮と貴族院は繋がっているためそこから通っている。
クラッセンブルク 大領地
領地色 赤
順位 1位
領主候補生 エグランティーヌ、ジャンシアーヌ
貴族院寮監 プリムヴェール
前の第五王子を王位に着かせるために後押ししたことから王族への発言権が一番強い。
ダンケルフェルガー 大領地
領地色 青
順位 2位
領主候補生 レスティラウト、ハンネローレ、ラオフェレーグ、ルングターゼ
貴族院寮監 ルーフェン
武を好み騎士コースを希望するものが多い、ディッターとお酒を何よりも好む。
ドレヴァンヒェル 大領地
領地色 淡い緑 エメラルドグリーンとも
順位 3位
領主候補生 アドルフィーネ、オルトヴィーン、アドルフィーネの異母妹
貴族院寮監 グンドルフ
研究熱心な文官が多い。
ギレッセンマイアー 中領地
領地色 焦げ茶
順位 4位
領主候補生 ルーツィンデ
貴族院寮監 イェニファー
ハウフレッツェ 中領地
領地色 紫
順位 5位
領主候補生 名前不明(女性)
貴族院寮監 レナートゥス
アーレンスバッハ 大領地
領地色 藤色
順位 6位
領主候補生 ディードリンデ、レティーツィア
貴族院寮監 フラウレルム
ヴェローニカ派の背後におり、エーレンフェストの領主一族が警戒する領地。領地が海に面しているため海産物が取れる、現在で唯一国境門が開かれた領地。
ガウスビュッテル 中領地
領地色 茶色
順位7位(ローゼマイン1、3年時点)
領主候補生 コンラーディン
キルシュネライト 小領地
領地色 深緑色
順位 9位(ローゼマイン1、3年時点)
領主候補生 フランツィスカ
フレーベルターク 中領地
領地色 水色
順位 15位
領主候補生リュディガー
政変の折、負けた王族側についていたことから前領主は処刑され順位を落とした。現在の領主と第一夫人はジルヴェスターとフロレンツィアの姉と兄。
インメルディンク 中領地
領地色 深緑色
順位 10位(ローゼマイン1年時点)
領主候補生 ムレンロイエ
ヨースブレンナー 中領地
順位 8位(ローゼマイン1年時点)、10位(同3年時点)
領地色 クリーム色
アレキサンドリア 大領地
領地色 紺
順位 6位(番外編 ハンネローレの貴族院五年生)
領主候補生 レティーツィア
アーレンスバッハの礎を押さえたローゼマインがアウブとなり、改称した領地。旧アーレンスバッハが犯した反逆の罪をローゼマインの功績で相殺して順位は据え置かれている。世界中のあらゆる分野の書物を集める図書館都市であった古代都市アレクサンドリアに由来する。
ランツェナーヴェ
アーレンスバッハと交易をしている外国。現在は国境門の開閉ができないため、唯一ユルゲンシュミットと国交のある外国でもある。砂糖が特産品。
次期ツェントの継承から外れた王族の1人が従者を引き連れて出奔し、グルトリスハイトを使って打ち立てた国家である。そのため国家の維持にシュタープが必要であるが、ユルゲンシュミットの貴族でないとシュタープが取れないため、何十年に一度、姫を数人ユルゲンシュミットに献上し、生まれてきた男子の1人を傍系王族としてシュタープをとらせてから、次の王として迎えることで国を維持している。
アダルジーザの実
アダルジーザとは、ランツェナーヴェから初めて献上された姫の名前。ランツェナーヴェから献上された姫から生まれた子供をアダルジーザの実という。女子ならばユルゲンシュミットの姫として育てられるが、男子だった場合、魔力が最も高い1人をシュタープを取らせてからランツェナーヴェに返すが、それ以外の男子は父親に引き取られない限り洗礼式前に処分される。処分の結果できた魔石の所有権はランツェナーヴェにあるため、男子を返してからも姫は子供づくりに励むことになる。

既刊一覧

小説

香月美夜(著)、ティー・オーエンタテインメントTOブックス〉、既刊26巻(2020年9月10日現在)

巻数 タイトル 初版発行日 ISBN
1 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘I」[書 2] 2015年1月25日 ISBN 978-4-86472-342-8
2 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘II」[書 3] 2015年2月25日 ISBN 978-4-86472-347-3
3 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘III」[書 4] 2015年6月25日 ISBN 978-4-86472-397-8
4 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いI」[書 5] 2015年9月25日 ISBN 978-4-86472-424-1
5 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いII」[書 6] 2015年12月25日 ISBN 978-4-86472-447-0
6 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いIII」[書 7] 2016年3月25日 ISBN 978-4-86472-473-9
7 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いIV」[書 8] 2016年6月10日 ISBN 978-4-86472-492-0
8 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女I」[書 9] 2016年9月10日 ISBN 978-4-86472-521-7
9 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女II」[書 10] 2016年12月10日 ISBN 978-4-86472-540-8
10 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女III」[書 11] 2017年3月10日 ISBN 978-4-86472-562-0
11 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女IV」[書 12] 2017年6月23日 ISBN 978-4-86472-586-6
12 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女V」[書 13] 2017年9月9日 ISBN 978-4-86472-600-9
13 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員I」[書 14] 2017年12月9日 ISBN 978-4-86472-634-4
14 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員II」[書 15] 2018年3月10日 ISBN 978-4-86472-669-6
15 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員III」[書 16] 2018年6月9日 ISBN 978-4-86472-686-3
16 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員IV」[書 17] 2018年9月10日 ISBN 978-4-86472-724-2
外伝1 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜貴族院外伝 一年生[書 18] 2018年10月10日 ISBN 978-4-86472-732-7
17 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員V」[書 19] 2018年12月10日 ISBN 978-4-86472-764-8
18 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員VI」[書 20] 2019年3月9日 ISBN 978-4-86472-788-4
19 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員VII」[書 21] 2019年6月10日 ISBN 978-4-86472-814-0
20 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員VIII」[書 22] 2019年9月10日 ISBN 978-4-86472-828-7
短編集1 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜短編集1[書 23] 2019年10月10日 ISBN 978-4-86472-852-2
21 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員IX」[書 24] 2019年12月10日 ISBN 978-4-86472-855-3
22 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身I」[書 25] 2020年3月10日 ISBN 978-4-86472-923-9
23 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身II」[書 26] 2020年6月10日 ISBN 978-4-86699-001-9
24 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身III」[書 27] 2020年9月10日 ISBN 978-4-86699-038-5

漫画

香月美夜(原作)、鈴華(作画)、椎名優(イラスト原案)、ティー・オーエンタテインメントTOブックス〉、全7巻
巻数 タイトル 初版発行日 ISBN
1 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「本がないなら作ればいい!1」[書 28] 2016年6月25日 ISBN 978-4-86472-495-1
2 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「本がないなら作ればいい!2」[書 29] 2016年7月10日 ISBN 978-4-86472-499-9
3 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!3」[書 30] 2016年11月10日 ISBN 978-4-86472-533-0
4 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!4」[書 31] 2017年2月25日 ISBN 978-4-86472-554-5
5 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!5」[書 32] 2017年9月2日 ISBN 978-4-86472-602-3
6 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!6」[書 33] 2018年2月24日 ISBN 978-4-86472-664-1
7 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!7」[書 34] 2018年8月1日 ISBN 978-4-86472-720-4
香月美夜(原作)、鈴華(作画)、椎名優(イラスト原案)、ティー・オーエンタテインメント〈TOブックス〉、既刊4巻
巻数 タイトル 初版発行日 ISBN
1 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「本のためなら巫女になる!1」[書 35] 2019年4月25日 ISBN 978-4-86472-801-0
2 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「本のためなら巫女になる!2」[書 36] 2019年10月5日 ISBN 978-4-86472-853-9
3 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「本のためなら巫女になる!3」[書 37] 2020年4月1日 ISBN 978-4-86472-941-3
4 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「本のためなら巫女になる!4」[書 1] 2020年10月1日 ISBN 978-4-86699-056-9
香月美夜(原作)、波野涼(作画)、椎名優(イラスト原案)、ティー・オーエンタテインメント〈TOブックス〉、既刊3巻
巻数 タイトル 初版発行日 ISBN
1 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 「領地に本を広げよう!1」[書 38] 2019年2月1日 ISBN 978-4-86472-784-6
2 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 「領地に本を広げよう!2」[書 39] 2020年1月1日 ISBN 978-4-86472-881-2
3 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 「領地に本を広げよう!3」[書 40] 2020年6月15日 ISBN 978-4-86699-003-3

ドラマCD

  1. 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜ドラマCD(2017年9月9日)[ドラマCD 3]
  2. 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜ドラマCD2(2018年6月9日)[ドラマCD 4]
  3. 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜ドラマCD3(2019年6月10日)[ドラマCD 1]
  4. 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜ドラマCD4(2019年12月10日)[ドラマCD 2]

スタッフ(ドラマCD)

ファンブック

※書籍版はTOブックスオンラインストア限定のためISBN番号を持たない。

巻数 タイトル 初版発行日
1 本好きの下剋上ふぁんぶっく 2016年12月20日
2 本好きの下剋上ふぁんぶっく2 2017年12月9日
3 本好きの下剋上ふぁんぶっく3 2018年11月10日

オーディオブック

2019年4月19日からオーディオブックサービスのAudibleで、井口裕香の朗読が配信されている[9]。第一部「兵士の娘I」の配信され、シリーズ続巻も順次配信される予定である。

テレビアニメ

2019年3月8日にテレビアニメ化が発表され[4]、第1部は同年10月から12月までWOWOWプライムほかにて放送された[5][10]。ナレーションは速水奨。2020年3月10日発売の原作小説第五部「女神の化身1」BD付き完全限定版にはOVAが収録された[11]

第2部は2020年4月から6月まで第1部と同放送局にて放送された[12]

2020年7月12日に第3期の製作が発表された[13][14]

スタッフ

主題歌

「真っ白」[15][16]
諸星すみれによる第1部オープニングテーマ。作詞は岩里祐穂、作曲・編曲は白戸佑輔
「髪飾りの天使」[17][18][19]
中島愛による第1部エンディングテーマ。作詞・作曲は吉澤嘉代子、編曲は清竜人
「つむじかぜ」[20]
諸星すみれによる第2部オープニングテーマ。作詞は岩里祐穂、作曲・編曲は白戸佑輔。
「エフェメラをあつめて」[21]
鈴木みのりによる第2部エンディングテーマ。作詞はやなぎなぎ、作曲・編曲はkz。
「夏の緑」
神官長フェルディナンド(速水奨)による第21話の挿入歌。作詞は國澤真理子、作曲・編曲は未知瑠
フェルディナンドがマインにフェシュピールの見本を見せるために弾き語りをした。
「秋の実り」
マイン(井口裕香)による第21話の挿入歌。作詞は國澤真理子、作曲・編曲は未知瑠。
フェルディナンドがフェシュピールの練習の成果を見るときにマインが弾き語りをした。

各話リスト

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日
第1部
第一章本のない世界 國澤真理子本郷みつる
  • 芳川弥生
  • 近藤優次
  • 松本朋之
柳田義明2019年
10月3日
第二章生活改善と石板 川崎芳樹
  • 辻加奈子
  • 芳川弥生
海谷敏久10月10日
第三章冬のできごと 緒方隆秀
  • 加藤茂
  • 加藤愛
  • 岸智恵美
遠藤江美子10月17日
第四章初めての森と粘土板 川崎芳樹うえだしげる
  • 近藤優次
  • 松本朋之
柳田義明10月24日
第五章洗礼式と不思議な熱 石山優子羽永花ゆい芳川弥生海谷敏久10月31日
第六章会合 國澤真理子緒方隆秀
  • 加藤茂
  • 岸智恵美
柳田義明11月7日
第七章不信感の芽生え もりたけし中村近世
  • 熊谷香代子
  • 斎藤雅和
  • 門智昭
  • マスケット
  • 遠藤江美子
遠藤江美子11月14日
第八章ルッツのマイン 石山優子川崎芳樹辻加奈子海谷敏久11月21日
第九章ギルド長の孫娘 國澤真理子もりたけし緒方隆秀
  • 加藤茂
  • 加藤愛
柳田義明11月28日
第十章二度目の冬に向けて 本郷みつるうえだしげる
  • 近藤優次
  • 松本朋之
遠藤江美子12月5日
第十一章究極の選択と家族会議 羽永花ゆい芳川弥生海谷敏久12月12日
第十二章洗礼式と神の楽園 緒方隆秀
  • 有働弥生
  • 岸智恵美
  • 加藤茂
柳田義明12月19日
第十三章巫女見習いという選択肢 石山優子もりたけし中村近世
  • 熊谷香代子
  • 斎藤雅和
  • 門智昭
  • マスケット
遠藤江美子12月26日
第十四章決着 川崎芳樹辻加奈子海谷敏久
第14.5章[注 4]外伝第一章・ユストクスの下町潜入大作戦國澤真理子
  • 川崎芳樹
  • 本郷みつる
本郷みつる
  • 近藤優次
  • 松本朋之
柳田義明2020年
3月10日[注 5]
外伝第二章・コリンナ様のお宅訪問
第2部
第十五章神殿の巫女見習い 國澤真理子緒方隆秀
  • 加藤茂
  • 岸智恵美
柳田義明4月5日
第十六章青い衣と異なる常識 うえだしげるうえだしげる
  • 近藤優次
  • 松本朋之
遠藤江美子4月12日
第十七章与えるべきもの もりたけし芳川弥生海谷敏久4月19日
第十八章孤児院の大改革 緒方隆秀
  • 加藤愛
  • 岸智恵美
  • 加藤茂
柳田義明4月26日
第十九章大掃除と星祭り もりたけし中村近世
  • 熊谷香代子
  • 斎藤雅和
  • 門智昭
  • 遠藤江美子
遠藤江美子5月3日
第二十章ルッツの行く道 石山優子川崎芳樹
  • 辻加奈子
  • 海谷敏久
海谷敏久5月10日
第二十一章新しい側仕え 國澤真理子緒方隆秀
  • 加藤茂
  • 岸智恵美
  • 有働弥生
柳田義明5月17日
第二十二章ヴィルマと子供用聖典 うえだしげる
  • 近藤優次
  • 松本朋之
遠藤江美子5月24日
第二十三章収穫祭のお留守番 石山優子川崎芳樹加瀬充子
海谷敏久5月31日
第二十四章騎士団からの要請 國澤真理子緒方隆秀
  • 加藤愛
  • 有働弥生
  • 岸智恵美
  • 加藤茂
柳田義明6月7日
第二十五章トロンベ討伐 本郷みつるうえだしげる芳川弥生
  • 遠藤江美子
  • 柳田義明
6月14日
第二十六章夢の世界 川崎芳樹
  • 辻加奈子
  • 海谷敏久
海谷敏久6月21日

放送局

日本国内 テレビ / 第一部 放送期間および放送時間[10]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [22] 備考
2019年10月3日 - 12月26日 木曜 0:30 - 1:00(水曜深夜) WOWOWプライム 日本全域 製作参加 / BS/CS放送 / 『アニメプライム』枠
2019年10月6日 - 12月29日 日曜 2:10 - 2:40(土曜深夜) 朝日放送テレビ 近畿広域圏 アニサタ』枠
2019年10月9日 - 2020年1月1日 水曜 20:00 - 20:30 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
水曜 22:00 - 22:30 TOKYO MX 東京都
2019年10月11日 - 2020年1月3日 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) BSフジ 日本全域 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメギルド』枠
第13話と第14話は連続で放送(1時間)。
日本国内 インターネット / 第一部 放送期間および放送時間[10]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2019年10月3日 木曜 1:00 更新 dアニメストア
2019年10月10日 木曜 0:00 更新
日本国内 テレビ / 第二部 放送期間および放送時間[23]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [22] 備考
2020年4月5日 - 6月21日 日曜 2:10 - 2:40(土曜深夜) 朝日放送テレビ 近畿広域圏 『アニサタ』枠
2020年4月7日 - 6月23日 火曜 23:30 - 水曜 0:00 AT-X 日本全域 CS放送 / リピート放送あり
2020年4月8日 - 6月24日 水曜 22:00 - 22:30 TOKYO MX 東京都
2020年4月9日 - 6月25日 木曜 0:30 - 1:00(水曜深夜) WOWOWプライム 日本全域 製作参加 / BS/CS放送 / 『アニメプライム』枠
2020年4月10日 - 6月26日 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) BSフジ 日本全域 製作参加 / BS/BS4K放送 / 『アニメギルド』枠
日本国内 インターネット / 第二部 放送期間および放送時間[23]
配信開始日 配信時間 配信サイト
2020年4月5日 日曜 2:40(土曜深夜) 更新 dアニメストア
2020年4月12日 日曜 0:00(土曜深夜) 更新
  • WOWOWメンバーズオンデマンド
  • Paravi
  • Amazonプライム・ビデオ
  • Netflix
  • J:COMオンデマンド
  • ビデオパス
  • スマートパスプレミアム
  • みるプラス
  • ひかりTV
  • FOD
  • GYAO!
  • バンダイチャンネル
  • Hulu
  • ニコニコチャンネル
  • ビデオマーケット
  • クランクイン!ビデオ
日曜 2:00(土曜深夜) 更新 AbemaTV
日曜 23:30 - 月曜 0:00 ニコニコ生放送
日曜 更新
  • U-NEXT
  • アニメ放題
未定 未定
  • DMM.com
  • TSUTAYA TV

BD-BOX / DVD

単巻のDVDと全話収録のBD-BOXがそれぞれ発売される[24]

発売日[24] 収録話 規格品番
BD DVD
1 2019年10月18日 第1話 - 第3話 VTBF-207
2 2019年11月8日 第4話 - 第6話 VTBF-208
3 2019年11月29日 第7話 - 第9話 VTBF-209
4 2019年12月20日 第10話 - 第12話 VTBF-210
5 2019年12月27日 第13話 - 第14話 VTBF-211
BOX1 第1話 - 第14話 VTXF-107/8
6 2020年4月15日 第15話 - 第17話 VTBF-212
7 2020年5月6日 第18話 - 第20話 VTBF-213
8 2020年5月27日 第21話 - 第23話 VTBF-214
9 2020年6月17日 第24話 - 第26話 VTBF-215
BOX2 第15話 - 第26話 VTZF-104

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 死亡の原因はWeb版と書籍版で異なる。
  2. ^ 初登場は第3部だが、本格的な活躍は第5部である。
  3. ^ 第1弾・第2弾は「エスウッド」、第3弾・第4弾は「有限会社エスウッド」名義。
  4. ^ 原作小説『本好きの下剋上』第五部「女神の化身I」完全限定版OVA
  5. ^ 配信のみ

出典

  1. ^ a b 飯田一史「ウェブ上にうたわれる、紙の本への賛歌」『Febri』Vol.36、一迅社、2016年9月、 57頁。
  2. ^ 香月美夜 (2015年2月17日). 香月美夜さんに聞いてみた. インタビュアー:肥前文俊. 書籍化作家に聞いてみた。面白いものを書くための15の質問+1.. https://ncode.syosetu.com/n3654cm/15/ 2019年3月21日閲覧。 
  3. ^ 香月美夜 (2015年2月17日). “肥前文俊様のアンケートに答えました”. 小説家になろう. 活動報告. 2019年3月21日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j 「本好きの下剋上」TVアニメ化!井口裕香&速水奨がキャストに - アニメ!アニメ!・2019年3月8日
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 「本好きの下剋上」10月放送、中島愛・折笠富美子・小山剛志・田村睦心が出演”. コミックナタリー (2019年6月6日). 2019年6月6日閲覧。
  6. ^ a b c d 「本好きの下剋上」追加キャストに子安武人ら、「思いを大事に丁寧に演じたい」”. コミックナタリー (2019年7月1日). 2019年7月1日閲覧。
  7. ^ 名前は書籍第二部のIV巻で判明した。WEB版では名前で表記されず、神殿長としか呼ばれていない。
  8. ^ a b 春アニメ『本好きの下剋上』第二部より本PV&第15話先行場面カット解禁! ロジーナ役・鈴木みのりさんとヴィルマ役・安野希世乃さんからのコメントが到着!”. アニメイトタイムズ (2020年3月6日). 2020年3月6日閲覧。
  9. ^ 「本好きの下剋上」TVアニメ主演の井口裕香が全編朗読するAudible版リリース”. コミックナタリー. 2019年7月7日閲覧。
  10. ^ a b c ON AIR”. TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト. 2019年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月6日閲覧。
  11. ^ OVA「本好きの下剋上」外伝 特設サイト”. TOブックス. 2020年3月19日閲覧。
  12. ^ TVアニメ『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』第二部は4月4日(土)より放送開始! 新キービジュアル、BD BOX&DVD情報公開”. アニメイトタイムズ (2020年2月6日). 2020年2月6日閲覧。
  13. ^ 『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』TVアニメ第3期の制作が決定!”. アニメイトタイムズ (2020年7月13日). 2020年7月13日閲覧。
  14. ^ ニコニコ生放送レポ&アニメ第3期決定!”. 小説家になろう. 香月美夜さんのマイページ (2020年7月12日). 2020年7月24日閲覧。
  15. ^ 声優の諸星すみれ、新アニメ「本好きの下剋上」OP曲で歌手デビュー決定”. 音楽ナタリー (2019年5月31日). 2019年5月31日閲覧。
  16. ^ オープニングテーマ:諸星すみれ「真っ白」収録デビューミニアルバム「smile」CD発売情報公開!”. TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト (2019年8月26日). 2019年8月26日閲覧。
  17. ^ anime_bookloveのツイート(1136259629837455360)
  18. ^ yoshizawakayokoのツイート(1136272128376836096)
  19. ^ mamegu_staffのツイート(1136269677829603328)
  20. ^ 声優・諸星すみれ、1stシングルが今春リリース決定!”. アニメイトタイムズ (2020年2月8日). 2020年2月8日閲覧。
  21. ^ 声優・アーティスト鈴木みのりさんが、4月放送のTVアニメ『本好きの下克上』第二部エンディングテーマを担当! 楽曲タイトルは「エフェメラをあつめて」!”. アニメイトタイムズ (2020年2月28日). 2020年2月28日閲覧。
  22. ^ a b テレビ放送対象地域の出典:
  23. ^ a b ON AIR”. TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト. 2020年3月6日閲覧。
  24. ^ a b 映像商品”. TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト. 2020年2月6日閲覧。

書誌情報

  1. ^ a b 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部 「本のためなら巫女になる!4」”. TOブックス. 2020年10月12日閲覧。
  2. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘Ⅰ」”. TOブックス. 2015年10月21日閲覧。
  3. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘Ⅱ」”. TOブックス. 2015年10月21日閲覧。
  4. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「兵士の娘Ⅲ」”. TOブックス. 2015年10月21日閲覧。
  5. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いⅠ」”. TOブックス. 2015年10月21日閲覧。
  6. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いⅡ」”. TOブックス. 2016年1月25日閲覧。
  7. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いⅢ」”. TOブックス. 2016年3月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年3月24日閲覧。
  8. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部「神殿の巫女見習いⅣ」”. TOブックス. 2016年6月10日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年6月15日閲覧。
  9. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女Ⅰ」”. TOブックス. 2016年7月22日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年7月19日閲覧。
  10. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女Ⅱ」”. TOブックス. 2016年9月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年9月27日閲覧。
  11. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女Ⅲ」”. TOブックス. 2016年12月23日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年12月23日閲覧。
  12. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女Ⅳ」”. TOブックス. 2017年6月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月23日閲覧。
  13. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部「領主の養女Ⅴ」”. TOブックス. 2017年9月2日閲覧。
  14. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員Ⅰ」”. TOブックス. 2017年12月9日閲覧。
  15. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員Ⅱ」”. TOブックス. 2018年3月10日閲覧。
  16. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員Ⅲ」”. TOブックス. 2018年6月21日閲覧。
  17. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員4」”. TOブックス. 2018年7月7日閲覧。
  18. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 短編集1”. TOブックス. 2018年10月7日閲覧。
  19. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員5」”. TOブックス. 2019年3月10日閲覧。
  20. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員6」”. TOブックス. 2019年3月10日閲覧。
  21. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員7」”. TOブックス. 2019年6月10日閲覧。
  22. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員8」”. TOブックス. 2019年9月10日閲覧。
  23. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 短編集1”. TOブックス. 2019年10月10日閲覧。
  24. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員9」”. TOブックス. 2019年12月10日閲覧。
  25. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身1」”. TOブックス. 2020年3月10日閲覧。
  26. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身2」”. TOブックス. 2020年6月10日閲覧。
  27. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第五部「女神の化身3」”. TOブックス. 2020年9月10日閲覧。
  28. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「本がないなら作ればいい!1」”. TOブックス. 2016年7月12日閲覧。
  29. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部「本がないなら作ればいい!2」”. TOブックス. 2016年7月12日閲覧。
  30. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!3」”. TOブックス. 2016年9月17日閲覧。
  31. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!4」”. TOブックス. 2017年2月25日閲覧。
  32. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!5」”. TOブックス. 2017年9月2日閲覧。
  33. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい!6」”. TOブックス. 2018年2月24日閲覧。
  34. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第一部 「本がないなら作ればいい! 7」”. TOブックス. 2018年7月7日閲覧。
  35. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部 「本のためなら巫女になる!1」”. TOブックス. 2019年4月25日閲覧。
  36. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部 「本のためなら巫女になる!2」”. TOブックス. 2020年3月10日閲覧。
  37. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜 第二部 「本のためなら巫女になる!3」”. TOブックス. 2020年3月10日閲覧。
  38. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 「領地に本を広げよう!1」”. TOブックス. 2019年2月1日閲覧。
  39. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 「領地に本を広げよう!2」”. TOブックス. 2019年12月14日閲覧。
  40. ^ 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第三部 「領地に本を広げよう!3」”. TOブックス. 2020年3月10日閲覧。

ドラマCD

映像外部リンク
TVアニメ『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません』ティザーPV - YouTubeハピネットピクチャーズが2019年3月7日に公開)