本当は怖い愛とロマンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「本当は怖い愛とロマンス」 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
桑田佳祐 の シングル | ||||||||||||||||||||||
初出アルバム『MUSICMAN』 | ||||||||||||||||||||||
B面 |
EARLY IN THE MORNING 今でも君を愛してる しゃアない節 東京 誰かの風の跡 ダーリン ROCK AND ROLL HERO | |||||||||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||||||||
規格 |
12cmCD 12インチレコード デジタル・ダウンロード ストリーミング | |||||||||||||||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||||||||
レーベル |
タイシタレーベル SPEEDSTAR RECORDS | |||||||||||||||||||||
作詞・作曲 | 桑田佳祐 | |||||||||||||||||||||
プロデュース | 桑田佳祐 | |||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||||||||
桑田佳祐 シングル 年表 | ||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||
|
「本当は怖い愛とロマンス」(ほんとうはこわいあいとロマンス、英語: The Truth About Love and Romance)は、桑田佳祐の楽曲。自身の13作目のシングルとして、タイシタレーベル / SPEEDSTAR RECORDSから2010年8月25日に発売された。
2016年2月26日にはダウンロード配信、2019年12月20日にはストリーミング配信を開始した[7][8]。
背景[編集]
前作「君にサヨナラを」から約8か月半ぶりとなるシングルで、ボーナストラックとして2010年3月13日に日本武道館で開催されたイベントのライブ音源が収録されている[9][10]。
本作は2010年6月23日に「桑田佳祐 四六時中、音楽主義宣言」と題し、すでに発表されていたニューアルバム『MUSICMAN』と全国ツアーとともに発表された。実質アルバム先行シングルであったが、桑田の食道がんによる活動休止に伴い、アルバム発売が2011年2月23日に延期された[9][11]。なお、本作発売直前に桑田はすべての治療を終え、無事退院している[12]。
プロモーション[編集]
- テレビ披露
- 第61回NHK紅白歌合戦(2010年12月31日、NHK)
- 「本当は怖い愛とロマンス」「それ行けベイビー!!」を披露した[13]。
チャート成績[編集]
2010年9月6日付のオリコン週間ランキングで初週11.0万枚を売り上げて、2位を獲得した。自身のシングルで初週売上10万枚を超えるのは「明日晴れるかな」以来、3年ぶりとなった。なお、初週・累計売上は前作の「君にサヨナラを」より上回っている[14][15]。
オリコンによる本作の登場週数は14週である[1]。
収録曲[編集]
- 収録時間:36:21
- 本当は怖い愛とロマンス (3:34)
- (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
- 突然恋人から捨てられた男が唖然とする様を描いた楽曲で、その歌詞とは逆に曲調はポップでメロディアスなものとなっている[10]。サウンドはビートルズやウイングスを、特に「レディ・マドンナ」を強く意識したものと桑田は語っている[16]。歌詞にハナ肇とクレイジーキャッツの楽曲「ハイそれまでョ」が登場する。
- ミュージック・ビデオの撮影では2010年7月にイギリスのロンドンで行おうとしたものの、直前に桑田のがんが発覚し、発売直後はジャケットで用いられている桑田の写真をCG加工したものが用いられた短縮版が使用された。アルバム発売時には新たなバージョンが撮影された。YouTubeやニコニコ動画、Ustreamといった動画投稿サイトの映像とビデオ撮影時の映像が一人の少女により同時に閲覧される内容で、このMVには所属事務所アミューズの後輩である仲里依紗が出演している[17]。
- 発表直後に活動休止を発表したため発売直後のメディアでの歌唱はなく、特別出演した第61回NHK紅白歌合戦で初披露となった[13][18]。
- アルバムバーションではサビの「She's gone」の箇所にファルセットが足されている。
- この曲の原型は2007年頃にサビだけは出来ており、その時点の仮タイトルは「ビーチ・ボーイズ」だった[19]。
- EARLY IN THE MORNING (5:03)
- (作詞・作曲・編曲:桑田佳祐)
- フジテレビ系情報番組『めざましテレビ』2010年度テーマソング。また、自身出演の大塚製薬「UL・OS」CMソング。
- 朝の情報番組のテーマソングであるが、歌詞自体がセックスを連想させる物や、清水美恵によるあえぎ声をサンプリングして用いるなど非常にエロティックな楽曲となっている。なお桑田は、このような内容にしたことについて「これまでの歴代テーマ曲と勝負するには、私らしい朝のイメージでいくしかない」「それに、メイン司会の大塚範一さんと高島彩さんや軽部真一さんならきっとこういった冗談を理解して下さるだろう」といった考えがあった事を述べており、桑田の思惑通り出演者やスタッフに好意的に受け入れられ、予定通り1年間この曲が流れている[20]。
- EBATOの振り付けによりこの曲に合わせた体操エクササイズが作成され、出演者が躍る映像が番組で放送されたり、後述するイベントが開催されたりした[21]。
- 2010年のフジテレビ主催の参加型イベント「お台場合衆国2010」では「めざましテレビ」による夏休み特別企画「カラダの奥から燃え上がる!踊る!EARLY IN THE MORNING」という企画が行われ、当時の主演者(大塚、高島、軽部、皆藤愛子、長野美郷)と抽選で選ばれた1000人の一般参加者が前述の体操エクササイズを踊った。また、このイベントが開催された頃は桑田が療養中だったため、会場にメッセージボードが設置され、参加者が桑田への応援メッセージを書き込んだ[22]。
- アルバム『MUSICMAN』では「EARLY IN THE MORNING 〜旅立ちの朝〜」とサブタイトル付きで収録され、音のバランスが一部変更されている。製作中の仮タイトルは「化学姉妹」[23]。
- 2016年12月に行われた「年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙 〜悪戯な年の瀬〜』」では、12月31日の年越し直前に演奏されて、終了後に新年を迎えた[24]。
- 今でも君を愛してる (Live Recorded at 日本武道館 2010.3.13) (3:35)
- (作詞・作曲:桑田佳祐)
- しゃアない節 (Live Recorded at 日本武道館 2010.3.13) (4:12)
- (作詞・作曲:桑田佳祐)
- 東京 (Live Recorded at 日本武道館 2010.3.13) (6:17)
- (作詞・作曲:桑田佳祐)
- 誰かの風の跡 (Live Recorded at 日本武道館 2010.3.13) (3:49)
- (作詞・作曲:桑田佳祐)
- ダーリン (Live Recorded at 日本武道館 2010.3.13) (4:43)
- (作詞・作曲:桑田佳祐)
- ROCK AND ROLL HERO (Live Recorded at 日本武道館 2010.3.13)(5:08)
- (作詞・作曲:桑田佳祐)
参加ミュージシャン[編集]
- 本当は怖い愛とロマンス
- 桑田佳祐:Vocal, Hand Craps & Chorus
- 斎藤誠:Electric Guitar
- 片山敦夫:Keyboards
- 角田俊介:Bass
- 河村“カースケ”智康:Drums,Shaker,Tambourine
- 山本拓夫:Soprano Sax & Flute
- 角谷仁宣:Computer Programming
- 斎藤誠 by the courtesy of tearbridge production/AVEX ENTERTAINMENT INC.
- EARLY IN THE MORNING
- 桑田佳祐:Vocal, Hand Craps & Chorus
- 斎藤誠:Electric Guitar
- 片山敦夫:Keyboards
- 清水美恵:Chorus, Sexy Voice
- 安奈陽子:Chorus
- 角谷仁宣:Computer Programming
- Live! Bonus Tracks(今でも君を愛してる/しゃアない節/東京/誰かの風の跡/ダーリン/ROCK AND ROLL HERO)
収録アルバム[編集]
- MUSICMAN (#1,2)
- #2のみタイトル違い、バージョンはテイク違い
- I LOVE YOU -now & forever- (#1)
ミュージック・ビデオ収録作品[編集]
脚注[編集]
- ^ a b 本当は怖い愛とロマンス オリコン 2015年12月2日閲覧
- ^ オリコン 2010年CDシングルランキング オリコン 2015年12月2日閲覧
- ^ Billboard Japan Hot 100 2010.8.30付 Billboard Japan 2018年7月12日閲覧
- ^ Billboard Japan Hot 100 2010.9.6付 Billboard Japan 2018年7月12日閲覧
- ^ Billboard Japan Hot 100 2010.9.13付 Billboard Japan 2018年7月12日閲覧
- ^ 2010年 Billboard Japan Hot 100 Year End 2018年8月31日閲覧
- ^ 桑田佳祐“還暦記念” ついにソロ全211曲配信解禁 オリコン 2016年2月26日配信・閲覧
- ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧
- ^ a b 桑田佳祐が「四六時中、音楽主義宣言」、8月にニュー・シングル、9月にアルバム試聴会を実施 ロッキング・オン 2010年6月23日配信, 2020年11月28日閲覧
- ^ a b KUWATA KEISUKE 本当は怖い愛とロマンス 特設サイト 2020年11月28日閲覧
- ^ 桑田佳祐、初期の食道がんを公表 手術・治療専念で新作発売延期、全国ツアー中止 オリコン 2010年7月28日配信, 2020年11月28日閲覧
- ^ 桑田佳祐、無事退院 食道がん転移なく発声影響なし オリコン 2010年8月24日配信, 2020年11月28日閲覧
- ^ a b 【紅白歌合戦】桑田佳祐が復活熱唱! バニーガール従え「申し訳ありません」 オリコン 2010年12月31日配信, 2020年11月28日閲覧
- ^ 桑田佳祐、前人未到の5年代連続シングルTOP3入り オリコン 2010年8月31日配信, 2020年11月28日閲覧
- ^ 桑田佳祐のシングル売上ランキング 11位〜19位 オリコンスタイル 2020年11月28日閲覧
- ^ サザンオールスターズ応援団会報『代官山通信』111号
- ^ 桑田佳祐 ソロ30周年記念ベスト・ミュージックビデオ集『MVP』 - 特設サイト
- ^ 桑田新曲は「お手洗いの天使達」!? 日刊スポーツ
- ^ 『MUSICMAN』初回限定盤付録『MUSIC MANS NOTE』p78より。
- ^ 『MUSICMAN』初回限定盤付録『MUSIC MANS NOTE』p70より。
- ^ EBATO|電撃チョモランマ隊|プランチャイム
- ^ めざましテレビ×桑田佳祐企画、<お台場合衆国>で1000人が体操 BARKS
- ^ 『別冊カドカワ 総力特集桑田佳祐』角川書店、2011年、p.19
- ^ 桑田佳祐、<年越しライブ2016>15,000人のファンとド派手に年越し BARKS
外部リンク[編集]
- 本当は怖い愛とロマンス - SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE
- KUWATA KEISUKE 本当は怖い愛とロマンス - 特設サイト
|
|
|