本田聖嗣

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本田 聖嗣
生誕 1970年
出身地 日本の旗 日本 東京都
学歴 東京芸術大学卒業
パリ国立高等音楽院卒業
ジャンル クラシック音楽
現代音楽
付随音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

本田 聖嗣(ほんだ せいじ、1970年 - )は、東京都出身の、日本ピアニスト

人物・来歴等[編集]

5歳よりピアノを始める。麻布中学校・高等学校を卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業。また、パリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)にて、ミシェル・ベロフ、アンリ・バルダ、クリスチャン・イヴァルディらに師事し、ピアノ科と室内楽科を共に最優秀賞(プルミエ・プリ)を得て1等賞で卒業。併せて、高等演奏家資格(DFS)を最優秀(トレ・ビヤン)の成績にて取得。現在はパリ東京双方を拠点に活動している。

活動[編集]

パリ国立高等音楽院在学中から、フランス各地で演奏活動を行い、オリヴィエ・メシアン一周忌コンサート、ミシュラン財閥家での公開コンサート、ラジオフランスによる第二次世界大戦中の現代音楽コンサート等に出演するなど、活躍を続ける。

日本においては、2000年ソロリサイタル(於紀尾井ホール)でデビュー。パリと東京両方を拠点とし、フランス・日本でリサイタルを開き活躍している。2004年度よりヤマハ音楽振興会マスタークラス講師として、後進の育成にも努めている。日本大学芸術学部音楽学科ピアノコースの講師も務める。得意のトークを生かして、ラジオ番組にもレギュラー出演している。

ディスコグラフィ[編集]

TV・ラジオ[編集]

その他[編集]

  • CD『OTTAVA Selection vol.2 パリのクリスマス〜Christmas in Paris』(OTTAVAとナクソス・ジャパンの共同企画によるコンピレーション・アルバム、2014年11月)の選曲・ライナーノーツを担当した[12]。同シリーズの『vol.7 南フランスのバカンス〜Vacances dans le sud de la France』では、制作のためのクラウドファンディングを、2017年5月17日から31日まで募集。最終的には、のべ371人から76万4400円が寄せられた[13]。本田は選曲・ライナーノーツ[14]のほか、リターン(応援のお礼)の「南フランスの車窓から」(本田がフランスのバカンスをテーマにたっぷりと語る、解説(怪説)CD-R)も担当した。募集ページには、毎日、本田による随筆が掲載された。
  • OTTAVAでは、早口だがノーブルな、教養あふれるトークの合間に、ダジャレを連発することで知られる。たとえば、「月曜日から金曜日まで(のOTTAVAの番組)は、サウンド・インターナショナル」(音・国際→おとこくさい→男臭い)[15]など。同じプレゼンターのゲレン大嶋は「この人のCPUはどうなっているんだろうと思うぐらい素晴らしい頭脳を持ったダジャレ王」と評した[16]
  • 『OTTAVA Salone』(2014年10月 - 2016年1月)や『PrimeSeat/OTTAVA Liberta』では「ビストロ・セイジ」のマスターを名乗っていた。本田によると「フランスで『レストラン』というとミシュランの星つきのような高級店。『カフェ』でも食事はできるが飲むところというイメージが強い。その中間にあるのが『ビストロ』。いわば気のおけないレストラン。ドリンク類もカフェのようにたくさんある。そんな気持ちをこめて『ビストロ』と名乗っている」とのこと[17]
  • 2014年9月より、『J-CASTニュース』(ジェイ・キャスト)に週刊コラム「日常は音楽と共に」を連載中[18]
  • サロン・コンサート「本田聖嗣定季演奏会」を自ら企画し、出演する。土曜日に開催するのが通例であったが、日曜日に開催してほしいという要望を受けて、2016年5月22日に番外編「ディマーシュ・スペシャル」が開催された。
    • 海峡と大洋を挟んで! - 2015年4月4日に開催。ゲストは唐津健(チェロ)、山田麗(ソプラノ)[19]
    • ピアニスト4人、3台のピアノに向かう。 - 2015年7月4日に開催。ゲストは中川佳彦、佐々木京子佐々木祐子。当日演奏された楽曲は、その日の夜に配信された『OTTAVA Phonica』で、OTTAVAのアーカイヴの音源により再現された。
    • 秋に響く歌声 - 2015年10月3日に開催。ゲストは澤江衣里(ソプラノ)。
    • スーパーホルン奏者、縦横無尽。クイズもあります⁈ - 2016年2月6日に開催。ゲストは福川伸陽(ホルン)[20][21]
    • セイジ的な午後? 各国を音楽でめぐります。 - 2016年4月2日に開催。ゲストは岡本誠司(ヴァイオリン)[22]
    • 番外編「ディマーシュ・スペシャル Vol.1」安江佐和子さんを迎えて「リズムが躍る春」 - 2016年5月22日に開催。ゲストは安江佐和子(パーカッション)と佐々木京子(ピアノ)[23][24]。「ディマーシュ」はフランス語で「日曜日」の意。
    • ピアニスト4人、再び2台のピアノに向かう。 - 2016年8月6日に開催。ゲストは中川佳彦、佐々木京子佐々木祐子[25]
    • 秋の渋谷に響く、尺八の音色。 - 2016年10月1日に開催。ゲストは三橋貴風(尺八)[26]
    • 南フランスのバカンスの回想 - 2017年11月18日に開催。ゲストは塙美里(サクソフォーン)[27]
  • 2016年5月3日、ラ・フォル・ジュルネ会場におけるOTTAVAのオフエアイベント「至福の寝心地『レガリア』と美しきハープの調べ~英国至高の眠り『眠りの森の音楽会』」にパジャマ姿のコスプレで出演。睡眠障害の王様「OTTAVA3世」を演じ、協賛企業である大塚家具ベッド「レガリア」を宣伝した[28][29]
  • 2016年6月8日と15日、『PrimeSeat/OTTAVA Salone』(ともにプレゼンター:斎藤茂)の特設コーナー「IDC OTSUKA presents 家具の音楽、家具と音楽」にゲスト出演。ヨーロッパのアンティーク文化について語り、大塚家具有明本社ショールームの「逸品展」に出品されたアンティーク家具に似合うBGM(家具の音楽)を選曲、紹介した[30]
  • 『デジタル毎日』(毎日新聞社)内『クラシックナビ』の連載「OTTAVAの顔たち」で、「愛すべき知識たちが、滑舌のよい早口でこぼれ出す」ピアニストとして紹介された[31]
  • 雑誌『懸賞“食”なび』にインタビューが掲載された。主なテーマはフランスの食文化であったが、『孤独のグルメ』の大ファンだとも語った[32]
  • コンサート「オペラ歌手 紅白対抗歌合戦 〜声魂真剣勝負〜」第1回(2016年9月6日)・第2回(2017年12月4日)・第3回(2018年12月3日)の司会をつとめる[33]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 鶴橋康夫監督、柄本明宮沢りえ主演のドラマ。
  2. ^ 清涼感のあふれる音楽とともに、「朝一番のニュースや経済情報はもちろんのこと、コンサートやイベントなどの情報も」届ける朝番組。「OTTAVA Caffè Selection」(OTTAVAのTBS時代の公式ブログの一つ、2007年4月9日)。番組名は音楽用語で「新鮮に」の意。
  3. ^ 石橋冠監督、内野聖陽主演のドラマ。
  4. ^ 石橋冠監督、浅田次郎原作、西田敏行主演のドラマ。
  5. ^ 録音の優れた音源によるクラシックの名曲と本田による「音」に関するトークで構成された録音番組。テーマは「良い音で、良い音楽を聴こう」。OTTAVA Phonica(公式サイト)。終了前の2015年9月は『OTTAVA Phonica Special』としてスペシャル版を放送。9月のOTTAVA Phonica、OTTAVA Domenicaについて(公式サイト)
  6. ^ いつもよりも少し「ハイ」テンションの、プレゼンターのトーク多めの録音番組。公式サイトや楽天FM、YouTubeLiveでは、水曜日に日替わりで放送される。 ニコニコ動画OTTAVAチャンネルの有料会員が聴取できる。
  7. ^ 音楽やライフスタイルについての情報を雑誌感覚で紹介する録音番組。無料で24時間視聴可能。YouTubeで配信される。
  8. ^ 古楽から現代音楽までに及ぶ幅広い選曲と、音楽のみならず世界史や気象や世界情勢までカバーする豊富な話題で演出する生番組。ハイレゾ音源を紹介するコーナー「PrimeSeat/OTTAVA Liberta Collections」が設けられる。番組名はイタリア語で「自由」の意。OTTAVA Liberta(OTTAVA公式サイト)”. 2016年1月11日閲覧。
  9. ^ ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン参加時のクラウドファンディングのコレクター(出資者)へのリターンの一つとして制作されたオリジナル番組。コレクターが企画し、OTTAVAのプレゼンターが出演。2016年10月11日に第1弾の5本、11月18日に第2弾の2本、2017年1月12日に第3弾の2本が公開された。LFJ2016クラウドファンディングご支援感謝プログラム「OTTAVA for You」公開(OTTAVA公式サイト)”. 2016年10月15日閲覧。
  10. ^ 雨宮望監督、浅田次郎原作、西田敏行主演のドラマ。
  11. ^ 「その日感覚」を大切に、その日にこだわった音楽歳時記や、旬にこだわった衣食住、音楽界の動きなど、旬な話題とクラシックの名曲を送るワイド番組。「fresca」はイタリア語で「新鮮」の意。英語の「fresh」にあたる。OTTAVA Fresca(OTTAVA公式サイト)”. 2018年11月5日閲覧。
  12. ^ 『OTTAVA Selection vol.2 パリのクリスマス 〜 Christmas in Paris』ライナーノーツ (PDF)”. 2015年5月3日閲覧。
  13. ^ 低価格コンピレーションCDを作りたい!第3弾「南フランスのバカンス」(MotionGallery)”. 2017年5月17日閲覧。
  14. ^ 「南フランスのバカンス」へのお誘い(『OTTAVA Selection vol.7 南フランスのバカンス〜Vacances dans le sud de la France』ライナーノーツ) (PDF)”. 2017年10月15日閲覧。
  15. ^ OTTAVA『第2の開局前試験放送』2014年9月29日にて。
  16. ^ OTTAVA『第2の開局前試験放送』2014年9月24日にて。
  17. ^ 『OTTAVA Salone』2014年10月7日、2015年5月12日などにて。
  18. ^ 週刊「日常は音楽と共に」(J-CASTニュース)”. 2016年4月30日閲覧。
  19. ^ 本田聖嗣 定季演奏会 2015〜2016 〜サロンで楽しむ、春、夏、秋、冬〜(OTTAVA公式サイト)”. 2015年5月4日閲覧。
  20. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年1月14日)”. 2016年3月10日閲覧。
  21. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年2月6日)”. 2016年2月7日閲覧。
  22. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年3月8日)”. 2016年5月5日閲覧。
  23. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年5月23日)”. 2016年7月16日閲覧。
  24. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年5月23日)”. 2016年7月16日閲覧。
  25. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年7月14日)”. 2016年7月16日閲覧。
  26. ^ Facebook「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年10月1日)”. 2016年10月1日閲覧。
  27. ^ OTTAVA サロンコンサート(OTTAVA公式サイト)”. 2017年10月15日閲覧。
  28. ^ Facebookページ「Ottava LFJ 2016 Special」への投稿(2016年5月3日)”. 2016年5月5日閲覧。
  29. ^ Twitter「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年5月9日)”. 2016年5月9日閲覧。
  30. ^ 斎藤によるTwitter「OTTAVA」アカウントでの投稿(2016年6月15日)”. 2016年6月20日閲覧。
  31. ^ OTTAVAの顔たち|あふれ出る「伝えたいこと」 本田聖嗣さん(2016年7月25日 デジタル毎日・クラシックナビ)”. 2016年7月26日閲覧。
  32. ^ 『懸賞“食”なび』(雑誌『懸賞なび』11月号増刊、2016年、白夜書房)。
  33. ^ 「オペラ歌手 紅白対抗歌合戦」公式サイト”. 2018年11月4日閲覧。