杉山一樹

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杉山 一樹
福岡ソフトバンクホークス #40
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 静岡県静岡市
生年月日 (1997-12-07) 1997年12月7日(23歳)
身長
体重
193 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2018年 ドラフト2位
初出場 2019年9月7日
年俸 1,100万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

杉山 一樹(すぎやま かずき、1997年12月7日 - )は、静岡県静岡市出身[2]プロ野球選手投手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

静岡市立千代田東小学校3年生の頃に「静岡中央リトル」において軟式野球を始め、静岡市立東中学校では外野手としてプレーする[2]

高校は静岡県立静岡南高等学校静岡市立商業高等学校が統合され新設された静岡県立駿河総合高等学校に1期生として入学[2]。投手をやりたいという強い意志で高校からは投手に転向し、2年生の夏にメンバー入りするが、背番号は11でストレートの球速は130km/h程度だった。冬場の走り込みで下半身強化やフォームチェックの成果が表れ、3年生の春には自己最速を10km/h更新する145km/hを記録し注目される[3][4]。甲子園出場の経験は無く、3年生の夏の第97回全国高等学校野球選手権静岡大会では背番号1のエースとして臨むが、初戦の対磐田南高校戦において9四死球を与える乱調で、5回2失点で降板し敗退を喫する。「初戦で負けたのに」という思いもあり、プロ志望届は提出しなかった[5]

2016年三菱重工広島に入社[2]。元プロ野球選手である町田公二郎監督の指導の下、筋力アップによる体重増加と、リリースポイントを少し下げ、右腕の振りをコンパクトにすることに取り組んだことで球速がアップし、課題の制球も安定するようになった[2][5]。社会人3年目の2018年には、第89回都市対抗野球大会においてJR西日本硬式野球部の補強選手として出場し、対JR東日本戦では最速153km/hを記録しスカウト陣の評価を上げた[6]

2018年10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスからドラフト2巡目指名され[6]、11月21日、広島市内にて入団交渉を行い、契約金7,000万円、年俸1,000万円(金額は推定)で契約合意に達し[7]、12月6日、福岡市内のホテルで入団発表会見が行われた[8]

背番号は40

ソフトバンク時代[編集]

2019年、春季キャンプをA組で迎え紅白戦で1回を無安打無失点に抑える好スタートを切るが[9]、ケース打撃登板時にバント処理で右足首を痛め、キャンプ離脱を余儀無くされる[10]。開幕一軍とはならなかったが、4月3日にはウエスタン・リーグで初登板した[11]。二軍では22試合に登板し、防御率2.50。一軍では9月7日の対千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初登板を果たした。シーズンオフにはプエルトリコウインターリーグに派遣された[12]

2020年は7月8日に一軍に昇格した。7月9日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(福岡PayPayドーム)でデビューし、自己最速タイの157km/hを記録するなど1回を1安打3奪三振無失点と好投した[13]。7月15日に一軍登録を一旦抹消されたが、9月29日に一軍に再昇格し、ここからレギュラーシーズン終了まで9試合に登板した。読売ジャイアンツとの日本シリーズでは第2戦にて8回に5番手として日本シリーズ初登板を果たし、1回を無安打無失点[14]で抑えた。

2021年は初めて開幕を一軍で迎えた。4月7日の北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)では1点ビハインドの6回に登板し、1イニング無安打無失点[15]に抑えると直後にチームが逆転したためプロ入り初勝利を挙げた[16]

プレースタイル・人物[編集]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2019 ソフトバンク 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 21 4.0 5 0 5 0 0 4 1 0 4 4 9.00 2.50
2020 11 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 69 16.2 15 1 6 0 0 22 1 0 5 4 2.16 1.26
通算:2年 13 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 90 20.2 20 1 11 0 0 26 2 0 9 8 3.48 1.50
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



投手












2019 ソフトバンク 2 0 0 0 0 ----
2020 11 0 2 0 0 1.000
通算 13 0 2 0 0 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 40(2019年 - )

登場曲[編集]

  • 「三線の花」BEGIN(2019年)
  • 「A page」赤西仁(2019年 - )
  • 「See the stars」Daniel Rosty(2020年)
  • 「Ayo」Chris Brown ,Tyga(2021年 - )

[21]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2021年3月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e 【ソフトバンク】杉山一樹、2位指名受け「中日の鈴木さんの157キロを超えたい」”. スポーツ報知 (2018年10月26日). 2019年3月7日閲覧。
  3. ^ 駿河総合・杉山一樹は191センチの成長株/静岡”. 日刊スポーツ (2015年6月27日). 2019年3月7日閲覧。
  4. ^ 名の大器に芽生えた反骨心/ホークス2位・杉山一樹1”. 西日本スポーツ (2018年12月13日). 2019年3月7日閲覧。
  5. ^ a b 最速「157」いまだ覚醒前夜/ホークス2位・杉山一樹2”. 西日本スポーツ (2018年12月14日). 2019年3月7日閲覧。
  6. ^ a b ソフトバンク2位杉山 153キロ右腕夢舞台へ第1歩”. 日刊スポーツ (2018年10月26日). 2019年3月7日閲覧。
  7. ^ ソフトバンク2位杉山が契約合意「自覚をもって」”. 日刊スポーツ (2018年11月21日). 2019年3月7日閲覧。
  8. ^ 2018/12/06(木) 選手 新入団会見レポ。1位甲斐野投手の背番号は20”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2018年12月6日). 2018年3月7日閲覧。
  9. ^ ソフトBドラ2杉山、最速151キロ 修正力も発揮 無安打無失点”. 西日本スポーツ (2019年2月18日). 2018年3月7日閲覧。
  10. ^ SBリハビリ組打ち上げ ドラ2杉山「順調にきていただけに…」”. 西日本スポーツ (2019年2月26日). 2018年3月7日閲覧。
  11. ^ ソフトバンク2位杉山「ひどすぎた」プロ初登板”. 日刊スポーツ (2019年4月3日). 2020年3月21日閲覧。
  12. ^ ソフトB 16年ドラ1田中正義ら3選手のウインターL参加を発表”. スポニチアネックス (2019年11月1日). 2020年3月21日閲覧。
  13. ^ “ソフトバンク杉山157キロも「最悪。全然ダメでした」”. 西日本スポーツ. (2020年7月9日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/624463/ 
  14. ^ 1四球
  15. ^ 2四球
  16. ^ “「野球はもういいわ」ソフトバンク杉山が落ち込んだ時期に情熱を注いだのは”. 西日本スポーツ. (2021年4月8日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/720167/ 2021年4月8日閲覧。 
  17. ^ "【ソフトバンク】杉山一樹の160キロにドームがどよめく 自己最速を2キロ更新". スポーツ報知. 報知新聞社. 11 May 2021. 2021年5月11日閲覧
  18. ^ クセ球がすごい!ソフトBドラ2杉山、驚異の真っスラ ロッテスコアラーも評価”. 西日本スポーツ (2019年2月7日). 2018年3月7日閲覧。
  19. ^ 「バケモンみたいな投手が出た」 鷹2年目右腕、“荒削り”な浮き上がる150キロに衝撃 Full-Count 2020.10.19 (2020年10月22日閲覧)
  20. ^ ソフトBドラ2杉山、グラブに「牛一頭」と刺しゅうしたワケ”. 西日本スポーツ (2019年1月19日). 2018年3月7日閲覧。
  21. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2021年3月10日閲覧。

関連項目[編集]