村上尚己

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村上 尚己
生誕 1971年????
国籍 日本の旗 日本
研究機関 (機関)アセットマネジメントOne
母校 東京大学経済学部
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村上 尚己(むらかみ なおき、1971年昭和46年)[1] - )は、日本エコノミスト。学士 (経済学)(東京大学1994年)。

主張[編集]

  • 第2次安倍政権金融政策に関しては、「FRBECBも大胆な金融緩和を行ってきたのであり、日本銀行が積極的な金融緩和をしたからといって非難される必要はない。日本経済がデフレを脱却し経済が活性化すれば他国にもメリットがある」との見解を示した[2]アベノミクスについては、標準的な経済学の視点から評価できるとしている[3]
  • 日本の2012年10月-12月期の実質GDP1次速報が、前期比マイナス0.1%になったことについては、「誤差の範囲内だ。中国向け輸出などが弱かったとみられるが、世界的に循環的な景気回復局面に入っているのは間違いない。1-3月期以降はプラスに転じる見通しだ」との見解を示した[4]
  • 2012年以前の日本銀行の金融緩和が不十分である点を、2013年の日銀の政策転換前の時点で、自著で論じている。[5]
  • 日本の自殺者数や失業率減少を金融緩和政策の効果であると主張している。[6]
  • MMTは均衡財政主義に囚われた日本にとっては解毒剤としての効果は期待できるが、経済理論としては今後も異端として位置付けられ続けると主張している。[7]

略歴[編集]

学会・協会等[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 村上尚己『日本人はなぜ貧乏になったか? : これが日本経済「大没落」の真相だ!』中経出版、2013年1月31日。ISBN 9784806146315。
  • 村上尚己『「円安大転換」後の日本経済 為替は予想インフレ率の差で動く』光文社、2013年3月15日。ISBN 9784334037352。
  • 村上尚己『不透明なインフレ経済を見通す 新しいお金のルール』中経出版、2013年5月31日。ISBN 9784806147626。
  • 村上尚己『インフレ貧乏にならないための資産防衛術』東洋経済新報社、2014年6月20日。ISBN 9784492733158。
  • 村上尚己『日本経済はなぜ最高の時代を迎えるのか? ― 大新聞・テレビが明かさない マネーの真実19』ダイヤモンド社、2017年2月3日。ISBN 9784478101902。
  • 村上尚己『日本の正しい未来 世界一豊かになる条件』講談社、2017年11月22日。ISBN 9784062729994。

共著[編集]

  • 原田 泰、増島 稔 編『アベノミクスの真価』中央経済社、2018年12月。 ISBN 4502282510
  • 原田泰、片岡剛士、吉松崇 編『アベノミクスは進化する』中央経済社、2016年12月。ISBN 4502202711
  • 『アジア通貨危機の経済学』近藤健彦、林康史、中島精也、ワイス為替研究会、東洋経済新報社、1998年8月。ISBN 4492442235。
  • 山崎元波頭亮、村上尚己、田中秀臣小幡績、吉本佳生、神谷秀樹山崎大祐安田洋祐、高田貴久『経済危機「100年に一度」の大嘘 Conundrum 2009 summer』講談社〈講談社biz〉、2009年6月。ISBN 9784062154871。

脚注[編集]

  1. ^ 村上 尚己氏(むらかみ・なおき)”. 日本経済新聞. 2013年3月1日閲覧。
  2. ^ G7声明めぐる発言で相場一服、大胆な金融緩和期待は継続”. ロイター (2013年2月13日). 2013年3月1日閲覧。
  3. ^ 浜矩子教授はアベノミクスの本質を知らない東洋経済オンライン 2013年5月29日
  4. ^ 景気回復下でも大胆な金融緩和できるか、海外勢は見極めの段階に”. ロイター (2013年2月14日). 2013年3月1日閲覧。
  5. ^ 村上尚己『日本人はなぜ貧乏になったか? : これが日本経済「大没落」の真相だ!』中経出版、2013年1月31日。ISBN 9784806146315。
  6. ^ 日本の自殺者数はなぜ「激減」したのか?
  7. ^ MMTに強い違和感を感じざるをえない2つの理由
  8. ^ 経済予測のパフォーマンスは満足できるものか”. 日本経済研究センター (1998年3月). 2013年3月1日閲覧。
  9. ^ 大量の満期を迎える郵便局の定額貯金”. 日本経済新聞. 2013年3月1日閲覧。
  10. ^ 村上尚己氏、マネックス証券から米運用大手アライアンス・バーンスタインに移籍日本経済新聞 2014年5月1日

参考文献[編集]