村瀬秀明

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村瀬秀明(むらせひであき)は日本のグラフィックデザイナーアートディレクター

東京アートディレクターズクラブ会員(1970年-2018年)[1]株式会社村瀬デザイン研究所代表・株式会社地域活性化デザイン研究所代表

略歴[編集]

横浜生。神奈川工業高校工芸図案科卒業後、日宣美で最年少受賞。

1960年代から、資生堂にて中村誠、水野卓史、仲條正義石岡瑛子、松永真、太田和彦らとともにグラフィック・デザイナーとして活動。

資生堂本社宣伝部デザイン課を経て[2]、1967年「株式会社デザインフィスナーク」設立。

1965年 日宣美会員

1970年 東京アートディレクターズクラブ会員

1990年「株式会社村瀬デザイン研究所」改称

2014年 千葉市若葉区北谷津スポーツメッカ(仮称)を主たる業務とする「地域活性化デザイン研究所」設立

活動[編集]

1964年 資生堂『MAKEUPTOKYO1964』キャンペーンのデザインでカラー写真をグフィック処理した新しい時代の資生堂イメージを製作。

1965年 「資生堂の企業イメージ創造」でアートディレクターズクラブ金賞を受賞。

1966年~1969年 アートディレクターズクラブ最高賞、特別賞、銀賞、銅賞など受賞。全国カレンダー展通産大臣賞2年連続受賞、広告電通賞、部門賞など多数受賞。

1967~1972年 帝人株式会社本社東京移転に伴い帝人株式会社の広報宣伝デザイン業務の広告制作スタジオ「株式会社デザインオフィスナーク」設立。帝人テトロンキャンペーンを制作。テトロン、ナイロン、レーヨンなどの新開発製品の素材特性と世界のファッショントレンドを結びつけた『個性創造』キャンペーンを製作。ウオッシャブル、リーズナブルなど合成繊維のメリットを生活のリアルなシーンに表現したシリーズ広告でアートディレクターズクラブ銀賞、銅賞、朝日広告賞、部門賞、電通部門賞、全国カレンダーカタログ展繊維局長賞などを受賞。

1970年~1972年 VANジャケットキャンペーン。「GLOBALEYE」「WEEKENDER」「COMEONSPORTSMAN」シリーズ広告制作。ニュージーランド観光局との提携によるタスマン氷河ロケーションキャンペーン。パプアニューギニア高地人、オーストラリアアボリジニ、アラスカ北極圏のイヌイットのロケーション作品制作。

1970年~75年 プリンス・スカイラインキャンペーン。日産「スターレット」新車発売キャペーン。

1975年~1979年 JR(国鉄)車内ポスターシリーズ制作。

1975年~1976年 池袋西武百貨店新装キャンペーン、ファッション、ラグジュアリー部門広告制作。

1978年 森ビル開発株式会社のラフォーレ原宿開業キャンペーンのアートディレクションとポスターなどのデザインを制作。屋上ネオンサインデザイン制作。ファッションに特化した街づくり協議会「原宿を考える会」メンバー。

千葉県企業庁の委託により幕張メッセの開業キャンペーンに参画。幕張メッセオープン記念総合パンフレットなど広報関係のデザイン制作。メッセ大通りの活性化、幕張メッセのマスコットキャラクターの公募、パブリシティプラン制作と情報発信など。

千葉県企業庁、幕張メッセ、幕張進出企業のコラボによる国際ファッションイベント「アジアコレクション幕張大賞『アジアの風』」創設。幕張メッセエントランスをステージとした日中韓の若手デザイナー10名によるファッションショー開催、以後8年間モンゴルからトルコまで15ヶ国の公募によりアジア最大の若手デザイナーの登竜門として定着。ベトナムではアジアコレクションの国営テレビ来日取材がきっかけとなり「ベトナムコレクション」を設立し現在最大のファッションイベントとしてハノイ市とホーチミン市で開催されている。

教材[編集]

1992年~1997年 公文教育研究会英語原書絵本セット英語の原書フェア・キャンペーン。イタリアの有名乳幼児製品ブランド“キッコ”日本市場新発売「キッコの総合カタログ。フォン・マーチャンダイジングアニメによる英語学習ビデオセット「パレット・イングリッシュ・クラブ」松下電器産業幼児英語教育用視聴覚セットCD・絵本・キャリングケース「パナキッズコレクション」兵庫県淡路一宮町教育用視聴覚セット(アニメVIDEO、絵本)「香水伝説と聖徳太子」。

環境設計[編集]

千葉県企業庁「幕張マリーナ」プランニング制作。大阪府豊中市水道局「水の公園」基本計画及び基本設計プランニング、大阪府門真市役所「南部複合施設」森林浴体験ゾーン内”音と香り”システム、岡山市役所「上道フルーツフラワーガーデン」香りの館プランニング、北海道北見市「旧市街通り活性化に係わるプロムナード計画」を資生堂と共同提案。

エディトリアル[編集]

資生堂花椿』、光文社女性自身』『CLASSY』『カメラ毎日』表紙デザイン『季刊写真映像』創刊~6号アートディレクションなど多数。

著書[編集]

著書『アートディレクターの年賀状図鑑』(朝日新聞社)

参考文献[編集]

  • 考えるデザイン: 中島祥文・24のデザイン発想(中島祥文著 / 美術出版社)

出典[編集]

  1. ^ 『ADC広告美術年鑑』、美術出版社、1963年
  2. ^ 『資生堂社史』、求龍堂出版