来生たかおSONGS

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来生たかおSONGS
来生たかおコンピレーション・アルバム
リリース
ジャンル ニューミュージック
時間
レーベル キティエンタープライズ(キティレコード)
プロデュース 来生たかお・来生えつこ
来生たかお 年表
LABYRINTH II
(1991年)
来生たかおSONGS
(1995年)
夢より遠くへ -melodies & stories-
(1995年)
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来生たかおSONGS』(きすぎたかおソングス)は、1995年にリリースされた来生たかおの企画アルバム(CT〈規格品番:KTTR-1320〉/CD規格品番:KTCR-1320〉)である。

概要[編集]

※原則的に、来生たかおは“来生”に省略、来生えつこは“来生えつこ”と表記。

歌手デビュー20周年に際し、他歌手への提供曲(一部カヴァー曲)をレコード会社の枠を超えて収録した貴重な1枚となっている。

ブックレットには収録曲の解説が記載されており、オリジナル・アルバム『浅い夢』から『Another Story』までのディスコグラフィーが付属している。

パッケージの体裁[編集]

アルバムタイトル[編集]

※“来生たかおSONGS”以外の表記

ジャケット

“KISUGI TAKAO SONGS”

ケースの側面部

“オリジナル・アーティストによる来生たかお提供作品集”“来生たかおSONGS”の併記

ディスクジャケット[編集]

ジュエルケースにブックレットを挿入

帯のコピー[編集]

メロディー・メーカー来生たかおが提供した名曲の数々をオリジナル・アーチストで集大成した珠玉の作品集(“20th anniversary”の記載あり)

収録曲[編集]

  1. セーラー服と機関銃 [4:33]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:星勝
    • 来生の第11弾オリジナル・シングル「夢の途中」との競作曲となった、薬師丸ひろ子のデビュー・シングル(1981年11月21日リリース)で、彼女が主演した映画『セーラー服と機関銃』(角川キティ/1981年)の主題歌として使用された。リリース日は「夢の途中」の方が11日早いが、本曲の位置付けは提供曲である。
    • 提供に関する詳細は来生たかお「一躍ヒット・メーカーへ」も参照。また、幾多のカヴァーも存在する(来生たかお関連作品「被カヴァー曲」参照)。
  2. セカンド・ラブ [4:24]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:萩田光雄
    • 中森明菜がシングルとして1982年11月10日にリリースした楽曲で、中森自身も数回セルフカヴァーをしている。
    • 来生は、企画アルバム『Visitor』で初めてカヴァーしている。
    • 提供に関する詳細は来生たかお「一躍ヒット・メーカーへ」を参照。また、幾多のカヴァーも存在する(来生たかお関連作品「被カヴァー曲」参照)。
  3. シルエット・ロマンス [4:42]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:鈴木宏昌
    • 大橋純子がシングルとして1981年11月25日にリリースした楽曲で、サンリオ出版「シルエットロマンスシリーズ」のイメージソングとして使用された。
    • 来生は、1982年4月25日にリリースした第12弾オリジナル・シングル「気分は逆光線」のB面で初めてカヴァーしている。
    • 幾多のカヴァーも存在する(来生たかお関連作品「被カヴァー曲」参照)。
  4. 悲しいくらいほんとの話 [3:12]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:星勝
    • 原田知世がデビュー・シングルとして1982年7月5日にリリースした楽曲で、フジテレビ系ドラマ『セーラー服と機関銃』(1982年7月5日 - 9月20日)のエンディング・テーマとして使用されたが、放送版では歌詞の“狂い咲き”の部分が“夢見がち”になっている。
    • biceがコンピレーション・アルバム『pure voice J-COVER』(2008年1月16日リリース)でカヴァーしている。
  5. 僕等のダイアリー [3:08]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:星勝
    • H2Oがシングルとして1980年11月5日にリリースした楽曲で、フジテレビ系ドラマ『翔んだカップル』(1980年10月3日 - 1981年4月10日)のエンディング・テーマとして使用された。
    • 来生はコンサートでカヴァーしており、そのひとつは企画アルバム『Try to Remember』に収録されている。
  6. 疑問符 [4:20]
  7. 酔いどれ天使のポルカ [3:57]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:星勝
    • 亀渕友香のアルバム『Touch Me, Yuka』(1974年3月21日リリース)に収録された、来生姉弟の初提供曲。
    • 楽曲の詳細はオリジナル・アルバム『ジグザグ』を参照。
  8. マイ・ラグジュアリー・ナイト [3:51]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:林哲司
    • しばたはつみがシングルとして1977年7月10日にリリースした楽曲で、アルバム『Love Letters Stright From Our Hearts』(1977年7月25日リリース)では、「My Luxury In The Night」というタイトル・英語詞でセルフカヴァーしている。
    • 来生は、1979年10月21日にリリースした第7弾オリジナル・シングル「あなただけGood Night」のB面で初めてカヴァーしている。
    • 高田真樹子のアルバム『不機嫌な天使』(1977年5月1日リリース)に収録された「めぐり逢い」(来生姉弟の作品)のイントロは、本曲とほぼ同様のアレンジが施されているが、来生えつこによれば、両曲の編曲を担当した林哲司が自ら流用したためらしい。
  9. 心のゆくえ [5:05]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:京田誠一
    • Hi-Fi SETのアルバム『Tender Loving Care』(1992年4月22日リリース)に収録された楽曲。来生は、ヴォーカル・山本潤子の声が好きで、以前から楽曲提供をしたいと思っており、同グループが解散する前にそれが叶ったという[1]
    • 来生はコンサートでカヴァーしており、そのひとつは企画アルバム『Try to Remember』に収録されている。また、オリジナル・アルバム『ひたすらに』に初めてレコーディングヴァージョンが収録された。
  10. 愛の足跡 [3:34]
    • 作詞:小椋佳 / 作曲:来生たかお / 編曲:星勝
    • フライング・キティ・バンドのアルバム『5・4・3・2・1・0』(1977年9月10日リリース)に収録された楽曲で、本アルバムでは小椋佳の名義で収録されている。上記アルバムと同じく、ロサンジェルスで自作品(オリジナルアルバム『ジグザグ』)のレコーディングを行っていた来生が、急遽、現地のホテルで歌詞にメロディーを付けた[2]
    • 来生は『小椋佳トリビュートコンサート〜夢歌詩、あるところに〜』(2008年6月1日/東京都・東京国際フォーラム)にゲスト出演した折り、カヴァーを披露した。
  11. ORACIÓN-祈り- [4:38]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:武部聡志
    • 斉藤由貴とのデュエットで1988年6月21日にリリースしたシングルで、斉藤の主演した映画『優駿』(東宝/1988年)のイメージソングとして使用された。
    • 来生は1988年7月25日に第22弾オリジナル・シングルとしてリリースしている。
    • 当初は楽曲提供のみの依頼だったが、斉藤側のスタッフからの発案でデュエットが実現した[3]。来生は以前から斉藤の透明感のある歌声に注目しており、演歌のイメージがあるデュエットをポップな曲調でやりたかったという[4] 。また、実際に会った印象としては“アイドルという感じではなくしっかりしている”と述べ、煙草嫌いの斉藤の前では煙草を吸わなかったという[5]。一方、斉藤は中学時代に来生のアルバム『AT RANDOM』『Sparkle』等を聴いており、好きな楽曲としてはTBS系テレビドラマ『積木くずし』(1983年2月15日 - 3月29日)のテーマソング「無口な夜」を挙げている[4]
    • 来生えつこによる同名小説が短編集『エピソード』(角川書店/1988年)に収められている。
  12. めざめ [4:28]
  13. Remember [3:45]
  14. 楽園のDoor [4:49]
    • 作詞:小倉めぐみ / 作曲:来生たかお / 編曲:萩田光男
    • 南野陽子がシングルとして1987年1月10日にリリースした楽曲で、彼女が主演した映画『スケバン刑事』(東宝/1987年)のテーマソングとして使用された。
    • 来生は、オリジナル・アルバム『Étranger』でカヴァーしている。
  15. April Wave [3:34]
  16. 浅い夢 [3:58]
    • 作詞:来生えつこ / 作曲:来生たかお / 編曲:柿崎洋一郎 / 歌:高橋洋子
    • 元々は来生の第1弾オリジナル・シングル(1976年10月1日リリース)で、高橋洋子がアルバム『私をみつけて』(1994年11月26日リリース)でカヴァーしているが、本アルバムにはピアノ伴奏のみの未発表ヴァージョンが収録されている。彼女のベストアルバム『GOLDEN☆BEST 高橋洋子』と『高橋洋子 ベストセレクション』にも収録されている。

参加スタッフ[編集]

  • Executive Producer:高久光雄
  • Compiration Producer:Kenji Gondaira
  • Select:Sayuri Noguchi、Rochi Nagai
  • Superviser:本間一泰 、Hiromi Terada
  • Co-ordination Director:加瀬丈裕
  • Mastering Engineer:高城賢(MIX)
  • Art Work Co-ordination:Yoshiyuki Shinke
  • Art Direction & Photographs:Hitoshi Takagi(IRON MAMA)
  • Design:Takao Ishii(IRON MAMA)
  • Cover Objects:Akiko Ohno
  • Stylist:Yui Mochizuki
  • Hair & Make-Up:Yotaka Yada
  • Special Thanks To Masanobu Suezaki、Mikiko Hayashi

脚注[編集]

  1. ^ コンサートのMC
  2. ^ 『小椋佳トリビュートコンサート〜夢歌詩、あるところに〜』(2008年5月31日・6月1日)のMC
  3. ^ ファンクラブ「TAKAO CLUB」の会報『égalité』vol.3
  4. ^ a b 『égalité』vol.1
  5. ^ 『報知新聞』の芸能欄“悪友親友こう言う録”(1991年5月23日)