東京学館浦安中学校・高等学校
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東京学館浦安高等学校 | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人鎌形学園 |
校訓 | 自主・自学 |
設立年月日 | 1981年 |
創立記念日 | 6月10日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(2020年度まで・東京学館浦安中学校) |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 12546G |
中学校コード | 120437[1] |
所在地 | 〒279-0023 |
千葉県浦安市高洲1-23-1 ![]() 北緯35度38分22.4秒 東経139度54分47秒 / 北緯35.639556度 東経139.91306度座標: 北緯35度38分22.4秒 東経139度54分47秒 / 北緯35.639556度 東経139.91306度 | |
外部リンク | 公式サイト |
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東京学館浦安高等学校(とうきょうがっかんうらやすこうとうがっこう)は、千葉県浦安市高洲一丁目にある私立学校。学校法人鎌形学園が運営しており、本校が学校法人鎌形学園の総本部。略称は「学館浦安」。 2020年度までは、東京学館浦安中学校(とうきょうがっかんうらやすちゅうがっこう)も併設されていた。
歴史[編集]
1981年(昭和56年)に開校した[2]。1995年(平成7年)度に中学校を新設して中高一貫校となった[3]。
特色[編集]
高校は従来、Sコース(最難関大学進学)、Aコース(国公立・有名私立大学進学)、Bコース(大学・短大進学)、国際コース、体育コース、内部進学コース(中高一貫)が設置されていたが、2018年度入学生から特別進学コース選抜、特別進学コース、総合進学コース、総合進学コース選抜、国際教養コース、スポーツ進学コース、内部進学コースに改編した[4]。なお現在のところ、学館系の中学校は本校のみとなっているが、2017年度入学生から募集を一時停止されており、2021年度から閉校となっている。
部活動にも力をいれており、石井一久[5]・横尾要・阿部勇樹などのスポーツ選手を輩出している。また、佐田真由美など芸能人も輩出している。
系列校として、千葉県船橋市に東京学館船橋高等学校(旧・東京学館総合技術高等学校)が、同県印旛郡酒々井町に東京学館高等学校が、新潟県新潟市に東京学館新潟高等学校がある。
2008年9月、東京学館浦安高等学校は千葉科学大学と教育提携を締結した。今後、授業の受け入れ、部活動の参加、施設の利用、指導者の派遣など様々な交流を行っていく予定である。
志願者は2009年度入学試験から教育提携校選抜入試で特別な措置を受けることができる。
沿革[編集]
- 1981年4月1日 - 東京学館浦安高等学校開校。初代校長は澤田繁二、教頭は高亀親敬、事務局長は影山恒夫[6]
- 1995年4月1日 - 東京学館浦安中学校開校。
- 2017年4月 - 中学校の募集を一時停止[7]。
- 2021年3月 - 中学校閉校。[8]
部活動[編集]
サッカーや野球などのスポーツに力を入れており、1995年には男子ゴルフ部が第16回全国高等学校ゴルフ選手権大会で優勝した[9]。サッカー部は平成27年度千葉県私立高等学校サッカー大会優勝、平成28年度全国高校サッカー選手権千葉県予選第3位、平成29年度関東高等学校サッカー大会千葉県予選第3位という成績を収めている。
傷害事件[編集]
2012年6月12日、同校剣道場で、同部顧問が1年生男子部員の口元を小手をはめた手で2回殴り、口内を出血させる軽傷を負わせたとされる。後、被害生徒は転校。
2015年3月31日、傷害罪で当該男性教諭を在宅起訴。男性教諭は「記憶に無い」と一貫して無罪を主張。被害生徒の証言の信用性が争点となった[10]。
2016年3月23日、傷害の罪に問われた男性被告に、千葉地裁(高木順子裁判長)は「被害証言自体に不自然、不合理な点がある。被害生徒の傷を撮影した写真も暴行を認定できるものではない」と判断し無罪判決(求刑・懲役6月)を言い渡した。千葉地検(広瀬勝重次席検事)は「判決内容を精査し、上級庁とも協議の上、適切に対処したい」と述べた[11]。
2016年9月30日、東京高裁(大島隆明裁判長)は「説明は具体的で、暴行をうかがわせる傷の写真も存在する。一審の判断は不合理だ」と述べ、無罪とした一審千葉地裁判決を破棄、審理を差し戻した[12]。
著名な出身者[編集]
- 石井一久(プロ野球選手)[5]
- 山崎真彰(プロ野球選手)
- 横尾要(プロゴルファー)
- 近藤智弘(プロゴルファー)
- 今野康晴(プロゴルファー)
- 小田孔明(プロゴルファー)
- 小林正則(プロゴルファー)
- 波当根弓彦(プロゴルファー)[13]
- 森嶋猛(プロレスラー・NOAH)
- おばっち飯塚(女子プロレスラー)
- 片岡優香(女優)
- 佐田真由美(ファッションモデル・歌手・女優)
- 安藤希(ファッションモデル・女優)
- 藤崎みなみ・英知バウ子(AV女優)
- 阿部勇樹(サッカー選手)
- 中後雅喜(サッカー選手)
- 山岸智(サッカー選手)
- 中牧大輔(サッカー選手)
- 竹田忠嗣(サッカー選手)
- 太洋一(サッカー選手)
- 日高舞 (新体操選手)
- 雛リリカ(宝塚歌劇団・花組)
- 佐藤天彦(棋士(将棋)、第74~76期名人)
- 月の家小圓鏡(落語家)
教育提携校[編集]
脚注及び参照[編集]
- ^ “千葉県所属中学コード表 - 教育開発ONLINE (PDF)”. 2018年8月14日閲覧。
- ^ “東京学館浦安高校が創立10周年 21世紀見つめ人材育成へ 私立高のトップクラス”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 5. (1991年10月15日)
- ^ “東京学館浦安中きょう開校 中・高の一貫教育 「豊かな人間形成」目標に”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 17. (1995年4月9日)
- ^ http://www.gakkan-urayasu.ed.jp/custom10.html
- ^ a b “ヤクルト入団前の石井投手 知事、本社を表敬 プロでの活躍誓う”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 18. (1992年1月8日)
- ^ 生徒手帳 2015年度版、4-7頁
- ^ 。募集停止
- ^ 中学校閉校
- ^ “全国高校ゴルフ選手権 歴代優勝校”. nikkansports.com. 2014年6月22日閲覧。
- ^ 学館浦安剣道部顧問を起訴 教え子への傷害罪で千葉地検 千葉日報 2015年4月7日
- ^ 部活中の傷害、教諭無罪 千葉地裁「生徒証言は不自然」 千葉日報 2016年3月24日
- ^ 一審無罪、審理差し戻し 学館浦安の剣道部教諭傷害 東京高裁 千葉日報 2016年10月1日
- ^ “波当根君(学館浦安)が高校王座 県ジュニアゴルフ選手権”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 朝刊 1,11. (1995年5月16日)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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