東日本国際大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
東日本国際大学
2013SHK.jpg
大学設置 1995年
創立 1903年
学校種別 私立
設置者 学校法人昌平黌
本部所在地 福島県いわき市鎌田字寿金沢37
北緯37度3分27.52秒 東経140度54分27.28秒 / 北緯37.0576444度 東経140.9075778度 / 37.0576444; 140.9075778座標: 北緯37度3分27.52秒 東経140度54分27.28秒 / 北緯37.0576444度 東経140.9075778度 / 37.0576444; 140.9075778
学部 経済経営学部
健康福祉学部
ウェブサイト http://www.shk-ac.jp
テンプレートを表示

東日本国際大学(ひがしにっぽんこくさいだいがく、英語: Higashi Nippon International University)は、福島県いわき市鎌田字寿金沢37に本部を置く日本私立大学である。1995年に設置された。大学の略称は東日大、国際大。

概要[編集]

いわき短期大学商経科を改組し転換して開学した。儒学系の大学であり、孔子の教えを建学の精神としている。学長は吉村作治

大学には、東洋思想研究所、地域振興戦略研究所、エジプト考古学研究所、比較文化研究所、福島復興創世研究所、グローカル人財育成研究所、健康社会戦略研究所、森田実地球文明研究所の計8つの研究所が設置されている。大学が所在するいわき市は、東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故で大きな被害を受けた浜通りにあり、福島復興創世研究所はそうした問題への対応を研究する[1]

2015年に文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」に、福島大学が「ふくしまの未来を担う地域循環型人材育成の展開」で採択を受け、東日本国際大学も事業協働機関として参画している。なお、この事業では、学生の地元就職率の10%アップなどを目標に掲げ、福島県内の高等教育機関と県をはじめとする福島県内の自治体・企業等18機関が協働している。

近年はアジア圏だけでなくヨーロッパ圏でも研修を行っていて、2016年2月からはイギリスのカンタベリー・クライスト・チャーチ大学で海外研修を実施している。

2016年7月、文部科学省が公募した大学教育再生加速プログラム(AP)のテーマⅤ「卒業時における質保証の取組みの強化」で、大学の取組みが採択された。なお、全国 116 件(私立大学 54 件)の応募に対し、採択は19 件(私立大学 8 件:福島県内は東日本国際大学のみ)であった。

2021年3月には、文部科学省公募の競争的補助金『デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン(取組①「学修者本位の教育の実現」)』において、東日本国際大学の取組「学修成果物の機械学習を利用した横断的分析による概念把握アセスメントの高度化」が採択された。 この競争的補助金は「デジタル技術を積極的に取り入れ(……)ポストコロナ時代の高等教育における教育手法を具体化し、その成果の普及を図ることを目的」(文部科学省 選定結果公開委文書より)とするもので、全国の大学、短大、国立高専から252件の申請があり、54件が採択されている(国公立大学29、私立大学24、国立高専1)。尚、東北地方の大学等では唯一の採択となっている。

学生の就職支援にも力を入れていて、エクステンションセンターでは資格取得や公務員試験対策の講座を開講。キャリアセンターでは1年次から就職活動に関する様々なサポートを行っている。

硬式野球部は、1996年より南東北大学野球連盟に加盟し実力校でもある。全日本大学野球選手権大会に多数出場し、2007年にはベスト4、2008年にはベスト8という成績を残している。弓道部は、2013年に第61回全日本学生弓道選手権大会で女子団体優勝、男子団体3位。第61回全日本学生弓道王座決定戦で準優勝、第37回全日本学生弓道女子王座決定戦では優勝している。

また、柔道部、卓球部、バドミントン部も、東北地区大会では何度も優勝・入賞という成績を収めており、全国大会への常連校となっている。サッカー部は2014年4月より元サンフレッチェ広島GM高田豊治をサッカー部総監督に迎え、2017年10月には東北地区大学サッカーリーグ1部への昇格を決めた。

沿革[編集]

  • 1966年 - 福島県いわき市に昌平黌短期大学を開学
  • 1972年 - 法人名を「学校法人昌平黌」へ改称。昌平黌短期大学をいわき短期大学へ改称
  • 1979年 - いわき短期大学に幼児教育科を設置
  • 1989年 - 大成殿を再び建立し、中華民国台湾)より孔子第77代直裔孔徳成を迎え、釈奠を行う
  • 1991年 - 大成至聖先師孔子祭典を開催。昌平学園創立90周年記念式典を開催。いわき短期大学設立25周年記念式典を開催
  • 1995年 - いわき短期大学商経科第一部・第二部を改組転換して、東日本国際大学経済学部を設置
  • 1997年 - 湯島聖堂後援の下、昌平黌創建200年祭開催
  • 2000年 - 東日本国際大学附属昌平中学・高等学校を設置。大成至聖先師孔子祭典、21世紀儒学文化に関する国際会議を開催
  • 2002年 - 東日本国際大学福祉環境学部を設置。昌平中学創立100周年記念行事を開催。国際儒学シンポジウムを開催
  • 2010年 - 大成至聖先師孔子祭を開催。いわき短期大学創立45周年記念式典を開催。東日本国際大学創立15周年記念式典を開催
  • 2013年 - 学校法人昌平黌創立110周年記念式を開催
  • 2014年 - 中華民国より孔子第79代直裔孔垂長を迎え、釈奠を行う。地域振興戦略研究所を設立
  • 2015年 - エジプト考古学研究所を設立
  • 2016年 - 東日本国際大学設立20周年記念式典を開催。経済情報学部を経済経営学部に改組。福祉環境学部を健康福祉学部に改組
  • 2018年 - 健康福祉学部社会福祉学科に介護福祉コースを設置
  • 2019年 - 健康社会戦略研究所を設立

学部・学科[編集]

学生生活[編集]

クラブ・サークル活動[編集]

強化指定部[編集]

  • 硬式野球部
  • 柔道部
  • サッカー部
  • 弓道部
  • 卓球部
  • バドミントン部
  • 吹奏楽部

サークル[編集]

  • 写真部
  • 手話コーラスサークルひまわり
  • 籠球部

対外関係[編集]

地方自治体との協定[編集]

教育機関との協定[編集]

国内大学[編集]

高等専門学校[編集]

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

著名な出身者[編集]

系列校[編集]

不祥事[編集]

硬式野球部で新型コロナウイルスクラスター発生

2021年3月から4月にかけ、同大硬式野球部で、大学の契約医療機関が、複数の部員に味覚障害などの症状が出ているにもかかわらずPCR検査を実施せず[8]、複数の部員の不安[9]福島県庁からの旅行自粛要請[10]も考慮せずに、感染拡大地域で独自の緊急事態宣言が出されていた宮城県へ遠征合宿を行い[11]新型コロナウイルス感染者を42人発生させ、福島県の過去最高感染者数記録を更新させた[12][13]

当初、大学当局は「感染防止対策はきちんと図られていた」と回答したが、その後、学生に不安を与えたとして謝罪した[14][15]

脚注[編集]

  1. ^ 福島復興創世研究所 研究所の紹介(2018年11月1日閲覧)。
  2. ^ いわき市との連携プロジェクトを発表 | 学校法人昌平黌ブログ” (日本語). www.shk-ac.jp. 2018年5月24日閲覧。
  3. ^ 本学が広野町と地域連携協力に関する協定を締結 | 学校法人昌平黌ブログ” (日本語). www.shk-ac.jp. 2018年5月24日閲覧。
  4. ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
  5. ^ 大正大学との連携に関する協定を締結 | 学校法人昌平黌ブログ” (日本語). www.shk-ac.jp. 2018年5月24日閲覧。
  6. ^ 長崎大学と連携協定を締結 | 学校法人昌平黌ブログ” (日本語). www.shk-ac.jp. 2018年5月24日閲覧。
  7. ^ 福島高専と連携協定を締結 | 学校法人昌平黌ブログ” (日本語). www.shk-ac.jp. 2018年5月24日閲覧。
  8. ^ 「大学野球部でクラスター 感染者は計42人に いわき市」【NHK】2021年4月8日付
  9. ^ 「野球部員「本当に行くのか」…発熱訴える部員いたのに「宣言」下の宮城へ遠征」【読売新聞】2021年4月10日付
  10. ^ 「【新型コロナ】県民の皆様への注意喚起」【福島県】2021年3月12日付
  11. ^ 「宮城 村井知事 独自の緊急事態宣言を発出 感染者急増で」【NHK】2021年3月18日付
  12. ^ 「【速報】新たに30人の感染確認 東日本国際大クラスターが拡大(福島県いわき市)」【福島テレビ】2021年4月8日付
  13. ^ 「福島県、最多53人感染確認 新型コロナ、病床使用率は58.2%に」【福島民友】2021年4月10日付
  14. ^ 「野球部員42人感染の東日本国際大学 対策の不備認め謝罪」【NHK】2021年4月10日付
  15. ^ 「東日大野球部クラスター、発熱訴え後も遠征継続 大学が記者会見」【福島民友】2021年4月11日付