東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大会名 東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチ
開催日 2012年7月21日
会場 カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)
観客数 23,760人

東日本大震災復興支援 2012Jリーグスペシャルマッチ(ひがしにほんだいしんさいふっこうしえん 2012Jリーグスペシャルマッチ)は、2012年(平成24年)7月21日に開催された東日本大震災復興支援 Jリーグスペシャルマッチの2012年大会である。

概要[編集]

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)では、東日本大震災発生直後から『チカラをひとつに。- TEAM AS ONE』をスローガンに、震災被災地の復興支援活動を続けており、その一環としてJリーグ主催のチャリティー活動の一環として開催された慈善試合である[1]。慈善試合としては2011年3月29日に行われた『東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!』に続くものであるが、この試合と異なり今回の試合には「日本代表の強化試合」という側面はなく[注 1]、かつて行われていたJリーグオールスターサッカーと類似した形式で行われる。

当大会は『Jリーグ TEAM AS ONE』対『Jリーグ選抜』のカードで行われる。『Jリーグ TEAM AS ONE』は前回日本代表と対戦したJリーグ選抜と同じチーム名だが、当大会は被災地選抜チーム(クラブ施設およびホームスタジアムが被災したベガルタ仙台鹿島アントラーズと両チーム以外の東北地方出身選手および海外招待選手からの選抜メンバー)のチーム名とされ、対戦するJリーグ選抜は仙台・鹿島以外のJリーグクラブ所属選手(東北出身以外)の選抜メンバーで構成される。

スポンサー[編集]

参加選手・スタッフ[編集]

選考要領[編集]

両チームの選手は、サポーター投票および選考委員会の推薦により以下の要領で決定された。

  • サポーター投票は2012年6月11日18時-6月29日14時までの間に行い[注 2]GKの最多得票1名、DFMFFWの得票上位3名、DF・MF・FWのポジション別次点のうち最多得票1名の計11名[注 3] を「サポーター投票選手」として選出し、『Jリーグ TEAM AS ONE』『Jリーグ選抜』のそれぞれに振り分ける。
  • その他の選手については選考委員会の推薦により、J1リーグ18クラブから最低1名以上(クラブごとの上限なし)が選出されるように選考する。
  • ロンドンオリンピック日本代表選手は出場対象としない[注 4]

以上の選考結果に基づき、7月6日に出場選手46名(うちサポーター投票選手11名)が発表された。なお、サポーター投票でDF部門2位の酒井宏樹(柏レイソル)はロンドンオリンピック日本代表に選ばれたため今回の選出対象とならず[注 4]、DF部門4位の今野泰幸(ガンバ大阪)が繰り上げで「サポーター投票選手」として選出された。

このほか、ゲストプレイヤー(海外招待選手)として、元イタリア代表アレッサンドロ・デル・ピエロが「Jリーグ TEAM AS ONE」に加わることが2012年7月16日に発表された[4]。また、その他の一部の選手は負傷のため出場を辞退し、追加メンバーが選出された[5]

なお、両チームの監督と「Jリーグ TEAM AS ONE」のコーチについては2012年6月11日の記者発表時に公表された。

以下の選手一覧において、得票数欄の括弧はポジション別得票順位、得票数が空白のものは得票数の公表対象外(GKは11位以下、その他は21位以下)だったことを示す[6]

試合開始前の開会式に、佐藤寿人(Jリーグ選抜)、小笠原満男(TEAM AS ONE)による、選手宣誓「復興支援宣言」のスピーチが行われた。

試合概要[編集]

Jリーグ TEAM AS ONE 4 - 0 Jリーグ選抜
梁勇基 36分にゴール 36分
アレッサンドロ・デル・ピエロ 70分にゴール 70分
赤嶺真吾 71分にゴール 71分
太田吉彰 85分にゴール 85分
カシマサッカースタジアム
観客数: 23,760人
主審: 日本の旗 岡部拓人 (福島県出身)

Jリーグ TEAM AS ONE
GK 16 日本の旗 林卓人 46分に交代退場 46分
DF 25 日本の旗 菅井直樹 57分に交代退場 57分
DF 15 日本の旗 今野泰幸 46分に交代退場 46分
DF 06 日本の旗 中田浩二 46分に交代退場 46分
DF 07 日本の旗 新井場徹 46分に交代退場 46分
MF 30 朝鮮民主主義人民共和国の旗 梁勇基 57分に交代退場 57分
MF 40 日本の旗 小笠原満男 captain 46分に交代退場 46分
MF 08 日本の旗 遠藤康 60分に交代退場 60分
MF 10 イタリアの旗 デル・ピエロ 76分に交代退場 76分
FW 09 日本の旗 大迫勇也 46分に交代退場 46分
FW 13 日本の旗 柳沢敦 46分に交代退場 46分
サブメンバー
GK 01 日本の旗 飯倉大樹 46分に交代出場 46分
DF 04 日本の旗 渡辺広大 46分に交代出場 46分
DF 02 日本の旗 西大伍 57分に交代出場 57分
DF 03 日本の旗 岩政大樹 46分に交代出場 46分
MF 11 日本の旗 太田吉彰 60分に交代出場 60分
MF 14 日本の旗 本山雅志 76分に交代出場 76分
MF 20 日本の旗 柴崎岳 57分に交代出場 57分
MF 35 日本の旗 高萩洋次郎 46分に交代出場 46分
FW 24 日本の旗 赤嶺真吾 46分に交代出場 46分
FW 13 日本の旗 興梠慎三 46分に交代出場 46分
FW 21 日本の旗 茂木弘人 46分に交代出場 46分




監督
日本の旗 手倉森誠
Jリーグ選抜
GK 21 日本の旗 東口順昭 46分に交代退場 46分
DF 05 日本の旗 駒野友一 46分に交代退場 46分
DF 22 日本の旗 中澤佑二 46分に交代退場 46分
DF 04 日本の旗 田中マルクス闘莉王 46分に交代退場 46分
DF 20 日本の旗 槙野智章 46分に交代退場 46分
MF 07 日本の旗 遠藤保仁 captain 46分に交代退場 46分
MF 03 日本の旗 高橋秀人 46分に交代退場 46分
MF 10 ブラジルの旗 レアンドロ・ドミンゲス 46分に交代退場 46分
MF 25 日本の旗 中村俊輔 32分に交代退場 32分
FW 11 日本の旗 佐藤寿人 46分に交代退場 46分
FW 18 日本の旗 前田遼一 46分に交代退場 46分
サブメンバー
GK 33 日本の旗 菅野孝憲 46分に交代出場 46分
GK 01 日本の旗 楢崎正剛
DF 17 日本の旗 橋本和 46分に交代出場 46分
DF 14 日本の旗 井川祐輔 46分に交代出場 46分
DF 02 日本の旗 栗原勇蔵 46分に交代出場 46分
DF 32 日本の旗 田中隼磨 46分に交代出場 46分
MF 06 日本の旗 柏木陽介 46分に交代出場 46分
MF 15 ブラジルの旗 カルリーニョス 46分に交代出場 46分
MF 08 日本の旗 小野伸二 32分に交代出場 32分60分に交代退場 60分
MF 13 日本の旗 柿谷曜一朗 46分に交代出場 46分86分に交代退場 86分
FW 24 日本の旗 原口元気 46分に交代出場 46分
FW 19 日本の旗 田中順也 60分に交代出場 60分
FW 23 日本の旗 豊田陽平 46分に交代出場 46分
FW 09 日本の旗 中山雅史 86分に交代出場 86分
監督
ブラジルの旗 ネルシーニョ
副審

日本の旗 大友一平 (宮城県出身)
日本の旗 宮島一代 (茨城県出身)

第4の審判

日本の旗 佐藤誠和 (福島県サッカー協会)

放送[編集]

テレビ
ラジオ

脚注[編集]

[ヘルプ]
注釈
  1. ^ 前回の試合は、東日本大震災のために中止されたキリンチャレンジカップ(vsモンテネグロ戦、vsニュージーランド戦)の代替強化試合という位置づけが強かった。当該項参照。
  2. ^ 公式投票サイトおよびコナミのソーシャルゲームGREEアプリ)「Jリーグドリームイレブン」からの投票受付[2] のみで、郵送やメールでの投票は受け付けなかった。
  3. ^ ただし、同一チームから4名以上の「サポーター投票選手」選手は選ばれないことになっており、これに該当する場合は繰り上げて選出された。
  4. ^ a b ロンドンオリンピック日本代表メンバーはサポーター投票締切後の2012年7月2日に発表された[3]
  5. ^ 当初、「10」と発表されていたが、デル・ピエロに番号を譲る形で背番号を変更している。
  6. ^ 2011-12シーズン。参加時点ではユヴェントスを退団しており、移籍先が決まっていない状態であった。後にシドニーFCへの移籍が決まる。
出典

関連項目[編集]