東釧路駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東釧路駅
駅舎(2018年9月)
駅舎(2018年9月)
ひがしくしろ
Higashi-Kushiro
所在地 北海道釧路市貝塚2丁目23-76
駅番号 B54
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
電報略号 ヒク
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1925年大正14年)3月16日
乗入路線 2 路線
所属路線 根室本線(花咲線)
キロ程 311.3km(滝川起点)
K53 釧路 (2.9km)
(1.2km) 武佐
所属路線 釧網本線
キロ程 166.2km(網走起点)
B55 遠矢 (7.4km)
(-km) (釧路)*
備考 無人駅
* 全列車が釧路駅まで乗り入れ。
テンプレートを表示
東釧路駅
ひがしくしろ
Higashi-Kushiro
(1.5km) 天寧
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 根室本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(東釧路起点)
開業年月日 1928年(昭和3年)11月11日
廃止年月日 1984年(昭和59年)2月1日
テンプレートを表示
東釧路駅
城山 (2.2km)
(3.3km) 春採
所在地 北海道釧路市貝塚2丁目23-76
所属事業者 太平洋石炭販売輸送
所属路線 太平洋石炭販売輸送臨港線
キロ程 2.2km(城山駅起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1925年(大正14年)3月16日
廃止年月日 1986年昭和61年)11月1日
備考 1928年(昭和3年)11月11日 から1963年(昭和38年)11月1日までの間は、旅客営業を行っていた。
テンプレートを表示

東釧路駅(ひがしくしろえき)は、北海道釧路市貝塚2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の電報略号ヒク事務管コードは▲110438[1]

概要[編集]

当駅の所属線である根室本線[2]に、釧網本線を加えた2路線が乗り入れている。根室本線の当駅前後は「花咲線」の愛称の区間に含まれている。釧網本線は線路名称上は当駅が起点であるが、全列車が根室本線経由で釧路駅まで乗り入れている。駅番号B54が釧網本線の駅として付番され、花咲線としての駅番号はない。

かつては釧路臨港鉄道の接続駅としての役割があった。また現在、複数の鉄道路線が接続する駅としては日本最東端[注釈 1][注釈 2]にあたる。

歴史[編集]

1977年の東釧路駅と周囲約1.5km×1km範囲。右側上が釧網本線網走方面、右側中が根室本線根室方面、右側下が釧路臨港鉄道春採方面。左側外側が根室本線釧路方面、左側内側が釧路臨港鉄道城山方面。構内も北側が国鉄、南側が臨港鉄道の貨物操車場に分かれている。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 1923年大正12年)9月25日:貨物支線開業(釧路 - 上別保間から分岐)に伴い天寧駅を設置。支線の起点は釧路駅。距離は2.0M≒3.2km。天寧釧路間の貨物営業開始。
  • 1925年(大正14年)3月16日鉄道省別保信号場(べっぽしんごうじょう)として開設。[3]釧路臨港鉄道が乗り入れ。信号場本屋は南側に置かれた。[4]
  • 1927年昭和2年)9月15日:釧網線開業、同線と根室本線の施設上の分岐点となる。
  • 1928年(昭和3年)11月11日東釧路駅として開業、釧網線分岐駅となる。[5]一般駅。駅舎を北側に設置。
  • 1940年(昭和15年)1月15日:天寧駅の起点が釧路駅から当駅に変更。天寧-釧路間の貨物営業を廃止し、天寧-当駅間の貨物営業を開始。(ここで初めて天寧駅への施設上の分岐点となる。)
  • 1957年(昭和32年)1月17日:駅舎改築。[6]
  • 1962年(昭和37年)1月15日:車扱い貨物取扱い廃止。釧路臨港鉄道との連絡貨物は継続。
  • 1963年(昭和38年)11月1日:釧路臨港鉄道の旅客営業廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日荷物取扱い廃止。[7]天寧貨物駅廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:駅員配置が運転扱い要員のみとなる。[8]釧路臨港鉄道乗り入れ廃止。[9]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化によりJR北海道が継承。
  • 1994年平成6年)3月15日:無人化。[10]

駅名の由来[編集]

別保信号場から駅になる際、釧路市の東方に位置することから名付けられた[11]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎とホームの間はかつて側線などが敷かれていたためやや距離があり、通路と構内踏切で結ばれる。原則として1番のりばが釧網本線、2番のりばが花咲線となるが、両線ともどの方向にも発着できる構造となっている。[11]

釧路駅管理の無人駅となっている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 釧網本線 上り 摩周網走方面
下り 釧路方面
2 根室本線
(花咲線)
上り
下り 厚岸根室方面

利用状況[編集]

  • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は151.8人[報道 1][報道 2]
  • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は149.6人[報道 3][報道 4]

駅周辺[編集]

かつて駅周辺は、太平洋炭礦の関連各社のオフィスや工場が立地していたが、現在は郊外への移転により大型小売店や宅地などへと転換されている。

さらに、駅構内の土地のほとんどが国鉄清算事業団の払い下げで、急速に宅地化が進んでいる。[12]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線(花咲線)
快速「はなさき」(下りのみ停車)
釧路駅 (K53) → 東釧路駅 (B54)厚岸駅
快速「ノサップ」(下りのみ)・普通
釧路駅 (K53) - 東釧路駅 (B54) - 武佐駅
釧網本線(当駅 - 釧路駅間は根室本線)
快速「しれとこ摩周号」・普通
遠矢駅 (B55) - 東釧路駅 (B54) - 釧路駅 (K53)

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 1959年根室拓殖鉄道が廃止されるまでは根室駅、その後1989年標津線が廃止されるまでは、厚床駅が最東端だった。
  2. ^ 純粋な最東端は東根室駅。(鉄道に関する日本一の一覧#地理も参照)

出典[編集]

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 83
  4. ^ 昭和3年版線路一覧略図 札幌鉄道局
  5. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 85
  6. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 93
  7. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 113
  8. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 116
  9. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第1号、鉄道ジャーナル社、1987年1月、 126頁。
  10. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 129
  11. ^ a b 『北海道 釧網本線』 p. 89
  12. ^ 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 269

報道発表資料[編集]

  1. ^ 根室線(釧路・根室間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171209102705/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/05.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  2. ^ 釧網線(東釧路・網走間), (日本語) (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (北海道旅客鉄道), (2017年12月8日), オリジナルの2017年12月9日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20171209102545/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/08.pdf 2017年12月10日閲覧。 
  3. ^ 根室線(釧路・根室間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818152757/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/05.pdf 2018年8月19日閲覧。 
  4. ^ 釧網線(東釧路・網走間), (PDF), 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (北海道旅客鉄道株式会社): p. 3, (2018年7月2日), オリジナルの2018年8月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20180818153329/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/08.pdf 2018年8月19日閲覧。 

参考文献[編集]

関連項目[編集]