松井冬子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
松井 冬子 MATSUI Fuyuko
生誕 (1974-01-20) 1974年1月20日(47歳)
日本の旗 日本 静岡県周智郡森町
教育東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域修了
著名な実績日本画
代表作「世界中の子と友達になれる」
「浄相の持続」
公式サイト松井冬子
活動期間 2002年 -

松井 冬子(まつい ふゆこ、1974年1月20日 - )は、静岡県出身日本画家である。

来歴[編集]

1994年に女子美術大学短期大学部造形学科油彩画専攻を卒業する。社会人経験ののちに4浪を経て6回目の受験で東京藝術大学美術学部へ入学し、2002年に美術学部日本画専攻を卒業する。2007年に東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域を修了し、博士論文「知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避」を東京芸術大学へ提出して博士(美術)を修得する。

女性に焦点を当て、幽霊画九相図内臓筋肉人体動物を題材に採った作品を発表している。絹本に岩絵具を用いて描く。

略歴[編集]

  • 2002年に学部の卒業制作で「世界中の子と友達になれる」(横浜美術館所蔵)を発表する。
  • 2004年に銀座スルガ台画廊で、L'espoir 2004 松井冬子展を催す。
  • 2008年4月20日にNHK教育テレビジョンETV特集」が「痛みが美に変わる時〜画家・松井冬子の世界〜」を放送する[1]
  • 2008年に静岡県の平野美術館が「松井冬子展」を催す。
  • 2010年にフランスパリのGalerie DA-ENDが「松井冬子展」を催す。
  • 2011年に第62回NHK紅白歌合戦へゲスト審査員として出演する。
  • 2011年12月17日から2012年3月18日まで、横浜美術館が「松井冬子展 世界中の子と友達になれる」を催す。
  • 2015年に東京2020エンブレム委員会委員[2]を務める。

人物[編集]

  • 東京芸術大学日本画専攻の女学生として初の博士号修得者である。同年に女性を含む他5名が修得した。
  • 既婚で、料理は一切しない[3]

主な受賞歴[編集]

  • 佐藤美術館奨学生優秀賞(2006年)
  • Vogue Nippon 2006 Women of the Year(2006年)
  • The Best Debutant of The Year アート部門(2006年)
  • 東京藝術大学 野村賞(2006年)
  • 平成20年度静岡県文化奨励賞(2008年)

画集ほか[編集]

  • 博士論文「知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避」
  • 『松井冬子 1』2008年2月、河出書房新社 ISBN 978-4309907574
  • 『松井冬子 2』2008年5月、河出書房新社 ISBN 978-4309907581
  • DVD『痛みが美に変わる時〜画家・松井冬子の世界〜』2008年11月、NHKエンタープライズ

脚注[編集]

  1. ^ 日本放送協会 第222回 4月20日(日) 痛みが美に変わる時〜画家・松井冬子の世界〜 2012年2月13日参照。
  2. ^ 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 東京2020エンブレム委員会の発足について 2015年9月28日
  3. ^ 朝日新聞2012年4月14日全国版beインタビューより

参考文献ほか[編集]

  • 美術手帖 vol.60 特集 松井冬子』2008年1月号、美術出版社
  • 『美術手帖 vol.64 特集 松井冬子』2012年2月号、美術出版社