松尾克俊

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松尾 克俊(まつお かつとし、1945年7月15日 - )は、元外務省職員。元同省要人外国訪問支援室長。外務省機密費流用事件において、逮捕・起訴され、有罪判決を受けた。

経歴[編集]

外務省機密費流用事件[編集]

1997年3月に週刊ポストに、「外務省に機密費を流用している官僚がいる」と報じられる。その後、鈴木宗男に警察幹部から情報が入り、「九州沖縄サミットの経理を調べたら億単位の金を着服しているらしい。外務省が自主的に処分したら刑事事件にしない。」これを鈴木宗男から聞いた佐藤優齋木昭隆人事課長に報告。鈴木宗男も阿部知之官房長に電話[4]。2001年1月1日、読売新聞一面で、機密費流用疑惑を報道。3月10日、首相外遊の宿泊費を水増しし内閣官房機密費約4200万円を詐取したとして逮捕[3]。2002年3月12日、東京地方裁判所で懲役7年6ヶ月(求刑10年)の実刑判決。被害額は約4億8千万円のうち3億円を自己弁済。

その他[編集]

  • 要人外国訪問支援室は、松尾の提案で1990年9月に新設。その後、2001年1月31日をもって廃止された。

同期[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 外務省 2001
  2. ^ 前任者は、浅川明男。1963年、初級職として入省。法政大学法学部二部卒業。2001年、欧州局西欧一課課長補佐在職中に詐欺罪で逮捕
  3. ^ a b 2001年3月12日 衆議院予算委員会 8号 河野洋平外務大臣
  4. ^ 佐藤優『交渉術』(2009年、文藝春秋)133~136頁

参考文献[編集]

関連項目[編集]