松岡心平

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松岡 心平(まつおか しんぺい、1954年10月29日 - )は、日本の能楽研究者。東京大学教授岡山県生まれ。

父は山陽新聞社長・松岡良明(1918-1995)[1]。父の意向で法学部進学を目指すが、20歳の時、観世寿夫による仕舞「藤戸」を見て、「地獄がせりあがってくるような」舞台に衝撃を受け、能楽研究の道に入る。

また研究の一方で「橋の会」運営に参加し、廃曲となった能の復曲・上演などの実践的活動にも携わっている。

略歴[編集]

岡山操山高等学校卒、1978年東京大学文学部国文科卒業、1984年大学院人文科学研究科国語国文学専門課程博士課程満期退学、1987年東京大学文学部国語学科専任講師、1988年東大教養学部専任講師、1990年助教授2001年総合文化研究科教授。[2]

著書[編集]

  • 『宴の身体 バサラから世阿弥へ』(岩波書店、1991、のち現代文庫)
  • 『能 中世からの響き』(角川叢書、1998)「能の見方」角川ソフィア文庫 
  • 『中世を創った人びと』(新書館、2001)
  • 『中世芸能を読む』(岩波セミナーブックス、2002)
  • 『能大和の世界 物語の舞台を歩く』山川出版社 2011 

共著[編集]

  • 梅原猛)神仏のしづめ(角川学芸出版、2008)

編著[編集]

  • 『能って何?』編(新書館、2000)
  • 『鬼と芸能 東アジアの演劇形成』(森話社、2000)
  • 『世阿弥を語れば』(岩波書店、2003)
  • 看聞日記と中世文化』編 森話社 2009
  • 観世元章の世界』編 檜書店 2014

共編[編集]

論文[編集]

[編集]

  1. ^ 『人事興信録』第三十八版
  2. ^ 『駒場2001』東大教養学部