松本トンネル有料道路

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一般国道
国道254号標識
松本トンネル有料道路
国道254号一般有料道路
路線延長 6580 m
開通年 1994年
起点 長野県松本市
終点 長野県松本市
■テンプレート(■ノート ■使い方) PJ道路
料金所(終点側から、2010年8月)

松本トンネル有料道路(まつもとトンネルゆうりょうどうろ)は、起点を長野県松本市大字島内字平瀬川東、終点を同市大字岡田伊深字矢作とする一般有料道路である。国道254号終点(平瀬口交差点)の直近に位置する有料道路であるが、その運営には苦戦を強いられている。長野県道路公社が管理する。

事業概要[編集]

  • 路線名 国道254号平瀬六助線
  • 延長 6,580m
  • 道路区分 第3種第3級
  • 事業費 166億円
  • 設計速度 50km/h
  • 幅員 車道6.5m(完成2車線)
  • 事業期間 1988年12月 - 1994年12月
  • 料金(普通車・大型車) 100円(22時 - 翌6時は無料)
  • 料金徴収期間 1994年12月15日 -

概要[編集]

1976年三才山トンネル有料道路の開通により、松本市街地へと流入する車輌が増加し、渋滞の発生、近隣住民への影響が懸念され始め、国道19号(特に上り塩尻方面)、国道147号安曇野方面)へ向かう車輌を三才山トンネル有料道路から松本市街地を通過せずに通行可能にするため、1988年(昭和63年)より建設を開始し、6年後の1994年(平成6年)に有料道路として開通した。しかし、この道路の利用価値に対して、普通車300円と割高の料金であったことが災いし、わざわざ300円を払わなくても、ほんの少し時間を費やすだけで簡単に迂回できたため、交通量は想定していた半分以下となっていた。2007年の国道147号高家バイパスの開通により、東信地方から安曇野へのアクセスルートとしての利用価値が向上したことで、利用台数が従来の2.5倍に増加した[1]

その料金徴収の不調からか、同区間を、(交通量の多い)三才山トンネル有料道路と同一の有料道路区間とし、三才山トンネルの料金徴収期間が当初の2005年から2020年に延長されることになった(普通車500円と割高ながらも交通量が多いため、料金徴収が不調の松本トンネル分も一緒に償還してもらおうとしているのではという意見もある)。そのため、利用者(特に三才山トンネル利用者)からは不満の声があがっている。

料金徴収の不調の対策として、昼間(6時~22時)を全車両(軽車両除く)一律100円(軽車両30円)、夜間(22時~翌6時)を全車両無料とするなどの試行を繰り返している。同料金体系は試行とされ、期限を年度始めから年度末(4月~翌年3月末)とし、ここ数年は毎年更新されている。

それでも、利用者からは、無料化を訴える声がある。

ちなみに、本区間の開通前の国道254号は、三才山トンネル有料道路を通過した後にある洞交差点を南下。現在の県道284号を通り、浅間橋交差点を右折。現在の県道282号に入った後、国道143号と合流する美須々交差点で終点となっていた。

歴史[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 平成21年11月 長野県議会定例会本会議 第5号 (2009年12月4日) 長野県議会

関連[編集]