枚方公園駅

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枚方公園駅*
Keihan Hirakata-koen station east gate.jpg
枚方公園駅東口(2016年8月23日撮影)
ひらかたこうえん
Hirakata-koen
KH19 光善寺 (1.7km)
(1.0km) 枚方市 KH21
所在地 大阪府枚方市伊加賀東町3-8[1]
駅番号 KH  20
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 京阪本線
キロ程 20.8km(淀屋橋起点)
電報略号 枚公(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
9,431人/日(降車客含まず)
-2018年-
乗降人員
-統計年度-
18,427人/日
-2018年-
開業年月日 1910年明治43年)4月15日
備考 * 1949年に枚方駅から改称
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枚方公園駅(ひらかたこうえんえき)は、大阪府枚方市伊加賀東町にある、京阪電気鉄道京阪本線駅番号KH20

歴史[編集]

枚方宿の大阪側にあり、1910年の開業当初は枚方駅(ひらかたえき)と称した。

1917年(大正6年)元日午後3時5分ごろ、停車中の普通電車に急行電車が追突する事故が発生。普通電車は200m押し出され、急行電車は脱線した。死者は出なかったが、46名が重軽傷を負った。事故原因は急行電車の運転士が御屠蘇を飲んで運転(つまり飲酒運転)したことによる前方不注意だった。その年は1月17日に深草車庫火災、10月に大正大水害が発生し、災害が続く年となった[2]

隣の枚方東口駅付近が枚方の中心となったことから、1949年に枚方東口駅が枚方市駅に改称するのに合わせ、枚方公園駅に改称した。改称した当時、現在のひらかたパークの敷地は、枚方市が都市計画法に基づく市立公園として土地を整備していた[3]。その後、税制改正のため公園で開催する菊人形の入場税が市税から府税に変更となったことで市と京阪の関係が悪化、その解決策として1952年に公園敷地は京阪の所有に変更され、遊園地となった経緯がある[4][5]

1957年(昭和32年)10月31日、日本初の試みとして「バラ園付き鉄筋住宅」が分譲された、これは当時東洋一のバラ園をもつひらかたパークの側での住宅建設を示す付加価値を付けて住宅を分譲して、住民増加による京阪利用者の増加を狙った不動産開発だった[6]

年表[編集]

駅構造[編集]

西口(2016年8月23日撮影)
ホーム(2016年8月23日撮影)

相対式2面2線の構造を持つ地平駅。改札口は両側のホームの淀屋橋寄りにあり、互いのホームは地下道で結ばれている(上りホームからひらかたパークへ行くには、地下道を渡り、下りホームの改札から出るほうが便利である)。 バリアフリー対策として早くからスロープが設置されている。

現在は詳細型自動放送が導入されているが、1990年代頃まではローカル駅同様の簡易型自動放送が用いられていた。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 京阪本線 上り 枚方市中書島三条出町柳方面
2 下り 守口市京橋淀屋橋中之島線方面

※両ホームとも有効長は8両。

利用状況[編集]

2018年(平成30年)度のある特定日における1日の乗降人員18,427人(乗車人員:9,431人、降車人員:8,996人)である。大阪府下の急行停車駅の中では最も利用客が少なく、急行通過駅である牧野駅光善寺駅萱島駅、さらに準急通過駅である大和田駅古川橋駅門真市駅西三荘駅よりも利用客が少ない。急行停車駅であるが、平日の利用客は少なめである。休日のひらかたパーク開園時間は行楽客の下車が多い。

近接する他の急行停車駅と比べて利用客が少ないため2008年10月のダイヤ改正で新設された快速急行は当駅を終日通過することとなり、また急行が早朝・深夜にしか運転されなくなったことから、実質的に隣接する光善寺駅とほぼ同等の準急停車駅相当に格下げされることとなった。ただし、2009年9月のダイヤ変更で平日夕方に淀屋橋発樟葉行きの急行が設定され、当該時間帯の利便性向上が図られた。さらに、2011年5月のダイヤ改正で再び日中時間帯にも急行が運転されるようになったが、2013年3月16日のダイヤ改正では、上下線とも日中基準で急行・準急・普通それぞれ毎時3本ずつの停車に揃えられるようになった[16]

近年の特定日における1日乗降・乗車人員は下表のとおりである。

年度 特定日 出典
調査日 乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 11月06日 32,153 16,257 [* 1]
1991年(平成03年) -
1992年(平成04年) 11月10日 29,155 14,799 [* 2]
1993年(平成05年) -
1994年(平成06年) -
1995年(平成07年) 11月21日 26,731 13,588 [* 3]
1996年(平成08年) -
1997年(平成09年) -
1998年(平成10年) 11月10日 20,985 10,513 [* 4]
1999年(平成11年) -
2000年(平成12年) 11月07日 24,896 12,580 [* 5]
2001年(平成13年) -
2002年(平成14年) 12月10日 20,401 10,377 [* 6]
2003年(平成15年) 10月28日 21,265 10,811 [* 7]
2004年(平成16年) 11月09日 23,427 11,765 [* 8]
2005年(平成17年) 11月08日 30,490 15,286 [* 9]
2006年(平成18年) 11月07日 19,353 9,770 [* 10]
2007年(平成19年) 11月13日 18,601 9,385 [* 11]
2008年(平成20年) 11月11日 18,767 9,504 [* 12]
2009年(平成21年) 11月10日 18,424 9,289 [* 13]
2010年(平成22年) 11月09日 18,371 9,288 [* 14]
2011年(平成23年) 11月01日 17,838 9,083 [* 15]
2012年(平成24年) 10月31日 19,000 9,615 [* 16]
2013年(平成25年) 11月12日 17,828 9,065 [* 17]
2014年(平成26年) 11月11日 18,459 9,383 [* 18]
2015年(平成27年) 11月10日 18,449 9,395 [* 19]
2016年(平成28年) 11月08日 18,506 9,402 [* 20]
2017年(平成29年) 11月07日 18,649 9,507 [* 21]
2018年(平成30年) 11月06日 18,427 9,431 [* 22]

駅周辺[編集]

枚方市立枚方宿鍵屋資料館

同電鉄が運営する遊園地・ひらかたパークの最寄り駅である。 そのため、ほかの同規模の駅よりコンビニが比較的多い。

バス路線[編集]

京阪バスが運行。
  • 4号経路 公孫樹通・新香里経由 枚方市駅南口行き
  • 5号経路 開成小学校前経由 枚方市駅南口行き(早朝・深夜のみ運行)
  • 6号経路 新香里・藤田川経由 枚方市駅南口行き
  • 8号経路 公孫樹通・新香里・藤田川経由 枚方市駅南口行き(平日・土曜の早朝のみ運行)
  • ろ号経路 山之上五丁目経由 枚方市駅南口行き

その他[編集]

  • ひらかたパーク営業時間中は車内放送で「ひらかたパークへお越しのお客様は、この駅でお降り下さい」と案内される。
    • かつては「枚方公園、菊人形前」「〜、スケートリンク前」「〜、○○○○会場前」などと、「ひらかたパーク」という名前を出さずに、その時期に行われている催しをアナウンスしていた時期もあった。
    • 2016年(平成28年)10月9日から2017年(平成29年)1月7日までひらかたパーク、イベントホールで開催されるドラゴンクエストミュージアムの連動企画として、当駅にある自動改札機のうちの特定の1機をIC乗車券で通ると、通常の応答音の代わりにドラゴンクエストのレベルアップ音が鳴る企画があった。
    • 2014年7月~9月まで、ひらかたパークで開催されたアニメ・『黒子のバスケ』イベントに合わせて、出町柳方面の待合室にキャラクターのラッピングがされた。
    • 丹波橋駅を介して京阪本線と近鉄京都線の相互直通運転が行われていた時代には、ひらかたパークの来園客向けに近鉄京都駅と当駅を結ぶ臨時急行が運行されていた。
  • 当駅前にある踏切は「開かずの踏切」となっている。遮断機をくぐる通行者が続出して問題となったため、実験として構内通行券の発行が行われたことがあった[17]
  • 寝屋川市駅-枚方市駅間5.5km(枚方市側3.4km・寝屋川市側2.1km)の高架化計画が2013年基本設計がまとめられ、2014年より用地取得を開始、仮線を引き1線ずつ高架化される計画で2028年完成予定。なお枚方公園駅は現在地より大阪側にやや移動される[18]

隣の駅[編集]

京阪電気鉄道
京阪本線
快速特急「洛楽」・特急・ライナー・通勤快急・快速急行・深夜急行
通過
急行
香里園駅 (KH18) - 枚方公園駅 (KH20) - 枚方市駅 (KH21)
通勤準急(平日下りのみ運転)・準急・区間急行・普通
光善寺駅 (KH19) - 枚方公園駅 (KH20) - 枚方市駅 (KH21)
  • ()内は駅番号を示す。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ “私鉄沿線・いま 京阪電気鉄道枚方公園”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1996年9月3日) 
  2. ^ 出典・京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』(2011年3月24日刊)83-84頁「深草車庫の火災と淀川の決壊」
  3. ^ 枚方市史編纂委員会/編 『枚方市史 第5巻』、1984年、281頁
  4. ^ 『枚方市史 第5巻』283頁
  5. ^ 京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』、2011年、243頁
  6. ^ 『京阪百年のあゆみ』(2011年3月24日刊)623頁「全戸バラ園付き住宅を販売(日本初)」
  7. ^ a b c 出典・京阪電気鉄道開業100周年記念誌「京阪百年のあゆみ」(2011年3月24日刊)資料編139頁
  8. ^ 出典・関西鉄道研究会「車両発達史シリーズ1『京阪電気鉄道』」74ページ
  9. ^ 出典・京阪電気鉄道開業100周年記念誌『京阪百年のあゆみ』(2011年3月24日刊)171頁「枚方陸軍火薬庫の爆発」
  10. ^ 出典・駅置きの広報誌「くらしの中の京阪」1983年11月号[出典無効]
  11. ^ 出典・駅置きの広報誌「くらしの中の京阪」1986年2月号[出典無効]
  12. ^ 出典・駅置きの広報誌「くらしの中の京阪」1995年2月号[出典無効]
  13. ^ 出典・駅置きの沿線情報誌『K PRESS』2002年5月号12面「くらしのなかの京阪」[出典無効]
  14. ^ 出典・駅置きの沿線情報誌『K PRESS』2012年10月号16面「くらしのなかの京阪」
  15. ^ 出典・駅置き広報誌『K PRESS 2020年1月号』16面の「くらしのなかの京阪」https://www.okeihan.net/k-press/202001/book.html
  16. ^ 淀駅付近立体交差化事業の進捗に伴い3月16日(土)初発から京阪線のダイヤを一部変更します (PDF) - 京阪電気鉄道 2013年1月17日 報道発表資料
  17. ^ 駅構内通路を利用した「開かずの踏切」対策に関する実証実験について(国土交通省)2009年2月2日
  18. ^ 出典:「鉄道ピクトリアル」2014年10月号 115-121頁『JR西日本と中京以西の大手私鉄』の119頁の本文と120頁掲載の概略図より

利用状況[編集]

関連項目[編集]