柳谷村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
やなだにむら
柳谷村
BS gokaku.JPG
ごうかくバス停
Flag of Yanatani Ehime.png
柳谷村旗
Yanadani Ehime chapter.jpg
柳谷村章
1969年昭和44年)12月25日制定
廃止日 2004年8月1日
廃止理由 対等合併
柳谷村久万町面河村美川村久万高原町
現在の自治体 久万高原町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 愛媛県
上浮穴郡
面積 126.55km²
総人口 1,348
(2000年10月1日)
隣接自治体 上浮穴郡美川村(現久万高原町
上浮穴郡小田町(現内子町
東宇和郡野村町(現西予市
高知県高岡郡檮原町
高知県吾川郡吾川村・高岡郡仁淀村(現仁淀川町
高知県高岡郡東津野村(現津野町
(2001年1月現在)
村の木
柳谷村役場
所在地 791-1801
愛媛県上浮穴郡柳谷村大字柳井川923番地
外部リンク 柳谷村
国立国会図書館
座標 東経133度0分14秒
北緯33度33分09秒
 表示ノート編集履歴 ウィキプロジェクト

柳谷村(やなだにむら)は愛媛県中予地方にあったである。2004年8月1日、上浮穴郡内の久万町面河村美川村とともに合併し、久万高原町となった。

概要[編集]

当村のV字状の例
柳井川(落出)集落で撮影
  • 愛媛県の中予地域の四国山地のV字状の渓谷に位置し、高知県との県境に位置する村である。当村の面積の約9割は山岳地域であり、残りの1割の面積に田・畑・集落が点在している。[1]

地理[編集]

愛媛県の中部で、高知県と接する。仁淀川の上流の一つである面河川とその支流の上流域のv字渓谷の山村。山は高いところで標高1,500メートルに達する。これらの四箇所の山を結ぶとほぼ整った平行四辺形になり、均整の取れている場所であることから、その真ん中に集落がある。[1][2]

四箇所の山の位置

山名 標高 中心地から見た方角 備考
中津山 1541m 北東
大川嶺 1525m 北西 小田町、美川村との境目
天狗高原 1485m 南東 高知県との境目
姫草 1300m 南西
  • 面河川 - 仁淀川の上流域のうち愛媛県側を面河川とも呼ぶ。

気候[編集]

  • 瀬戸内海性気候であるが、四国山地の山間部に位置する為、松山市中心部より、平均気温が低い。平均標高約250mの旭地区と平均標高約800mの中久保地区では約5度から6度差があり、国道33号四国カルストとでは約10度以上差がある。[3]夏場には台風が襲来し、[4]冬場は山間部の為、早くて11月下旬に初雪が降り、遅くて3月下旬まで雪が降る。[5]

人口[編集]

山林景気に沸いた当時には人口も多かったが、現在では極端に少子高齢化した山村である。

歴史[編集]

藩政期には松山藩領であった。

1900年以前[編集]

  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制施行により、柳谷村が誕生する。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 中津村の一部(稲村)を柳谷村に編入する。

1960年代[編集]

1970年代[編集]

1980年代以降[編集]

行政[編集]

  • 平成の市町村合併 
    柳谷村は山村であるため広い面積に集落が点在するうえ、一番本庁が遠いといったデメリットはあるものの、今後の市町村財政の厳しさなどを考え合わせると、上浮穴郡内でともに歩んできた町村との合併は自然な流れであり、避けて通ることのできない道でもあった。
    結果的に、小田町は上浮穴郡の枠組みから外れたかたちとなったが、このことについては柳谷村を含む新町である久万高原町または小田町のページを参照のこと。

経済・産業[編集]

林業が主体。農業は傾斜地であることから自給的に営まれている程度。

水力発電所がある関係で、他の山村よりも所得数字的には上位にある。

教育[編集]

高等学校

中学校

小学校

  • 柳谷村立柳谷小学校(現: 久万高原町立柳谷小学校)

交通[編集]

国道33号に依存しており、この道路が久万町(現: 久万高原町)の中心部につながる唯一の生命線である。

鉄道[編集]

村内に鉄道はない。

道路[編集]

国道

  • 国道33号
    国道33号が村内を縦貫する幹線道である。ただ、四国山地の真っ只中であり、地形も険しいため、雨量が基準に達すると通行止めになる通行規制区間がある。そのゲートが柳谷村の中心集落である柳井川を挟む形で、松山側と高知側にある。通行規制が開始されると、国道33号が中心幹線である柳谷村は山の中で孤立したような状態になる。
    村外に用務等で出かけている人は、雨の具合をみて仕事を早めに切り上げて帰宅する等の自発的対応をしている。これについては、国道33号の防災工事も進んだので、運用基準を改善してほしいとの要望がいる。
    以前は豪雨による土砂崩れ・通行止めが多発していたが、洞門の設置により通行止めになるような土砂崩れはほとんど見られなくなった。
  • 国道440号
    国道33号の柳井川から分岐して、地芳峠を越えて、高知県高岡郡檮原町へと通じる道。柳谷村の地域では狭隘な区間の拡幅工事等が順次進められている。県境付近が最大の難所であったが、2011年に地芳トンネルを含む地芳道路が開通し、梼原町側へのアクセスが改善している。

県道

観光[編集]

名所

その他[編集]

ごうかくバス停
  • 合格きっぷ - 落出(柳井川)〜古味(西谷)の途中に「ごうかく」というバス停がある(久万高原町営バス

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 柳谷村誌編纂委員会 『柳谷村誌』 愛媛県上浮穴郡柳谷村、1984年3月20日

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 柳谷村誌 p9
  2. ^ 柳谷村誌 p43
  3. ^ 柳谷村誌 p30
  4. ^ 柳谷村誌 p32
  5. ^ 柳谷村誌 p34
  6. ^ 柳谷村誌 p889
  7. ^ 柳谷村誌 p37
  8. ^ 柳谷村誌 p893
  9. ^ 柳谷村誌 p282
  10. ^ 柳谷村誌 p287
  11. ^ 柳谷村誌 p897
  12. ^ 柳谷村誌 p900