柳 (姓)
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柳(りゅう)は、漢姓の一つ。
中国の姓[編集]
柳(りゅう)は、中国の姓の一つ。
起源[編集]
柳氏の起源としては以下がある。
- 春秋時代、魯の孝公の子の姫無駭(字は子展)の末裔である展獲(字は子禽、柳下恵(中国語版)の名で知られる。魯公室は周公旦の末裔であり、姫姓である)は、柳下の地に封じられた。柳下恵の子孫は封地の名をもって氏とし、やがて柳を姓とした。末裔は南北朝時代から唐代にかけて貴族として栄えた[1]。
- 楚漢戦争の時代、楚の懐王の末裔である羋心は義帝として擁立され、柳の地に都を置いた。義帝が項羽によって殺害されると、末裔は難を避けるため、柳を姓とした[1]。
著名な人物[編集]
関連項目[編集]
- 「リウ・」で始まるページの一覧
- 「リュウ・」で始まるページの一覧
朝鮮の姓[編集]
ユ、リュ |
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各種表記 |
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ハングル: |
유, 류 |
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漢字: |
柳 |
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発音: |
ユ、リュ |
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日本語読み: |
りゅう |
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英語表記: |
Ryu, Ryoo, Ryou, Yoo, Yu |
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テンプレートを表示 |
柳(りゅう、ユ/リュ)は、朝鮮人の姓の一つ。
朝鮮語の頭音法則(語頭のr音の脱落)の適用が南北で異なるため、大韓民国の正書法では유(ユ)、朝鮮民主主義人民共和国の正書法では류(リュ)と表記される。ただし、韓国でも氏族によっては류(リュ)が用いられる(例:リュ・シウォン)。
著名な人物[編集]
氏族[編集]
氏族(地域) |
創始者 |
割合 (%) (2000年)
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貞州柳氏(朝鮮語版) |
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全州柳氏(朝鮮語版) |
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豊山柳氏(朝鮮語版) |
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河回柳氏(朝鮮語版) |
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晋州柳氏(朝鮮語版) |
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文化柳氏(朝鮮語版) |
始祖は高麗の功臣柳車達 |
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瑞山柳氏 |
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善山柳氏 |
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高興柳氏 |
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仁同柳氏 |
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白川柳氏 |
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慶州柳氏 |
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霊光柳氏 |
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興陽柳氏 |
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関連項目[編集]
- 朝鮮人の姓の一覧
- 「ユ・」で始まるページの一覧
- 「リュ・」で始まるページの一覧
- 「リュウ・」で始まるページの一覧
脚注[編集]
関連項目[編集]
台湾の多い名字上位100位 |
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第1~25位 | |
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第26~50位 | |
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第51~75位 | |
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第76~100位 | |
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備考 |
- 2016年6月30日公表の中華民国内政部戸政司の戸籍資料による統計。
- 中国大陸からの移民なども統計に含まれるため、違う字体を使用する名字を2つの名字と見なされることもある。
#第3位は繁体字の「黃」であり、78位は簡体字の「黄」である。 #第34位は繁体字の「鍾」であり、87位は簡体字の「钟」である。 #66位の「温」は簡体字と同形である。
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