栃神山龍一

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基礎情報
四股名 栃神山 龍一
本名 神山 龍一
生年月日 (2001-01-11) 2001年1月11日(20歳)
出身 埼玉県入間市
身長 180cm
体重 154kg
所属部屋 春日野部屋
成績
現在の番付 西幕下38枚目
最高位 東幕下18枚目
生涯戦歴 48勝29敗(11場所)
優勝 序二段優勝1回
データ
初土俵 2019年1月場所
備考
2021年3月1日現在
テンプレート  プロジェクト 相撲

栃神山 龍一(とちかみやま りゅういち、2001年1月11日 - )は、埼玉県入間市出身で、春日野部屋所属の現役大相撲力士。本名は神山龍一。身長180cm、体重154kg。最高位は東幕下18枚目(2020年9月場所)。

来歴[編集]

入間市の名門あんず幼稚園から入間市立金子小学校に入学すると、地域のサッカークラブに入部する。そこでは身体が大きかったのでゴールキーパーをする事が多かった。しかし、指導が優しかったからか次第に監督らの言う事を聞かなくなっていく。それに業をにやした親は格闘技を薦めた。まず近くの空手道場に連れて行った所嫌がったので、その年の6月に行われたわんぱく相撲入間大会で入間少年相撲クラブの入会チラシが親のポケットに数ヶ月入っていた事を契機に、相撲クラブへと繋がっていく。入部の決め手は土俵の砂が心地良かったとの事。空手を嫌がらなければ今頃は空手家であったのかもしれない。

小学2年の秋頃に北勝富士大輝や兄弟子の塚原隆明を輩出した埼玉・入間少年相撲クラブで相撲を始める。初の公式戦は伊勢神宮での奉納相撲大会であり、後に学生横綱となる中村泰輝が初戦の相手であった。身長も体重もおよそ倍くらい違い、無論3秒すら土俵にはいられなかった。しかし、小学4年になる頃には県内では負けることはないほどの実力に成長した。中学卒業までに県内公式戦100連勝は今でも語り草となっている。相撲留学した埼玉*入間市立黒須中時代には「しょっちゅう吐いていた」というほど食べて、中学入学時に110キロそこそこだった体重を中学3年の春までに135キロに増やし、中学2年では全中団体優勝。個人ベスト32となる。しかし腰痛により出場さえも危ぶまれた中、中学3年では2015年度全国中学校相撲選手権大会個人戦で優勝し、第45代中学生横綱の称号を得る。対戦相手は決勝トーナメントで齋藤「北の若」や中村らを破った徳田「徳之武蔵」であり当初は不利が予想されていたが見事に快勝する。因みに予選で齋藤と対戦していて勝利している。埼玉栄高等学校3年時に全国高校総体3位、国体少年2位。高校時代には肘や足首などを負傷。半年近く相撲が取れない時期もあった。足首の負傷は2年時十和田大会でその年の高校横綱アマルサナー「狼雅」に勝利した際に負傷したものである。高校の同期には北の若がいる。北の若とは公式戦では3年時の関東大会決勝で快勝している。 埼玉栄高校の山田監督からは、怪我等でろくに稽古ができていないのに勝ってしまうから「お前は天才か」と冗談を言われた事もあった。卒後は○大入学が当初の希望であったが大相撲に行く事となる。

師匠春日野には明治大学での同級生、西澤正夫が総監督を務める「入間少年相撲クラブ」出身という縁から小学校2年時から目をかけられていた。中学時代には春日野部屋が埼玉・入間市で行った合宿で、稽古にも参加。当時平幕だった栃ノ心剛史にも胸を出してもらった。 春日野は「器用で相撲をよく知っている。ただ、今までの実績は役に立たない。全てを捨てるくらいの気持ちで、一から頑張ってほしい」と謙虚な姿勢を説いた。一方で「俺もインターハイは2位だった。あえて負けん気を出してほしい」と話した。部屋付きの岩友は「けがとどう向き合ったか、どう乗り越えたか学んでほしい」と右膝と左肩にけがを抱えながら戦う栃ノ心から相撲に取り組む姿勢を学ぶことを期待している。岩友の考えもあり、栃ノ心の付け人を務める。

3月の卒業式を待たずに、新弟子検査を経て2019年1月場所初土俵[1]

2019年5月場所序二段優勝。「今場所は強引な相撲がなく、しっかりと当たれた相撲が多かった。部屋に関取衆が多く、稽古を見るだけで勉強になる。頑張って着実に番付を上げたい。」とコメントした[2]

2019年9月場所は初めての幕下で5勝2敗。感想を聞かれても「三段目とあまり変わらない。部屋で強い相手と稽古しているので」と強気に話した[3]

2020年11月場所で5勝2敗とし、2021年1月場所は幕下20枚目に昇進して勝負の場所であったが2勝5敗と跳ね返される。 「相撲の取り方が分からなくなった」とコメント。迷ったら基本に立ち返るしかない。ここが踏ん張り所であろう。

取り口 [編集]

甲山は「中学、高校と第一線でやってきたので勝負強さはあると思う。他の部屋も含め、周りに同世代の幕下もいるので刺激にはなっているでしょう。左の廻しを取って振り回すところがあるので左からの攻めですね。前に出る圧力がつけば関取も狙えると思います」、高砂は「場所でいい相撲を取りますね。体もできているし自分の形も持っているので、大きな体(180cm、153kg)を生かして止まらないで攻める相撲が取れるようになれば、上がってくると思います」、熊ヶ谷は「相撲はうまいですが、幕下上位で壁にぶつかっている感じですね。うまさに頼り過ぎるのではなく前に出る圧力がつけば、十両も近いと思います。幕下で勝てる相撲ではなく、上で勝てる相撲を目指してほしい」と評した[4]

主な成績[編集]

2021年1月場所終了現在

通算成績[編集]

  • 通算成績:48勝29敗(11場所)

各段優勝[編集]

  • 序二段優勝:1回(2019年5月場所)

場所別成績[編集]

栃神山 龍一
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2019年
(平成31年
/令和元年)
(前相撲) 東序ノ口19枚目
6–1 
西序二段42枚目
優勝
7–0 
西三段目42枚目
5–2 
西幕下54枚目
5–2 
西幕下37枚目
3–4 
2020年
(令和2年)
東幕下43枚目
4–3 
西幕下33枚目
3–4 
新型コロナウイルス
拡大により中止
西幕下39枚目
5–2 
東幕下18枚目
2–5 
東幕下33枚目
5–2 
2021年
(令和3年)
西幕下20枚目
2–5 
西幕下38枚目
 
x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴[編集]

  • 栃神山 龍一(とちかみやま りゅういち)2019年1月場所 -

メディア出演[編集]

テレビ番組[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

関連項目[編集]