栄生駅

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栄生駅
Meitetsu Sako Station 01.JPG
駅舎(2007年6月)
さこう
SAKŌ
(名鉄病院前)
NH36 名鉄名古屋 (1.9km)
(0.8km) 東枇杷島 NH38
所在地 名古屋市西区栄生二丁目5-11
駅番号 NH  37 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 69.9km(豊橋起点)
駅構造 高架駅
ホーム 島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,595人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1941年昭和16年)8月12日
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栄生駅(さこうえき)は、愛知県名古屋市西区栄生2丁目5-11にある名鉄名古屋本線である。駅番号はNH37。併設の名鉄病院のため、駅名標名鉄病院前の併記がある。

歴史[編集]

駅構造[編集]

8両編成対応の島式ホーム1面2線を有する高架駅[4]、終日駅員配置駅である。名鉄名古屋方と名鉄岐阜方の2ヶ所に改札口があり、岐阜方の改札口は「名鉄病院改札口」と称される。名鉄病院改札口は2015年9月24日の名鉄病院新1号館開設に併せて、終日利用できるようになった(それ以前は営業時間が限られていた)。

岐阜方に電留線があり、名鉄名古屋駅を補完する機能を持っている。電留線を使った折り返しが可能であり、日中は中部国際空港 - 名鉄名古屋のミュースカイが折り返している[6](河和線方面 - 名鉄名古屋の特急は名鉄岐阜駅などへ回送しない場合、当駅ではなく枇杷島分岐点まで行って折り返す)。かつては下り方面で名鉄名古屋駅を終着とせず、当駅を終着とする定期列車が過去に設定されていた(2011年3月のダイヤ改正時に消滅。なお当駅始発の上り列車は2019年現在も早朝にある[7])。

折り返しに用いられる電留線には岐阜方で本線に転線する渡り線があり、回送列車などの待避線として用いることもできる[6]。過去に運転されていた津島線犬山線間の直通列車はこの待避線を使ってスイッチバックしていた[6](枇杷島分岐点デルタ線の一面を用いて直通すると編成の向きが逆になるため、デルタ線を使わず当駅で折り返していた[8])。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 NH 名古屋本線 下り 名鉄一宮名鉄岐阜方面[9]
津島方面[9]
IY 犬山線 岩倉犬山方面[9]
2 NH 名古屋本線 上り 東岡崎豊橋方面[9]
中部国際空港河和内海方面[9]

ホーム上には清涼飲料水自動販売機空調完備の待合室が設置されている。売店は設置されていない。

発車標フルカラーLED。以前は反転フラップ式2段表示を使用しており、「備考」欄はなく括弧書きで表示されていた。

両改札口ともにホームまでの経路はエレベーターによりバリアフリー化されている。名鉄病院改札口の利用者は名鉄病院2階を通過する構造になっており、改札内2箇所と改札外1箇所の計3箇所にエレベーターがある[10]。名古屋方改札内には多目的トイレが設置されている。

名鉄病院改札口横にμstar stationが設置されている[11]

駅自動放送導入済み。

名古屋方面の時刻表は、次の名鉄名古屋駅での変更後の種別で表記されている。

ホーム上屋根の支柱のうち階段付近を除く20ヶ所には古レールが再利用されているが、その大部分が1897年明治30年)カーネギー製である。

当駅で犬山方面から一宮・岐阜・津島方面(逆も可能)の対面乗り換えが可能である(3500系などの車内案内には表示されないが、急行以下の列車では車掌が乗り換え案内の放送をすることがある)。但し、ただでさえ枇杷島分岐点 - 金山間は日中でも頻繁運転で列車本数が多いため、電車の接続待ち(連絡)は基本的に行われない。

配線図[編集]

名古屋鉄道 栄生駅 構内配線略図

名鉄名古屋豊橋
中部国際空港方面
名古屋鉄道 栄生駅 構内配線略図
名鉄岐阜津島
犬山方面
凡例
出典:[12]


利用状況[編集]

名鉄病院への通院客や、付近への通勤・通学などでの利用者が多い。

統計データ[編集]

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると、2013年度当時の一日平均乗降人員は10,431人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中34位、名古屋本線(60駅)中15位であった[13]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると、1992年度当時の一日平均乗降人員は9,767人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中44位、 名古屋本線(61駅)中21位であった[14]
  • 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の一日平均乗降人員は12,208人であり、この値は名鉄全駅中28位であった[15]
  • 『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』によると、1960年度当時の一日平均乗降人員は22,415人であり、1963年度の値は30,120人であった[16]
  • 『名古屋市統計年鑑』によると、2018年度の1日平均乗車人員は6,595人である。また2000年以降の各年度は以下の通り[17]
年度 1日平均
乗車人員
2000年 4,385
2001年 4,345
2002年 4,443
2003年 4,612
2004年 4,593
2005年 4,845
2006年 4,814
2007年 4,867
2008年 4,960
2009年 4,860
2010年 4,839
2011年 4,884
2012年 4,958
2013年 5,089
2014年 5,209
2015年 5,470
2016年 5,786
2017年 6,177
2018年 6,595

駅周辺[編集]

駅名である「栄生」は、川に挟まれたせまい場所を示す「狭所」(サコ)が語源である(小字「佐古前(サコマエ)」が語源とする説もある)。周辺の住民の意思によって、縁起の良い文字である「栄」と「生」の文字が充てられ、現在のような表記になった(自治体名としては「栄(さこ)村」とされた)[18]

この駅は西区に位置するが、駅南側は中村区である。

バス路線[編集]

駅東方、名古屋方出口前の環状線上に名古屋市営バス「名鉄栄生」停留所があり、名鉄線一宮・津島方面と名西橋方面(文理大短大東レ愛知工場など)の乗換地点となっている。2017年3月31日までの停留所名は「栄生町」(さこうちょう)。

名駅11
  • (西側)名西橋方面行き
  • (東側)名古屋駅方面行き

隣の駅[編集]

名古屋鉄道
NH 名古屋本線
ミュースカイ快速特急特急快速急行
通過
快速急行(朝1本始発として特別停車)
名鉄名古屋駅(NH36) - 栄生駅(NH37)
急行
名鉄名古屋駅(NH36) - 栄生駅(NH37) - (一部二ツ杁駅(NH40)) - 須ヶ口駅(NH42)/(一部下小田井駅(IY01)) - 上小田井駅(IY03)(犬山線)
準急
名鉄名古屋駅(NH36) - 栄生駅(NH37) - 二ツ杁駅(NH40)/上小田井駅(IY03)(犬山線)
普通
名鉄名古屋駅(NH36) - 栄生駅(NH37) - 東枇杷島駅(NH38)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ これまでは特別停車 (これまでは名鉄で特別停車の本数が一番多かった。) 。しかし同時に西尾 - 佐屋間の急行が快速急行に格上げとなったため、停車本数は改正前より毎時1本減少した。

出典[編集]

  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、996頁。
  2. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
  3. ^ “名鉄栄生駅を改良 あす着手 完成予定は来年11月”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年5月30日) 
  4. ^ a b c “名鉄栄生駅 一般利用17日から 駅舎改築ほぼ終わる” 中日新聞 (中日新聞社): p17. (1996年12月11日 朝刊)
  5. ^ ダイヤ改正に関する別紙資料(1)はこちらをご参照ください。 (PDF)”. 名古屋鉄道. 2015年3月9日閲覧。
  6. ^ a b c 郡司武(編)『週刊私鉄全駅・全車両基地 名古屋鉄道1』No.22、朝日新聞出版、2014年、19頁。
  7. ^ 3月16日(土)に一部ダイヤ改正を実施します”(PDF)、名古屋鉄道、 2019年3月18日閲覧。
  8. ^ 清水武「名古屋鉄道各線相互の直通運転」『鉄道ピクトリアル』第246巻、電気車研究会、1971年1月、 62頁。
  9. ^ a b c d e 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2019年3月24日閲覧
  10. ^ 電車でのご来院 - 名鉄病院
  11. ^ μstar station(ミュースターステーション)のご案内
  12. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  13. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
  14. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
  15. ^ 名古屋鉄道(編集)『名鉄 1983』名古屋鉄道、1983年、36頁。
  16. ^ 名古屋鉄道PRセンター(編集)『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』名古屋鉄道、1964年、5頁。
  17. ^ 毎年の統計データ(名古屋市統計年鑑) - 名古屋市
  18. ^ 尾藤卓男『各駅地名解 名古屋鉄道の巻』東海地名学研究所、1982年、39頁。

関連項目[編集]