根本説一切有部律

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根本説一切有部律』(こんぽんせついっさいうぶりつ)とは、仏教に伝わる(vinaya)典籍の1つ。

上座部仏教(南伝仏教)のパーリ語経典に伝わる『パーリ律』、中国仏教(北伝仏教)に伝わる『四分律』『五分律』『十誦律』『摩訶僧祇律』(以上、「四大広律」)と並び、現存する6つの律の内の1つ。チベット仏教において継承・採用されている。

チベット大蔵経に収録されている。漢訳の大蔵経には、義浄訳の『根本説一切有部毘奈耶』関連の典籍が収録されている(大正新脩大蔵経1442-1459番・律部)。(ちなみに、唐招提寺にある『根本説一切有部戒経』等は、国の重要文化財に指定されている[1]。)

その名の通り、「根本説一切有部」(en:Mulasarvastivada)という部派の律とされる。この部派は説一切有部(『十誦律』はこの部派のものとされる)よりは後に成立したことは分かっているものの、その詳細や説一切有部との関係は明らかになっていない。

脚注・出典[編集]

  1. ^ 根本説一切有部戒経とは - 国指定文化財等データベース/Weblio辞書

関連項目[編集]