桐生大学附属中学校・桐生第一高等学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桐生大学附属中学校
桐生第一高等学校
第一学舎正門
過去の名称 桐生裁縫専門女学館
桐生高等家政女学校
桐ヶ丘高等女学校
桐ヶ丘高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人桐丘学園
設立年月日 1901年(明治34年)
2011年(桐生大学附属中学校開校)
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型(外部混合無)
課程 全日制課程
単位制・学年制 単位制
設置学科 普通科・調理科
学科内専門コース 普通科特別進学コース
普通科中高一貫コース
普通科進学スポーツコース
普通科総合コース
普通科製菓衛生師コース
学期 3学期制
高校コード 10502D
所在地 376-0043
群馬県桐生市小曽根町9-17(中学校)
北緯36度24分49.5秒東経139度20分5.7秒
群馬県桐生市小曽根町1-5(高等学校)
北緯36度24分55.63秒東経139度20分14.07秒
外部リンク 桐生大学附属中学校公式サイト
桐生第一高等学校公式サイト
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示
第三学舎(特別進学コース、桐生大学附属中学校
体育館

桐生大学附属中学校・桐生第一高等学校(きりゅうだいがくふぞくちゅうがっこう・きりゅうだいいちこうとうがっこう)は群馬県桐生市小曾根町にある私立中学校高等学校(併設型中高一貫校)。通称は、「桐一」(きりいち)、市内では「一高」中学からでは「桐大附」。系列校に、同校に隣接している桐生短期大学附属幼稚園及びみどり市笠懸町阿左美にある桐生大学がある。

概要[編集]

桐生大学附属中学校は、2011年4月に開校した中学校である。1学年の定員を30人とする少人数教育を行っている。平成29年度より、特別進学コース・進学スポーツコースの2コース制を採用する。両コースともに、西桐生キャンパスと新規に命名した独立した学舎で、高校特別進学コースとの生徒たちとともに学校生活を過ごしている。中学特別進学コースの生徒は高校特別進学コースに内部進学をする。高校特別進学コースの国公立大学合格率は約60%である。中学進学スポーツコースの生徒は初年度男子サッカー部を募集し、中体連に所属しながらクラブチームとの練習試合も予定しており、高円宮杯にも出場するという。強化クラブが集結する高校進学スポーツコースへの内部進学が原則であるが、本人の適正も考えて進路選択の幅を広げて将来の進路指導をするという。

生徒の多くが桐生市内からだけでなく県内の前橋市伊勢崎市太田市館林市みどり市栃木県足利市佐野市埼玉県羽生市などの他市から通学している。桐生第一高等学校の生徒数は約1380人。

教育[編集]

方針[編集]

中学校における基本的なことがらを重視しながら「心の教育」や「生徒一人ひとりを大切にする教育」を実現することを謳っており、21世紀型の先進教育を目指している。『対話力』『考える力』『国際対応力』の3つの力を育成するために、新しい教育活動を積極的に導入している。

平成28年度より、クエストエデュケーションプログラム(教育と探究社)、エンパワーメントプログラム、中期留学プログラムを採用した。

クエストエデュケーションにおいては、初年度導入にして3年連続で全国大会出場を果たしている[1]。ソーシャルチェンジ部門ではグランプリに輝いた。

学習[編集]

桐生大学附属中学校では、21世紀型先進教育を目指していることから、教育理念である『知行考確』(自ら知り、自ら考え、自ら行い、自ら確かめる)をあらゆる教育活動において実践するよう心掛けている。そのため体験型の学習を多く取り入れている。日本の伝統文化を理解して、世界に発信するために本物を体験する「能授業」「箏授業」がある。留学生を本校に招いて、英語で議論するエンパワーメントプログラムも導入している。このプログラムでは留学生が生徒たちの家庭にホームステイをする。中学3年生の3学期にはニュージーランドへの3か月留学ができる。中高一貫校ならではの国際交流プログラムである。通常授業においては、英語・数学・国語の3教科の基礎・基本を身につけるための朝学習から始まり7時間の授業が行われている。放課後と土曜にはさまざまな講座制授業も行われている。さらに、英語の日本語でアウトプットすることを実践している。学級日誌は英語と日本語で感想を書く。

一人1台のタブレットを実現。クラウド型プラットフォームを構築して、ICT先進校を目指している。

学科・コース[編集]

中学(桐生大学附属中学校)

  • 特別進学コース
  • 進学スポーツコース

高校(桐生第一高等学校)

  • 普通科
    • 特別進学コース
    • 進学スポーツコース
    • 進学コース
    • 情報ビジネスコース
    • ものつくりコース
    • デザイン美術コース
    • ファッションコース
    • 福祉コース
    • こどもコース
  • 教養文化コース
    • 製菓衛生師コース
  • 調理科

中学校年間行事[編集]

3学期制を採用している[2]

1学期[編集]

  • 4月 - 入学式(1年)・実力テストI
  • 5月 - 1学期中間テスト
  • 6月 - 第1回英語検定・弁論大会・国内研修旅行
  • 7月 - 1学期末テスト・校内英語暗唱コンテスト(1・2年)・スポーツ大会
  • 8月 - 実力テストII

2学期[編集]

  • 9月 - 校内イングリッシュデイ(1年)・校外イングリッシュキャンプ(2年)
  • 10月 - 2学期中間テスト・第2回英語検定・エンパワーメントプログラム(3年)・強歩大会・文化祭・学園祭
  • 11月 - ベネッセ模試
  • 12月 - 2学期末テスト・芸術鑑賞会(劇団四季)・校内クエストカップ

3学期[編集]

  • 1月 - 百人一首大会・実力テストIII・第3回英語検定
  • 2月 - ベネッセ模試・ウィンタースポーツ教室(スキー教室)・クエストカップ全国大会
  • 3月 - 学年末テスト・英語スピーチ発表会・卒業式(3年)

歴史[編集]

その起源は、1901年に桐生裁縫専門女学館にさかのぼる。1946年に桐ヶ丘学園と名称を変更し、1989年に現在の名称である桐生第一高等学校となる。

年表[編集]

  • 1901年明治34年) - 桐生裁縫専門女学館として開校。
  • 1934年昭和9年) - 財団法人に改組、桐生高等家政女学校と改称。
  • 1946年(昭和21年) - 桐ヶ丘高等女学校と改称。
  • 1951年(昭和26年) - 学校法人に改組。
  • 1968年(昭和43年) - 男子部設立。桐ヶ丘高等学校と改称。
  • 1989年平成元年) - 桐生第一高等学校と改称。
  • 1991年(平成3年) - 選抜高校野球大会出場 初出場。
  • 1993年(平成5年) - 全国高校野球選手権大会 初出場。
  • 1999年(平成11年) - 完全共学化。
  • 2011年(平成23年) - 桐生大学附属中学校開校

交通[編集]

[3]

学校周辺[編集]

部活動[編集]

中学校文化部[編集]

  • 英語コミュニケーション
  • 音楽
  • 科学
  • メディア
  • 民芸
  • 美術
  • ロボコン

[4]

中学校運動部[編集]

  • 陸上
  • バスケットボール
  • バドミントン
  • サッカー部(平成29年度新設)

[5]

高等学校硬式野球部[編集]

桐生市は古くから高校野球の盛んな土地であり1989年に設立された同校野球部は、福田治男監督の指導の下で1999年第81回全国高等学校野球選手権大会では正田樹を擁して甲子園優勝を果たした。ちなみに、群馬県勢として念願の甲子園大会初優勝であった。

チームカラーは新興には珍しい古風な守りの野球である。140キロ近いストレートとカーブを投げる投手を複数育成し、鍛え上げた守備力で守り抜く。投手に関しては中学時代の実績は全く考慮せず、高校入学以降の成長力を重視している。また埼玉県の強豪浦和学院と親密な関係にあり、多くの練習試合が組まれることも強さに繋がっている。

甲子園での戦績にも優れ、上位進出が多いことから、群馬県内、特に桐生市内の高校のモチベーションアップ、ひいては レベルアップにも貢献している。平成以降、県の高校野球は同校を中心に回っているとも言われ、多くの強豪校の選手・監督が「桐一に勝ちたい」と公言し、群馬テレビの中継でも「桐一は王者」「一校だけ違うレベルの野球をやっている」などと評される事も少なくなかった。また投手力育成に定評があり、正田樹・一場靖弘・小林正人・藤岡貴裕ら、プロ・アマでの一流選手、ドラフト1位指名選手を多く輩出している。

しかし、2年ぶり9回目の夏甲子園出場だった2008年第90回全国高等学校野球選手権記念大会の開幕前日に、1年生部員が強制わいせつ容疑で逮捕されてしまう。ただし、関与していない他の部員は出場は認められた[6]ものの、初戦で金沢高校に1-6で敗退。その後、福田監督や野球部長らは不祥事発覚の責任を取り、辞任する事となる(のち復帰)。それ以降は約6年間、春夏通じて甲子園出場からは遠ざかっていた。

近年では、2014年春の第86回選抜高等学校野球大会に7年ぶり4回目の出場を果たし、ベスト8進出。また2016年春の第88回選抜高等学校野球大会にも2年ぶり5回目の出場となった(初戦敗退)。

中学校入学試験[編集]

中学校入学試験は推薦入試・学力検査入試・適性検査入試がある。

推薦入試は嘆願者のみで作文と本人・保護者面接、学力検査入試は国語・算数2科目の筆記試験と本人面接、適性検査入試は適性検査と本人面接である[7]

著名な出身者[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

関連項目[編集]