桜東バス

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桜東バス車両(佐原駅

桜東バス(おうとうバス)は、茨城県稲敷市で運行されるコミュニティバスの一種である。運行事業者は晃進物流株式会社である。名称は旧桜川村、旧東村のそれぞれの頭文字、に由来する。

概要[編集]

江戸崎駅

ジェイアールバス関東の路線廃止に伴い公共交通機関を確保する目的で運行されている。同社から引き継いだ広域かつ線的な路線と対キロ区間制ながら低廉な運賃が最大の特徴である。他社バスとの接続により広大な鉄道空白地帯である同市と周辺のバス網の一翼を担う。

現在ではコミュニティバスの定義に当てはまる存在ではあるが、開設当時の位置付け(廃止代替バス、旧21条バス)や後に「稲敷市コミュニティバス」が誕生したこともあって市や運行事業者ではコミュニティバスとは案内しない。

晃進物流は稲敷市伊佐部1763に本社を置く貨物自動車業者であり、桜東バスの運行を受託するためにバス事業に参入した。バス営業所は稲敷市幸田1350-1にある。稲敷市の新規参入事業者には他にブルーバスがある。

沿革[編集]

  • 1995年10月1日 - ジェイアールバス関東十余島線(常陸幸田 - 橋向 - 東役場前 他)の廃止に伴い、「西小学校 - 十余島 - 西代」、「神宮寺 - 甘田 - 西代」の運行を開始。
  • 2000年10月1日
    • ジェイアールバス関東霞ヶ浦線(常陸幸田 - 佐原)の廃止に伴い同路線の運行を開始。
    • 十余島線「神宮寺 - 甘田 - 西代」廃止。
  • 2002年4月1日 - ジェイアールバス関東「江戸崎 - 浦向 - 幸田 - 阿波 - 江戸崎」の廃止に伴い、「江戸崎 - 浦向 - 幸田」及び「江戸崎 - 阿波 - 幸田」が代替路線として運行を開始。
  • 2011年 - 「江戸崎 - 角崎」運行開始。
  • 2014年6月1日 - 佐原・江戸崎線(阿波経由)が一部変更。「光葉中央」「図書館・歴史館」バス停を新設。
    • 一部ダイヤが「光葉中央」を経由(全日)
    • 一部ダイヤが「市立図書館・歴史民俗資料館」を経由(土日のみ)

現行路線[編集]

佐原線[編集]

  • 佐原駅 - 幸田車庫 - 浦向 - 江戸崎
  • 佐原駅 - 幸田車庫 - 阿波 - 江戸崎
  • 佐原駅 - 幸田車庫 - 光葉中央
  • 佐原駅 - 幸田車庫

江戸崎市街から東(あずま)地区を経て利根川対岸の千葉県香取市佐原市街・佐原駅を結ぶ。沿線にはショッピングセンター「アピタ・パルナ」がある。

全線直通は佐原行き全5便、江戸崎行き全3便のみ。ジェイアールバス関東霞ヶ浦本線との乗り継ぎにより、土浦・佐原間を1時間43分(第2便の場合)[1]、運賃合計1150円[2]で結び、少ない便数ながらも鉄道短絡の役割を維持している。

また、上西代停留所は関鉄グリーンバスの東京方面高速バス「あそう号」の停留所と同じ場所にある。

十余島線[編集]

  • 西代 - 東庁舎前 - 常陸幸田 - 西小学校前
  • 西代 - 東庁舎前 - 常陸幸田

3つの小学校と諸集落、「アピタ・パルナ」をつなぐ。佐原方面とは西代ないし東小学校前で接続する。

また、上西代停留所は関鉄グリーンバスの東京方面高速バス「あそう号」の停留所と同じ場所にある。

角崎線[編集]

  • 新利根地区センター - 角崎坂下 - 江戸崎 - 吹上
  • 新利根総合運動公園 - 角崎坂下 - 江戸崎 - 江戸崎総合高校
  • 角崎坂下 - 江戸崎 - 江戸崎総合高校

江戸崎市街と新利根地区角崎(すみざき)を結ぶ。一部便は角崎坂下で関東鉄道の路線バス竜ヶ崎駅方面と接続する。

角崎坂下停留所付近には2015年11月15日まで成田空港方面「NATT'S」の新利根停留所があった。「しんとねCOM」というショッピングセンターもあったが閉店となり、跡地に仮称「新利根SC」が2019年11月29日に開業する予定。

脚注[編集]

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  1. ^ 鉄道の場合約2時間
  2. ^ 鉄道の場合1660円

関連項目[編集]