植田和男

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植田 和男
生誕 (1951-09-20) 1951年9月20日(67歳)
静岡県牧之原市相良区
国籍 日本の旗 日本
研究機関 (機関)東京大学
研究分野 マクロ経済学金融論
母校 東京大学
マサチューセッツ工科大学Ph.D.
博士課程
指導教員
スタンレー・フィッシャー
受賞 第5回サントリー学芸賞
第26回日経・経済図書文化賞
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植田 和男(うえだ かずお、1951年9月20日 - )は、日本経済学者。専門はマクロ経済学金融論東京大学名誉教授日本銀行政策委員会審議委員、東京大学大学院経済学研究科長などを歴任。静岡県出身。

人物[編集]

長きに渡り東京大学で教鞭を執った一方で、政策当局への所属経験も多い。1985年1987年には大蔵省財政金融研究所主任研究官を務める。1998年には日本銀行政策委員会審議委員に就任し、政策委員会の理論的支柱としてゼロ金利政策量的緩和政策の導入に立ち会った。妻は日本女子大学教授の植田敬子。[1]

略歴[編集]

学歴[編集]

教職[編集]

学外における役職[編集]

  • 1985年 - 1987年 大蔵省財政金融研究所主任研究官
  • 1998年 - 2005年 日本銀行政策委員会審議委員
  • 2005年 - サントリー学芸賞政治・経済部門選考委員
  • 2008年 - 日本政策投資銀行社外取締役
  • 2011年4月 - 2012年6月 日本経済学会会長

その他、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)運用委員長、日本銀行金融研究所特別顧問を務める。

受賞[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 国際マクロ経済学と日本経済 開放経済体系の理論と実証 東洋経済新報社, 1983
  • 戦後の経済変動と経常収支 大蔵省財政金融研究所, 1986
  • 国際収支不均衡下の金融政策 東洋経済新報社, 1992 ISBN 4492651578
  • ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する 日本経済新聞社, 2005 ISBN 4532351839
  • 大学4年間の金融学が10時間でざっと学べる 中経出版, 2017

共著[編集]

  • 円・ドルレート:1973-1985 吉田康 大蔵省財政金融研究所, 1986
  • 企業間株式持合の経済的影響の分析 東京大学, 1990
  • 金融・入門 三日間の経済学 翁邦雄 JICC出版局, 1991 ISBN 4796601449
  • 戦後日本の資金配分 産業政策と民間銀行 岡崎哲二, 奥野正寛ほか 東京大学出版会, 2002 ISBN 4130401866
  • PFIの資金調達 プロジェクトファイナンス実例研究 金融機関と民間事業者が明かすノウハウ 日刊建設工業新聞社編集局 日刊建設工業新聞社, 2006 ISBN 4782406045

編著[編集]

  • パースペクティブ日本経済 円高シフトの構造と方向 伊藤元重, 竹中平蔵共編 筑摩書房, 1988 ISBN 4480854460
  • 90年代の国際金融 深尾光洋共編 日本経済新聞社, 1991 ISBN 4532130115
  • 変革期の金融システム 貝塚啓明共編 東京大学出版会, 1994 ISBN 4130401416
  • 金融空洞化の経済分析 深尾光洋ほか共編 日本経済新聞社, 1996 ISBN 453213109X
  • 日本経済事典 伊藤元重, 小峰隆夫, 猪木武徳, 加護野忠男, 樋口美雄共編 日本経済新聞社, 1996 ISBN 4532145007
  • 世界金融・経済危機の全貌 原因・波及・政策対応 慶應義塾大学出版会, 2010 ISBN 9784766417753

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ (人間発見)東京大学教授 植田和男さん 理論と政策を行き来する(4)- (日本経済新聞)2011年10月20日