榎本俊二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
榎本 俊二
生誕 (1968-12-10) 1968年12月10日(50歳)
日本の旗 日本神奈川県藤沢市
職業 漫画家
代表作GOLDEN LUCKY
えの素
受賞ビッグコミックスピリッツ」第3回相原賞特別賞
月刊アフタヌーン四季賞1989年秋・佳作
公式サイト 榎本俊二 Enomoto Shunji(@hecky_mitsuo)公式Twitter
テンプレートを表示

榎本 俊二(えのもと しゅんじ、1968年12月10日[1] - )は、日本漫画家。配偶者は同じく漫画家の耕野裕子。2010年4月から広島県三次市在住[2][3][4]

人物[編集]

神奈川県藤沢市生まれ[1]藤沢市立御所見中学校神奈川県立藤沢西高等学校日本映画学校(現・日本映画大学)卒業。[1]

日本映画学校在学中に「ビッグコミックスピリッツ」で第3回相原賞特別賞(ゴッホ記念財団(嘘)賞:賞品はひまわりのタネ)を受賞。その後「月刊アフタヌーン」(講談社)の四季賞(1989年秋の佳作)に『Golden Lucky』が入賞し[1][5]、応募作が同社の「週刊モーニング」に掲載され漫画家としてデビュー[1]。漫画家を目指したきっかけは協調性がないことに気づいたから。代表作は『GOLDEN LUCKY』『えの素』など。

2010年に東京から三次市に移住したのは、妻の実家があること、妻が1人っ子であること、子供を育てるのに自然が多いところが良いと思ったことから[6]

講談社 月刊アフタヌーンで『アンダー3』、ミシマ社 ちゃぶ台にて『ギャグ漫画家山陰移住ストーリー』を連載中。

作品の特徴[編集]

シュールギャグ。エロと下品を身上とし、不条理かつスピード感溢れるギャグで一部のファンから絶大な支持を得ている。精神科医斎藤環は、「最盛期の赤塚不二夫よりも空虚であり、エログロの抽象化という点においては、山上たつひこをも凌駕する」と評した[7]。また『榎本俊二のカリスマ育児』などのエッセイマンガは、独特のとぼけた味わいの中にほのぼのとした雰囲気を感じさせる。

作品、掲載情報[編集]

単行本[編集]

  • GOLDEN LUCKY」(1990年10月-1996年5月、講談社) - 全10巻
    • 「GOLDEN LUCKY 完全版」(2002年4月-2002年8月、太田出版) - 全3巻
  • 「反逆ののろし」(1995年1月、双葉社) - 全1巻
  • えの素」(1997年11月-2003年10月、講談社) - 全9巻
    • 「えの素 完全版」(2008年6月-8月、講談社) - 全3巻
  • 「enotic」(1998年9月、双葉社) - 全1巻
  • 「しりももSHAKE!」(2002年3月、講談社) - 全1巻
  • 映画でにぎりっ屁!」(2004年1月、講談社) - 全1巻
  • えの素トリビュート」(2006年10月、講談社) - 全1巻
  • 榎本俊二のカリスマ育児」(2007年1月、秋田書店) - 既刊2巻、もっと!(秋田書店)連載中
  • ムーたち」(2006年12月-2007年10月、講談社) - 全2巻
  • 思ってたよりフツーですね」(2009年8月-、角川書店) - 既刊3巻、本の旅人(角川書店)連載中
  • 「斬り介とジョニー四百九十九人斬り」(2010年12月、講談社) - 全1巻
  • 「ジロバッグ」(2011年1月、河出書房新社) - 全1巻
  • 「火事場のバカIQ」(2013年1月、小学館) - 全3巻、最終巻(3巻)に描き下ろし48ページ3話分を収録

アンソロジー[編集]

  • しあわせ出産!(共著:耕野裕子ほか、2009年11月30日初版発行、秋田書店) ISBN 978-4-253-10719-8
    • 「カリスマ出産」を収録。

読切作品[編集]

  • 涙の権三(モーニングオープン増刊、講談社、1994年11月21日1995年1月6日号) - 単行本「GOLDEN LUCKY」10巻に併録の野球漫画。
  • ジャッキグー
  • 斬り介とジョニー四百九十九人斬り(2010年、月刊アフタヌーン、講談社) - 2010年7月号に掲載。読み切り。
  • MAGNITUNING(2010年、漫画BOX AMASIA、講談社)
  • 宙の外(2010年、原作:奈須きのこ、漫画BOX AMASIA、講談社)

イラスト[編集]

対談[編集]

  • 「テンガイの酒とマンガで日々是好日」(収録:エッチェ・ボンボ、シードホール編『Dramatrix '91』演劇ぶっく社、1991年) - 少年王者舘主宰の天野天街と。 ISBN 978-4-7952-4806-9
  • 「暗黒の笑いを解読する」(収録:吉本ばなな『ばななのばなな』メタローグ、1994年) - 吉本ばななと。 ISBN 978-4-8398-0011-6
  • 「小林賢太郎×榎本俊二」(収録:ラーメンズ『ラーメンズつくるひと 凸』太田出版、2002年) - ラーメンズ小林賢太郎と。 ISBN 978-4-87233-685-6
  • 「アベカズシゲの野望2004」(収録:阿部和重『阿部和重対談集』講談社、2005年) - 阿部和重および相川博昭と。 ISBN 978-4-06-211185-0
  • 「3/16事件」(収録:『漫画BOX AMASIA講談社、2010年) - 奈須きのこと。 ISBN 978-4-06-364826-3
  • 「榎本俊二×西島大介/東京から遠く離れて」(収録:インディーズ雑誌『なんとなく、クリティック 2』、2014年) - 西島大介と。 ISBN 978-4-9906933-1-2

その他[編集]

  • イヤミの包囲網(2010年-、月刊アフタヌーン、講談社) - 2010年5月号から連載中。コラム+イラスト+脚注。
  • 『脳の中の「わたし」』(坂井克之著、講談社、2009年) - イラストを担当。 ISBN 978-4-06-215882-4
  • 萬Z。Best(萬Z(量産型)&manzo、2009年) - CDジャケットイラスト。

紙媒体以外のメディア出演[編集]

テレビ
ラジオ

受賞歴[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b c d e 電ファミニコゲーマー【榎本俊二4コマ】キラーソフトの脱衣麻雀をクロスプレイしたら神ゲーのステータスがコンティニューした…不条理4コマ巨匠が現代ゲーム用語を漫画化!【現代ゲーム用語大全】”. DWANGO. 2019年3月12日閲覧。
  2. ^ ちゃぶ台Vol.4発刊記念イベント「漫画家と編集者が見る!」榎本俊二・三島邦弘トークショー│HIROSHIMA T-SITE”. Culture Convenience Club (2018年). 2019年3月12日閲覧。
  3. ^ ユニコーンがやってきた!│おひるーなブログ│おひるーな│RCC - RCCラジオ”. 中国放送. 2019年3月15日閲覧。
  4. ^ Canvas 公式Facebook”. 中国放送 (2019年3月13日). 2019年3月15日閲覧。
  5. ^ 榎本俊二 - コミックナタリー”. ナターシャ. 2019年3月15日閲覧。
  6. ^ TJ Hiroshima 2019年3月号 p100. 2019年3月16日閲覧。
  7. ^ 『フレーム憑き』斎藤環、青土社、2004年、p310。(ISBN 978-4791761180)