樋口和貞
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樋口 和貞 Kazusada Higuchi | |
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プロフィール | |
リングネーム | 樋口 和貞 |
身長 | 185cm |
体重 | 113kg |
誕生日 | 1988年10月24日(32歳) |
出身地 | 北海道紋別市 |
所属 | DDTプロレスリング |
スポーツ歴 |
大相撲 柔道 |
デビュー | 2014年11月28日 |
樋口 和貞(ひぐち かずさだ、1988年10月24日 - )は、日本の男性プロレスラー、元大相撲力士。DDTプロレスリング所属。北海道紋別市出身。
経歴[編集]
北海道紋別北高等学校では柔道部の主将を務める。高校の全道大会にて個人・団体とも3位入賞したところ、8代八角(元横綱・北勝海)にスカウトされ角界入り[1]。一方、大相撲引退後の報道によると、元々プロレスラーになるための下積みとして一旦大相撲に入門したという[2]。
- 2007年
- 2009年
- 2014年
- 1月場所を全休場の後、力士を引退[3]。その後、DDTの練習生となる。
- DDTが新たに立ち上げるプロジェクト「DDT NEW ATTITUDE」(DNA)の旗揚げメンバーとしてデビューすることになり、11月28日、北沢タウンホールで行われた旗揚げ戦での梅田公太戦に勝利。更にメインで行われたタッグマッチでも、先輩の勝俣瞬馬から轟天で直接勝利。
- 2015年
- 1月12日、DDT大阪大会の第0試合で中津良太とシングルマッチ。10分ドロー決着となるも白熱の試合となり、第0試合ながら高木三四郎の推薦でサムライTVでの同大会の中継にて放送されることとなる。
- 2月5日、DNA北沢タウンホール大会にて中津とのシングルリマッチ。21分を超える試合となり、轟天で勝利を収める。
- 4月29日、試合が組まれていなかった伊橋剛太に指名されキング・オブ・ダーク王座の挑戦者となる。これがデビュー後初のタイトル挑戦だった。GMは試合を終えたばかりだからと樋口との防衛戦は拒否したが「兄弟子の言うことは絶対なので」と樋口は挑戦することを承認。試合が始まるとビッグブーツと一度はバランスを崩し失敗したがカナディアンバックブリーカーと轟天からの雲竜型体固めで52秒であっさりと伊橋から直接勝利した。
- 5月24日、札幌大会でいつでもどこでも挑戦権を行使してHARASHIMAの持つKO-D無差別級王座に挑戦も敗北。デビュー以来初の直接の負けとなった。
- 6月6日より開催された「KING OF DDTトーナメント2015」にて、初戦で松永智充、2回戦で入江茂弘を破りベスト4まで駒を進めるも、準決勝での坂口征夫のコブラクラッチで絞め落とされ敗退。
- 2016年
- 10月、DNAのシングルマッチリーグ戦「DNA-Grand Prix」に参加。決勝まで残ったが、マイク・ベイリーに敗れ準優勝。優勝者に送られた副賞「ニューヨークへの片道航空券」をベイリーから譲渡される。
- 2017年
- 5月10日、DNA初の後楽園ホール大会にてベイリーとのリマッチに勝利。高木三四郎大社長よりDNA卒業及びDDT所属となることを言い渡されるも、7月4日のDNA後楽園までDNA所属を希望し卒業試合を組ませてもらうことになった[4]。
- 2019年
- 9月の試合で右膝靭帯を負傷して年末までの欠場を余儀なくされた。これを機に、トレーニングやそれまで1食6合食べていた米を1合に減らすなどの食生活の改善により肉体改造を図った。結果、筋力はアップし、元々、自信のあったスタミナが倍増した[2]。
得意技[編集]
フィニッシュ・ホールド[編集]
- 轟天(ごうてん)
- カナディアン・バックブリーカーからの喉輪落とし。主なフィニッシャー。
- 技名は特撮映画「海底軍艦」に登場する轟天号に由来。
- カナディアンバックブリーカー
- 変型カナディアンバックブリーカー
- カナディアンバックブリーカーの体勢から、首と片足を取り締め上げる。
- ドクターボム
- abemaTVによる実況では「ハイアングル・ドクターボム」と呼称される。
投げ技[編集]
- ブレーンバスター
- 雪崩式ブレーンバスター
- バックドロップ
- ジャーマンスープレックス
- シットダウンノド輪落とし
- 雪崩式でも使用される
- オクラホマスタンピード
打撃技[編集]
- エルボー
- エルボー・スタンプ
- バックエルボー
- 逆水平チョップ
- チョップ・スマッシュ
- 張り手
- 顔面へ大きく振りかぶって見舞う。左右の腕で交互に数発連発し、続けてラリアットを敢行するパターンもある。
- 突っ張り
- 相撲の経験を生かした強烈さが持ち味。ビンタ気味に繰り出すタイプでは一撃でグロッキー状態にすることも珍しくない。
- ラリアット
- ぶちかまし
- 正面から頭部、または肩口から相手に突っ込む。樋口の場合、さらに両手で相手を押し出すことで思い切り吹き飛ばす。
その他得意技[編集]
- アルゼンチンバックブリーカー
- ブレーンクロー
- ダイビング・ボディプレス
- 拷問式フェースロック
- ジャパニーズレッグロールクラッチ
タイトル歴[編集]
- その他
人物・エピソード[編集]
- 力士時代の生涯戦歴は140勝128敗12休、最高位は幕下45枚目[3]。
- 先輩レスラーのことを兄弟子と呼んでいる。
- 過去に1日5試合もプロレスの試合をこなしたことがあり、ダブルヘッダーは朝飯前[2]。
入場曲[編集]
- 『ゴジラvsメカゴジラ』 メインタイトル/ 伊福部昭
- 若獣の咆哮~樋口和貞メインテーマ~(現在使用中、オリジナル)
メディア出演[編集]
舞台[編集]
- 2.5次元プロレス『夢幻大戦』(2017年11月27日、新宿FACE) - ザ・グレート・ベンケー 役
映画[編集]
- LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2019年、監督:宅間孝行)
テレビドラマ[編集]
- 時効警察はじめました 第6話(2019年11月22日、テレビ朝日)‐ 気合プロレスのヒールレスラー 役[5]
脚注[編集]
- ^ a b c “樋口和貞さん「北道山」に改名〜「心機一転、上を目指します」”. 北海民友新聞 (2009年3月8日). 2014年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月30日閲覧。
- ^ a b c 米6合が1合に激減 相撲出身レスラーが減量と食事改善で頂点へ王手 ENCOUNT 2020.08.18(2020年8月20日閲覧)
- ^ a b c d “北道山 和貞 力士情報”. 相撲レファレンス. 2015年3月17日閲覧。
- ^ “【FIGHTING GIG DNA EP.33~Kill the King~のまとめ】聖地初進出! 樋口がベイリーにリベンジ! 試合後、高木大社長が樋口の卒業→DDT所属を発表! エス・ピー広告運営&佐々木敦規さんプロデュース体制最後の7・4後楽園で卒業試合!/上野が高校同級生でKO-D無差別級王者の竹下を相手に大健闘!「いつか勝ちたいし、絶対超えたい」(上野)「勇希とこのベルトをかけて試合をする日っていうのは絶対来る」(竹下)/鈴木、次回は4番勝負を一気にまとめて1試合で4人と対戦!/いつどこを島谷から奪取した吉村は「今のチャンピオンには借りが山ほどある」” (2017年5月11日). 2017年6月2日閲覧。
- ^ “時効警察はじめました:第6話 寺島しのぶ&柳葉敏郎、人気プロレスラーがゲスト出演 プロレスラーがリング上で息絶える” (日本語). MANTANWEB(まんたんウェブ) (2019年11月22日). 2019年11月29日閲覧。
外部リンク[編集]
- 樋口和貞 | DDT Official Web 公式プロフィール
- 樋口和貞 (@kazusada185cm) - Twitter
- 樋口和貞(DDTプロレスリング)オフィシャルブログ
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