樺太西線

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樺太西線(からふとさいせん)とは、樺太本斗郡本斗町本斗駅から泊居郡久春内村久春内駅 (170.1km) までと、樺太本斗郡本斗町の本斗駅から浜本斗駅 (1.3km) と、樺太真岡郡真岡町真岡駅から浜真岡駅 (1.8km) の2つの貨物線から成る、かつて鉄道省が運営していた鉄道路線である。

路線データ[編集]

歴史[編集]

駅一覧[編集]

旅客線[編集]

駅名 営業キロ 接続路線 所在地
本斗駅 0.0 南樺太炭鉱鉄道 樺太 本斗郡 本斗町
遠節駅 4.3  
南阿幸駅 10.1  
阿幸駅 11.3  
南麻内駅 15.3  
麻内駅 16.4  
知根平駅 21.4  
多蘭泊駅 25.4   真岡郡 広地村
姉内駅 28.9  
大穂泊駅 31.0  
広地駅 34.6  
明牛駅 39.9  
湯ノ沢駅 40.9   真岡町
手井駅 44.2 運輸通信省豊真線
真岡駅 47.3  
中真岡駅 48.5  
北真岡駅 50.2  
宇遠泊駅 52.4  
幌泊駅 55.9   蘭泊村
本古丹駅 57.7  
楽磨駅 60.0  
南蘭泊駅 61.4  
蘭泊駅 62.7  
藻白帆駅 66.5  
羽母舞駅 73.5  
小能登呂駅 79.6   小能登呂村
仁多須駅 84.1  
登富津駅 89.8  
野田駅 94.9   野田町
杖遠駅 98.0  
久良志駅 100.2  
小岬駅 110.2  
鵜巣駅 119.0  
追手駅 121.2   泊居郡 泊居町
杜門駅 128.8  
泊居駅 137.2 王子泊居軌道
苫虫駅 147.9   名寄村
樺太名寄駅 158.0  
上久春内駅 168.4 真久線(ソ連編入後に開通) 久春内村
久春内駅 170.1  

※ 括弧書きは、1945年までに廃止されていた駅。

貨物支線[編集]

駅名 営業キロ 接続路線 所在地
本斗駅 0.0   樺太
本斗郡
本斗町
浜本斗駅 1.3  
駅名 営業キロ 接続路線 所在地
真岡駅 0.0   樺太
真岡郡
真岡町
浜真岡駅 1.8  

未開通区間[編集]

  • 久春内駅 - 珍内 - 恵須取 - 藻糸音間 (157.2km)

未開通区間のうち、久春内 - 珍内間 (50.4km)と珍内 - 中倉庫間 (18.2km)、上恵須取 - 恵須取間(22km)、恵須取 - 塔路 - 藻糸音間 (13.2km) での路盤工事がほぼ完成し、一部区間でのレールの敷設も進んでいた。

貨物輸送[編集]

沿線には、真岡(樺太工業)、野田(王子製紙)、泊居(樺太工業)といった大規模な製紙工場が複数存在したため、パルプ原料となる木材の鉄道輸送が盛んに行われていた[3]

脚注[編集]

  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在
  2. ^ a b 日本鉄道旅行地図帳 満洲・樺太(今尾恵介原武史 監修 新潮社 2009年)p.67
  3. ^ 樺太林業史編集会 『樺太林業史』 p54 1960年 農林出版株式会社

関連項目[編集]