機密 (キリスト教)

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機密(きみつ)とは、キリスト教、日本の正教会でのμυστήριον(ミスティリオン)[1]の訳語。「謎」と同時に「謎の解き明かし」の意味も持つ語。神による見えざる神秘的な恵みを、見えるものを通して自身の心体に享ける奉神礼を意味する。信徒として生きることそのものに機密的あり方を見出し、人生全体を神との交わりのうちに走りきることが一番大事な機密的なことである。通例、単に「機密」と言った場合は以下の七つの機密を指す。

カトリック教会での秘跡に相当するが、正教会において当初、カトリック教会の影響もあって機密を7つに選定する際には、埋葬式や修道誓願を機密に含めるよう主張した修道士も存在した事が教会に於いてしばしば言及されることにも見られる通り、機密を7つに限定して捉える事に正教会では強い意義を見出していない。

七件機密(七つの機密)

啓蒙者(洗礼志願の未信徒)がまとめて享けるもの

信徒が受けるもの

脚注

  1. ^ 本項は現代のギリシャ正教会にも関わる記事であるため、現代ギリシャ語読みを採用する。

関連資料

  • A.シュメーマン/松島雄一神父訳「世のいのちのために」新教出版社
  • 全国宣教委員会編「正教会の手引」日本ハリストス正教会教団

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