櫻井周斗

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櫻井 周斗
横浜DeNAベイスターズ #41
20190420 Shuto Sakurai player of baystars at Yokosuka stadium.jpg
2019年4月20日 横須賀スタジアムにて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 埼玉県所沢市
生年月日 (1999-06-25) 1999年6月25日(21歳)
身長
体重
178 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2017年 ドラフト5位
初出場 2019年6月7日
年俸 820万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

櫻井 周斗(さくらい しゅうと、1999年6月25日)は、埼玉県所沢市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

2人の実兄の影響で、所沢リトルライオンズで軟式野球をスタート。当初は投手一本で、チーム内に同級生が居なかったことから、小学4年時に所沢ニュータウンヤンキースへ移った。小学校6年時のNPB12球団ジュニアトーナメントで、ヤクルトスワローズのジュニアチームに選ばれたが、左肘を故障したため実際には出場しなかった。

中学校への入学と同時に、新座シニアに入団。途中で左肘を再び故障したため、野手に転向する。3年時に参加したリトルシニア関東選抜では、投手としての素質に目を付けた関東選抜監督(海老名リトルシニア監督)の方針で、投手として東京ドームの日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場。前述したブランクがあったにもかかわらず、ストレートで最速135km/hを記録した。

シニア出身の先輩がいた縁で進学した日本大学第三高等学校[2]では、1年秋から右翼手としてレギュラーで出場[3]。2年夏の選手権西東京大会では、打者として5割以上の打率を記録した。しかし、チームの投手陣に故障者が相次いだため、投手に急遽復帰[2]。1学年先輩の坂倉将吾とバッテリーを組んだが、準決勝で敗退した。

2年秋の秋季東京都高等学校野球大会で、岡部仁とのダブルエースとして決勝に進出。早稲田実業高校との決勝で先発を任されると、清宮幸太郎から5打席連続で三振を奪った。チームは6 - 8というスコアで敗れたものの、清宮から全打席で三振を奪ったことで、「清宮キラー」として一躍脚光を浴びるようになった[4]

3年時には、第89回選抜高等学校野球大会に出場すると、初戦で履正社高等学校と対戦。安田尚憲から3打席連続三振を奪いながら、8回途中5失点という内容で、チームは5対12で敗退した[4]。春季東京都大会の決勝で早稲田実業高校との再戦が実現したが、夏の選手権西東京大会での対戦を見越した監督の小倉全由の方針で野手として出場。9回に本塁打を放つなど活躍したが、高校野球の試合では珍しく22時を越えるほどの大熱戦を展開した末に、17 - 18というスコアで惜敗した。「早稲田実業を決勝での打倒」「小倉監督の下での優勝」を目標[5]に臨んだ夏の選手権西東京大会では、5回戦まで勝ち上がったが、準々決勝で東海大菅生高校に0-5というスコアで敗戦した。9月にカナダで開催された2017 WBSC U-18ワールドカップには、日本代表の一員として出場。外野手指名打者を中心に起用され、3番に清宮、4番に安田、6番に中村奨成が並んだ強力打線の5番打者として3割以上の打率を残し、チームの銅メダル獲得に貢献した[6]。ワールドカップの終了後にプロ志望届を提出し[7]秋のNPBドラフト会議では、投手として横浜DeNAベイスターズから5巡目で指名[8]。契約金3,000万円、年俸550万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は、自身と同じ左投手の大原慎司がこの年に現役を引退するまで着用していた41。指名後の挨拶で投手として勝負することを志願し[9]、入団後は投手として登録された。

DeNA時代[編集]

2018年には、春季キャンプを二軍でスタートさせたが、練習試合で好投したことを受け、オープン戦開幕日の2月24日から一軍へ合流。同日の対読売ジャイアンツ戦(沖縄セルラースタジアム那覇)6回表から救援で登板すると、1イニングを無安打無失点に抑え、勝利投手になった。高校から直接NPBの球団に入った新人投手がオープン戦で初登板・初勝利を記録したのは、2000年河内貴哉以来18年振りで、チーム開幕戦での記録は1990年宮地克彦以来28年振り。DeNAの高卒新人投手によるオープン戦の勝利は、大洋時代に石井忠徳(石井琢朗)が1989年3月25日の対西武戦で記録して以来29年振りであった[11]。その後も登板した全5試合を無失点に抑え、北海道日本ハムファイターズへ入団した清宮とのプロ初対戦で三振(通算6打席連続三振)を奪うなど好投を続けたが、開幕直前に二軍降格[12]。チームの高卒新人投手としては石井以来となる開幕一軍入りを逃すと[12]、レギュラーシーズン中は二軍生活に終始した。イースタン・リーグの公式戦では、先発を中心に18試合に登板し、2勝3敗をマーク。1試合で完投を記録したが、防御率は7.03だった。シーズン終了後は、10月にコロンビアで開催された2018 WBSC U-23ワールドカップに日本代表の一員として出場し、3試合に登板。いずれの試合でも無失点に抑える好投で、チームの準優勝に貢献した。

2019年には、6月7日の対埼玉西武ライオンズ戦(横浜スタジアム)で、救援投手として一軍公式戦デビュー[13]。以降も12試合に中継ぎで登板した。阿部慎之助の引退試合として催された9月27日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)で、一軍公式戦に初先発。2イニングの登板ながら、巨人上位打線を無安打無得点に抑えた[14]

選手としての特徴・人物[編集]

最速150km/hのストレート[15]と、清宮から5打席連続三振を奪った切れ味の鋭い縦方向のスライダーが武器[16] 。高校時代からスライダーへの評価が高く[6]、清宮と同じ左の強打者である安田も3打席連続三振と苦戦した[4]。他の変化球を実戦で投げられなかったことから、DeNAへの入団を機に、2種類のチェンジアップを1ヶ月半で習得[11]。入団1年目の実戦登板で制球が定まらなかったため、投球フォームの改善に取り組んだところ、2年目の2019年シーズン序盤から制球力や球速が一気に向上している[17]

高校時代には、対外試合で通算32本塁打を放つなど、打者としても非凡なセンスを発揮。前述した2017 WBSC U-18ワールドカップでは、打率.333、5打点という成績を残した[6]。このような実績から「二刀流」での活躍も期待されていたが、本人の意向から、DeNAへの入団後は投手に専念している。

かねてから卓球日本代表の平野美宇ファンを公言している[18]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2019 DeNA 14 1 0 0 0 0 0 0 1 ---- 74 16.2 17 1 10 0 1 17 1 0 9 9 4.86 1.62
NPB:1年 14 1 0 0 0 0 0 0 1 ---- 74 16.2 17 1 10 0 1 17 1 0 9 9 4.86 1.62
  • 2019年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 41 (2018年 - )

代表歴[編集]

登場曲[編集]

脚注[編集]

  1. ^ DeNA - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2019年10月20日閲覧。
  2. ^ a b 櫻井周斗インタビュー”. 高校野球ドットコム. 2017年12月20日閲覧。
  3. ^ 櫻井周斗(横浜DeNAベイスターズ) - 週刊ベースボールONLINE”. 週刊ベースボールONLINE. 2018年2月2日閲覧。
  4. ^ a b c 清宮に続き、安田に対しても3打席連続三振。日大三・櫻井周斗が初戦敗退でも得た自信”. web Sportiva. 2018年2月2日閲覧。
  5. ^ 日大三高 監督・小倉全由と選手たちの熱き戦い”. TBSバース デイ. 2017年12月20日閲覧。
  6. ^ a b c “日大三・桜井周斗プロ志望 デカプリオ金成は社会人”. 日刊スポーツ. (2017年9月13日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201709130000003.html 2018年2月2日閲覧。 
  7. ^ “U18日大三・桜井らプロ志望届、清宮は22日会見”. 日刊スポーツ. (2017年9月21日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201709130000003.html 2018年3月5日閲覧。 
  8. ^ 2017年 プロ野球ドラフト会議”. 日本プロ野球機構. 2017年12月20日閲覧。
  9. ^ “DeNA・D5桜井、投手起用を志願!清宮には「絶対負けない」 - SANSPO.COM”. サンケイスポーツ. (2017年11月8日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20171108/den17110805010001-n1.html 2018年2月2日閲覧。 
  10. ^ 平成29年 東京都高等学校野球大会(兼関東地区高等学校野球大会出場校決定戦)早稲田実vs日大三 決勝戦
  11. ^ a b “清宮の天敵DeNA桜井、石井琢朗以来の開幕白星”. 日刊スポーツ. (2018年2月25日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201802250000123.html 2018年2月26日閲覧。 
  12. ^ a b “DeNA桜井周斗が二軍降格、開幕一軍は絶望的に”. 日刊スポーツ. (2018年3月24日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201803240000892.html 2018年4月2日閲覧。 
  13. ^ 清宮キラーDeNA桜井が山川を三振斬りデビュー”. nikkansports.com. 日刊スポーツ. 2019年6月7日閲覧。
  14. ^ DeNA敗戦も先発桜井好投、伊藤裕季也3安打収穫”. nikkansports.com. 日刊スポーツ. 2019年9月29日閲覧。
  15. ^ DeNA2年目左腕・櫻井周斗の成長を促す圧倒的な“吸収力” 「毎日が勉強」”. Full-count. 2019年8月15日閲覧。
  16. ^ 櫻井周斗(横浜DeNAベイスターズ)”. 週刊ベースボール. 2019年8月8日閲覧。
  17. ^ 清宮キラー、DeNAで2年目の覚醒。櫻井周斗を変えた大家コーチの一言。(3)(『Number Web2019年7月21日付記事)
  18. ^ Twitterプロフィールより

関連項目[編集]