殿町 (川崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
殿町
キングスカイフロント(2017年撮影)
キングスカイフロント(2017年撮影)
殿町の位置(神奈川県内)
殿町
殿町
殿町の位置
北緯35度32分19.4秒 東経139度44分57.8秒 / 北緯35.538722度 東経139.749389度 / 35.538722; 139.749389
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Kawasaki, Kanagawa.svg 川崎市
川崎区
面積
 • 合計 1.70km2
人口
2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 • 合計 4,093人
 • 密度 2,400/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
210-0821[3]
市外局番 044 (川崎MA)[4]
ナンバープレート 川崎

殿町(とのまち)は、神奈川県川崎市川崎区町名である。住居表示が実施され、現行行政地名は殿町一丁目から殿町三丁目[5]。面積は1,702,238.8m2[1]郵便番号は210-0821[3]

地理[編集]

川崎区の北東部、多摩川右岸の河口近くに位置する。北を多摩川、南を国道409号に挟まれた東西に長い町域を持ち、西が1丁目、東が3丁目となる。

1丁目の西端は産業道路(東京都道・神奈川県道6号東京大師横浜線)および首都高速神奈川1号横羽線に接し、首都高速の大師本線料金所および大師パーキングエリアの施設が町内に位置する。1・2丁目は住宅と商店、町工場が混在した地域で、国道沿いには飲食店も立地する。1丁目の国道沿いには1949年創立の川崎市立殿町小学校[6]、産業道路と国道が交差する大師河原交差点角にはラウンドワン川崎大師店がある。

3丁目は1938年操業開始のいすゞ自動車川崎工場が面積の大半を占めていたが、2004年までに藤沢工場と栃木工場に生産を移管。東側はヨドバシカメラに売却され、2005年にアッセンブリーセンター(配送センター)が開業した。西側は都市再生機構に売却。2010年より土地区画整理事業が開始し、2011年に実験動物中央研究所、2014年にジョンソン・エンド・ジョンソン東京サイエンスセンター、2017年に国立医薬品食品衛生研究所およびペプチドリームが進出するなど、ライフサイエンス部門の研究拠点として整備が進められている。このエリアは、2011年に「キングスカイフロント」と命名された[7]。東端の三愛石油跡地には、ANA殿町ビジネスセンターおよびケータリングセンターが開設された。3丁目の東端は多摩運河に接し、対岸の浮島町との間には浮島橋が架かる。

面積[編集]

面積は以下の通りである[1]

丁目 面積(km2
殿町一丁目 0.309
殿町二丁目 0.239
殿町三丁目 1.155
1.702

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
殿町一丁目 965世帯 1,921人
殿町二丁目 620世帯 1,241人
殿町三丁目 608世帯 931人
2,193世帯 4,093人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8][9]

丁目 番地 小学校 中学校
殿町一丁目 全域 川崎市立殿町小学校 川崎市立大師中学校
殿町二丁目 全域
殿町三丁目 全域

交通[編集]

1・2丁目は京急大師線産業道路駅小島新田駅が最寄りとなる。国道409号沿いに神奈川臨海鉄道浮島線、2・3丁目境の地下を南北に東海道貨物支線が通っているが、いずれも貨物専用である。

川崎駅・産業道路駅からはキングスカイフロントや浮島橋浮島バスターミナル方面への川崎鶴見臨港バスが町内を通り運行しているほか、横浜シティ・エア・ターミナルから国道409号の小島町・県営埋立地入口・大師河原・殿町小学校前を経由して江川一丁目への、京浜急行バスおよび臨港バスによる高速バスが運行されている。これは横浜から京浜工業地帯への通勤を目的としたもので、朝の江川一丁目行きと夕方の横浜行きのみ運行、日曜・祝日は運休となる[10]

街の南端を東西に貫く国道409号(浮島通り)の上部には二層高架構造で首都高速神奈川6号川崎線が通り、首都高速湾岸線浮島ジャンクション方面への殿町出入口が設けられている。殿町3丁目と、多摩川をはさんだ対岸の東京都大田区の東京国際空港の間には、長さ600mの橋を含む840mの都市計画道路、羽田連絡道路が2017年に事業着手した[11]

歴史[編集]

1965年昭和40年)に、川崎市大師河原から分かれて当初1・2丁目、1967年には1~3丁目が設けられた。1969年には、鈴木新田・羽田・大師河原・羽田漁師町の各一部を編入した[12]。2002年には川﨑殿町・大師河原地域が都市再生緊急整備地域に指定され、工場跡地の再開発が進められた。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)”. 川崎市 (2015年10月26日). 2018年2月15日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口”. 川崎市 (2018年1月25日). 2018年2月15日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月15日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月15日閲覧。
  5. ^ 区別町名一覧表(川崎区)”. 川崎市市民文化局市民生活部戸籍住民サービス課 (2016年2月16日). 2017年11月21日閲覧。
  6. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p1078
  7. ^ キングスカイフロントとは”. 川崎市臨海部国際戦略本部. 2017年11月21日閲覧。
  8. ^ 川崎市立小学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  9. ^ 川崎市立中学校の通学区域”. 川崎市 (2015年4月1日). 2018年2月15日閲覧。
  10. ^ 横浜浮島線”. 川崎鶴見臨港バス. 2017年11月21日閲覧。
  11. ^ “羽田空港と川崎市を結ぶ新しい橋の整備に着手します” (プレスリリース), 東京都建設局, (2017年1月24日), http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/01/24/03.html 2017年11月21日閲覧。 
  12. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p628

参考文献[編集]

  • 『県別マップル14 神奈川県道路地図』昭文社、2016年、7頁。ISBN 978-4-398-62683-7。
  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日、628,1078頁。