毎日映画コンクール

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毎日映画コンクール
受賞対象 作品、監督、脚本、俳優、スタッフ
開催日 毎年2月上旬
会場 ミューザ川崎シンフォニーホール
日本の旗 日本
授与者 毎日新聞社
スポーツニッポン新聞社
初回 1946年
最新回 2018年
最新受賞者万引き家族
公式サイト https://mainichi.jp/mfa/

毎日映画コンクール(まいにちえいがコンクール)は、1946年に創設された、毎日新聞社スポーツニッポン新聞社などが主催する映画の賞である。

概要[編集]

前年1月1日からその年の12月31日までに公開された全作品の中から、日本映画大賞をはじめ同優秀賞、個人賞(監督賞、脚本賞、男・女優主演賞、同助演賞、撮影賞、美術賞、音楽賞、録音賞、技術賞)、記録文化映画賞、アニメーション映画賞、スポニチグランプリ新人賞、大藤信郎賞田中絹代賞、日本映画ファン賞、外国映画ベストワン賞、外国映画ファン賞の各賞が選ばれる。対象作品は洋画邦画を問わない。

毎年2月上旬に授賞式が行われ、第65回は初めてtvk(テレビ神奈川)で授賞式の模様が生放送されたが、翌年(第66回)はオープニングセレモニーのみ生放送され、授賞式は後日録画放送される。

1982年までは毎日新聞社のみの主催だった[1]。毎日新聞社は当時、経営再建中で、単独の映画賞を持っていないフジサンケイグループが毎日映画コンクールを譲り受けたいと、岡田茂日本映画製作者連盟会長に相談に訪れた[1]。岡田は懇意にしていたスポーツニッポンの記者・脇田巧彦を東映本社に呼び「伝統ある毎コンが他社に渡っていいのか」と伝えた。脇田は驚き、すぐにスポーツニッポン新聞社社長の和田準一に報告。和田は毎日新聞東京本社代表・小池唯夫に掛け合い、毎日映画コンクールの授賞式とレセプションを盛大にする、スポニチも主催に入る、スポニチ新人賞を新設する、スポニチが応分の資金援助をするという改善策が決まり、1983年以降、毎日映画コンクールは毎日・スポニチの共催となった[1]

部門[編集]

作品部門[編集]

  • 日本映画大賞
  • 日本映画優秀賞
  • 外国映画ベストワン賞

俳優部門[編集]

  • 男優主演賞
  • 女優主演賞
  • 男優助演賞
  • 女優助演賞
  • スポニチグランプリ新人賞
  • 田中絹代賞

スタッフ部門[編集]

  • 監督賞
  • 脚本賞
  • 撮影賞
  • 美術賞
  • 音楽賞
  • 録音賞

ドキュメンタリー部門[編集]

  • ドキュメンタリー映画賞

アニメーション部門[編集]

TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞[編集]

  • 日本映画部門
  • 外国映画部門

特別賞[編集]

  • 特別賞

歴代各賞[編集]

注:下記は年度表示であり、受賞式の年は翌年(2月)。

第1回(1946年) - 第10回(1955年)[編集]

目次[注 1] : 第1回(1946年) - 第2回(1947年) - 第3回(1948年) - 第4回(1949年) - 第5回(1950年) - 第6回(1951年) - 第7回(1952年) - 第8回(1953年) - 第9回(1954年) - 第10回(1955年)

第1回(1946年)
  • 作品部門
第2回(1947年)
第3回(1948年)
  • スタッフ部門
    • 監督賞 木下恵介』『肖像』『破戒』
    • 脚本賞 伊丹万作『手をつなぐ子等』
    • 撮影賞 伊藤武夫『醉いどれ天使』
    • 美術賞 浜田辰雄『わが生涯のかがやける日』『風の中の牝鷄』
    • 音楽賞 早坂文雄『酔いどれ天使』『虹を抱く処女』『富士山頂』
    • 録音賞 大村三郎『わが生涯のかがやける日』
  • 特別賞
第4回(1949年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『晩春
  • 特別賞
    • 小雀劇団・ともだち劇団・手をつなぐ子等グループ『恐れられた子等』
第5回(1950年)
第6回(1951年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『めし』『麦秋
    • 教育文化映画賞 『中尊寺』
    • ニュース映画賞 日本ニュース「噴き出す灼熱の流れ」を含む第272号日本映画社
第7回(1952年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『生きる
    • 教育文化映画賞 『結核の生態』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「東京メーデー」を含む第349号日本映画新社
第8回(1953年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『にごりえ
    • 教育文化映画賞 『真空の世界』『雪ふみ』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「防衛体制強化へ」を含む第431号日本映画新社
第9回(1954年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『二十四の瞳
    • 教育文化映画賞 『蚊』、『佐久間ダム』
    • ニュース映画賞 毎日世界ニュース第145号特報「衆院大乱闘事件」新理研映画社
  • スタッフ部門
    • 監督賞 木下恵介『二十四の瞳』『女の園』
    • 脚本賞 木下恵介『二十四の瞳』『女の園』
    • 撮影賞 小原譲治『愛と死の谷間』『鶏はふたたび鳴く』
    • 美術賞 木村威夫或る女』『黒い潮』
    • 音楽賞 木下忠司『女の園』『この広い空のどこかに』
    • 録音賞 大野久雄『この広い空のどこかに』『女の園』『二十四の瞳』
    • 色彩技術賞 杉山公平他・大映作品『千姫』の色彩技術関係者
第10回(1955年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『浮雲
    • 教育文化映画賞 『かえるの発生』、『ひとりの母の記録』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「修学旅行」を含む第511号 日本映画新社

第11回(1956年) - 第20回(1965年)[編集]

目次[注 1] : 第11回(1956年) - 第12回(1957年) - 第13回(1958年) - 第14回(1959年) - 第15回(1960年) - 第16回(1961年) - 第17回(1962年) - 第18回(1963年) - 第19回(1964年) - 第20回(1965年)

第11回(1956年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『真昼の暗黒
    • 教育文化映画賞 『カラコルム』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「この子らに親を」を含む第522号日本映画新社
  • 特別賞
    • 溝口健二
      • 映画界への多年の功績
    • 三浦光雄
      • 映画界への多年の功績
第12回(1957年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『
    • 教育文化映画賞 『南極大陸』『おふくろのバス旅行』『ふくすけ
    • ニュース映画賞 読売国際ニュース「ネズミ村のネズミ騒動」を含む第454号読売映画社
  • 特別賞
    • マキノ光雄
      • 映画界への多年の献身と功績
    • 林田重雄
      • 『南極大陸』『黒部峡谷』など長編記録映画に対する意欲とその成果
第13回(1958年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『楢山節考
    • 教育文化映画賞 『地底の凱歌』、『ミクロの世界』、『オモニと少年』
    • ニュース映画賞 日活世界ニュース「国会空白の1週間」を含む第204号毎日映画社
  • 特別賞
    • 白蛇伝』動画技術部門における画期的な成果
第14回(1959年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『キクとイサム
    • 教育文化映画賞 『秘境ヒマラヤ』『うわさはひろがる』『癌細胞
    • ニュース映画賞 日活世界ニュース「希望訪問・水俣病をさぐる」を含む第257号毎日映画社
  • 特別賞
    • 杉山公平
      • 勤続40年にあたり、日本映画の撮影技術の向上ならびに後進指導に尽くした功績
    • 演技特別賞 高橋恵美子、奥の山ジョージ『キクとイサム』
第15回(1960年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『おとうと
    • 教育文化映画賞
      • 長編記録映画 『人間みな兄弟』
      • 理科映画 『新昆虫記―蜂の生活』
      • 短編劇映画 『北白川こども風土記』
      • 科学映画 『マリン・スノー=石油の起源』
        • 企画賞 『マリン・スノー=石油の起源』
    • ニュース映画賞
      • 朝日ニュース「血ぬられた安保新条約」を含む第797号日本映画新社
      • 毎日ニュース「ハガチー氏デモ隊に囲まる」(特報添付)を含む第289号毎日映画社
  • 特別賞
    • ヘンリー小谷
      • 日本映画の先覚者として近代的撮影技術を確立した功績
    • 教育文化映画特別賞 吉田六郎 『新昆虫記―蜂の生活』に示した画期的撮影技術
第16回(1961年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『人間の條件 (完結編)』
    • 教育文化映画賞
      • 理科映画 『メダカの卵』
      • 短編劇映画 『山かげに生きる人達』
      • 科学映画 『潤滑油
        • 企画賞 『潤滑油』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「ある保母さんの日記」を含む第815号日本映画新社
  • 特別賞
    • 大藤信郎
      • 多年にわたり千代紙および色彩影絵映画など動画の領域に残した幾多の功績
第17回(1962年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『切腹
    • 教育文化映画賞
      • 一般教養映画 『尾瀬
      • 社会教育映画 『石ころの歌』
      • 科学映画 『パルスの世界―エレクトロニクスと生体と―』
      • 学校教材映画 『ジガバチモドキの観察』
        • 企画賞 『私たちの修学旅行』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「ある生活・お盆を迎えた老人の島」を含む第893号日本映画新社
    • 大藤信郎賞[注 2] 手塚治虫『ある街角の物語』
      • アニメーション映画の領域で独創的な着想と優れた技術によって新鮮な様式美をつくりだした。
  • 特別賞
    • 教育文化映画特別賞 小林米作『パルスの世界』
      • その他科学映画の顕微鏡撮影に示した優れた技術
第18回(1963年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『天国と地獄
    • 教育文化映画賞
      • 科学映画 『生命誕生』
      • 記録映画 『ある機関助士
      • 教材映画 『新昆虫記オトシブミの観察』
      • 産業映画 『森林』
        • 企画賞 『土と愛』『原野に生きる』
    • ニュース映画賞 毎日ニュース「史上空前の二重事故」を含む第467号毎日映画社
    • 大藤信郎賞 『わんぱく王子の大蛇退治』の製作スタッフ
      • 日本の長編動画映画の領域で作画様式と色彩表現に新風をもたらした。
  • 特別賞
    • 小津安二郎
      • 多年にわたり日本映画に尽くした功績
    • 監督特別賞 川島雄三
      • 戦後の喜劇映画に残したユニークな創作活動
第19回(1964年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『砂の女
    • 教育文化映画賞
      • 科学映画 『結晶と電子』
      • 児童映画 『白さぎと少年』
      • 教養映画 『美しい国土 その生いたち』
      • 産業映画 『日本のさけます』
        • 企画賞 『北海に生きる』『父と母とその子たち』『アメリカの家庭生活』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「大臣のイス」を含む第993号日本映画新社
    • 大藤信郎賞 『殺人 MURDER』和田誠
      • 風刺的なアイデアと秀れた音楽処理により動画映画に新しい境地をひらいた
  • 特別賞
    • 帰山教正
      • 日本映画草創期における先駆的な映画啓蒙運動の功労
    • 佐田啓二
      • 多年にわたり大衆に親しまれた演技者としての功績
第20回(1965年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『赤ひげ
    • 教育文化映画賞
      • 学校教育映画 『つるのおんがえし』
      • 記録映画 『姫路城
      • 社会教育映画 『盲ろう児』
      • 一般教養映画 『和華子』
        • 企画賞 『日本の祭』
    • ニュース映画賞 大毎ニュース「ベトコン狩り」を含む第718号理研映画
    • 大藤信郎賞
      • 久里洋二
        • 独創的な発想とユニークな造形によって個性ゆたかな作品を継続的に製作し、日本のアニメーション映画の発展にも寄与した。
      • 『ふしぎなくすり』における村治夫、岡本忠成をはじめとする電通映画社製作グループ
        • 奇抜なデザインによる造形と動きが、人形映画に新生面を開いた。
  • 特別賞
    • 監督特別賞 市川崑『東京オリンピック』
    • 撮影特別賞 東京オリンピック撮影集団

第21回(1966年) - 第30回(1975年)[編集]

目次[注 1] : 第21回(1966年) - 第22回(1967年) - 第23回(1968年) - 第24回(1969年) - 第25回(1970年) - 第26回(1971年) - 第27回(1972年) - 第28回(1973年) - 第29回(1974年) - 第30回(1975年)

第21回(1966年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『白い巨塔
    • 教育文化映画賞
      • 学校教材映画 『近代百年の歩み』
      • 記録映画 『伝統工芸
      • 科学映画 『ヒトの染色体』
      • アニメーション映画 『月夜とめがね』
        • 企画賞 『原子力発電の夜明け』
    • ニュース映画賞 読売国際ニュース「わが人生最良の日」を含む第912号読売映画社
    • 大藤信郎賞『展覧会の絵』、手塚治虫虫プロダクション
      • 風刺的なアイデアをもとに、バラエティーに富んだ技法を駆使して、日本のアニメーション映画の水準を高めた。
  • スタッフ部門
    • 監督賞 山本薩夫『白い巨塔』
    • 脚本賞 橋本忍『白い巨塔』
    • 撮影賞 飯村雅彦『湖の琴』『一万三千人の容疑者』
    • 美術賞 山崎正夫他人の顔』『紀ノ川』
    • 音楽賞 武満徹『他人の顔』『あこがれ』
    • 録音賞 藤好昌生『あこがれ』
第22回(1967年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『上意討ち 拝領妻始末
    • 教育文化映画賞
      • 科学映画 『特別天然記念物・ライチョウ』
      • アニメーション映画 『マッチ売りの少女
      • 学校教材映画 『新昆虫記・谷川にすむ虫』
      • 記録映画 『夜明けの国』
        • 企画賞 『母たち』
    • ニュース映画賞 毎日ニュース特集「流血の中の訪米」を含む第676号毎日映画社
    • 大藤信郎賞 久里洋二
      • 『二匹のサンマ』および『部屋』の2作品において鋭い風刺とユーモアあふれる構想を色彩、音響のすぐれた技法で的確に表現し独自の作風をうちたてた。
  • スタッフ部門
    • 監督賞 今村昌平人間蒸発
    • 脚本賞 山内久『若者たち』
    • 撮影賞 竹村博『惜春』『智恵子抄』
    • 美術賞 梅田千代夫『惜春』
    • 音楽賞 宇野誠一郎『長編漫画 少年ジャックと魔法使い』
    • 録音賞 田中俊夫『智恵子抄』、『惜春』
  • 特別賞
    • 下村兼史
      • 『或る日の干潟』『ライチョウ』など数々の生物記録映画、とくに鳥類の生態をとらえた、すぐれた作品を永年にわたり製作、その結果は記録映画としてだけでなく、鳥類学の分野でも貴重な資料として高く評価されている。
第23回(1968年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『神々の深き欲望
    • 教育文化映画賞
      • 記録映画 『松本城』
      • 社会教育映画 『竜門の人びと』
      • 科学映画 『もんしろちょう』
      • 一般教育映画 『シベリア人の世界』
    • ニュース映画賞 東映ニュース第471号「日本列島 '68 8月15日」
    • 大藤信郎賞 学習研究社
      • 『みにくいあひるのこ』作品において衆知の題材(アンデルセン童話)をとりあげながら、永年の技術の蓄積を生かし、新しい作風でまとめあげた。
  • スタッフ部門
第24回(1969年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『心中天網島
    • 教育文化映画賞
      • 記録映画 『若い心の詩』
    • ニュース映画賞 東映ニュース「日本列島 '69東京大学」を含む第494号朝日テレビニュース社
    • 大藤信郎賞 『やさしいライオン』(虫プロダクション
      • 単純な線と繊細な色の扱いに、なごやかな対話と音楽を組み合わせた詩情あふれる作風で日本のアニメーション映画の水準を高めた。
  • スタッフ部門
第25回(1970年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『家族
    • 教育文化映画賞 『よみがえる金色堂』
    • ニュース映画賞 朝日ニュース「ある生活―原爆忌」を含む第1312号日本映画新社
    • 大藤信郎賞 『花ともぐら』、『ホーム・マイホーム』 岡本忠成とその製作スタッフ
      • 心あたたまるユーモアと軽妙な文明批評を、斬新なデザインと動きによって表現し、オブジェクト(人形)・アニメーションの分野に新生面をひらいた。
    • 大藤賞委員会特別賞 日本動画
      • 『漫画誕生―日本漫画映画発達史』製作に対し
第26回(1971年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『沈黙 SILENCE
    • 教育文化映画賞 『チコタン ぼくのおよめさん』
    • ニュース映画賞 読売国際ニュース「血ぬられた新空港」を含む第1181号読売映画社
    • 大藤信郎賞 『てんまのとらやん』ビデオ東京
      • 日本古来の題材、出演方法による斬新奇抜な物語の展開で人形アニメーションの領域を広めた。
第27回(1972年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『忍ぶ川
    • 教育文化映画賞 『明治の洋風建築』
    • ニュース映画賞 中日ニュース「水俣からの告発~生きる証」を含む第947号中日映画社
    • 大藤信郎賞 『鬼』川本喜八郎
      • 人形アニメーションに能の様式と邦楽伴奏を取り入れ、古典的な題材に作者の新しい解釈を加味し、おそろしくも哀れ深い作品に昇華させた。
第28回(1973年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『津軽じょんがら節
    • 教育文化映画賞 『色鍋島』
    • ニュース映画賞 中日ニュース第1039号 特集「たとえぼくに明日はなくとも」
    • 大藤信郎賞 『南無一病息災』(株)エコー
      • 庶民の切ない祈りをこめた絵馬にモチーフをとり、その素朴な画風をフォーク調の歌と語りに乗せて昔噺を構成し、アニメーション映画に滋味豊かな新分野を展開した。
第29回(1974年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『砂の器
    • 教育文化映画賞 『日本の稲作~そのこころと伝統』
    • ニュース映画賞 毎日ニュース第1031号「恐怖の爆弾事件」
    • 大藤信郎賞 『詩人の生涯』川本喜八郎
      • 従来のアニメーションの形式を破ったユニークな立絵風の作品。音声によるダイアローグを廃したスーパーインポーズ形式は弦楽を交えた音響効果と相まって、画面全体が視覚詩として表現されている。
第30回(1975年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『化石』
    • 教育文化映画賞 『彫る・棟方志功の世界』
    • ニュース映画賞 中日ニュース1098号 特集「瀬戸内海汚染」
    • 大藤信郎賞 『水のたね』岡本忠成
      • 古い民話を題材に素朴さと華麗さが協和した異例の作品。アニメーション映画の質と技を量感に顕著な跳躍を画した。

第31回(1976年) - 第40回(1985年)[編集]

目次[注 1] : 第31回(1976年) - 第32回(1977年) - 第33回(1978年) - 第34回(1979年) - 第35回(1980年) - 第36回(1981年) - 第37回(1982年) - 第38回(1983年) - 第39回(1984年) - 第40回(1985年)

第31回(1976年)
  • スタッフ部門
    • 監督賞 山本薩夫『不毛地帯』
    • 脚本賞 山田信夫『不毛地帯』
    • 撮影賞 長谷川清『犬神家の一族』
    • 美術賞 間野重雄『不毛地帯』『大地の子守唄』
    • 音楽賞 大野雄二『犬神家の一族』
    • 録音賞 大橋鉄矢『犬神家の一族』
第32回(1977年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『幸福の黄色いハンカチ
    • 日本映画優秀賞 『竹山ひとり旅』『八甲田山』『はなれ瞽女おりん』『ねむの木の詩がきこえる』
    • 教育文化映画賞 『伊勢型紙』
    • ニュース映画賞 日本ニュース1618号「火山灰の町―有珠山噴火―」
    • 大藤信郎賞 『虹に向って』電通映画社
      • 人形による感情表現が一段と深められ、動画との合成による効果などが高く評価された。
    • 日本映画ファン賞 『八甲田山』
  • 俳優部門
    • 男優演技賞 高倉健『幸福の黄色いハンカチ』
    • 女優演技賞 岩下志麻『はなれ瞽女おりん』
  • スタッフ部門
    • 監督賞 山田洋次『幸福の黄色いハンカチ』
    • 脚本賞 山田洋次、朝間義隆『幸福の黄色いハンカチ』
    • 撮影賞 宮川一夫『はなれ瞽女おりん』
    • 美術賞 該当なし
    • 音楽賞 佐藤勝『幸福の黄色いハンカチ』
    • 録音賞 中村寛『幸福の黄色いハンカチ』
第33回(1978年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『事件
    • 日本映画優秀賞 『サード』『愛の亡霊』『曽根崎心中』『帰らざる日々』
    • 教育文化映画賞 『京舞・四世井上八千代』
    • ニュース映画賞 日本ニュース1634号「開港延期 新東京国際空港」
    • 大藤信郎賞 該当作なし
    • 日本映画ファン賞 『野性の証明
  • スタッフ部門
    • 監督賞 野村芳太郎『事件』『鬼畜』
    • 脚本賞 新藤兼人『事件』
    • 撮影賞 川又昴『事件』『鬼畜』
    • 美術賞 森田郷平『事件』『鬼畜』
    • 音楽賞 武満徹『愛の亡霊』
    • 録音賞 久保田幸雄『サード』
第34回(1979年)
  • スタッフ部門
第35回(1980年)
第36回(1981年)
第37回(1982年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『蒲田行進曲
    • 日本映画優秀賞 『疑惑』『遠野物語』『さらば愛しき大地』『未完の対局
    • 教育文化映画賞 『アンデスの嶺のもとに』
    • ニュース映画賞 毎日ニュース1319号「増える痴呆性老人」
    • 大藤信郎賞 『おこんじょうるり』
    • 日本映画ファン賞 『蒲田行進曲』
第38回(1983年)
  • スタッフ部門
第39回(1984年)
  • 特別賞
    • 牛原虚彦
      • 長年に渡り、日本映画の発展に尽くし、幾多の功績を広く海外にも残したことに対して
第40回(1985年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『
    • 日本映画優秀賞 『それから』『台風クラブ』『火まつり』『ビルマの竪琴
    • 教育文化映画賞 『痴呆性老人の世界』
    • ニュース映画賞 毎日ニュース第1387号「日航ジャンボ機墜落―死者520人生存4人」
    • 大藤信郎賞 『銀河鉄道の夜
    • 外国映画ベストワン賞 『田舎の日曜日』
    • 日本映画ファン賞 『ビルマの竪琴』
  • 特別賞

第41回(1986年) - 第50回(1995年)[編集]

目次[注 1] : 第41回(1986年) - 第42回(1987年) - 第43回(1988年) - 第44回(1989年) - 第45回(1990年) - 第46回(1991年) - 第47回(1992年) - 第48回(1993年) - 第49回(1994年) - 第50回(1995年)

第41回(1986年)
第42回(1987年)
第43回(1988年)
第44回(1989年)
作品部門
第45回(1990年)
  • 作品部門
    • 日本映画大賞 『少年時代
    • 日本映画優秀賞 『櫻の園』『』『死の棘』『白い手』
    • 記録文化映画賞
      • 長編 『瀬戸大橋』
      • 短編 『ヒロシマ・母たちの祈り』
    • 外国映画ベストワン賞 『悲情城市
    • 日本映画ファン賞 『天と地と
    • 外国映画ファン賞 『ゴースト/ニューヨークの幻
    • アニメーション映画賞 『走れ白いオオカミ』
    • 大藤信郎賞 『いばら姫またはねむり姫』
  • 特別賞
    • 笠智衆
      • 演技者としての長年に渡る日本映画への功績に対して
    • 岡本忠成
      • 日本のアニメーション映画の発展に寄与した業績に対して
第46回(1991年)
  • 特別賞
    • 今井正
      • 日本映画界における功績に対して
  • 宣伝賞
    • 最優秀賞 『ターミネーター2』
    • 優秀賞 『八月の狂詩曲』『大誘拐』『無能の人』
第47回(1992年)
  • 特別賞
    • 田中友幸
      • 昭和29年製作の『ゴジラ』以来、今日に渡る「ゴジラ」シリーズを手がけるなど長年に渡る映画制作活動に対して
    • 大黒東洋士
      • 評論活動を通じての長年に渡る日本映画界への功績に対して
  • 宣伝賞
    • 最優秀賞 『遠き落日』
    • 優秀賞 『氷の微笑』『ミンボーの女』『いつかギラギラする日』
第48回(1993年)
  • 特別賞
    • 川喜多かしこ
      • 長年に渡る日本映画の海外紹介と映画文化の国際交流に対する貢献に対して
第49回(1994年)
  • スタッフ部門
    • 監督賞 神代辰巳『棒の哀しみ』
    • 脚本賞 田中陽造『居酒屋ゆうれい』『夏の庭 The Friends』
    • 撮影賞 栢野直樹『800 TWO LAP RUNNERS』
    • 美術賞 井川徳道『東雲楼 女の乱』
    • 音楽賞 梅林茂『居酒屋ゆうれい』『トカレフ
    • 録音賞 柿澤潔『棒の哀しみ』『トカレフ』
  • 宣伝賞
    • 最優秀賞 『超能力者 未知への旅人』
    • 優秀賞 『女ざかり』『シンドラーのリスト』
第50回(1995年)

第51回(1996年) - 第60回(2005年)[編集]

目次[注 1] : 第51回(1996年) - 第52回(1997年) - 第53回(1998年) - 第54回(1999年) - 第55回(2000年) - 第56回(2001年) - 第57回(2002年) - 第58回(2003年) - 第59回(2004年) - 第60回(2005年)

第51回(1996年)
  • スタッフ部門
    • 監督賞 周防正行『Shall we ダンス?』
    • 脚本賞 周防正行『Shall we ダンス?』
    • 撮影賞 丸池納『眠る男』
    • 美術賞 横尾嘉良『眠る男』
    • 音楽賞 細川俊夫『眠る男』
    • 録音賞 井上宗一『眠る男』、鈴木功『学校II』
    • スポニチグランプリ新人賞 井坂聡Focus
  • 特別賞
    • 渥美清
      • 男はつらいよ』シリーズなどの演技による日本映画への貢献に対して
    • 小林正樹
      • 映画監督として数々の名作を生み出した貢献に対して
    • 佐藤正之
      • 長年、映画製作者として活躍し、独立プロ運動・毎日映画コンクールの運営にも尽力した功績に対して
    • 藤子・F・不二雄
    • フランキー堺
      • 数々の喜劇映画の演技などによる日本映画への貢献に対して
    • 武満徹
      • 映画音楽を通じて数々の名作を生み出した貢献に対して
第52回(1997年)
第53回(1998年)
  • 特別賞
    • 木下恵介
      • 二十四の瞳』などの名作を監督し、日本映画のために尽くした功績に対して
    • 黒澤明
      • 七人の侍』など傑作30本の監督を通じ、日本映画の名を海外にまで高め、世界のクロサワと呼ばれた功績に対して
    • 碧川道夫
      • わが国映画撮影の先駆者としての功績に対して
    • 宮島義勇
      • 映画撮影技師として日本的リアリズムの手法を確立した功績に対して
    • 淀川長治
      • 評論活動を通じて映画の魅力を伝え、映画普及に尽力した功績に対して
第54回(1999年)
  • 特別賞
    • 佐藤勝
      • 黒澤明監督作品をはじめとする数々の映画音楽を作曲し、日本における映画音楽の質を高めた功績に対して
    • 宮川一夫
      • 羅生門』『雨月物語』などの名作の撮影を通じて、日本映画のクオリティーの高さを内外に認識させた功績に対して
第55回(2000年)
第56回(2001年)
第57回(2002年)
作品部門
  • スタッフ部門
    • 監督賞 平山秀幸『OUT』『笑う蛙』
    • 脚本賞 鄭義信『OUT』
    • 撮影賞 長沼六男『たそがれ清兵衛』
    • 美術賞 大塚聡『夜を賭けて』
    • 音楽賞 加古隆『阿弥陀堂だより』
    • 録音賞 岸田和美『たそがれ清兵衛』
    • 技術賞 中岡源権『たそがれ清兵衛』(照明)
      • 曽利文彦監督を中心とする『ピンポン』のVFXスタッフ
第58回(2003年)
  • 特別賞
    • 深作欣二
      • 仁義なき戦い』シリーズをはじめ、躍動感あふれる映画を数多く監督するなど、長年に渡り日本映画業界に貢献した業績に対して
    • 笠原和夫
      • 脚本家として『仁義なき戦い』シリーズをはじめ、日本映画業界のために尽くした功績に対して
第59回(2004年)
  • 特別賞
    • 三橋達也
      • ヒーローから悪役まで演じられる存在感の大きな俳優として、数多くの映画に出演するなど、長年にわたり、日本映画界に貢献した業績に対して
    • 双葉十三郎
      • 映画評論家として四分の三世紀以上にわたり、卓越した知識と豊かな感性に基づいた評論を発表するなど、日本映画界に貢献した業績に対して
第60回(2005年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『Little Birds イラク戦火の家族たち』

第61回(2006年) - 第70回(2015年)[編集]

目次[注 1] : 第61回(2006年) - 第62回(2007年) - 第63回(2008年) - 第64回(2009年) - 第65回(2010年) - 第66回(2011年) - 第67回(2012年) - 第68回(2013年) - 第69回(2014年) - 第70回(2015年)

第61回(2006年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『エドワード・サイード OUT OF PLACE』
第62回(2007年)
第63回(2008年)
第64回(2009年)
作品部門
  • アニメーション部門
    • アニメーション映画賞 『サマーウォーズ
    • 大藤信郎賞 『電信柱エレミの恋』(立体アニメ表現の完成度に対して)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『あんにょん由美香』
第65回(2010年)
  • アニメーション部門
    • アニメーション映画賞 『カラフル
    • 大藤信郎賞 該当なし
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 該当なし
第66回(2011年)
  • アニメーション部門
    • アニメーション映画賞 『蛍火の杜へ
    • 大藤信郎賞 『663114』
第67回(2012年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳』
第68回(2013年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『立候補
  • アニメーション部門
    • アニメーション映画賞 『かぐや姫の物語
    • 大藤信郎賞 『海に落ちた月の話』
第69回(2014年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』
  • アニメーション部門
第70回(2015年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『沖縄 うりずんの雨』

第71回(2016年) -[編集]

目次[注 1] : 第71回(2016年) - 第72回(2017年) - 第73回(2018年)

第71回(2016年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『桜の樹の下』
  • TSUTAYA映画ファン賞
    • 日本映画部門 『君の名は。』
    • 外国映画部門 『ズートピア
第72回(2017年)
  • スタッフ部門
    • 監督賞 富田克也『バンコクナイツ』
    • 脚本賞 石井裕也映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
    • 撮影賞 鎌苅洋一『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
    • 美術賞 竹内公一『花筐/HANAGATAMI』
    • 音楽賞 Soi48(宇都木景一、高木紳介)・Young-G 他『バンコクナイツ』
    • 録音賞 加藤大和、高須賀健吾『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』
  • アニメーション部門
第73回(2018年)
  • ドキュメンタリー部門
    • ドキュメンタリー映画賞 『廻り神楽』

脚注[編集]

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注釈
  1. ^ a b c d e f g h 下記は年度表示であり、受賞式の年は翌年(2月)。
  2. ^ 1962年に創設
出典
  1. ^ a b c 脇田巧彦 (2011年12月27日). “連載 最後のカツドウ屋 岡田茂 映画こそ我が人生 実録東映六十年(77)”. 埼玉新聞 (埼玉新聞社): p. 14 

関連項目[編集]